トリノオリンピック勝手な感想
昨日から競技がスタートしたトリノオリンピック。マスコミはメダル、メダルとあおってますが。初日の女子モーグル 上村は5位。今日のスノーボードハーフパイプは 日本勢全員予選敗退。まず昨日のモーグルについて。事前のテレビ報道を見ていると、上村愛子は得意技のエア(”コークスクリュー720”というそうです)を決めればメダル確実!ってな雰囲気だったのですが。試合を見てると上村以外にも「コークスクリュー720」を決めてる選手はいるし(上村しか出来ない技だったんじゃないのか?)。上村は予選も決勝もエアはきっちり決めたのに得点が伸びてない。モーグルの得点って、「エア」以外にも「ターン」と「タイム」という項目があり、この中で一番割合が高いのは「ターン」なのだとか。上のリンク先に決勝の得点が出ているのですが、上村はエアの得点こそ、コークスクリューのおかげでそこそこ高いのですが、それ以外の「ターン」と「タイム」は他の上位入賞選手に比べると得点が低い。上村のあのエアの技で、タイムも早くするのは難しそうですし、あの技をやるってことは、それだけタイムロスが出ることを計算した上で、「エアの高得点」 > 「タイムロスによる得点低下」って計算をしたからやったんでしょう。でも、結果はタイムとターンの得点が足を引っ張りメダル獲得ならず・・・エアばっかりが注目されてたけど、「エア」がそこそこでも「ターン」と「タイム」で得点が稼げれば上位に食い込める可能性はあったんじゃないか、という気がしましたが、どうなんでしょうか。(←素人の勝手な感想です)で、今日のスノーボード。テレビで見ていても、採点基準がぜーんぜんわからない。手やしりもちをつくと減点されるってことは想像できるのですが、日本選手でもっとも得点が高かった中井選手と、予選を通過して決勝に進んだ外国人選手の技の違いがよくわかりませんでした。高く飛べばいいのか、回転が多ければいいのか、たくさん飛べば良いのか・・・いやー、採点競技ってわからないですね。あぁ、結局何が言いたかったのかといいますと。マスコミが「メダル、メダル」ってあおるのは、そうやってあおれば視聴者が増えて、視聴率が上がるからなんですよね。だから、必要以上に「メダル、メダル」と騒ぎ立てる。それにつられてモーグルもスノーボードも見ちゃった私は、まんまとマスコミの作戦にはまったって事ですな。