カテゴリ:兵器・自衛隊・軍関係
署名のお知らせは中盤から。
今回の署名は核兵器廃絶というよりも、 世界的軍事費削減して環境への取り組みに活用するよう要請するもの。 年々費用が上がっていくのは、高価な武器ができているのか 同じものでも値上がりしているのか、武器が欲しい人が増えているのか ひとくくりにはできかねるけど、軍事費は上がっている。 下記にある目標を達成するために年間1,000億ドル(約10兆円)必要。 全世界の軍事費は、1兆3,390億ドル(約140兆円) ちなみに日本の2010年度の予算案、一般会計は92兆2992億円。 国債発行額は44兆3030億円 自衛隊の年間予算総額は約4兆8千億円防衛予算の約44%は人件費。 もちろん軍事費の額では世界でも上位だけど、 すべて戦闘のためというわけでもない。 思いやり予算は 2008年 0.208兆円。(なんとなく兆円で揃えてみる) 国連ミレニアム開発目標を読むと、地球人の困っている「事」がだいぶ分かる。 署名するもしないも、まず読んでみてください。 下記転載文******* 核兵器廃絶のための全世界共通署名キャンペーンのお知らせと お願いです。 直接な活動ではありませんが 間接的にみなさんのお力を貸していただきたいと思います。 お一人でも多くのご協力をお願い致します。 あなたの署名が世界を変える 全世界共通署名キャンペーン ARMS DOWN!「共にすべてのいのちを守るキャンペーン」 (核兵器廃絶を!世界の軍事費の10%を使い国連ミレニアム開発目標達成を) 【署名文】--------------------------------------------- 私は、すべての政府が軍事費の10%を削減することを正式に表明し、 その資金を持続的な開発と環境への取り組みに活用するよう要請します。 ------------------------------------------------------- 日本での署名キャンペーン期間 : 2009年12月3日~2010年9月25日 ARMS DOWN!キャンペーンの目標 1 核兵器の廃絶 2 クラスター爆弾や地雷、小型武器などの通常兵器の増産や誤用の停止 3 全世界の軍事費10%を削減し、 2015年までに国連ミレニアム開発目標(MDGs)の達成のために使用すること。 公式サイト、署名フォームはこちらから http://www.armsdown.org/jp/index.php mixi内コミュニティはこちらです。 http://mixi.jp/view_community.pl?id=4800289 携帯電話からでも署名が出来ます。 検索サイトで「ARMS DOWN」と入力していただきPCサイトビューアーで公式サイトを検索してみてください。 --- 署名の呼びかけ --- 2008年、全世界の軍事費は、これまでにない金額である約140兆円(*1)を費やしています。 この全世界の軍事費のたった10%の費用(13兆円)があれば極度の貧困と飢餓の撲滅など、国連ミレニアム(*2)開発目標(MDGs)が達成され数多くのいのちを守ることが出来るといわれています。 世界宗教者平和会議は、この全世界で展開されている「共にすべてのいのちを守るためのキャンペーン」以下の署名の呼びかけを行っています。目標は、5,000万人の署名です。 集まった署名は、キャンペーン終了後、国連事務総長、国連安全保障理事会常任理事国、各国の国家元首及び国会議員に提出されます。 - 増大する軍事費 現在、20世紀に比べて世界の軍事費は、益々深刻化しています。 ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)によると、2007年では、軍事費が1996年からの12年間で40%以上上昇し、1兆3,390億ドル(約140兆円)に達しました。 世界中で人口1人当たり2万円を支出していることになります。 武器産業の売上高も、2004年のデータではありますが、1990年代後半以来上昇し、上位100社は04年を通じて15%売り上げを伸ばし、総売り上げは総額2680億ドル(約30兆6000億円)となりました。 このように冷戦期に比べて、軍事費が大幅に増加しているのは、大量破壊兵器やミサイルなどの国際的な拡散や、地域紛争や内戦などが頻発したことによる自動小銃などの小型武器の氾濫、また、紛争地域で使用されている多数の地雷などによるものです。 - 国連ミレニアム開発目標とは 増大する軍事力の一方、2000年、189の全加盟国は、2015年までに以下の開発に関する目標を達成することを誓約しました。 目標1:極度の貧困と飢餓の撲滅 1日1ドル未満で生活する人々の割合を半減させる。 飢餓に苦しむ人々の割合を半減させる。 目標2:普遍的な初等教育の達成 すべての子どもたちが、男女の区別なく、 初等教育の全課程を修了できるようにする。 目標3:ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上 できれば2005年までに、初等・中等教育において、 2015年までにすべての教育レベルで、男女格差を解消する。 目標4:幼児死亡率の引き下げ 5歳未満の幼児死亡率を3分の2引き下げる 目標5:妊産婦の健康状態の改善 妊産婦の死亡率を4分3引き下げる 目標6:HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延防止 HIV/エイズの蔓延を阻止し、その後減少させる。 マラリアその他の主要な疾病の発生を阻止し、その後発生率を下げる。 目標7:環境の持続可能性の確保 持続可能な開発の原則を、各国の政策やプログラムに反映させ、 環境資源の喪失を阻止し、回復を図る。 安全な飲料水を持続可能な形で利用できない人々の割合を半減させる。 2020年までに、最低1億人のスラム居住者の生活を大幅に改善する。 目標8:開発のためのグローバル・パートナーシップの構築 開放的でルールに基づいた、予測可能でかつ差別のない貿易および 金融システムの更なる構築を推進する (良い統治《グッド・ガバナンス》、開発および貧困削減に対する 国内および国際的な公約を含む) 後発開発途上国(LDC)の 特別なニーズに取り組む(その輸出品に対する関税と輸入枠の 撤廃、重債務貧困国に対する債務救済の拡充、 公的二国間債務の帳消し、貧困削減を公約に掲げる国々への ODA増額を含む)。 内陸国および小島嶼開発途上国の特別なニーズに取り組む。 債務の長期的持続可能性を確保する国内および国際的な措置により、 開発途上国の債務に包括的に取り組む。 開発途上国との協力により、若者に一定水準の生産的雇用を確保する。 製薬会社との協力により、開発途上国で必須医薬品を安価に提供する。 民間との協力により、情報通信技術をはじめとする先端技術の恩恵を広める。 国連ミレニアム開発目標の達成には、年間1,000億ドル(約10兆円)の開発援助が必要 2004に発表されたコフィー・アナン国連事務総長の年次進捗状況報告の中で、メキシコのエルネスト・セディージョ元大統領が座長を務める「開発金融に関するハイレベル・パネル」による推計が発表され、開発途上国による国連ミレニアム開発目標の達成を援助するには、年間約1,000億ドル(10兆円)の政府開発援助が必要であると方向されています。 ぜひご協力をお願い致します。 転載終わり********* 吉雄補足 WCRP(世界宗教者平和会議) 1970(昭和45)年、京都で開催された「第1回世界宗教者平和会議」を機に設立された世界最大の諸宗教組織。国連経済社会理事会(ECOSOC)の特別諮問機関である総合協議資格を有する。 これまでに8回の世界大会を開催。現在、世界70カ国に国内委員会を有し、諸宗教間の対話・協力活動という特徴を生かし、紛争和解や難民支援、開発援助、環境など地球的課題に取り組んでいる。 協力団体(五十音順) 真言宗 醍醐派 日本聖公会 財団法人日本ユニセフ協会 (*1)1兆4,640億ドルを1ドル約100円で計算。 ストックホルム国際平和研究所http://www.sipri.org/yearbook/2009/05参照。 (*2)ミレニアムは、もともとキリスト教で使われていた言葉。 キリストが地上に再臨してメシア(救世主)王国を建設して統治するという「至福千年」のことを指している。現在でも、キリスト教文化圏では、1000年を一区切りとする習慣が残っている。日本国内でも、政府が進めているミレニアム・プロジェクトなど2000年を記念する事業や行事が企画された。ただし、これらの大部分は、その宗教的意味合いが失われている。 ミレニアムというと、つい「女神転生(RPG)」好きの私は、ちょっと偏ったミレニアム建設を想像してしまいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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