カテゴリ:本
新聞を電子版に変えた。
この1年、入退院、転院を繰り返し、明日はどこにいるか 分からない状態。笑 その都度、新聞取次店に、停止や再配達を依頼していたが、 面倒くさくてしょうがない。 で、紙の新聞も捨てがたいが、病院でも、Wi-Fiでネット接続できるので、 紙の減量にも、電子版にしたわけだ。 週刊誌は、dマガジンで読んでいる。 ただ、本書のような一般書籍は、電子ブックではなく、「本」として 所有していたい。 もう、小説などは、ほとんど読まないし、そんなに蔵書が増えていくことも ないだろう。 鉄道マニアを鉄ちゃんなどといったりするが、昆虫好きを虫屋ともいう。? 行動よりも、好きな昆虫の種類で分類する。 おいらは、「蝶」だが、著者も蝶から始まったようだ。 まあ、蝶好きは、標本を集めて、部屋を飾るというのが多いと思うが、 おいらは標本を作ろうと思いもしないし、きれいな羽で元気に飛んでいる姿 を見るだけでいいし、花の蜜を吸っている写真が撮れればいい。というタイプ。笑 本書が面白いのは、自分の子供時代の体験とクロスしていて ファーブルやダーウィンなどに、昆虫の生態に目を開かせてくれた 感謝の書簡という形体で書かれている。 著者は、5歳おいらより若いのだが、東京生まれとあって、知識の幅が違う。汗 当時は、テレビもゲームないから、夏休みといったら、身近な自然が相手。 家の庭にいない、オオルリシジミを10キロくらい離れた林まで、歩いて探しに行った。 ただ、同時代の子供たちは、同じようなことをしていたんだなあ。 昆虫ばかりでなく、「コン・ティキ号探検記」や「ビーグル号航海記」などの 航海ものや、おいらは、日本の南洋一郎の海洋冒険小説にも夢中になっていた。笑 先の二人のほか、北杜夫、手塚治虫、安倍公房など14名の、自分を昆虫の世界に 率いれた先達へのリスペクトと彼らにまつわる昆虫たちへの愛に満ちている。 読みながら、豊かな時間が持てるから、病院のベッドの上に、もってこい。 フォントが大きく、難しい漢字には、カナもふってあるから 子供に薦めてもよいかも。 ぼくの昆虫学の先生たちへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年09月07日 13時00分07秒
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