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[映画] カテゴリの記事

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• ジェイン・エア

  １９９６年（イギリス）フランコ・ゼッフィレッリ監督作。主演は、シャルロット・ゲンズブール少女時代をアンナ・パキン、共演にウィリアム・ハート。幼くして両親を失い、孤児となった少女ジェイン・エア。叔父死後の叔母からの迫害や、預けられた寄宿学校でのいじめに耐えて、自立心と教養を身につける。家庭教師となったジェイン・エアは、ロチェスター卿と運命的な出会いを果たすが・・・。幽閉室に、ロチェスター卿の妻が重度の精神病で閉じこめられていた。衝撃的な別れと再会。しかし、ロチェスター卿は全てを失くしていた。シャーロット・ブロンテ原作の映画化。今回で６度目とか・・・。

  2002年07月15日

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• 藪の中

  １９９６年佐藤寿保監督作。坂上香織主演、松岡俊介、細川茂樹共演。芥川龍之介の原作を映画化した作品です。平安時代の、とある山中の藪の中で、旅の若い武士とその女房が盗賊に襲われる。木に縛り付けられて、女房が盗賊に犯されるところを見せられる若い武士。ことの終わった後、若い武士は盗賊に殺されるが、その間に女房は逃げることが出来た。盗賊は、その後、検非違使に捕まり打ち首となり、人知れず湖に入水自殺をしたという。しかし、事の顛末に疑問をもった、この女房の兄（彼も検非違使であった）が、真相を確かめようと、再び藪の中へ。怪しげな巫女に誘われ、森のお堂へ。そこで、妹の亡霊を見る。彼ら兄妹は、深い愛情で結ばれていた。盗賊の亡霊も出てきて「俺の女だ」と斬りかかる。若い武士も、二人の仲に猜疑心を持っていたと・・・。三人の亡霊の証言の食い違いと、三人の男たちの確執。

  2002年07月13日

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• 愛に囚われて

  １９９４年（イギリス）アンジェラ・ホープ監督作。ジュリア・オーモンド主演ティム・ロス共演。裕福な家庭に生まれ、歯科医師の免許を持ち、エリートの妻となって、何一つ不満のない人生を送る女性が、夫の裏切りから夫と別れて、刑務所の歯科医となる。そこは、粗野で殺伐とした世界で、彼女が今まで見たことのない社会であった。夫の裏切り後、人間不信に陥り頑なに心を閉ざしていた彼女に、一人の服役囚のやさしい眼差しが注がれ、次第に彼女はその服役囚に惹かれて行く。育った環境も生き方も違い出会うはずのなかった二人。生まれて初めて本当の恋を知り、激情に身を任せながらも、逢いたい時に逢えない切なさ・・・。そして、服役囚とその刑務所の女医の関係は誰にもバレてはならないのもでした。秘密にしなければ二度と逢う事が出来なくなるから・・・。しかし、こともあろうに刑務所内の麻薬組織から脅迫が・・・。

  2002年07月12日

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• 三月のライオン

  １９９１年矢崎仁司監督作。由良宜子主演、趙方豪共演。＜三月は、氷の季節と花の季節にはさまれた嵐の季節、獅子の目覚めるとき＞この字幕から映画が始まりました。実は、日本映画だから、眼鏡（日常生活では必要ないのですが少々見づらい時がある為、常に必携しているのですが）は要らないだろうと思ってもっていなかったのですが、冒頭の字幕が気になってビデオで確認しました。ストーリーは、兄のことが幼い頃から好きであった妹が、兄が事故で記憶喪失になったことで、「私はあなたの恋人よ」と偽って廃墟となったアパートで共に暮らすというお話。妹の収入は売春で多くの男性に愛を売っていたけれども、本当に愛しているのは兄だけ・・・。兄の記憶が徐々に戻る中、妹は兄の子を出産・・・。近親相姦をテーマにしながらも、サラリとしていて、且つ、純愛を描いた映画です。

  2002年07月11日

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• 赤い薔薇　白い薔薇

  １９９４年（台湾・香港合作）スタンリー・クアン監督作。ジョアン・チェン主演、ヴェロニカ・イップ、ウィンストン・チャオ共演。１９３０年代、西洋と東洋の文化が交差し、伝統的精神と刹那的な享楽が同居する街であった上海を舞台に、人妻でありながら、何人もの男性と関係がある、無邪気で誘惑的に振舞う奔放な女性（ジョアン・チェン）と、少女のように純情で、素朴で無口な女性（ヴェロニカ・イップ）、この二人の間で揺れ動く男性（ウィンストン・チャオ）が、男と女のあり方と、望み通りの人生を手に入れようとするための空虚な愛を、華麗でいてエロティックに描いた映画。自由奔放に行動していたジョアン・チェンがウィンストン・チャオにだけは、真実の愛情が芽生えてしまう。夫だけが、従うすべてで、浮気を問いただすことさえできないヴェロニカ・イップ。しかし、その奥底には鋭い棘が隠されていた。

  2002年07月10日

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• ラストダンス

  １９９６年（アメリカ）ブルース・ベレスフォード監督作。シャローン・ストーン主演、ロブ・モロー共演。恩赦課に就職する新米弁護士（ロブ・モロー）。恩赦課とは、死刑囚に恩赦を与え終身刑に減刑する為の調査を行なう課であった。彼の初担当が、女性死刑囚（シャローン・ストーン）であった。彼女は、１９歳の時、自分の恋人とその浮気相手の女性を殺した事件で、１２年間、塀の中で過ごしてきた死刑囚。死刑執行まであと３０日。彼が彼女の裁判記録を調査すると、殺された男の父親が街の有力者で、判事や検事に圧力をかけ、死刑判決になった疑いがあった。彼女は罪の重さに苛まれ、全てに絶望し、自分の人生に終止符を打とうとしていた。彼は彼女と何度も面会するが、上訴するよう促すことも従わず、彼からの恩赦申請の書面にもサインしようとしない。しかし、次第に結ばれる心の絆。それは、やがて熱い恋に変わる。しかし執行日は刻々と近づいて・・・。ラストダンスとは、死刑囚が最後に許される、抱擁であるらしいです。それは、親族でも、親友でも、恋人でも構わないとのこと。

