コルクの気持ちの店長の気持ち

[晩酌報告] カテゴリの記事

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  【晩酌報告】飲みました！アルデーノ・テロルデゴ・ノヴェッロ

  ここ最近天気がよい札幌です。さてさてお楽しみのテロルデゴ・ノヴェッロ、さっそく飲みました。トレンティーノ・アルト・アディジェ州アルデーノテロルデゴ・ノヴェッロ　２００７年税込価格　２５５０円テロルデゴ　１００％アルコール度数　１２．５度輸入者　有限会社アヴィコ見てくださいこの色合い。濃～いムラサキ色！グラスの縁まで向こう側が見えないくらいです。香りは果実香と言うより甘ーい花のような香り。その後に果物系の香りがある感じです。はなを近づけますと「ムワッ」とあふれ出てくるみたい。色合いから想像するとおりのボリューム感です。最初の味わいは実にフルーティー。果実味が強いのでアルコール感があまりありません。飲んだことありませんが、まさに葡萄を搾ったそのままのジュースみたいです。この時点では甘みを伴った果実感満点の味わいです。最後まで飲むのはちょっと辛いかなと思えるほど。でも大丈夫。２０分くらいからこのワインの本領発揮なんです。最初にあった甘みはほのかに残る程度まで落ち、その代わりに紅茶や香辛料などの味わいが出てきます。タンニンはほとんどありませんが酸味もバランス良く存在しますので、濃くフレッシュな果実味ながら最後までダレずに楽しめました。やっぱりアルデーノは他のノヴェッロとは少し違う感じがします。葡萄自体も珍しいものを使っていますが、トレンティーノという北の産地にありながらここまで葡萄の熟を持ってくるその技術。素晴らしいと思います。このノヴェッロは２００７年の出来をもの凄く期待させるワインでした。お勧めです。ブログランキングに参加しています。応援のクリックを心よりお待ちしています。

  2007.11.07

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  【晩酌報告】シチリア州　テッレ・ネレ　エトナ・ビアンコ

  この時期としましては暖かい日が続きますね。このまま雪降らなければいいのに。さて今日は、先週味見しましたシチリアの白をご紹介いたします。シチリア州テッレ・ネレエトナ・ビアンコ　２００６年税込価格　２１８０円全ての葡萄は樹齢６０年～７０年です！カリカンテ　５０％インツォリア　１０％グレカニコ　１５％カタラット　２５％ステンレスタンク発酵、熟成。アルコール度数　１３度輸入者　有限会社フードライナーここのオーナはバローロボーイズの親分、マルク・デ・グラツィアさん。と言うことは彼の作るバローロのように濃厚、すぐ飲める、樽ガッチリなんて想像したりします。でもこの白、樽熟はさせていません。葡萄本来の美味しさを生かしたような味でしたよ。色合いはご覧のように黄金色。濃いです。香りは複雑。熟成系のニュアンスことありませんでしたが、トロピカルな柑橘類、ハチミツ、香草と複雑に香りました。一口目、まずオイリー。とろりと舌の上を通っていきます。その後に残るのは素晴らしいミネラル感。見た目同様に濃厚なのですが、甘みはあまりありません。その後時間とともにどんどん開いてきます。味わいに厚みが出てきて、香草系の香りが強くなってきます。先ほども書きましたが樽熟成はさせていません。熟成はステンレスタンクで５～６ヶ月という事ですから、この複雑性は葡萄由来の要素がほとんどです。それでこの色と味わい。きっと樹齢７０年の葡萄が地中深くはった根から、驚くほど豊かな養分を吸い上げるのでしょうね。大地の栄養がワインに溶けているかのような滋味深い味わいでした。流石グラツィア、大変美味しかったです。肴はこれ。茹でた野菜とチーズのせハンバーグ。このワインの凄いところは、これほど濃い味なのに茹で野菜とも相性が良かったです。バランスが良いと言うことは濃度の関係なくお料理との相性の幅を広げるんですね。もちろんハンバーグともイイ感じでした。カミさん、ごちデス。さ～、これからノヴェッロ味見します。今年の出来はどうかな？ワクワク(^O^)ブログランキングに参加しています。励ましのクリックお待ちしています。

