[読書日記]の記事一覧 | 負けるな！まだまだ！いける、いけるよ！

『最強師団の宿命』　保阪正康著

最強師団、旭川第七師団。203高地、ノモンハン、ガダルカナル、アッツ島、沖縄など、常に最激戦地に送られた師団のノンフィクション。映画『203高地』に出てきた、白襷隊とかが、確かに第七師団でした。ガダルカナルの一木支隊もそうだったんだ。対ロシア（ソ連）用の師団が故、激戦地投入師団となってしまったんでしょう。へぼ将棋の角とか、飛車みたいな便利使いされた。へぼ将棋していたのが、大本営の参謀たちでことでしょう。また、保阪さんの本、図書館で借りてこよう。

2009.06.03

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『秋山真之のすべて』　生出　寿他　著

『坂の上の雲』の主人公のひとり。ＮＨＫドラマでは、本木雅弘が演じるとか・・・。6人の作家が秋山の生い立ち、家族、仕事、晩年などについて書いてある。『坂の上の雲』のように、小説じゃないので、ひきこまれるような感じはないけど、秋山に興味がある人（おいらとか）にはおもしろいでしょう。仕事以外は、無頓着な人だったというのがいい。例えば、人前で、屁をこいたり、足の水虫の皮むいていたとか、いつも煎り豆をポケットにあったとか・・・。全エネルギーを職務に注いで、それ以外を省略してしまった男らしい。それでいて、智謀、湧くがごとし、というのがいいねぇ～～。おいらも、無頓着は無頓着なんだけどね。

2009.05.20

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『正伝　野口英世』　北　篤著

野口英世好きのオラにとって、非常におもしろかった。かつて高校生の読書感想文の課題になっただけあって、なかなか読み易い。母シカと英世とのことを書いてある本が多い中、他の家族（父親など）とか、恩人である小林、血脇などについても、いろいろ書いてありました。妻メージーについても、かなり好意的で、彼女に関しても、他の本とは随分違った。野口英世の借金癖には、かなりよく書いてあったけど、それについても、好意的というか、宵越しの銭はもたないような性格でしかたないみたいな感じで描いてある。正伝というより、日本偉人、野口英世大人版みたいな・・・。ともかく、ますます、野口英世好きになる。魅力的な人物です。

2009.05.09

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『野口英世は眠らない』　山本厚子著

元々、野口英世ファンのオラ。今までの野口本では、南アメリカ、アフリカの野口については、こんなに詳しく書いてあるものはなかったような・・・。医学的に過去の人であるとか、浪費家で借金踏み倒しとか、今までは、悪いイメージが人間らしくて好きって感じだったけど、国際的日本人、世界に通用した日本人のパイオニアとして、考えるべき人物なのかもしれない。下世話な話だけでなく、やはり、日本人として誇るべき人物であることを再認識した。

2009.04.13

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『少年ブーム』　串間　努著

懐かしいマイブーム、乗りたくても乗れなかったブームなど、おもしろかった。BCLラジオ。ソニーのスカイセンサー買ってもらった。北京放送のべリカードもらったねぇ～～。フラッシャーつき自転車。買ってもらえず、でも、ちょっと待って、地味な自転車買って、良かった。水中モーター。蒲鉾の板につけて、風呂で遊んだもんだ。切手収集。指紋付けるなとか、大蔵省入りだの、月に雁だの、切手趣味週間だの、オラも集めていたよ。

2009.04.06

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『真珠湾攻撃総隊長の回想　淵田美津雄自叙伝』

図書館で借りた本。淵田さんといえば、『トラトラトラ』で、田村高広が演じていましたね。山本五十六凡将論にはなるほどと思う。機動部隊を小出しに使うことへの批判など、久々に戦争関係の本で、読み応えのあるもの。もう一回読んでもいいな。

2009.03.30

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『軍国昭和　東京庶民の楽しみ』　青木宏一郎著

昭和元年から終戦までの東京人の娯楽を書いてある本。昭和15年くらいまでは、戦争がありながらも、映画・舞台や花見・海水浴など、いろいろ楽しみはあったようです。それ以降は、段々娯楽も少なくなります。しかし、昭和20年3月10日の大空襲の後も、庶民の娯楽はあったようです。戦争中の庶民のくらしが、今までの知っているのとは違い、僅かながらでも、楽しみがあってくらしていたのがわかりました。

2009.03.09

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図書館へ行こう・・・

子供の頃以来（４０年ぶりくらいか）で、市立図書館の会員になってしまいました。ちょっと前から、図書館で本借りたくていたんだけど、なかなか会員になる時間がなくて。昨日、やっと会員になれました。いっぱい本借りるぞ～～～。