  2002年07月09日

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• レッド・チェリー

  １９９５年（中国）イエ・イン監督作。クオ・カーユイ主演、シュイ・シャオリー、リアンナ・ニッカヤ共演。１９４０年、モスクワ。中国人の少年と少女がひとりづつ留学生としてやってきた。二人は周囲のロシア人のクラスメイト達にすぐには馴染めなかったが徐々に友達も出来、楽しく学校生活を送っていた。しかし、そんな楽しい日々も、ドイツ軍のロシア侵攻によって壊された。担任教師が目の前で殺されたり、少女の初恋の相手も、彼女達を助けようとして、ドイツ軍に殺されてしまう。少年は浮浪児になり、少女はナチス将校のメイドとなった。ルオはやがて郵便配達の仕事を得るが、死亡通知の配達ばかりの日々、ある日戦地に行った息子を待つ盲目の老婆に対してはまだ生きているかの如くの嘘の手紙を読み上げてあげる心優しい少年でした。少女は恐怖に怯えながら将校のもとで働くが、刺青マニアの将校によって、背中に刺青を彫られてしまう。しかも、それはナチスの鍵十字と鷲をデザインしたナチスのシンボルマークでした。やがて戦況は変化し、ドイツ軍は撤退。将校も自ら命を絶つが、彼の芸術作品である少女の刺青は残そうとして、少女を、ずた袋に入れて野原に放置するのです。命は助かった少女でしたが、少女の背中の入墨は、消すことが出来なかったのです。これは実話をベースにした映画です。少年はドイツ軍撤退後、ドイツ人捕虜数人を道連れに爆死します。少女も背中の刺青を気にして薪を背中に押し当て大火傷を負いますが、刺青は消えないのです。後日談として５回の皮膚の移植手術も成功することはなく、１９９０年に逝去されるまで生涯独身だったそうです。

  2002年07月07日

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• 画魂　ー愛、いつまでもー

  １９９２年（上海・台湾合作）ホアン・シューチン監督作。主演コン・リー、共演イー・トンシン。１９２０年代、中国に生まれフランスのパリで客死した、実在の女性画家のお話。中国本土の貧しい家庭に生まれた主人公は、娼館に売られ初めて客を迎え入れる時に逃げ出し、後に夫になるところに身を寄せます。しかし、もと娼婦ということで非難を受け、二人は上海に移り住みます。そこで西洋絵画にであった主人公は、美術学校に入学し成績優秀で海外留学できることに・・・。パリの画壇でも成功を収めた主人公でしたが、本当に描きたいものは、女性の裸体でした。しかし、１９２０年代の古い中国圏では、そういうものを芸術として理解することができない時代であったのです。上海に帰った主人公は、中国人初の画壇での成功者として賞賛されるのですが、上海では旧習が邪魔をして、描きたいものが描けないことを悟った主人公は・・・。確か住んでいたところが火事になり、作品は殆ど残っていないそうです。残念ですね。

  2002年07月04日

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• 陽のあたる教室

  １９９５年（アメリカ）スティーブン・ヘレク監督作。リチャード・ドレイファス主演。作曲家では生計が立てられない為、生きる為に高校教師に就任する主人公。しかし、ひとりの生徒の指導をきっかけに充実した教師生活を歩みだす。息子も誕生して幸せに包まれたかと思っていたとき、息子が先天的に耳に障害をもっていることが分かる。家庭を顧みずに教師の仕事に没頭する主人公に息子が反逆。しかし、何故かジョン・レノンの曲で仲直り・・・。時は経ち、定年を迎えて寂しく教壇を去ろうとした時・・・。流石、【文部省特別選定】。感動できます。

  2002年07月02日

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• アンカー・ウーマン

  １９９６年（アメリカ）ジョン・アブネット監督作。主演：ミシェル・ファイファー、共演：ロバート・レッドフォード。＜アンカー・ウーマン＞とは、スタジオで原稿を読むだけのキャスターではなく、報道記者としてのキャリアを持ちながら、政財界のトップへの辛口のインタビューやコメントで世論や政局に多大な影響を与えうる人々のこと。映画＜アンカー・ウーマン＞は、実在のモデル、実話の映画化です。田舎からアンカー・ウーマンを夢見て出てきた主人公は、初めローカルＴＶのお天気お姉さんでドジもしていたのですが、敏腕プロデューサーに見出されて、恋愛も絡めながらアンカー・ウーマンに・・・。好きな人には、申し訳ないですが、私はお薦めはしません。ありきたりなアメリカ映画です。これこそ映画輸入に関するアメリカの抑圧条約の賜物的映画。このような映画を輸入しなければならないような条約は、早く撤廃して、もっと質の良い海外（西欧やアジア）映画が自由に観れるようにしてもらいたいと願っています。

  2002年07月01日

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• 白い嵐

  １９９６年（アメリカ）リドリー・スコット監督作。実際に起こった海難事故をもとに極限状況下の人間の強さ、愛するものを失う悲しみ、そして生き残ったものの誇りと痛み。３０分にも及ぶ沈没シーンが見せつける暴力的なまでの海の映像と、力強い人間描写で描く感動巨編。海洋学校に入学した１２人の航海士を目指す少年たちは、一年間の大半を海上で過ごし、そこで航海技術と高等学校の一般課程を教わる。８ヶ月の航海訓練の途中、バミューダ沖で『ホワイト・スコール』と呼ばれる巨大な嵐に見舞われて６名の命が奪われる事故に遭遇。生還した彼らを待ち受けていたのは、公聴会とは言うものの船長の過ちを裁く弾劾裁判であった。船長は、死者を出してしまった責任を一身に受け、弁明を潔しとせず、船舶免許を返上しようとするが・・・。公聴会の船長のシーンは「おっとこ前やな～」って思ってしまいます。その後に続くシーンも胸熱くこみ上げてきます。

