私の好きな漫画家(4)
今日は渡辺多恵子さん。この人も有名な方ですね。今、連載中の「風光る」新撰組を少女漫画らしく描いてらっしゃいますよね。あれは新撰組とは違うと批判する方もいるようですが、少女漫画でそれを描けというのでしょうか。新撰組を少女漫画でやること自体すごい事だと私は思います。ちょっとくどい文章になっちゃいましたね、すみません。私が初めて読んだこの人の作品は「はじめちゃんが一番」。これは当時大人気だった光GENJIをモデルにした作品で、アイドルグループA.A.Oの五人兄弟とそのお姉ちゃんの話で登場人物が多数。その多数のキャラクターを一人一人丁寧に性格付けされ、なかでも江藤亮の性格が特殊であり、それは亮の過去に問題があるのだが、あの庵野秀明があの「エヴァンゲリオン」の綾波レイが、江藤亮を知らなければレイというキャラクターは登場することはなかったと何かで読んだ。とにかくこの人の作品は丁寧でリアリティーがあって面白い。他にも多数の作品があるが、どれも名作揃い。「はじめちゃんが一番」は長編ですが、読み始めたら先が気になって止まらなくなるのでご注意!