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カテゴリ:ワーキングマザー系のお話
本日が最終出社日でした。
いちおう、退職金明細の受け取りと諸手続ということでした。 指定時間に行き、人事部長応接に案内されると、にこやか (でもそれは「表情を作るのがお上手」だということが、育児介護専門委員会の活動の中でわかりましたが) な部長と、部長補佐年配者の2名がお待ちかねでした。 「こちらが明細です。長い間ご苦労様でした。」と、うやうやしく渡されたので、 「別にメールでもいいのに、やっぱりこういうことをするのか」 などと思いながら、私もよい笑顔を作ってうやうやしく受け取りました。 で、そのまま退室しようとすると.... 「あ、ちょっと待って」と呼び止められ、着席を促されました。 なんでしょう。 「いや、長い間ご苦労様でした。」と年配補佐が笑顔。 あ、どうも。 「育児に専念とのことでしたね」と部長。 そして、二人で笑顔で私に話せと無言の圧力.....。 ほー、なにか言わなくちゃいけないらしい。 なら。 「育児に専念というか....」 育児に専念といえば。 12月始めに直属上長から前期評価面接があり、評価シートの返却がありました。 そこに10月以降の本人の適正などについて上長評価が書かれるのですが、「育児に専念」とだけ。 は~。 私の決断を簡単な言葉に丸めましたな。 でも、上長とはもうあんまり話もしたくなかったし、説明しても聞く人でもなかったので、そのままシートを受け取りました。 併せて、ボーナスに加算される組織業績評価分の金額についての説明がありました。 社内のうち、貢献度が高かったグループのメンバーには、ボーナスに+αが出るという制度です。 人数×金額がそのグループに渡され、配分は上長に任されています。 お金が好きな上司は、メンバーをランク付けして配分金額に差をつけたりするようですが、 一律全員同じ金額という上長もけっこういて、そこら辺は性格がよく表れます。 うちのグループは基本的に一律だそうで、そこまでの説明はわかりましたが、 「で、あなたは育児勤務だったので、時間相応に6割にしておきましたので」と言われました。 6割? なんで6割? 標準勤務時間は7時間15分ですが、私の勤務は5時間半。 7割超だと思うのですが。 よっぽど「仕事やってくれなかったら減らしました」とでも言ってくれればいいのに。 とはいえ、もう支給が終わったボーナスについて言っても仕方がありません。 はいはい、育児に専念しますよ。とつぶやいて、面接を終えた私でした。 話は退職手続き面接に戻ります。 「育児に専念といっても、一番子育てに大変な時期は会社に来ていましたから。 下の子も3歳だし、上の子も10歳なので、育児そのものには手がかかりません。 実際、有給消化中は、中途半端に暇でしたから。 ただ、3月で育児勤務期間が終了すると、所属している部が一番忙しい時で残業は必須です。 去年は若手メンバーは毎晩10時過ぎまで働いて、業務の処理をしていましたから。 (それもわかってる? 若手が全部こなしていたんだよ、ただし私以外の...と内心) それには、今の自分には対応ができないので、辞めることにしたのです。 以前にもお話しましたが、 (組合と、人事部と、育児介護専門委員会のスタッフで、会社の育児介護の制度についてお話し合い) 定時退社制度とかがあれば、ぜひ続けたかったのですが、 まぁ、このような選択ということになりました。」 と部長に説明させて頂きました。 育介のみんな! 私、見えないところでも最後までやったよ! ....でも、にっこりと「そうですか」というお返事。 部長、最後まで全然わかってくれそうにない人でした。 戻って諸手続を済ませ (かなり面倒。扶養に入ると、後で失業手当をもらう期間は国保に切り替える必要があるとか)、 社内の挨拶回りをしました。 案外声をかけられる人が少なかったかな。 出張でいない人もいたし、業務時間中だったから声をかけにくい雰囲気もあったし。 本当に言いたいことがいっぱいあった人には、かえってなんか言えなかったり。 みんなに「また帰ってきそう」と言われました。 帰ってきても、いい会社だと思うよ。 でも、派遣の年齢制限に引っかかりそうだけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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