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カテゴリ:葦澤美也子(Sereno)
葦澤です。
松田さんのところ同様、我が家の近くも 金曜・土曜と、恒例の夏祭りでした。 近所の自治会主催のこのお祭、 盆踊りのやぐらが組まれ、 自治会館で和太鼓を習っているコたちの晴れ舞台となり、 浴衣のおばさま方が炭坑節やら東京音頭やらを踊ります。 (最近は、動員された人以外はなかなか踊りませんね。。。) 商店街とは違って、出店も自治会役員さんたちが主催。 いつも地域行事でご一緒するあの方やこの方たちが準備した、 子どもたちのなけなしのお小遣いでも充分買える金額の 綿菓子、かき氷、焼きそばなどが並びます。 これがまた、チケット制なうえに量に限りがあるので、 子どもたちはお祭りが始まる前からウキウキそわそわしながら、長蛇の列を作ったりして。 (つきあわされる親はかなり大変) 娘たちが大きくなって自分で行けるようになってからは、勝手に行かせていたのですが、 今年は、学校からのパトロールの一員として久しぶりに会場に足を運びました。 そしてびっくり。 人。。。少な!! 数年前は、この狭い公園によくこれだけ人が入れるな!というほど、もうすし詰め状態で息が切れるほどだったのに。 3連休でみんな家族で出かけているのかな?とか、すぐ近くの別の町会でもお祭だからかな?とかいろいろ考えてみるけれども、それにしても少ない。 そういえば、先日説明会の行われた、地域センター主催の青少年キャンプも、今年は昨年までにくらべて参加者がかなり少なかった。 例年の半分強くらい。 マンションが増えて、小学校は子どもが溢れんばかり。 教室を確保するために改装工事まで行ったのですが。 親も子も「地域」という緩やかに開かれた平面的な繋がりを好まなくなっているのか。 縦にそびえる箱のなかで完結しちゃえる生活だからか。 たしかに、テキ屋の夜店の立並ぶ大々的なお祭に比べればカナリ質素だけれども。 「いつも見知った顔ばかりの安心感」みたいな、 捨てがたい魅力もあるんだけどな。 なんかいろいろ考えちゃいました。 * * * かくいう我が家、 実はどこの自治会にも所属していません! マンションが建ったときの総会で、 「わざわざ自治会に入る必要はない!」と言い切る中高年の方がある一定数居て、 「マンション1棟丸ごとじゃないと自治会に受け入れない」と言う地元自治会と折り合いがあわず、結局所属することなく今に至るのです。 回覧板もまわってこないし。 ラジオ体操に出ろとか言われないし。 もちろん、自治会役員もまわってこないし、 お祭のとき寄付を出せとも言われないwから。 たしかに、ラク、ですけどね。 でも。 子どもたちは。大人の都合とは全然別に、 当たり前にひろがる平面的な空間を遊び場にして、 緩やかに、そして常に、「地域」に、居る。 夏休みなんて、まさにその典型!で、 あっちやらこっちやら、 町会だの区界だのという 地図にしかない線引きなんて軽々超えて、 その行動範囲全体で「暮らす」のにね。 だからこそ、支え合い、見守り合いが必要なのにね。 大人のめんどくささで、 それを奪うのはいかがなもんなんだろう?って 7年前にも思ったな。。。なんてことも思い出しながら。 やー、それにしてもこのひと月以上の長丁場。 学校のプール帰りに道草してその辺でうろちょろ遊んでる小学生やら、 部活帰りに延々とダベっている中学生やらのことを 地域のみなさま、あたたかい目で見守ってやってください。 どうぞよろしくお願いいたします♪ と、あらためて思う、夏休み初日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 21, 2008 09:40:04 PM
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