タカサゴユリ
テッポウユリに似ていますが、外国から来た帰化植物だそうです。何故か、連作障害を起こしやすく、同じ場所で数年咲くと、成長できなくなって姿を消し、また近くの別の場所で、咲いていたりするとの事。たしかに庭のタカサゴユリも、大きく立派になって、たくさんの花を付けて咲いた翌年は、もうその場所では見られなくなっています。この蕾を30個近く付けた大きな株は、たぶん今年が最後と思います。そして、去年は、大きくてたくさんの花を付けていた場所に出てきたこのユリは、30~40センチの高さのまま育たず、葉が枯れて、蕾も元気がありません。もしかしたら、咲けないかもしれません。きれいな花ですし、たとえば空き地などに、いくら群生していても、周りの植物を枯れさせる事も無く、いつの間にか消えてしまうので、有害植物や駆除の対象にはなっていません。ちょうどお盆の時期に咲くので、切り花として使っても綺麗です。