  2002年06月28日

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• つきせぬ想い

  １９９３年イー・トンシン監督作主演アニタ・ユン、共演ラウ・チンワン、カリーナ・ラウこの映画は、『あなたのおすすめ映画は？』て問いかけの時に、いつも挙げています。今回はビデオの裏の説明？解説？をベースに載せます。コマーシャリズムに妥協することを拒んで人気歌手の恋人のトレーシー（カリーナ・ラウ）と別れた作曲家のキット（ラウ・チンワン）。失意の中移り住んだ下町のアパートで、彼は広東オペラ一家の娘ミン（アニタ・ユン）と知り合った。海賊テープの吹き込みで生活費を稼ぎながらいつも明るさを失わないミンに、口下手で依怙地なキットもやがて心を開いてゆく。一家の演奏や舞台に一喜一憂する近所の人々。そんな暮らしに少しずつなじみながらキットとミンは愛を深めてゆくが、ある日ミンに克服したはずの病魔が再び忍び寄る・・・。信じられないほどピュアでポジティブなラブストーリー！と評判を呼び、’９３年の香港アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀主演女優賞など主要６部門を独占した珠玉の名作。映画ファン必見の、はかなく、切ない、美しい＜奇蹟の愛＞の物語。以上、ほぼ引用、一部付け足しました。ちょっと昔の日本のＴＶによくあったストーリーって感じなのですが、つぼにはまると滂沱の涙です。かく言う私も、上映途中からハンカチが離せなくなり、終了後も、拭いても拭いてもってことになり、帰りの駅までポロポロしてました。

  2002年06月27日

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• 君さえいれば　～金枝玉葉～

  １９９４年、ピーター・チャン監督作。レスリー・チャン主演アニタ・ユン、カリーナ・ラウ共演。売れっ子プロデューサー（レスリー・チャン）と人気歌手（カリーナ・ラウ）は、大衆も認め羨むカップル。人気歌手に近づきたい一心でレスリー・チャン主催の男性のみのオーディションに、男装した女の子（アニタ・ユン）が潜入。ところが、彼（アニタ・ユン）が、レスリーの目にとまり合格。男同士として一緒に生活をして行くのですが、アニタにたいして特別な感情を芽生えさせて行くレスリー。『オレは、ホモか？』と自問するのですが、徐々に抑えられなくなる感情。カリーナ・ラウが好きで男装までして近づいたアニタにも、いつしかレスリーに対して恋心を抱いてしまうが、カリーナ・ラウの彼を好きになることに躊躇いを覚え逃げ出してしまう。大晦日の香港版レコ大をＴＶで見ながら涙ぐむアニタ・・・。ちなみに『金枝玉葉』とは、最上級という意味らしいです。また、香港で封切られた＜ローマの休日＞の香港版の題名も金枝玉葉だったらしいです。

  2002年06月20日

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• 月夜の願い　新難兄難弟

  ピーター・チャン監督の１９９３制作映画。トニー・レオン、レオン・カーフェイ、カリーナ・ラウ、アニタ･ユンの豪華共演。香港版＜バック・トゥ・ザ・フューチャー＞って感じだけれど、それだけでは、すまされない人情と愛情と友情を描いた秀作映画だと思います。現代の時代に父との確執を覚える主人公（トニー・レオン）は、ある夜、両親の若い頃の写真を見つけ、その頃の二人に会うために、『穴』に飛び込む。この『穴』が所謂タイム・マシーンのようなもので、好きな時代に行けるというもの。父の青春時代に飛び込んだ主人公は、そこで親分肌（兄貴肌）で人情派、誰からも慕われている父（レオン・カーフェイ）に会い意気投合、親友となる。母（カリーナ・ラウ）も何処から来たのか分からない主人公をあっさりと受け入れてくれる。その一方で、現代での恋人とソックリな女性（少女と言ったの方が似合う）と出会い恋をする。しかし、彼にはもう一つなすべきことが・・・。『中秋の月に木星がキスをすると願いが叶う』という伝説を信じて、願うべきことがあり、その日がその時代に居れるタイムリミットでもあったのです。（確か？）人情派の父の周りへの行動や気配り、そして親友として付き合う親子。親友になってしまったが為に、別れが尚更辛くなり・・・。

  2002年06月12日

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• ため息つかせて

  １９９５年制作。ホイットニー・ヒューストン主演。今を生きる女性の恋愛とセックス、結婚と離婚、キャリア・ウーマンとしての自立と孤独。主人公の恋愛を中心に３人の女性との友情が描かれています。元彼と再会し再び関係をもってしまう主人公。しかし彼にはすでに妻子がいました。離婚すると言いながらも優柔不断な彼の態度にため息をついてしまう主人公。主人公の友達たちも、夫に愛人がいることが分かり離婚訴訟する女性や、妊娠をしてしまう女性、未婚の母で子供の反抗期に悩みながらも新しい恋を芽生えさせる女性。この４人の恋愛と友情を描いた映画。ホイットニー・ヒューストンは、＜ボディー・ガード＞から３年後の出演となります。

  2002年06月10日

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• バタフライ・ラバーズ（梁祝）

  ツイ・ハーク監督の１９９４年制作の作品です。香港版【ロミオとジュリエット】と呼ばれる中国では有名な【梁山伯と祝英台】という芝居を映画化した作品です。昔、身分の違う結婚が許されていなかった時代、科挙試験を受ける為の大学も男性しか入学できなかった時代のお話。名家の娘、祝英台は男装して大学の寮に入って勉強するが、そこで貧しい家庭の出だけれども成績優秀な梁山伯と友達となるが、祝英台が女性であることが分かり愛しあうようになる。しかし、祝英台の父は二人の交際を認めず、祝英台を地下牢のようなところに閉じ込め、梁山伯には、大怪我を負わせる。その一方で高級官僚との政略結婚の準備を進めていた。怪我と病気と失意の為、梁山伯は死んでしまう。それを知った祝英台は、赤い涙を流して悲しみます。しかし、高級官僚との婚礼の準備は着々と進められ、婚礼の当日、行列を作って相手の家に行くには、梁山伯の墓の前を通る方が近いけれども、それをさけて行くように指示されるが、突然の嵐にあい予定していた道が通れなくなる。気がつくと梁山伯の墓の前で、祝英台は見えないながらも輿をおり、墓前に膝まづくが・・・。書きすぎました。ラストは祝英台の母が、籠に飼っていた蝶を逃がしてやるってところで終わります。祝英台：チャーリー・ヤン梁山伯：ニッキー・ウー

