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ドゥマゲテ(ドマゲッティ)の海を潜る、自然を堪能する、楽しく暮らす

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2010.05.17
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カテゴリ:イタリア
またまた途中ですが、マレーシアから急にイタリアに戻ります。
そして10年前にタイムスリップいたします。
マレーシア夏休みスペシャル企画についてはまた随時アップしていきますのでご心配なく。

オーストリアの同じ年の友6人と別れ、ついに最後の国イタリアへ電車で向かった。
イタリア側の海岸沿いを抜け港街ジェノアへ向かう。
太陽にキラキラと輝く海岸線を横目に走り、黄金海岸とどこかで聞いた所以もわかる気がする。
途中列車の乗り換え時にスウェーデンの忍者達にいきなりばったり出会い、「さすが忍者」
と妙に納得して。ジェノアに着いた。
ジェノアのユースはけっこう遠くバスで行かないとダメらしい。
しかし、バスに乗ったはいいが料金の払い方がわからない、みんな払っている様子もあまりない。英語も通じない。 運転手もまったく気にしない。
「うーーんどうすればいいんだー、こうなったら忍術でー」ドロンとやり過ごしてしまった。 

ユースに到着したが少し来るのが早く、まだあいていなかった、同じく早く来てしまった
日本人が二人いて、「日本人はまじめだなー、それともやることがないのかなー」と自分
たなにあげ、心の中でつぶやいた。
間もなくユースがあき、3人とも同じ部屋になったので、荷物を置きジェノアの街をブラブラ歩くことにした。

ジェノアの街はわりと大きかったが、見どころがあまりなく、工業都市という感じの印象。
同じサッカーで有名な都市のマンチェスターと同じような感じの街だ。
女性だったらイタリアでは良い思いをするのではないかと思うが、
日本人の男3人でイタリアを歩いても何にもいいことがない、ましてや貧乏旅行の若者にはなかなかつめたい国のよう。
貴族階級のようにいまだに見えない階級性があるというイタリアにおいて、きれいな恰好でショッピングにあけくれる、日本人女性やおばちゃま方にはすごくよくするが、バックパックを背負ってあまりいい格好とは言えない恰好で練り歩く貧乏旅行者には意外とつめたく、ユースホステルでも不親切だった。
いままでの国はわりと、ユースの朝食がブッフェ形式の食べ放題なのだが、
イタリアはここもベネチアもローマもパン一つとジャムとコーヒーという質素なものだった。

この旅の中でイタリアは一番物価が安く、パン以外のものも食べられるので嬉しい。
夜はユースで本場ジェノベーゼソースのパスタをいただいた。
夕食を一人で食べていると、ドイツ人の家族が話しかけてきて最初両親が話しているのかなと思ってそっちの方をみていたら、どうやら違う方から声が聞こえてくる
見たら、12歳のドイツ人にしてはかなり小柄な息子が話しかけてきていた。
父親はまったく英語が話せなく、母親は少し、息子が話せた。
すごくにこやかで感じの良い父親に、少し厳しそうだが母性が強そうでドイツのお母さんと言う感じの母親、好奇心が強く勉強熱心な息子で
すぐに息子に質問の集中攻撃をくわされた。

しばらくして、わかれてベットに入ったが、その父親が話しかけてくる
彼はドイツ語しか話せなくそれでも話しかけてくるから困っていたら息子がきて
通訳してくれた。
どうやらめざまし時計を持っていないらしい。かしてあげるとすごく喜んでくれた。
明日どこに行くのか?と聞いたらドイツ語なまりが強く、そこだけどうもうまく聞きとれなく、何を言っているのかわからなかったけど、「一緒に行こうよ!」と言われ
何だかわからないけどついていくことにした。
旅はみちづれ世は情け。
明日はドイツの家族について行きよくわからないところへ向かうことにした。





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最終更新日  2010.05.17 10:57:49
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