天下統一へのカウントダウン 我が永久に不滅の巨人軍読売ジャイアンツ
あと数時間後に起きる、努力が呼ぶ必然さあ我が永久に不滅の巨人軍読売ジャイアンツの天下統一への最終カウントダウンも大詰めをむかえました。後はサタデーナイトフィーバーになるかビューティフルサンデーになるか、とにかく最後の一球入魂の記憶に残るオンリーワンプレーを見届けるだけです。そこでこれまでの総評をすることで最後の一勝を必ず勝取る為のポイントを見つけたいと思います。第一試合【1日・東京ドーム】◇1回戦・巨人1敗 ◇観衆44,757 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計西武 0 0 0 0 1 1 0 0 0 2巨人 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 [勝]涌井 1試合 1勝 [S]グラマン 1試合 1S[敗]上原 1試合 1敗 [本]後藤1号(上原・5回)、中島1号(上原・6回) とにかく涌井秀章投手の力投が素晴らしかった、敵ながら天晴れです。それにそんな投手相手にこんな緊迫した熱戦をしたことは、だらだらした勝利以上にはるかに価値のある敗戦だと思います。特に上原浩治投手の雑草魂の力投は感動しましたね、生まれつき球質が軽いので(星飛雄馬か)ホームラン2発は仕方ないですが、しつこく機動力のある一二番の片岡易之、栗山巧をしっかり抑えてソロホームランに被害を食い止め、しかもその後を打つ助っ人ボカチカ、ホームラン王おかわり君中村剛也を空振り三振に抑えるとは、さすが巨人のエース、いや全日本のエースですね、同僚の投手陣だけでなく味方チーム全員に闘魂こもった巨人軍愛を植え付けるとは見事です。打線も2安打ながら、エラーで出た走者鈴木尚広を木村拓也が送りバント、そして四番で長距離砲の外人助っ人アレックス・ラミレスが右打ちのタイムリーと、金で集められたエリート集団と野次されるチームの選手が世間の注目をひときわ浴びる大舞台で、貪欲に相手のミスにつけこみチームバッティングに徹して繋ぐ野球をするとは感動ですね、最高です。ただし、ことの良し悪しは別にして、先発投手陣の豊富な巨人が絶対的なエース涌井に上原をぶつけるとは思い切ったことをしますね、しかしそれがチームの団結を生んだような気がします。第二試合【2日・東京ドーム】◇2回戦・巨人1勝1敗 ◇観衆44,814 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 西武 0 0 0 2 0 0 0 0 0 2 巨人 0 1 0 0 0 1 0 0 1x 3 [勝]越智 2試合 1勝 [敗]岡本真 1試合 1敗 [本]中島2号2ラン(高橋尚・4回)、ラミレス1号(岡本真・9回) 5回1/3イニング2自責点ながら左のエース高橋尚成投手が良く頑張りましたね、さすが上原の雑草魂を一番知る尚成ならではの見事な巨人軍愛の中継プレーですね、それに前の試合に引き続いて西村健太朗投手、越智大祐投手の若手中継ぎトリオの一角が良く頑張りました。打線は切り込み隊と下位打線はがんばりましたが、主力がブレーキになって打線に繋がりが無かったですね。最後にラミちゃんのホームランで決まりましたが、調子の良い左投手が出てくると苦しくなることを露呈してしまいました。第三試合【4日・西武ドーム】◇3回戦・西武1勝2敗 ◇観衆24,4951 2 3 4 5 6 7 8 9 計 巨人 1 3 0 0 0 1 0 1 0 6 西武 0 0 0 0 0 4 0 0 0 4 [勝]内海 1試合 1勝 [S]クルーン 1試合 1S[敗]石井一 1試合 1敗 [本]鈴木尚1号3ラン(石井一・2回)、ラミレス2号(石井一・6回)、小笠原1号(小野寺・8回)、中村1号3ラン(西村健・6回) この試合は石井一久投手がポイントでしたね、不調だったのか巨人が長年の対決からの攻略法を見つけたのかはわかりませんが大量先制が効果てきでした。そして内海哲也投手の力投も見事でしたね、さすが先輩のエース2人がここまでやると次世代の若手エース最有力も黙ってはいられなかったんでしょうね、良い刺激の仕合をしていますね。三順目で連打されましたが、相手はパリーグの覇者、中継ぎがしっかりしているのですから飛ばし過ぎのスタミナ切れも十分に許される範囲だと思います。そして三連投ながら越智が良く投げました、見事です。ただ、谷佳知、亀井義行そしてキムタクと対左投手用の中軸が不調なのが気がかりでしたね。