  2002年06月07日

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  さらば、わが愛　～　覇王別姫

  【覇王別姫】を辞書で引くと、［中国京劇の代表的戯曲。豪将項羽と美女虞姫の悲劇］（講談社発刊、日本語大辞典より）とあり、さらに【項羽】を調べると［中国、秦末の武将。秦を滅ぼし、西楚の覇王と称した。劉邦と覇権を争ったが、垓下（ｶﾞｲｶ）の戦いに敗れ、烏江（ｳｺｳ）で自殺］(同、辞典より抜粋)＜さらば、わが愛＞は、この覇王別姫を劇中劇としながら、項羽の寵姫、虞姫（虞美人）をベースにした結末を醸しだす演出になっています。ストーリーは、京劇の養成所に捨て子同然に預けられた小豆と石頭。小豆は、初め『指が６本ある子は入門できない』と拒まれるが、母親はそこで小豆の指を１本切り落として置いて行く。兄弟同然に育った二人の役者は、小豆は蝶衣と名乗り石頭は小樓として舞台に立つ。当たり芝居は【覇王別姫】。蝶衣は、幼いころから小樓を慕っていたが、小樓は娼婦の菊仙と結婚してしまう。男同士で添い遂げられないのが分かっていながら想いを寄せる蝶衣、その蝶衣に対して邪険な行動をとる菊仙。純愛と裏切り。ドロドロした三角関係。時代背景は、日本統治下時代～第二次世界大戦～国民党時代～共産党政権樹立～文化大革命～１９７９年。中国動乱の時代。日本兵に小樓が逮捕されたと聞くと、小樓を救いに将校宅を訪れ懐柔するも、小樓からは侮蔑の眼差し。文化大革命時代には、大衆の面前でつる仕上げを受けた小樓が、蝶衣が同性愛者の売国奴とである密告し、自分の妻、菊仙をも元娼婦だと罵倒する。この為、菊仙は自殺をしてしまう。文化大革命の嵐が過ぎ、１９７９年、昔の舞台に二人は立って、今まであったことを振返るのですが、最後シーンでは、蝶衣が、小樓の持っていた刀を奪って・・・。真っ暗になり小樓の叫び声だけが聞こえるのです。蝶衣：レスリー･チャン小樓：チャン・フォンイー菊仙：コン･リー監督：チェン・カイコーこの映画を観た後、香港や中国の映画に傾いていきます。それまでの香港映画といえば、ジャッキーチェンやブルース・リー、サモハン・キンポーしか知らなかった私には、衝撃的であり、もっともっと観てみたいという欲求に駆られていったのです。皆さんは、ラストシーンはどちらが死んだと思われました？

  2002年06月05日

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• ＫＹＯＫＯ

  原作者の村上龍が自ら監督し、高岡早紀が主演したロードムービーです。幼い頃、ダンスを教えてくれたＧ．Ｉ．に逢いに行く。という話。その為にトラックドライバーをして貯金をしてニューヨークへ旅立つ。しかしダンスを教えたＧ．Ｉ．はニューヨークには居らず、消息を辿ってペンシルヴァニア～メリーランド、ヴァージニア～ノース・キャロライナへ、サウス・キャロライナ～ジョージア、そしてフロリダ～最終到達点キューバへと・・・。ただ、逢ってダンスを教えてくれたことに対して、『ありがとう』を言うことと、一緒に踊る為だけに。旅の途中で色々な人々（黒人、インディアン、キューバ移民など）と出会い、人の暖かさや、やさしさ、そして愛を知り女性へと成長していくのです。当時、村上龍の本をよく読んでいたので観に行ってしまいました。鑑賞後、結構ジーンと来たのを覚えています。

  2002年06月02日

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• キルトに綴る愛

  結婚にたいして懐疑的になっている娘に、キルト作りをしている仲間の７人のおばさん達が、自分が昔体験した恋愛話を娘に聞かせて、娘は自分自身の恋愛に結論をだせるようになる。というストーリーです。主演は、ウィノナ・ライダーで、その祖母にエレン・バースティン、その姉役にアン・バンクロフト。キルト仲間にジーン・シモンズやケート・ネリガン、ロイス・スミスやマヤ・アンジェロー、アンジェローの娘役にアルフレ・ウッダード。回想シーンのバンクロフトの若い頃をクレア・デーンズが、ロイス・スミスの若い頃をサマンサ・マシスが演じていました。ウィノナ・ライダーが好きで観に行ったのです。内容が内容だったので、観客の殆どが女性でした。この日は＜Ｓｈａｌｌ　Ｗｅ　ダンス？＞と梯子で観に行って、そっちの方が印象に残っていて、あまり印象に残っていません。出来上がったキルト（実は彼女への結婚祝いのベットカバー）を前にして結婚への新たな思いを決心するのです。

  2002年06月01日

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• アイ・アム・サム（近日公開）

  今日は、近日公開予定の気になる映画について。＜アイ・アム・サム＞という映画です。総制作費○億円という映画ではなく、現実にありそうな社会性をもった映画で、人の心に訴えて来そうなので・・・。皆さんは、もうご存知だったでしょうか？ショーン・ペン主演。娘役にダコタ・ファニング。裁判の弁護士にミシェル・ファイファー。以下ストーリーになるので、先入観を持たずに鑑賞される方は、読まないでください。ストーリー知的障害者の父とその娘（７歳）が、幸せにくらしているところに、ソーシャルワーカーがやってきて『父親には養育能力がない』と判断して子供を施設に入れるのです。それに対して、父親は裁判を起こすのですが・・・。思うように進行できない裁判・・・。そして娘の本当の幸せを考えると・・・。障害者と７歳の娘の日常生活を追いかけるだけでも、一つの映画になりそうなのに、二人を引き裂き娘が施設に強制的に入れられる。裁判も思うようにならない。そして父の愛。