2009.02.25

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『百姓の力』　渡辺尚志著

江戸時代の人口の8割以上が、百姓だったとか。百姓なんて、イメージとか、語感とか・・・、馬鹿正直で、ウスノロでって感じ。簡単にいうと『七人の侍』にでてくる、農民たちですね。この本読むと、百姓がウスノロなんていえないね。江戸時代の百姓には、いろいろ現代につながるものがある。物語じゃないので、面白いってことはないけど、興味深いって感じです。

2009.02.05

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『ホームレス中学生』

小4の息子が、面白いから読んでみてと貸してくれました。うちの息子も大人になったなぁ～～。

2009.01.01

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『昭和史の逆説』　井上寿一著

面白くなかった。昭和史って、結構好きなんだけど・・・。半藤さん本とかは、よく読むんですけどねぇ。買う時、パラパラめくって、第５章　戦争を支持したのは、労働者、農民、女性だったというところを読みたいと思って買ったんだけど、内容は章の最後に、理由がちょこっとかいてあるだけ？？？。終戦までの政治的な流れとか良く書いてあると思うけど、読み物としては、いまいちでしたね。

2008.11.27

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『ランナーのメンタルトレーニング』ジョー・ヘンダーソン著

14年前位に買って、読んでなかった本です。本格的にレース復帰に向けて、本棚に眠っていたのを読んでみました。自分の言葉で勝つことを再定義する。これは、いいことでした。勝利とは・・・、自分とって何だろう。とにかく、毎日、少しでも走って、レースに出て、完走すること・・・かな。

2008.11.17

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『学歴・階級・軍隊』　ｂｙ高田　理惠子

期待した内容ではなかった。本の帯では、帝大出の兵隊さんがいっぱい苛められていましたっていうような感じを想像していましたが、途中から、山崎晃嗣（光クラブ事件の人）の話になって・・・。アプレゲールとか、他にも、全然解んない哲学用語みたいのが、たくさんでてきて、むずかしかった。しかし、学徒出陣とか美化されるけど、大卒の兵隊の死亡率が低いとか、いろいろ兵隊にとられないような方法があったとか、結局、頭の良い人間が徳するというか、良い道を歩く可能性が高いってことか？もう一度、ゆっくり読まなければ、充分ではないかもしれません。でも、読まないと思うけど・・・。

2008.10.25

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『空飛ぶタイヤ』　

自動車メーカーのリコール隠しに絡む、赤松（運送会社社長）、沢田（メーカー社員）、井崎（銀行員）の三人をメインとする話。赤松の強さ。中小企業の社長として、従業員、その家族、自分の家族を守ろうとする。沢田の夢。自分の自動車を作る夢を実現させるために、リコール隠しを利用し、内部告発をして、企画部門へ異動するが、罠にはまる。井崎の冷静さ。情に流されず、常に理論的な判断をしつつ、最後はサラリーマンの最大の関心事は、人事と・・・。ある方にのお勧めの本でしたが、初め、分厚さに圧倒されていましたが、すぐにおもしろくなって、一気に読み終えてしまいました。

2008.10.07

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『不毛地帯』4

全四巻、読み終えました。総合商社の仕事、一流企業の内部抗争など、オラには全く知らんことばかりです。でも、商社マンは、高校～大学まで憧れでしたから羨ましい。特に、石油利権がらみについては、落合信彦の『石油戦争』とか読んで、そんな場に行ってみたいとおもっていたからねぇ～。壱岐正、かっこ良すぎる。あんなに社長に引導渡して、自分も身を引くなんてできないでしょう。オラは、鮫島とか、大門、里見、角田なんかが好きだな。

2008.09.16

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『不毛地帯』3

壱岐正も、普通の人間ってことで、千里との色恋があるのかなぁ～～。なんか、50歳過ぎてのきれいな色恋なんてのは、気持ちワル。よっぽど、浮気大好きオヤジみたいほうがいいけどね。きれいな色恋ならそのままで、男と女の関係にならなきゃ、良かったとおもうけど、ちょっと、残念かなぁ。まあ、壱岐正も、スケベ親父ってことかぁ～～。壱岐さんたち、商社マンの仕事関係については、やっぱり憧れもあるけど、オラには無理だったな。社内の権力争いなんてのもできません。引き続き、最終巻に突入します。

2008.09.11

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『不毛地帯』2

高校、大学くらいの頃は、商社マンになるのが憧れでいたけど、オラには無理です。壱岐みたいな冷徹な頭脳もありません。自分は、参謀タイプなんて思っていた時期もあるけど、とてもとても・・・。オラは、人生では、所詮、ただの兵隊さん、使い捨てられるタイプなんだなぁ～～と思います。不毛地帯で描かれる世界を読むと、今まで、レベルの低い会社・人間がああだこうだと考えてしまいがちですが、自分の人生も身の丈にあっていたのかもしれません。すぐに3巻目に突入です。

2008.09.03

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