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李纓さん監督作品、『靖国 YASUKUNI』が4月公開予定。
http://www.yasukuni-movie.com/ 制作のきっかけは、9年に神社近くで開かれた南京事件60周年のシンポジウム。 旧日本軍の映画が上映され、君が代とともに兵士が行進するシーンに、 参加者が拍手喝采する姿に衝撃を受け、撮影を始めたという。 10年間にわたり、終戦記念日の靖国神社の様子などを取材した映画。 興味ある方も多いだろうと思われる「靖国」。 私は、「靖国神社」についてあまり知らない。 ちょっと知るようになったのも、ここ最近の事だったりする。 2008/03/31-21:26 映画「靖国」上映中止=東京、大阪の5館が自粛 (時事通信社) というニュースが流れ、私はとても驚きました。 既に東京の1館が中止を決め、映画は当面上映されない。 ***新聞抜粋 自民党の政治家らが、この映画に政府出資の基金 (文化庁の所管法人から助成金が出ている)から 製作費の一部が出たことを問題視。 国会議員を対象にした特別試写会が開かれた。 (特定の映画について国会議員のみを対象にした試写会は異例) 3月18日には、東京・新宿のバルト9が上映取りやめを決定。 その後、銀座シネパトス、渋谷Q-AXシネマ、 シネマート六本木と大阪市のシネマート心斎橋も中止を決めた。 Q-AXシネマでは 「特定の団体からの具体的な圧力はないが、 お客様の安全を最大限考慮しなければならない」と説明した。 *** 配給元のアルゴ・ピクチャーズでは今後も上映に向けて働きかけていく。 「このような事態に陥ったことを大変遺憾に思いますし、 日本社会における言論の自由、表現の自由への危機を感じております」と コメントを発表した。 *** 水落氏は、助成対象が「日本映画」とされているにもかかわらず、 映画の共同製作者や製作スタッフの大半が中国人であることを挙げ、 「明らかに中国映画で客観性に欠けており、助成金は返還してもらいたい」と述べた。 (産経ニュース) ***抜粋ここまで この映画はまた 香港映画祭で、最優秀ドキュメンタリー賞を受賞している。 中国の作った作品であれ 客観性に欠けていても、欠けてなくても上映はしてほしい。 なぜか! それは、私が見たいからです。 上映すると、お客様やテナントに迷惑がかかるだろうと 予想されちゃったりする映画。 どんな映画なのだいったい・・・ そんなに問題作なら、尚更見たい。 中国の客観性に欠けている映画であったとしても 尚更、どういう風に写り どういう風に流したいという思いがあるのか観て確かめたい。 客観性に欠けてるという点が問題であるなら 懐かしの映画、「ベ○トキッド」の沖縄の描写。 とても間違っている。 だから、自粛。ってならないのと同じで 表現は自由なはず。 映画を観て、うんちくたれたかったり 怒りがこみ上げたりしても、 お客さんに問題があるような行動をする方がいるなら 「その人」が問題であって 映画は問題ではないのではないだろうか。 観たいなー・上映してほしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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