父が亡くなりました
6月10日実の父が亡くなりました。なんというかあんまり実感が湧かない。悲しくなかったのです。父と母は離婚していて、母は当時居酒屋を開き、父は田舎に戻って中華料理屋を始めました。元々中華の料理人だったので。田舎は長崎の五島列島で会いに行くのは1年に1回程度でした。父が田舎で脳梗塞で倒れ、福岡の病院に転院し、見舞いは月に2回位、そのうち自宅療養になり、月に1,2回位。自宅で2回位病で倒れ、その度に入院。その頃はもう寝たきりになってしまい、私達家族のことも分かっているのかどうか分からない状態になっていました。この時は月に1回程度の見舞い。同じ市内にいながらなんでもっと見舞いにいかないのかと思う人もいるかもしれない。段々とやせ細っていく父を見て、こういう時って何考えてるんだろうとか思ったりした。私は父が居なくなるという現実を受け入れることができないでいた。今もそうかもしれない。あまりにも会っていなかったので、今もどこかにいるようなきがするのだ。骨になった父を見ても、泣くことができなかった。病に倒れた父の面倒をみていたのは下の兄だった。下の兄はお葬式で、誰もいないところで泣いていたらしい。私は幼い頃から父が大好きだったのに、悲しくならない自分はどこかおかしいような気がする。