昨日とは明らかに様子が異なる
9時起床。昨夜は失禁3回。今日は朝から頭が垂れていて体がフニャとしている。朝食後、テレビを見るが、ボーッと眺めてるだけ。「不安だ」と言うので、「気分を明るくする薬飲んでみる?」と聞くと「飲む」と言うので、テトラミドを飲ませた。30分ほどすると、「寝る」と言い出し、12時より2時間昼寝。昼寝後、「お昼食べる?」と尋ねたが、首を振る。とりあえず、ニラ雑炊とがんもとカブの煮物を配膳し、エプロンを首に掛ける。しばらく様子を窺っているとほとんど目をつぶりながらもご飯を食べ始めた。5分ですべて食べ終わり、私が食べていたお菓子も催促する。熱の下がった甥が遊びに来たが父は関心を示さない。姪は昨夜熱を出したという。双子が揃って風邪を引くのは、これで二度目。隔離しても風邪をうつさないようにするのは難しそうだ。父はテレビを見ながら、車椅子に座ってまた眠りだす。「痒い」と「お尻痛い」以外は、言葉を話さず、昨日とは明らかに様子が異なる。お尻が痛い時は、父を立たせたり、車椅子のクッションを何度か替えたり、杖を突いて体を支えながら歩かせるが、どれをやっても体が倒れそうになる。気分を明るくするテトラミドは効果がなかったようで、眠さが増長されただけのようだ。19時、夕食。ご飯をお替り。2週間前までは玄米を食べていたが、その時はお替りはせず、残すことも多かった。今は父の部下だった人が自分で作った新米を送ってくださり、父はその白米を食べている。白米を食べるようになって、お替りすることが多くなった。それでも、「栄養は足りているか」「満腹感がない」と泣きながら訴える。食べてもお腹がいっぱいにならないというのは、脳卒中の後遺症だろうか。追加のバナナを食べると「寝る」と言う。今日は落ち着きがないというほどではないが、「ボケてる」と具合が悪そうなので入浴はせず、20時半に就寝。