  2002年05月30日

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• キャリントン

  イギリスの女流画家キャリントンと彼女が愛した作家の物語。実話らしいです。キャリントンという名前は、初めて聞く名前だったのです。そして作家の名前はリットンさん。ストーリーは、第一次世界大戦の最中に二人が出会い愛しあうという話なのですが、初め作家（ジョナサン・プライス）は、キャリントン（エマ・トンプソン）を美少年と間違えて好きになるのです。？？？ですよね。そう、彼は同性愛者だったのです。彼女は、彼のことを作家として尊敬はしていたけれどもそれ以上での感情はなかったようです。その後、彼の反戦のスピーチを聞いて、尊敬が愛情に変わっていき一緒に暮らすようになるのですが、肉体的なものは一切無い精神的な愛を貫こうとするです。彼を心から愛していながら複数の男性と肉体関係を結び、また彼も男と遊ぶ。私は、彼の気を惹くために他の男性と関係をもっているのかと思いましたが、違うようです。肉体的なものと精神的なものを別々に考えて行動することが出来たのでしょうか？

  2002年05月29日

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• 明日を夢見て

  ジュゼッペ・トルナトーレ監督作。多くの方が心に残る映画の一つに掲げる＜ニュー･シネマ･パラダイス＞の監督としてで有名ですよね。＜明日を夢見て＞は、＜ニュー･シネマ～＞から６年後に制作されたものです。映画監督と名乗り、オーディション費用を騙し取っていた男（セルジオ・カステリット）が、皆が夢を見る『映画』というものに、本当の意味で気づき心惹かれていく。そこに美少女（テッツィアーナ・ロダート）が皆と同じように現れるが、ファインダー越しに覗いた男は、一瞬にして恋に落ち、人を騙して生活していた自分の人生を変えることを決意する。「初めは人を騙して悪い奴」と思って見ていたのに・・・。

  2002年05月28日

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• （ハル）

  １９９５年の作品です。当時のマルチメディアの最先端『パソコン通信』を通して恋を芽生えさせ、出会うまでを描いた映画です。今で言うところの『チャット』ですね。（ハル）というのは、主人公の一人である男性（内藤聖陽）のハンドルネームで、女性（深津絵里）のハンドルネームは（ほし）であったと思います。失恋して間もない男性と、恋人を亡くして恋愛を拒否し続けてきた女性が、パソコン通信で、お互いを理解し合い、支えあい、いつしか恋に落ちてしまう。邦画なのに矢鱈と字幕を読まされた映画でしたが、私は割りと好きな映画です。深津絵里が嫌いでないのと、ストーリーがほのぼのとした感じがあったから・・・。今じゃ携帯で『出会い系サイト』とか、またそれで出会って殺されるという事件も起こっていますから何ともいえませんが、文明の過渡期の利器を扱った良き時代の映画って感じです。

  2002年05月27日

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• この窓は君のもの

  第８回ＰＦＦスカラシップ作品。ごめんなさい、今日はチラシがあったので以下完全引用いたします。物語◎高３の夏休みを前に、タローたちのグループのひとり、陽子が北海道へと引っ越していく。しかし、おじいちゃんが急に「行きたくない」と言い出したため、陽子は町に残って説得に当たることになった。しかも彼女が寝泊りするのは、タローの家のすぐ隣だという。陽子を好きな前田、タローを好きなフミエ、前田を好きなアユミ、そしてさらに・・・急に浮かび上がった恋の矢印に、誰もが胸を焦がす。自分にも相手にも周囲にも誠実なまま、人を好きになることは出来るだろうか。そんな時、おじいちゃんが「北海道に行くよ」と言い出した。目の前に好きな女の子が寝転がっていても何もしない。主人公・タローをはじめ、『この窓は君のもの』の登場人物は、１８歳という年齢からすれば奥手かもしれない。しかし彼らは、キスやセックスよりももっと遠くを見つめているように見える。別れという運命の前で、どうベストを尽くすか。たとえばそれは、残された時間の少なさに焦らないこと。その場の雰囲気や、勢いに流されないこと。タローたちに共通するこの成熟は、じれったいようでいて恋を永遠のものにする。『この窓は君のもの』は“懐かしい初恋映画”の顔をしつつ、大人の恋の処し方を描いている。以上完全引用です。ＰＦＦとは、ぴあフィルムフェスティバルの略で、スカラシップですから援助された映画ということです。ＰＦＦが将来性を見込んで先行投資をして映画制作に力を貸した映画です。今回は、安直なことをしてしまいましたが、私の感想よりも具体的で、興味をそそられませんか？この映画は、このチラシと劇場予告を観て、観る気になった作品でした。

  2002年05月26日

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• 幻の光

  この映画を観るまで、江角マキコさんを知りませんでした。それから以降、ＴＶドラマ＜ショムニ＞で気風の良い台詞がはまった様な感じで、高感度でも上位に位置されるようになったようです。ストーリーは再婚先（夫役内藤剛志）で、前夫（浅野忠信）の死を考えると言う話だったと思います。前夫は、盗んだ自転車を乗り回した挙句、何故か電車に飛び込んで自殺をする。その行動に戸惑いながらも再婚をして能登（石川県）に嫁ぐ主人公（江角マキコ）。全体として暗い印象しか残ってないのですが・・・。地平線だったか水平線の向こうに見える、幻の光に吸い寄せられて・・・云々。原作は宮本輝氏、監督は是枝裕和。生と死を見つめるという映画だったと思うのですが、私が鑑賞能力に欠けているのでしょう。薄っぺらな感想になってしまいました。

  2002年05月25日

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• 本日は現在上映中または上映予定の気になる映画について

