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安倍晋三と菅直人 非常事態のリーダーシップ (集英社新書) [ 尾中 香尚里 ] 衆院選がスタートし、期日前投票の受付も始まった。 病院でもできるので、申し込みしてもらった。 国民が政治参加できる、唯一の手段だが、投票率が低ければ意味がない。 安倍政権のように、有権者の4分の1くらいの指示しかないのに、数の論理で政権をとり、おごりで、政治不信を、国民に植えつけた。 コロナと東日本大震災という、性格は違うが、国難に、時のリーダーが どのような行動を取ったか、比較していて面白い。 安倍に関しては、まだ感染が広がり始めた頃に、独断で全校休校を決めたり、取り巻きの官邸官僚の猿知恵に乗って、役にも立たないアベノマスクを作ったり、のんきに家でくつろぐ動画を流したり、とんちんかんな対応ばかり。評価が悪いと分かると、終始身を引き、挙げ句のはてに、病気を理由に無責任に投げ出した。 一歩、菅直人。 津波に次いで起こった原発事故に対する 我が我がという言動が、批判的に報道された。 しかし、この本によると、現場は混乱を極めていて、菅にかまっている余裕も、正確な情報を伝える仕組みもなかった。 俺らも、テレビを見てイライラしていたが、政府にすら、情報がほとんど入っていない状態。 これでは、判断も指示も何もできない。 イラ菅と言われた男が、じっとしている分けがない。おいらも、そうしたと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年10月21日 17時07分08秒
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