カテゴリ:中国不動産・株・理財のハナシ
竜湖地産(不動産開発・販売会社)の経営者、吴亜軍さんは、
昨年3月フォーブス発表のグローバル富豪番付の 中国大陸の女性経営者部門において 資産55億米ドルでトップ。 つまり中国で一番のお金持ち女性経営者です。 その吴亜軍さんが離婚していたことが 11月中旬に明らかになりました。 離婚に際してかかったコストは200億香港ドルと言われています。 200億香港ドルって、いくら? 日本円にして3000億円ぐらいでしょうか。 桁が大きすぎてよく分かりません。 吴亜軍さんは1980年に西北工業大学の航海工程専門に入学。 大学卒業後は計器メーター工場の技術職員となり、 1988年に新聞社に転職、その後メディアの仕事の関係から 不動産業に足を踏み入れたのだそう。 1997年に生まれ故郷の重慶で初めての 住宅プロジェクトを手掛けたのが大当たり、 あっという間に“重慶市・優れた住宅トップ10“で第1位を獲得。 その後の竜湖地産はトントン拍子で、 中国全土の第2,3線都市を中心に土地の購入・開発を続け、 瞬く間に不動産開発・販売会社の老舗ブランドに成長し、 2009年には香港株式市場に上場を果たしました。 吴亜軍さんはワーカーホリックとも言えるほど仕事一筋の人で、 1年に200回以上飛行機で空を飛んでいたようです。 対してご主人は一時は会社の副社長を務めていたこともありますが、 それを辞してゴルフプロジェクトなどを手掛けていたようです。 どんな理由で離婚となったのか分かりませんが、 夫婦で女性のほうがやり手というのは、 色々と難しいことがあるのかもしれませんね。 我が家、この竜湖地産には少なからぬ縁があります。 夫の友人の紹介で、投資目的で 成都にマンションの一室を購入したのですが、 その開発業者が竜湖地産。 中国では、まだ物件の建築が始まっていない状態で購入契約を結ぶ ことも多く、頭金を払い、ローンの返済も始まったのに、 建設が予定通り進まず、物件引き渡しが 大幅に遅れたりすることも多い中、 竜湖地産は毎月工事の進捗状況をショートメールで知らせてきて、 きちんと期日通りに物件の引き渡しを行いました。 その後も定期的に物件購入者と連絡を取り、 各種イベントを行ったりするフォローの細やかさ。 それもあって、竜湖地産の物件は、 友人の紹介やリピート購入で売れていくことも多いようです。 事実、我が家は友人の紹介で竜湖地産が開発した成都のマンションを購入し、 翌年には竜湖地産が北京で開発予定の南五環外の住宅をリピート購入。 地下鉄駅の真上の物件なので、そう値崩れはないだろうと、 あまり心配はしていません。 (ま、これらのお金は、つばめ夫婦が結婚当時に初めて購入した 東三環のマンションが3倍に値上がりして得たあぶく金なので、 損してもそう心痛くないお金です。) 竜湖地産の多くの住宅プロジェクトは、 湖畔や川辺にあったり、緑がたくさん植えられた 庭があったりするのが特長。 聞くところによると、竜湖地産は理想的な住宅周辺環境を作るため、 木を植え育てるところから始めるそうです。 私たちが購入した南五環外のマンションは どんな風なのかは分かりませんが、 地下鉄真上で交通至便、駅直結の大型ショッピングモールも 同時に開発される予定で、便利で快適な生活を送れそうです。 そんなわけで、我が家では竜湖地産の印象はすこぶる良いのですが、 今回の離婚騒動で、経営に何らかの影響はあるのでしょうか。 きっと女性経営者の細やかなセンスが生かされている住宅、 私も投資でなくて住んでみたいです。 ↓竜湖地産の住宅イメージ図(この物件を買ったわけではありません)。 P1140154 posted by (C)つばめ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/12/17 05:12:03 AM
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