<戦争に2回出征した父とよそんちのパパ>
<生き方・考え方の違い> 友人は、 父が大好きでした。 大学の時も、 就職しても、 しょっちゅう、 夕方に、 「パパ~」と、 会社に立ち寄り、 お父さんは、 「勘違いされるといけないから、 会社では、“おとうさん”と言ってくれ」 と、おっしゃったそうです。 結婚の時にも、 「嫌なことが有ったらすぐに戻ってきなさい」 と。 傍で、 お母さんは、 「だめですよ!もどってきては!」 と。 お父さんとは、 ず~と、一番のお友達で、それ以上。 大好きだそうです。 亡き父を、彼女は今も 大大好きだそうです。 ばあちゃんの父は、 きびしかったです。 だから、 ず~と、好きではありませんでした。 ハンサムで、背が高く、♪もこなし、字も上手く、 スポーツも出来、趣味の大工仕事も、 生業の技術も抜群でした。 人当たりもよく好かれていました。 なれど、 家族には、 もっと、 もっと、があって、 厳しくする事が、 家族の為と思っていたのかもしれません。 戦争が青春だった、両者の父は、 考え方ひとつが、 まるで、真逆関係です。 自分をなくすことや、曲げることは、 本意ではないかもしれませんが、 先見が、 矛先をかえることを、 友人の、「パパが大好き」に 刺激と考えさせられてしました。