第四試合【5日・西武ドーム】◇4回戦・西武2勝2敗 ◇観衆27,930 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 巨人 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 西武 1 0 0 2 0 2 0 0 X 5 [勝]岸 1試合 1勝 [敗]グライシンガー 1試合 1敗 [本]中村2号2ラン(グライシンガー・4回)、3号2ラン(グライシンガー・6回)まずこの試合終了時点でチーム打率、ホームラン、平均得点が巨人が0.182、4、2.5、西武が0.189、6、3.3と明らかに両チームが打者データを上手く活用して投手戦に持ち込んで、しかも戦前の予想よりもエラーが少なく、しかも機動力、特に盗塁を防いでいることが読み取れます。そんな中で好調の中島、一発のあるおかわり君に対してセス・グライシンガー、最多勝投手とはいえ助っ人外人ということで、短期決戦、データ、そして走者中島、こういった状況下で神経をかき回されたように思います。そして先制されて、相手先発が好投となると巨人の悪い癖がホームランを狙った大振り、その結果が完封10三振、長いリーグ戦ではなく短期頂上決戦なんですから、伏兵をしかもその打撃だけでなく、特に機動力を信じて今だけは繋ぐチームバッティングをして欲しいと願っていました。せめて決定的な左の代打の切り札がいれば・・・清水隆行、お前の執念と巨人軍愛はどこに行ったんだ?!!!第五試合【6日・西武ドーム】◇5回戦・西武2勝3敗 ◇観衆28,763 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 巨人 0 1 0 0 0 0 4 0 2 7 西武 1 0 1 0 0 0 0 0 1 3 [勝]西村健 4試合 1勝 [敗]涌井 2試合 1勝 1敗 [本]阿部1号(涌井・2回)、平尾1号(クルーン・9回) この試合あたりから、両エースが打たれたように両軍投手データを生かした攻撃が出来るようになっている、決して両チームの打撃陣の調子が上向いているとは言えない。そこで西武の細川亨捕手や中島の怪我人続出と巨人の李承ヨプ、小笠原道大の両主軸左バッターの不振だ。しかし、データに無いラミちゃんの巨人軍愛がチーム全体に浸透しているのも事実だ。第六戦のカギ間違いなく、第七戦は完封した右腕岸が出てくる、DHが無く左の主軸が不調の状況では不利だ、先発も内海だろう。となれば第六戦を必ず勝たなければならないし、最悪負けてもリリーフで岸や涌井を引っ張り出しておく必要がある。巨人の先発は左のエース尚成だ、しかも抑えに上原をもってこれるし、最悪内海やグライシンガーのワンポイントも有りだ。となれば中継ぎ若手トリオと豊田が調子も良いだけに尚成が5回前後、打線で言えば二周りもってくれれば上出来でメドもたつし、逆にどんなに好投してもそれ以上は投げさせていけない。DHが無くドームであるのもいつもの野球が出来るという点では巨人投手陣には有利だ。となれば尚成が試合を創るのが前提で、西口文也又は帆足和幸のどちらかの先発VS打撃陣となる。おそらく経験と左の主軸の不調を見越して西口だろう。データがそろっていないだけにまず打ち崩すまでは出来ない、となれば何とかゲーム中盤で打者西口に代打を出させる接戦の展開にもっていきたいし帆足が控えているので、それは接戦なら難しいことではない。そこで最大のポイントは左の帆足に送る右の代打がポイントになってくる。谷、大道典嘉、寺内崇幸、加治前竜一、もちろん阿部慎之助、加藤健の代打も考えられるがゲーム中盤となれば先の四人の中の一人だろう。中島、細川が未知数で決して守備は磐石ではないとなれば寺内、加治前の足を絡めた打撃が面白いのではないかと思う。もちろんその場面でゲームが決まるとは限らない、しかし勝つオーラを呼び寄せる重要な場面に違いない。ゲーム中盤での左のリリーフに対して右の代打、これが勝負のカギに間違いない。あと一勝、もうここまでくれば勝つしかない、さすがにもう綺麗事も言わない、どんなセコイこと、きたないことをしようがルールさえ許してくれればそれで良い。ここままで来れたのは選手はもちろん、チーム関係者またそれらみんなの家族、そしてファン、みんなの闘魂こもったジャイアンツ愛の力があればこそだ。一球入魂の記録ではなく記憶に残るオンリーワンプレーは十分に魅させてもらった。唯一残されたやらねばならないことはただ一つ、原監督に日本一の胴上げをすることだ!!!!!!!勝利の女神も五輪の地で感涙だ