  本日は今朝、書き込みして頂いた【ameri1225】さんのリクエストにお応えして最近の気になる映画について・・・。まずは、やはり？邦画から＜ハッシュ！＞を、前々回の日記＜冬の河童＞に出演していた田辺誠一さん主演、しかもまた？ゲイ役らしい・・・。二人のゲイと愛情欲求過多の女性の三人が偶然出会い、これからの人生をどう送るかを考える事となる映画らしい。二つ目は【uraraka@】さんなら納得のチャン・イーモウ監督作＜活きる＞です。ただ制作は’９４年なのです。ただ京都のミニシアターでは今月２５日からの上映なので・・・。文化大革命（中国政治の汚点、この為中国にあった多くの伝統芸能が廃れなくなってしまった。文化はその国の無形遺産であるのに・・・）の時代を生き抜く家族の物語です。私の好きな女優である主演のコン・リーは、昔『中国の百恵ちゃん』と呼ばれてました。最後に、私個人のお気に入り、ソフィー・マルソー主演の＜ルーブルの怪人＞を掲げます。ストーリーは、ルーブル美術館の幽霊話で、ミステリー作品のようです。個人的にはミステリーはあまり好きではないのですが、ソフィー・マルソーが主演するので・・・。以上３点が気になる映画ですが、きっと観には行けないと思います。既に観た方がいらっしゃいましたら、感想をお聞かせください。

  2002年05月21日

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• 冬の河童

  川のほとりに建つ古い日本家屋で起こる感情に揺れる心と戸惑う思いを描いた映画です。監督は風間志織さん。異母兄弟と、父の再婚相手の連れ子と、従妹（伊藤亜希子）の恋愛模様？異母兄弟の兄役に趙方豪、その弟役に和久田理人、連れ子役に田辺誠一。田辺誠一は趙方豪に特別な感情を抱き、趙方豪は従妹に想いを寄せ、和久田理人は恋人（久野真紀子）がいるにもかかわらず、従妹への昔の淡い想いを未だに捨てきれず・・・。そして従妹のとった行動は・・・。こんなお話です。吃驚しますね、田辺誠一さんがで出いたなんて、ただこの時は、趙方豪さんの存在感が大っき過ぎました。そして早すぎる死期ですよね。ニュースを見たとき、もったいないって思いました。もう彼の演技が観れなくなるなんて・・・。

  2002年05月18日

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• Ｓｈａｌｌ　Ｗｅ　ダンス？

  ＜Ｓｈａｌｌ　Ｗｅ　ダンス？＞ってはじめに聞いたとき、私の好きなＦ・アステアの映画の二番煎じ？パロディ？って思いました。というのも、邦題＜踊らん哉＞は原題＜Ｓｈａｌｌ　Ｗｅ　Ｄａｎｃｅ＞でまさに発音だけでは同じで、当然映画に携わっている人であるならば（監督なら尚更）知っていたと思うのです。ですから、私の好きな映画をもじりやがって！って思いました。でも、どんな風に作ったんだろうってことにも興味があって観に行きました。全くもって前述のような思い込みをしていて申し訳なくなってしまいました。笑いあり、感動あり、そして涙もちょっぴり。素晴らしい映画でした。日本の映画もまだまだ捨てたものじゃないって再認識しました。ストーリーは、そこそこの役職に就き、マイホームも手にいれ、あとはローンを払う為に働くことしかないのかと考えていた主人公（役所広司）が駅のホームで何気に見上げると、ダンススクールの美人講師（草刈民代）が窓を開けて何処を見るでもなく外を見ている姿を発見し、出来ればこの人と踊ってみたいという下心からダンススクールに通うようになる。しかし練習する内に純粋にダンスの虜になってしまう。ダンスに生き甲斐を感じはじめていた時、娘と妻がダンス大会に見に来ていたことで、家庭を顧みなかった自分に気づき・・・。映画の題名を想起させるところの一つとして、映画＜王様と私＞デボラ・カー、ユル・ブリンナー共演の話が出てきます。『兎に角楽しく踊ればいいのよ』という台詞も良いです。最後に草刈民代が役所さんに『Ｓｈａｌｌ　Ｗｅ　ダンス？』と言って踊りだして幕は閉じていったと思います。大貫妙子さんの音楽も良かったと思います。

  2002年05月17日

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• それから

  夏目漱石の前期三部作、＜三四郎＞＜それから＞＜門＞の＜それから＞を映画化したのもで、文部省推薦か何かついていたと思います。＜三四郎＞は、田舎から東京に出てきて東京の広さに驚いたという話。＜それから＞は、親友の彼女を奪ってしまうという話。＜門＞は、奪ってしまった事に対する懺悔から、仏門をたたくという話。映画＜それから＞は、主人公（奪う方）を松田優作、奪われる役を小林薫、奪い奪われる女性を藤谷美和子が演じました。監督は森田芳光（逆噴射家族・私、怒ってますｅｔｃ）。ストーリーは前述の如くですが、ゆっくりした時間の経過を感じさせた良い映画だったと思います。藤谷美和子も今のようになっていなかったのか（なっていたかもしれないけれど芝居は芝居として）見事に演じています。小林薫も私には、これを機会によく目に留まるようになりました。松田優作以上の演技だったと思います。

  2002年05月16日

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• ＲＯＮＩＮ（青春グラフィティー）

  実は５／１６日の朝に書いています。昨日は、いつの間にか寝ていました。ＴＶとＲＡＤＩＯと照明を点けっぱなしで・・・。ＴＶでヤクルトが負けているのを音を絞ってちょろちょろ見て、耳は阪神の試合を気にしながらＰＣに向かっていましたが、阪神が勝ってほっとしながら寝入ってしまってました。＜ＲＯＮＩＮ＞は、武田鉄矢の念願の坂本龍馬役で主役、吉田拓郎が高杉晋作役で共演していた映画です。ＲＯＮＩＮとは浪人のことでこの映画の中では坂本龍馬のことです。高杉晋作とは、幕末の長州で奇兵隊（農民主体の戦闘集団）を結成させた人です。松下村塾の塾生だったかどうかは覚えてませんが、山口県萩市に行くと、吉田松陰や伊藤博文、木戸孝允（桂小五郎）などの銅像と同じく並んでいます。残念ながらストーリーは覚えていませんが、元々博多っ子の武田鉄矢が土佐弁をしゃべるのは無理があったような・・・。それに比べて、吉田拓郎は広島出身でけに言葉に違和感も感じず、ちょっと破天荒な感じも、私には適役に見えました。今でこそＴＶに良く出ていますが、そのころは歌番組にも出演することなく、ライブのみで活動されていた拓郎が出演したのも驚きですが、あの頭で時代劇（幕末ですが）も吃驚！「あの頭」って想像できますか？見る機会がある方に申し訳ないので書きませんが、インパクトは抜群です。このあと、青春グラフィティーのサブタイトルで、つかこうへい原作＜幕末純情伝＞主演牧瀬里穂があったとおもうのですが関連があったのかどうか・・・。ストーリーは、実は沖田総司は女剣士で新撰組の誰某に言い寄られているけれども、総司の心の中には、龍馬を慕う気持ちがあった。とかいう話のはずです。

