テーマ:暮らしを楽しむ(387933)
カテゴリ:映画
いつものように、「世界名歌集」から歌詞を書きぬいていました。
何だか、見慣れない単語が出てくるねーと思ったら、これにはドイツ南部のシュヴァーベン地方の方言が入っているからのようです。 せっかくだから、日本語の歌詞も、縦書きで。 日本語の歌詞では、友達とのしばしの別れを惜しむ歌のように見えますが、元の曲はちがいます。 職人修行(あるいは兵役)で旅に出る若者と、しばしの別れを告げられて涙する恋人とのやりとりが、描かれた歌のようです。 単語の意味は、手書きの歌詞に書き加えていますが、意訳すると 1. 君のそばにはいられないけれど、僕のしあわせは君次第 僕がもどってきたら、恋人よ、君に会いに行くよ 2. 旅に出る僕を見て君は泣く、まるで愛がなくなるかのように。 行く先に娘は多いけれど、僕は君ひとすじなんだよ 3. 時が過ぎたらブドウを摘んで、また戻ってくるから そのとき僕がまだ君の愛しい人なら結婚式をあげよう 時が過ぎて修行が終われば、僕は君のもの そのとき僕がまだ君の愛しい人なら、結婚式を挙げよう という感じですね。 曲名は、『Abschied』(アプシート)で、別れ。でも、歌詞の一行目から「ムシデン」という曲名で親しまれているようです。 そういえば、私の記憶では、確かエルヴィスが映画の中で、人形劇に入り込んでこの歌を歌っていたよねー。母に映画館に連れていかれて見たのかもしれません。 当時、東映映画はほとんど見ていたし、あと世界の名作映画とかに交じって、時々エルヴィスの映画にも連れていかれてたんですよ。 というわけで、検索したらありました。 ドイツに駐留していたエルヴィスの復員後、できた映画の「GIブルース」です。 最初は賭けで始めた恋のゲームで、本当に恋に落ちてしまった兵士の話。 二人はデートでライン川下りを楽しんだあと、広場で人形劇があっているところにやってきます。 なんか、アメリカ兵が、娘さんのお父さんをボコボコにする話みたいですね。 でも、いいところで蓄音機が壊れてしまいます。 すると、エルヴィスが立っていって、人形劇に参加して歌い始めます。 すると、お父さん役の人形から、ボコボコやっつけられてしまうエルヴィス。観客は大喜び。 人形劇屋さんも、見ていた子供たちも大喜びで拍手していますね。 なんか、久しぶりに見ましたよ。 20年くらい前に、エルヴィスの主な映画のDVDを買いまくり、CDもたくさん買い込んだので、その時にも見ていたと思います。 では、朝ごはんね。 今回、ハヤシライスに、焼肉用に売られていた「牛さがり」を入れてみたら、柔らかくて、歯に自信のない旦那にもバッチリ。とても美味しくできました。 「牛さがり」って、横隔膜のことですよね。安くて美味しかったので、とても得した気分になりましたよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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