予想外
先日、仕事で外へ出かけたときのこと。午前中の打合せが長引いてしまい、打合せが終わった頃にはお昼を過ぎておりました。同行してもらった同僚と一緒に、昼食をとってからオフィスへ戻ろう、ということに。駅の周りをうろうろして、ガード下にあった昭和風の「レストラン」に入ることに。昭和風「レストラン」なのですが、店の引き戸に張られたメニューを見ると、定食が1,200円とやや高めな金額。引き戸を開けて店に入ると、先客はガテン系な3人組と、女性2人組だけ。おばちゃんに促されて、入り口に近い席に座ることに。・・・・昼を回っているのに、空席が多かったのは、おいしくないからなのかなぁ、とやや不安に思いつつも、同僚はハンバーグ、私はハムカツ定食を注文。われわれが注文を終えた頃から、急に来客が増え始め、やってくるのは学生風とガテン系ばかりで、あっという間に店内は満席に。昼時に空いている店、なのではなく、われわれが店に入ったタイミングがちょうど客が入る直前だったようでした。ほっ。・・・ただし、客が学生風とガテン系だらけってところが新たな不安材料。ちょうど私の席から、厨房の中の様子が見えたのですが、大きな皿に千切りキャベツがこれでもか、というくらい山盛りにされ、その横にバターライスと思しきご飯が、キャベツを押しつぶしそうな勢いでこれでもか、とさらに山盛りに・・・・・・・うーん、どうやら不安は的中したようでした(苦笑)さてここで、普通「ハムカツ」というとどういうものを想像されますか?私は、ハムよりも衣が厚くて、それでいて全体はぺラっとして、それほど厚みがないものを想像していました。値段が700円だったので、まぁ、そういうハムカツ1枚につけあわせがついてくるぐらいかなと考えていましたが・・・・私が間違ってました(泣)目分量で見ても、2cmか3cmはありそうな、分厚いハムカツが、2枚も出てきました。※厚さ2.5cmのハムカツの写真がこちらにあったのですが、これと同じくらいの厚みがありました。みただけで、「ごちそうさま」といいたくなるようなボリューム。げっぷが出そうになりながら、なんとか箸でつかんで一口かんでみたところ。・・・・ん?さすがにこれだけ厚みがあると噛み切れないかな、と感じるほど、なにやら固い感触が。何度か噛んでみたのですがかみきれず。現在、歯の矯正治療中なのでかむ力が弱いのかなぁ、とあきらめてそっと口から出してみたところ、その噛み切れない物体は、半透明で透き通っていました。「・・・・?」ハムカツをつかんでよく見たところ、ハムの外周に、包装のビニールがついたまま、ビニール部分にカツの衣がついておりました(苦笑)おばちゃんに苦情を言おうとしたのですが、ここで新しいハムカツに取り替えてもらっても、食べきれないので、そっとビニールについた衣をはがして、分厚いハムをおかずにご飯を食べました・・・・いろんな意味で、お腹いっぱいでした。このお店、横浜市内のとある駅のすぐ近くにあります。行ってみたい方がいましたらお知らせください。