  2002年05月15日

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• 姉妹坂

  大林宣彦監督作としては、大場久美子主演映画＜ハウス＞に次ぐものだということを今気づきました。学園祭か何かで、学校で＜ハウス＞を観たのです。オカルト映画だったのですが、ストーリーは全然！？こうやって書いているうちに、鑑賞記録に載せていないけれども、観ていた映画がまだあることに気づかされます。永井豪原作の＜ハレンチ学園＞もその一つで、児島美ゆき主演の実写版でありました。登校すると『急遽身体検査をする』とヒゲゴジラ先生たちが言い出し、その日何故か児島美ゆき扮する生徒は、下着をつけて来なかったことに気づき、身体検査を逃れようとする？とか全く訳の分からないストーリーだったのを思い出しました。＜姉妹坂＞について主題歌は、オリビア・ハッセーと結婚していた布施明。本当に上手い。ストーリーは長女（紺野美沙子）と次女（浅野温子）、三女（沢口靖子）四女（富田靖子）の恋をオムニバス形式に綴っていった映画だったと思います。最後の方で次女が亡くなっちゃうですよね。これってもしかして少女コミックからの映画だったのでしょうか？少女コミックに疎いもので・・・。

  2002年05月14日

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• ＜プルメリアの伝説＞～＜雪の断章　情熱＞

  かなこさんの書き込み通り映画鑑賞記録順に日記を書いてきましたが、ついに限界が来ました。日記タイトルの＜プルメリアの伝説＞～＜雪の断章＞まで、内容を全然覚えていないのです。＜バック・トゥー・ザ・・・＞はＴＶで何度も再放送されて覚えていますが・・・。＜プルメリア・・・＞＜夏服のイブ＞の併映＜刑事物語２・３＞も武田鉄矢扮する刑事がハンガーをヌンチャク代わりに闘ったというのは覚えていますが、それもＰＡＲＴ２かＰＡＲＴ３だったのか・・・。＜愛情物語＞はＣＭでは、現代版足ながおじさんとかいわれていましたが、全然ストーリーが変わっていたような？＜カリブ・愛の・・・＞松田聖子が第一回夫、神田正輝と共演したとだけしか記憶になく・・・。＜ティーン・ウルフ＞マイケル・Ｊ・フォックス主演、バスケ部所属の主人公がある日狼少年に変身して、ヒーローになってしまう。って話だったような・・・。松田聖子主演というだけで観にいった。ストーリーも印象に残ったシーンも記憶になく、それこそ「アイドル映画」的感覚です。ただ、私がそう思っているだけで、感動されたかたもいらっしゃると思います。というのも、ストーリーが全く思い出せないので、ＷＥＢ上で、検索したところ＜プルメリア・・・＞の映画を観てそれにあこがれて、結婚のブーケはプルメリアで出来るところを探された方もいらっしゃったから・・・。次回日記も端折るかも・・・？かなこさん期待に添えなくてごめんなさい。

  2002年05月13日

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• 野菊の墓（松田聖子主演）

  『政夫さんはりんどうのような人だわ。わたし、りんどうが好き』『民さんは野菊のようだ』どっちの台詞が先立ったか忘れましたが、そのころは何故かその台詞が流行るとまでは言わないまでも、当時人気絶頂のアイドル松田聖子の初主演映画ということで、話題に上ってましたっけ。聖子ちゃんカットが流行している中、明治か大正又は昭和初期の時代設定（原作：伊藤左千夫＜野菊の墓＞を読めば分かると思うのですが）の為、髪をアップにしおでこ丸出しの顔が不細工なんだけど変に可愛かった。ストーリーは親戚の家に奉公にいった娘と、そこの少年との淡い恋のお話。使用人の息子と奉公人の恋愛ということで、使用人である親戚の叔母（加藤治子役）が猛反対し、尚且つ過労死してしまうという悲恋です。臨終の時、民が手にりんどうを握り締めているのを、父親（愛川欣也）がみつけるシーン。『この子なにを握り締めとるんや』民の手を開き『りんどうや、そんなにまでに政夫さんのことを・・・（絶句）』って言う台詞に涙した覚えがあるのですが、今書いていて疑問が・・・。なぜ父親は、りんどう＝政夫　というのを知っていたのでしょう？ただ、アイドル映画と一言で片付けるにはもったいない作品です。語りは政夫の一人称ですが、年老いても忘れることの出来ない想いということで、政夫の老年役の宇野重吉（寺尾聡の実父）さんがされていました。

  2002年05月12日

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• 桃尻娘　プロポーズ大作戦

  若気の至り？！これって当時、日活がＨ路線に変更になって、所謂、にっかつロマンポルノと名乗っていたころ映画です。当時、中学生でしたが、週間プレイボーイと平凡パンチが愛読書で、そのグラビアを飾った一人に主演の竹田かほり（現、甲斐よしひろ夫人）がいました。ただ、それだけの為に、そしてロマンポルノってどんなの？って思いだけで観に行きました。学生なのに学割が使えず、ストーリーも全然分からず、ただ、映画館の中が饐えた変な臭いがして気分が悪くなったのを覚えています。今その劇場は、東映系で「ドラえもんのび太の・・・」とかを上映しています。竹田かほりは、後に松田優作主演のＴＶドラマ＜探偵物語＞で工藤探偵事務所に遊びにくる女の子役で出ていました。話は、変わりますが昨日書店で＜世界がもし１００人の村だったら（原題：If the world a village of 100 people マガジンハウス刊行）＞を買いました。これは、楽天広場内のＨＰをフラフラしている時に偶然目にし、書店で本があるのを発見して、即購入してしまいました。本の帯には、「世界中を感動でつつんだインターネットの民話」と記されています。皆さんも一度手にとって御覧になってみて下さい。少し幸せであることを実感できるかもしれません。

