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カテゴリ:葦澤美也子(Sereno)
Sereno葦澤です。
年度替わりで忙しくしているなか、 ネットで流れていた下記のニュースに目が止まりました。 PTA:東京・杉並の和田中が廃止 「地域本部」が支援、公立学校で初 私自身、ここのブログにも書いたことがありましたが、 「PTAなんていらないんじゃない?」という問いかけは、 今まで身の回りでもよく聞かれていたことです。 でも、じゃぁ、実際。 なくしたあと、本当にそれは「なくて大丈夫」なの? 今まで誰かが担ってきた「必要なこと」の部分は どうしていくの? と考えると、答えが出ない。 という部分が多々ありました。 それに対して、上記ニュースの答え。 さすが和田中。鮮やかだなぁ。 * * * 口だけ出して、手を出さず、 「あんなものはいらないでしょ?」 って言っていることには、 抵抗があります。 飛び込んでいって、 中身を知り、 そこで初めて、何かを変える。 この手法はとても好き。 本当の意味での、 とても前向きなリストラクチュアリング。 その後の動きを見守っていきたいし、 参考にさせていただきたいです。 * * * 武田さんも書いてくれてましたが、 先日、4つ葉のことを打ち合わせていた帰り道に 小学校などで、子どもが公的なお金を たくさん投入されていることについて 親はもっと自覚してコスト意識を持ちつつ、 自分(とその子ども)が受けている恩恵に対して できることをやっていくべきなんじゃないか? という話をしたのです。 武田さんは「恩返し」って言っていたんだけど、 私はもうちょっとドライに 「コスト意識」じゃないのかなぁと思う。。。 ってなことを。 子どもがいる人もいない人も払っている「税金」で 子どものための支援・教育がまかなわれている。 「義務教育」は私たちが生まれたときからそこにあるから、 当たり前にそこにあると感じているけれども。 そして、それはとってもいいことなんだけど。 (子育て支援と呼ばれている乳幼児の育ちに関する支出も もっと当たり前になっていいと思う) そういうこともう一度根っこのところから考えて、 周りみんなが口を出し、手を出し、支えあい おんなじお財布で暮らしているという 意識を持てればいいのになぁ。。。と。 和田中の記事を読みながら、 當間さんのブログや武田さんのブログや 小学校の校長先生の話を思い出しながら また、考えたりしてみました。 でも、きっとそれは 一人一人それぞれが 自分の体にメスを入れることでもあるのでしょうね。 上手な手術ならそれほど痛みを伴わずによくなるよ。 傷あとはいつかは見えなくなるものだよ。 って、思えるかどうかなのかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 24, 2008 04:24:34 AM
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