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ニーハオ中国

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2010/04/21
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私は日本で不動産を持ったことがないので、
詳しくはないのですが、
日本では、不動産はだれのものかと
聞かれたら、不動産の名義人のものと
考えるのが普通ではないかと思います。

でも、中国は違うんです。
結婚後に購入した不動産は、
その名義が夫婦のどちらのものであっても、
その不動産は夫婦共有の財産となり、
その不動産を購入する際にも、売却する際にも、
夫婦両方の同意サインが必要となります。

今回、三環のマンションを売却するにあたって、
つばめも契約書にサインさせられました。

夫が契約書を持って帰ってきて、
サイン欄を指し、

「はい、ここにサインして」

と言いました。
でも、内装の際に、施工が終わる前にサインしてしまい、
その後不備が見つかってもあとの祭り、という目にあい、
「サインは慎重に」という教訓を得たつばめ、
サインの前に契約書に簡単に目を通し始めました。

それを見て夫、

「そんなの読まなくていいから、さっさとサインして」

とつばめをせかします。

「ちょっと目を通すぐらいいいでしょ。
 そうそう、販売価格はどこに書いてあるの」

と言うと、夫が怒りを含んだ声で、

「契約書を読んで納得しなかったら、
君はサインしないつもりなの?」

と言うので、

「そりゃ、納得しなければサインできないでしょ」

と言うと、夫、

「もう話がここまで進んでるのに
そんなことできるわけないだろ」

と本気で怒った様子。

つばめもサインしないつもりは全然なく、
ちょっと契約書見せてよ、ぐらいなつもりだったのですが、
夫にしてみると、あれこれ契約書を詳しく見たりするのは
自分が信用されていないように感じて
とても不愉快だったようです。

そんなぐらいで怒らなくてもねぇ、って
つばめは思うけど、
中国では本当に親しい友人や夫婦間では
お金の貸し借りにしても契約書のサインにしても
二つ返事でOKするのが信頼の証みたいな
ところがあるのかもしれません。

さて、その後ですが、
今度は購入者が銀行でローンを組む際に、
再びつばめのサインが必要、
しかもつばめは外国人なので、
そのサインの有効性を確認するために、
パスポートの日本語訳を公証して
提出しなければなりませんでした。
ややこしいですね。

それにしても、
中国はほんとに夫婦平等、
不動産も夫が買いたいと思っても、
お金があるだけでは駄目なんです。
まずは妻を説得する必要があります。
頭金もローンもすべて夫が払う場合であっても、
妻が反対すれば購入できず、売却もしかり。
つばめは「中国ってほんと妻の権限が大きいのね~」
と感心しています。

不動産は夫婦の共有財産だよ、という
お話でした。

↓車がだ~いすきなチビちゃん、
 お父さんに本物の車のハンドルを
 握らせてもらってご満悦♪





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Last updated  2010/04/21 06:24:26 PM
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