とにかく、
終わりました、発表会。肝心のnyantasistaの演奏は、うーん、あまり満足のいくものではなかった。リハーサルのときから暗譜が怪しく、その後、控え室での練習でも一度も暗譜が通らなかったので、ある程度覚悟して本番に臨んだのだけれど、やっぱり、練習でも弾けないものは本番でも弾けない…。そういう当たり前のことに改めて気付いた発表会だった。楽譜でいうと2ページ目の真ん中あたりで左手が怪しくなり、2度弾きなおすも全然思い出せず(これまで左手の音は何となく練習していたんだなあと実感)、1ページの終わりくらいから弾き直したけれど、もっと深みにはまって分からなくなり、途中大幅にふっとばして3ページ目へ。そこから先は開き直って弾けたけれど、ミスタッチがかなり多く、練習不足を痛感した。先生や友人、家族からは「ラフマニノフの音が出てた」と言われたけどね。昨年夏のシューマンの時のような達成感がないのがちょっと悲しい。せっかくの「ホーム」での発表会だったのになあ…。(今日の写真…発表会のホールのシャンデリア)