京成線・空港第2ビル駅にかつてあった、変な英語放送。
1978年のこの日(5月20日)は、成田空港が開港した日です。羽田空港はその当時、首都圏発着の国内線・国際線の全ての便を受け入れていたものの、非常に狭くなっていてパンクした状態でした。それを解消すべく、国際線(台湾行きを除く)は全て成田空港に移転しました。 それから14年後の1992年12月、成田空港に第2旅客ターミナルが開業しました。その真下に設置された駅が、空港第2ビル駅(成田空港第2・第3旅客ターミナル)です。JR成田線(成田空港支線)と京成線が乗り入れるようになりました。 私は縁あって、空港第2ビル駅の様子を幼少期から知っているのですが、2009年頃までの京成線の列車接近放送が「?????」と思わせる迷要素があったので紹介します。これは1992年の開業当初から遅くとも2009年まで使用されていた自動放送です。 2024年8月7日追記。 =祝=ニコニコ動画、完全復旧 出典元の動画はこちら 男性(大橋利章さん)の自動放送でした。 (日本語) 「このホームは単線区間で、上り・下りの電車が参ります。間もなく、下り方面・成田空港行きが参ります。日暮里・上野方面へおいでのお客様は、しばらく、このホームでお待ちください。」 (English) 「The arriving train goes to Narita Airport, Terminal 1. Passengers going for Nippori or Ueno, please wait here. This platform departs both up and down bound trains.」 これはニコニコ動画に音声がアップロードされていましたが、今考えると、「文法的におかしい英語だったなぁ」と感じてしまいます。 私だったら、 Attention. This station is in the single track operation, so the inbound train and the outbound train leave on this platform. The train bound for Narita Airport Terminal 1 will arrive soon. Passengers going to Nippori and Ueno, please wait here. このように英訳します。