  2002年05月11日

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• ええじゃないか

  ええじゃないか踊り、またはええじゃないか運動とは、慶応３年（１８６７）から翌慶応４年にかけて、民衆が狂乱状態になり、「ええじゃないか、ええじゃないか」と叫び歩きながら、一揆などをしたものだと記憶しています（きっと歴史の教科書を開けば違っているような）。慶応４年といえば幕末も末、この前年慶応３年１１月１５日には坂本龍馬先生が暗殺され、１２月には「王政復古の大号令」がだされています。慶応４年は、鳥羽・伏見の戦があり、途中から明治になった年です。このような時代背景の中、民衆の間で「何をやってもええじゃないか」という考えが波及的に広まったものだと思います。映画は、桃井さんが当時輝いて見えていたので観に行きました。結局、ラストに役人たちの方向にお尻をむけて放尿するシーンしか覚えていません。というのも、そういうシチュエーションだから、所謂立ションというやつだったのと、女性のお尻を実物で見ていなかった幼さから、丸っこいお尻がたくさん並んでいるシーンは、特別に印象深かったのです。

  2002年05月10日

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• 戦国自衛隊

  ある日訓練中の自衛隊（師団か中隊か？何なのか分からないのですが）が、戦国時代にタイムスリップをしてしまい、「歴史を変えれば元の時代に戻れるのではないか」と考えて川中島の合戦に上杉方に組んで戦うという話だったと記憶しています。当時話題になったのは、敵方の兵士の中に美少年役として、薬師丸ひろ子が出ているということでした。劇場で観たときのことで、今でも覚えているのは、夏八木勲さん役（上杉方武将）が腕時計をもらって、本当に腕（二の腕、肘から肩の間）に時計を巻いていたことと、草刈正雄がストーリーと全く関係なく（と思っているのですが）時折、スクリーンの隅っこで、何かを言っていたということです。

  2002年05月09日

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• ラストレター

  当時、ダイアン・レインが好きでした。本当はその前々作日本公開では前作（デビュー作）の＜リトル・ロマンス＞が観たかったのですが、お小遣いがなく、漸くお小遣いをＵＰしてもらって観に行った映画です。実在のお話で自閉症の女の子（ダイアン・レイン）がエルヴィス・プレスリーにだけ心を開き、ファンレターを出したところ返事が返ってきた。みたいな話だったと思います。＜リトル・ロマンス＞に関して・・・。中学生くらいのＩＱの高いカップルが、ローレンス・オリビエ扮するペテン師に騙され又は騙された振りをして「夕陽が沈むとき、ゴンドラに乗って橋のしたでキスをすると幸せになる」という話を実行する。というお話です。当時の私は、そのテーマソングのレコード（ＥＰ盤）だけ持っていました。題名は＜ＳＵＮ　ＳＥＴ　ＫＩＳＳ＞だったと記憶しています。グループで唄われていたと思いますが、何と言う名前だったか・・・。

  2002年05月06日

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• ベルばら

  ＜野球狂の詩＞に続いて、これもまたマンガ（劇画）からの映画化です。原作は池田理代子さんで当時は、凄かったようです。この映画より先に、やはりＴＶでアニメ化され宝塚歌劇でも上演され、今なお上演され続けています。舞台はフランス、フランス革命下でマリー・アントワネットの近衛隊長である男装の麗人オスカルとアンドレの物語だったと思います。監督は、カトリーヌ・ドヌーブ主演映画＜シェルブールの雨傘＞のジャック・ドゥミで日本の映画でありながら、全てが外国人という映画です。ただ、この映画は観たくて観たわけではなく、社会科の授業の一環（フランス革命の勉強？）ということで、現地集合現地解散で、強制的に見せられたものでした。しかし、映画を観たからといってフランス革命が分かったかというと・・・全然です。ただ、ここで現地集合したことで一人で映画館に行けるようになった、きっかけの映画です。印象に残っているのは、オスカル演じるカトリオーナ・マッコールの乳房を観た事です。オスカルが着替え中に鏡に映っていたのです。その頃は幼かった為、それだけでドギマギしたのを覚えています。今思えば、男装していることを印象付ける演出だったのでしょうね。

  2002年05月05日

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• 野球狂の詩

  漸く、映画について。記憶に残っているのは、親に連れられ「１０１ぴきわんちゃん」か「東映こども映画まつり」、「チャップリンの黄金狂時代」のどれかが一番最初に観た映画だったと思います。当時観た時「１０１ぴきわんちゃん」も「黄金狂時代」もストーリーは、全然覚えていません。あとからＴＶやビデオを観て分かりましたが、その当時は・・・。「東映こども映画まつり」も仮面ライダー、アタックＮＯ．１があったことは覚えてますがストーリーは・・・。他にも巨人の星やみなしごハッチなどもあったような・・・。昔は３０分位のを５、６本やってました。今ではドラえもん１本だけで２時間くらいありますから大分違いますよね。さて、ストーリーを覚えている映画となると「野球狂の詩」になります。原作は水島新司氏のマンガで、当時ＴＶでもアニメとして放送されていたものの実写版でした。元々の原作は東京メッツに所属する老いぼれエース（岩田鉄五郎）を主人公にしたものだったのですが、後半から女子ソフトボールのエース（水原勇気）をプロ野球に入団させコミッショナーを納得させること、そして彼女を育てたキャッチャーが移籍して対決するまでが描かれていたと思います。映画では水原勇気のところからでコミッショナーを納得させるところまででした。水原勇気役に現在竹中直人夫人であられる当時バリバリアイドルの木ノ内みどりさんでした。岩田鉄五郎役にＴＶの「刑事コロンボ」の声でお馴染みであった故小池朝雄さんでした。しかしアニメ（マンガ）を実写版にすることには、やはり無理があったような、そんな映画でした。ところで、この映画はもう１本「嗚呼　花の浪花の応援団」と一緒に上映されていたのですが、何の情報も残っていません。情報をお持ちの方、監督が誰某とか青田赤道の役は誰だったということをご存知の方がいらっしゃいましたらお教え願えないでしょうか？

  2002年05月02日

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