『ゴールデンスランバー』
これもすごい観たかったのですが、なかなか時間が合わずだいぶ出遅れてしまいました。これも伊坂さんの原作なので期待度高くってお話の方は凱旋パレード中に首相が暗殺された仙台、宅配ドライバーの青柳は、久々に再会した旧友の謎の言葉を聞いた直後、警官から突然銃を向けられる。訳もわからず現場を逃げ出した彼は、身に覚えのない証拠と見えない力によって無実の首相暗殺犯に仕立てられていく。絶体絶命の中、青柳は大学時代の仲間たちに助けられながら逃亡を続けるが……。相変わらず、細かい伏線が楽しいですね~ごく普通の人間が、陰謀に巻き込まれていく様子がテンポ良く描かれていて、あっという間お話の中に引き込まれちゃいました。出てくる人間のそれぞれに役割がちゃんとあって、パズルのピースのように次第に全貌が浮き上がっていく感じが気持ち良くて!伊坂テイスト満載の作品に仕上がってましたね~。主演の堺さんもこれまたはまり役で。永島さん演じる刑事に発砲された時のビビリ顔とか最高でしたし(笑)伊坂作品に欠かせない濱田君のキルオとかも雰囲気あって良かったなぁととりあえず、今年観た邦画の中で一番好きです♪そういえば映画の中でキーになるあの書初め本当に堺さんが書いたんですってね~。携帯の待ちうけに欲しいかも(爆)文庫化されないとなかなか買えないので、原作は未読なのですが、映画と比較して読むのが今から楽しみです。伊坂さんがインタビューでしばらく自分の作品の映像化はお休みしたいと書いていたけど、こんな風に面白い映画が続くと、引き続き観たくなってしまいますね~。ゴールデンスランバー1680円斉藤和義 / ゴールデンスランバー~オリジナルサウンドトラック~2199円