自立と強制 高等部塾生一斉テスト?
高校へ進学後、精神的にも大きく成長し、見違えるほど立派になっていった生徒もいれば、部活やなんやかんやと言い訳を作って目の前のことから逃げ出す生徒もいます。これは、特定の誰かというわけではありませんが、高校進学後に部活に打ち込みすぎて、成績が下がってしまう生徒がいるのは悲しい限りです。部活に打ち込むのが悪いとは言いません。むしろ積極的に参加したほうが良いと考えます。ただ、残念なのは、部活動が忙しいということを言い訳にし、普段から学習をきちんとせず、慌てて試験前にだけ気合をいれ、成績が悪い、どうしよう?と悩むことに問題があります。生徒に話をすると稀やわぁと言われる時もありますが、部活動に熱心に取り組み、レギュラーの地位を獲得し、近畿大会まで出場した生徒もいます。その高3生は高1のときからかかせず英単語を覚えたり、最低限必要なことをしっかりこなしてきました。夜、少し仮眠してから学習をしたり、前日から決めていたノルマを朝早く起きて実行したりと忙しいからこそ、時間を決めて一気に集中してするべきことをしてきたのです。この最低限必要なこと自体が、個人によっては、最低限じゃないやん、かなりしてるやん!という生徒もいます。将来の職業が明確に定まり、そのためにはこの大学に入りたいと強く願うのなら、今のうちからこれだけはしておかなければならない(個人差はあるでしょうが個々の)最低限の量を言い訳をせず、実行し、継続してもらいたいものです。これまで、自学自習を推進してきたのですが、一部の生徒が週1回90分の授業のみで約束していた自習にも訪れず、ここを去っていき、悲しい思いもしました。しかし、それは何とかしていけると個人で出した結論だろうから、こちらもその意見を尊重し、受け入れました。ただ、現段階での取り組みは、やる気があり、素直にこちらの意見に耳を傾けてくれる生徒には合っていますが、そうでない生徒もいたため、もう少し何とかしていかねばと今後の取り組み方を考えていた矢先、現彦根東高2年生からのもっと強制して欲しい(?)と言った要望がありました。で、考えた結果、これまで個別に行っていた小テストとは別に高等部塾生に一斉テストを課そうと考えています。内容は、文理を問わず、英単語・熟語・構文古文単語数学の公式とその変形また基本的な問題の演習です。不合格の場合には、中学時代と同じ形式で取り組んでもらおうと考えています。で、テストの受験形式ですが、学年に関係なく、特定の曜日・時間に一斉テストを実施しようかと・・・。レベルや量をどのように設定するのか、もう少し考えたいと思います。10月から実施したいです!