ありがとう
優斗を失って8ヵ月後。。。去年の今頃は 赤ちゃんを授かった事がわかった頃です。あの時赤ちゃんがお腹の中にいるとわかったとき本当に静かに涙がこぼれました。心の中では もう授かる事はないかもしれないと思っていたのです。何故そう思っていたかというと実は優斗は10年ぶりに授かった命でした。若くして結婚・出産してきた私。でも二人目を授かった後 何年も授からなくて3人目はもうあきらめていました。そんな時 優斗を授かったのです。その時この子はこんなに生まれたがっているんだそう思ったのです。運命だと・・・。けれど やっとやっと授かった優斗は あっという間に空へ帰ってしまいました。運命はとても残酷で 待望の私たちの息子をたった2日で 空へ連れて行ってしまいました。深い深い悲しみの中 もうだめかもしれないと思っていたとき去年の8月優斗の妹を授かる事が出来ました。そして今年4月2日 優斗の妹が生まれました。SIDSで子供を亡くした私たち夫婦にとって 一番怖いのは出産後 またSIDSで亡くなってしまわないかと言う事でした。けれど。。。そんな心配をよそに娘はいつもニコニコ元気で毎日娘の可愛い笑顔に癒され 私たちは少しずつですが前に進む事が出来ました。そして 今日娘は無事 生後4ヶ月を迎えることが出来ました。たくさんの人に守られ支えられて生まれてきた命。今大切に大切に育てています。きっと 優斗がお空で妹に パパとママの所に行っておいでと送り出してくれたんだと私たちは思っています。優斗を授かる事がなかったら 今娘に会う事も出来なかったと。。優斗 ありがとう。。みーたん ありがとう。。。今私は一日一日を大切にもう一度我が子を抱けた事を感謝して日々過ごしています。