ラーメンと半熟卵
カンボジア中華の味と値段は、世界に誇れるモノだ。と、中国好きだけど中国で暮らせないおじさんが言ってましたが。一理あります。とくに、ラーメン。その自家製の麺と、それに見事にあったスープで食べる、カンボジアラーメンは、いけます。しかしも、大概が1ドル。これも泣かせます。北京飯店のノンスープヌードル(汁なし麺)も、その安さと無造作ぶりがたまらんです。いうなれば、放置プレーみたくもんで、適当に麺の湯で具合の差があり、それがまたいい。たぶん、麺がいいのだろう。と思って先日いったら、がっくり!!だった。店員の態度は前にもまして横柄だし、なんか、くちゃくちゃ食べながら、店内を徘徊して、注文とってるけど、なんか、不潔な感じ。顔はかわいいんだけどね。うまかったはずのメニューナンバー*4と*5 もみる影もなくなっていた。*4は豆板醤スープがすこしかかった汁なし麺。*5はココナッツ豆スープが少しかかった 汁なし麺。****いつも番号で注文する。北京飯店は今後落ちぶれるであろう。それはいいとして、ラーメンに入ってる、半熟玉。これが、ないのが、カンボジアといわず、日本以外のラーメンの不満だ。自分で、自宅で作るときも、たしかに、半熟はむずかしい。でも、がんばっていれる。なあに簡単だ。水を沸騰させる段階から、入れておけばいい、もちろん、洗ってね。そうすれば、麺が湯だるころには、適当な半熟になっている。写真はお店のラーメン、とりあえず代用それを、水で冷やして、殻を剥いて、半分に切って、麺の入ったどんぶりに、戻す。このタイミングがむずかしい。僕の場合は、水が沸騰したら ささっと 麺をいれ、まだ硬いかな?と思う寸前で火を止める。それから、どんぶりに、あらかじめ入れておいた、スープのもとやトッピングの中に、汁を入れる。麺は、まだなべの中。箸で、よくスープを溶いたら、そこへ、麺だけいれる。こうすると、麺に腰がある状態で、インスタントを楽しめる。なべの中で、麺とスープをごっちゃにするのは、だめ!!水の量が適量でないから、スープがまずい。(薄くなるか、濃くなる)ふっとさせた湯で、かき混ぜると、麺が延びてしまう。だが、ここに、半熟卵を皮むきする作業が加わると、流れるような作業が崩れてしまう。でも、半熟タマゴがあると、ないとでは、その感動は大違いだ。メンを食べながら、少しずつ半熟タマゴを崩していき、麺があらかた終わった段階で半分を、パクッと食べる。そして、余韻を楽しみながら、スープを飲み、また、残された、半熟タマゴの半分を、パクッ といく。うーん,至福の時、これがインスタントであることすら忘れさせてくれる一瞬だ。