テーマ:暮らしを楽しむ(387857)
カテゴリ:映画
久しぶりに見た「るろうに剣心」三部作は、ものすごく面白かったです。しかし、本編とコメンタリー付きで二回ずつ見たので、2日半かかってしまいましたよ。
チャンバラづいたところで、ふと思いついて、橋蔵さんの映画を見ることにしました。 まずは、「水戸黄門」から。 水戸黄門の映画やドラマは本当にたくさん作られているのですが、橋蔵さんが出ているのは、この三作です。 これは、持っていたVHSビデオが、そのうちに見られなくなりそうだったから自分でDVDに焼いたもの。昔のビデオにはビデオガードとかついていないから、簡単に焼くことができました。(ビデオデッキは捨てたけど、橋蔵さんのテープは全部保管してある。見られないけどね。) 年代順に見た感想。 〇 1957年の「水戸黄門」は、正統派です。きちんと描かれている感じ。 〇 1959年の「水戸黄門~天下の副将軍」は、好きです。理由はあとで書きますね。 〇 1960年の「水戸黄門」は、大友(友は点がついている)柳太朗さんが演じたえどずん(井戸甚左衛門)が最高! 1959版が好きな理由は、 ・全体に明るいストーリー展開で、親子の思いやる気持ちがいっぱい。 ・感動して泣けました。 ・まだ偉そうじゃない里見浩太朗さんが、とっても可愛い。 ・東千代之介さんの踊りがとにかくうまい。さすが日本舞踊の家元です。 ・丘さとみさんがぽっちゃりしていて可愛い。 ・狂気を装って屋根に上っている殿様を慰めるシーンのひばりさんの歌がいい。 この歌がとても気に入ったので、いつでも歌えるように楽譜にしました。 (これは、ひばりさんが実際に歌っている調です) なぜ殿様を慰めているのかというと、この殿様は実は光圀さんの実子なんです。 話がややこしいので、ざっと書くと、本当は光圀さんには兄さんがいたのに、自分が水戸家を継ぐことになった。申し訳ないので、兄さんの子供を自分の養子にして水戸家を継がせ、自分の実子は兄さんの高松藩に養子にやったというわけ。 でも、その兄さんは亡くなってしまい、家臣たちは養子に来た光圀の子のことをよく思っていない。というわけで、お家騒動になりかけていたんです。 これは、実際の光圀公の伝記みたいな歴史小説ですが、そのあたりのことがよく描かれています。 橋蔵さんも生き生きと公儀隠密の板前を演じていて、なんか楽しそう。進藤英太郎さんも珍しく良い人の役(ひばりのお父さん)です。 1960版で面白かった場面は、最後の光圀公が歌うところ。こんなのなかなかないですよね。 そのまますぐに止めずにいたら、あらま、予告編がついていました。(昔の東映ビデオだからね) なんと、「ギャング忠臣蔵」という映画です。みなさん若いし、和服じゃないからなんか違和感がある(o^.^o)y 東映は、チャンバラ映画のあとは任侠映画、ヤクザ映画ばっかりになったものね。 それで、行かなくなりました。 無事「水戸黄門」橋蔵三部作を見たあとは、どれにしようかな? せっかくだから「若さま侍」シリーズにしました。 これまた、いろんな俳優さんによって、映画やテレビドラマで演じられています。 原作を読むのが好きな私ですから、城昌幸作「若さま侍捕物手帖」もちゃんと持っていますよ。 このシリーズは短編が300作くらいあるらしいのですが、とても全部は買えません。これで辛抱しよう。 そのかわり、これがあるよ。 田村正和さんの若さま侍です。橋蔵さんの映画10作を見たあとに見ようかな? 全18話。 では橋蔵さんの「若さま」を見よう。 あ、忘れてた。朝ごはんね。 母がゴボウの甘辛を喜んで食べていました。みんなは、厚揚げを焼いたののほうが好きみたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.08.03 19:32:12
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