カテゴリ:娘との会話・たとえば
さて、『「お父さんは」要らない』という
「お父さん」の像に迫る(そんなに迫ってない;) 雑記を書いて説明足りなく極論と言われてしまったが、 今回は無謀にも「お母さん」という呼び方の話。 娘が生まれてから、彼女に「ママ」とか「おかあさん」とは ふざけている時以外は呼ばれたことはない。 母や兄、家族、親戚からも、私は名前呼び捨てで呼ばれている。 なので、彼女もそのまま私を名前で呼ぶことになった。 私の呼び名は「お母さん」でない方がいい。 名前で呼ぶことについては、 いろんなエピソードがあるのだけれど 新たに考えちゃうことがあったので書いておこうと思う。 娘は小学二年生になり、もうすぐ8歳。 保育園の頃は「萌ちゃんのお母さん」と 呼んでいた娘の友達も、今では私を名前で呼ぶ。 認知度が上がった感じだ。 どの子も、私が「萌の親」であることは知っていて 関係性として、わかっている上で名前で呼んでいる。 小学1年生までは、周囲の大人も 特に誰も気に留めている感じはなかったのだけれど、 2年生になると周囲の対応がちょっと変わるようだ。 放課後クラブ(学童保育の学校バージョン)の先生の前で 迎えに来た私に、娘が「吉雄!」と駆け寄った。 するとその先生は、 「お母さんを名前で呼んではだめでしょ!お母さんと呼びなさい」と 叱るのだった。 娘は「はーい」と返事をして、 私は、「お母さんと呼びなさい」と、 誰かが言うことがあるんだと気がついた。 その数日後に、娘と娘の友達Mちゃんと Mちゃんのおばあさんの、Sさんと、4人でお茶をしていた。 Sさんも、私を名前で呼びMちゃんも、私を名前で呼ぶ。 Sさんは、Mちゃんに私を名前で呼んではだめよ。 といった。 Mちゃんは「だって、吉雄は吉雄だ!」と返し 「萌ちゃんのお母さんか、おばさんかな」 「吉雄はおばさんじゃないよ!」 「ならお姉さんと呼んだら?」と話し合い Mちゃんは、一貫して 「吉雄以外の呼び方では、しっくりいかない」 ことを主張していた。 私はというと、 「吉雄でも、吉雄さんでも、おばさんでもいいよ」と その時には返答した。 家に帰りながら、娘と考えた。 私を名前で呼ぶことで、娘や娘の友人が なんとなくその周りの大人ともめることが 増えてしまったりするのかな。 私は、どの子も名前で呼びたい。 娘がフルネームで教えてくれるので、 結構苗字と名前と顔が一致する。 「○○さんの子供」、と呼ばれたくないだろうと 思うように「○○ちゃんのお母さん」と、呼ばれたくない。 そう呼ぶことは、不特定多数に対して 名前を間違えないという点で、楽ではある。 が、ある程度知ってるなら、名前で呼んでほしい。 苗字で呼ばれると、娘も同じ苗字なので、やっぱり 名前だなと思う。 名前で呼んではダメと言われたら、 その時は、萌のお母さんでも、 おばさんでも、ばばーでも何でもいいから そう呼ぶといい。 名前で呼ぶことにこだわらなくていい。 無理して「おねえさん」と呼ぶのも変w どう呼ばれても、私は、吉雄で、変わらない。 また好きな時に、名前で呼んでもらえたらそれでいい。 もめるかもと心配して、 「萌ちゃんのお母さん」と直したいと思わない。 そこで、娘に名前で呼んでほしいが それに慣れていない方や 名前で呼ぶ方が失礼だと思っている方もいて 人それぞれであるということを説明して 彼女にまず友達に伝えてもらおうと思った。 私は、個別でまた逢った時、遊んでる時に伝えるからと。 次の日、クラスのスピーチで、娘はその話をしたらしい。 娘の友達と会った時数人に聞くと かなり理解しているようだった。 娘の友達は、今でも私を名前で呼ぶ。 何で私が、そう呼ばれたいのか わかってくれたらしく、とても嬉しい。 また名前については、なにかあるかなと思う。 そのつど、彼女たちと考えていきたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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