PET検査受診
昨夜は5時から「胸が痛い」「苦しい~」「死んじゃう~」と騒々しくなる。何度も硬直した左腕を伸ばすが、すぐにまた硬直してしまう。指先まで力が入って硬くなり、確かに辛そうだ。9時半起床。排尿量は11時間半睡眠で980cc。朝食後、車椅子でウトウト。双子に会いたいというが、あいにく昼寝中。12時、母がPET検査(陽電子放射断層撮影)受診のため、新横浜のYクリニックへ。PET受診の目的は、肺以外の部位に肉腫の転移があるかどうかの確認。PETは眼下(眉の下)から大腿基部(足の付け根)までの極微小な腫瘍やリンパ節転移の診断が可能で、良性・悪性の判定ならびに悪性度の診断にも役立つとのこと。2月に撮ったCTと刺絡療法のSクリニックで毎月検査している腫瘍マーカーの数値を持って行く。昼食はうどん。今日は昨日ほどはボーッとしていないが、今ひとつ元気がないし、声も出さない。尿は尿瓶で3回採れる。午後はプロ野球観戦するも、居眠りしている。夕食は弟夫婦の分と一緒に宅配寿司の出前をとる。温泉ご招待のほんのお礼だが、今日は母が被爆して帰宅するため、別個の桶にしてもらう。PET検査の被爆量は約2.2mSvだが、念のため、検査後は6歳以下の子供を抱っこしたり、接触しないように注意を受けている。バリウムを飲む胃のX線検査のほうが被爆量が約4.0mSvと多いらしい。19時、父が「気持ちが落ち着かない」と言い始めるが、タイミングよく出前の寿司が届き、食べ始めると少し落ち着く。19時半、母帰宅。一度、撮影の取り直しをしたと言う。PET料金は保険外なので92,400円。年金生活者にこの金額はキツイが、肺の胸腔鏡手術の決断をするのに、肺以外に転移があるかないかを確認することは必須。母は手術にもPET受診にも消極的だが、家族としては今できることは何でもしたい。もちろん、最終的には本人の意志を尊重するけれど。母の主治医K先生が書いた診療情報提供書のコピーにある「腫瘍は増大を認めるものの、非常にslow growing」の言葉にホッとするも、PET検査の結果が届くまでは落ち着かない。夕食後、父、不穏。血圧は172-107mmHgで、脈拍107。ここのところ、夕方の血圧が高い。22時、入浴後就寝。排尿量1770cc。水分摂取量2410cc。