今年、ベスト&ワースト映画だった作品を、
上半期、心に残った映画は、「東京タワー」かな? オダギリジョーと樹木希林の演技が涙を誘いました。あと、「きみにしか聞こえない」は結構レビューで貶していますが、後から来ますね、じーんと。 後半、ベタな演出だけど、それが良い、予定調和に敢えて身を任す、次作も期待です。中盤は「河童のクゥと夏休み」は外せない。 もう、ボロボロ泣きましたね、「硫黄島からの手紙」以来の涙腺決壊。 あの犬、おっさんの過去のエピソードはあんまりです。 号泣映画今年ナンバーワンでした。「包帯クラブ」も良かったです。 「こーいう青春過ごしたかったなぁ…」と感慨に耽ったり。 素直に良い映画でした。同じ堤監督作品で、「自虐の詩」も今年映画館で一番笑った作品ですね。お勧めです。洋画では、「世界最速のインディアン」が印象的でした。 こういう「世間は悪い人ばかりじゃないよ」な映画も心がぽっかり温まる訳で。「ミリキタリの猫」は終映後に監督だけじゃなくミリキタリ本人が登壇したのにはびっくり、あれはサプライズでしたね、丁度終戦記念日前だったので作品的にも心にぐさりと来ました。サプライズと言えば、「プラネットテラー・グラインドハウス」のタランティーノ監督の舞台挨拶、何だろ、この人を観ると「嗚呼、後ろ向きはダメだ!良い人間にならなきゃ!」と自戒の念を強くします。 兎に角、良い人オーラに圧倒。 その後、一緒に映画を観て、更に感動。 やっぱり芯から良い人だ。舞台挨拶で一番面白かったのは「夜の上海」での竹中直人のはっちゃけぶりに大いに笑わせてもらいました。まぁ、色々ありましたが、良作もあれば外しも多かった訳で、「僕は妹に恋をする」はもう、あまりの駄作っぷりに上期の作品なのに未だに記憶に焼き付いていますね。 今で言う「恋空」的映画です。 邦画は良いのはとことん良く、ダメなのはとことんダメ、ですね。そう言う部分、極端かなと。来月は「ウォーター・ホース」「シルク」「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」「アメリカン ギャングスター」「かつて、ノルマンディーで」を鑑賞予定。こんな試写会ライフ、当分続きそうです。