  2007.11.06

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  【晩酌報告】新ビンテージ　ファルネーゼ　ドン・カミッロ

  今日は朝から良いお天気。気分も上々です。さて昨晩はアブルッツォ州はリーズナブルワイン造り名人、ファルネーゼのドン・カミッロを飲みました。新ビンテージになりましてエチケッタも様変わり。中身は相変わらず旨かったです。アブルッツォ州ファルネーゼドン・カミッロ・テッレ・ディ・チエティ　２００６年税込価格　１７８７円サンジョヴェーゼ　７０％カベルネ・ソーヴィニヨン　３０％バリック熟成　３～４ヶ月見てください、この色合い。もう紫を超えて真っ黒に近いです。香りは開けてすぐからボリューム満点。力強い果実香とバニラの感じがよくでています。また香りに負けないくらいしっかりとした味わい。胡椒のような香辛料系の味も手伝って、厚みのある飲み口です。酸味と渋みは強めのでかたでバランスが取れている感じ。カベルネが上手に加わることで、味全体の重心がビタッとはまっているんでしょうね。以前のドン・カミッロのエチケッタはバリックの絵がドドーンと描かれていました。「樽の素晴らしさを味わってくれ！」とオーナーのカミッロさんが勧めてくれているみたいに。新しいエチケッタには樽の絵こそありませんが、この価格帯としては異例といえるバランスの良い樽の香りを楽しめるワイン。とてもお買い得だと思います。肴は・・・・鍋一杯の親子丼の具。素晴らしきドン・カミッロ、こんな純和風系の食べ物にも合ってしまいます。あんなに濃い味わいなのに不思議。私の持論である「醤油味にはサンジョヴェーゼ」がピタッとはまります。卵が良かったのかな。それとも沢山入っていた鶏肉のおかげ？どちらにしても良い感じでした。ちなみにこの鍋、直径２０センチくらいあります（ウップ(*_*)）。カミさん、ごちそうさまでした。ファイターズ、連敗しちゃいました。。。明日はガンバッテ！ ブログランキングに参加しています。応援のクリックを心よりお待ちしています。

  2007.10.31

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  【晩酌報告】トスカーナ州　ノットーラ　ヴィーノ・ノービレ

  今日もどんより曇り空の札幌でした。さて、楽天も終わってしまいましたので、新規登録にはなりませんが新ニュかワインのご紹介です。これも稲葉さんが新しく入れてきたトスカーナ。前回ご紹介いたしましたバロンチーニとはタイプの違うヴィーノ・ノービレ。同じＤＯＣＧでも味わいは全く違います。トスカーナ州ノットーラヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ　２００３年税込価格　３０２４円プルニョーロ・ジェンティーレ　８０％カナイオーロ　１５％マンモロ　５％３５００リットルと６０００リットルのオーク大樽で２年熟成。ＷＳ　９０点ガンベロ　２グラスヴェロネッリ　３星９０点リッカルド・コッタレラ赤と言いますより真っ黒の色合い。開けてすぐから甘い果実系の香りや、スミレのようなお花の香りが強く立ち上がっていました。味わいは香り以上に果実感タップリ。フレッシュで角のない丸い酸味が心地よくワインを喉へ運んでくれます。少ししますと香辛料系の味わいも感じ取れ、良く熟した葡萄で作られたのがわかります。半分くらいまでボトルが開いた頃には、もう果実感の固まりのよう。もう一歩間違うとチリワインと勘違いしそうなくらい甘みを感じます。でもあくまで果実味の甘み。糖分が残っていて甘いとは違うようです。その証拠にある程度飲み進めましても飽きがこない口当たり。穏やかですがしっかりと存在している酸味も、このバランスに寄与しているんでしょうね。とても美味しいワインでした。合わせた肴です。ブリのカルパッチョ。サッポリーニの山田シェフに食べさせてもらって以来、ニンニク・ショウガ風味のカルパッチョにはまっています。一緒にすり下ろして魚に載せ、塩胡椒オリーブオイルをかけただけ。今日のようなスパイス感溢れるワインにはピッタリです。チーズはブリー。いつもはモーなのですが、今回はムラン。熟成の加減なのかわかりませんが、ムランの方が熟成香が強い感じがします。私はこっちの方が好きですね。とても美味しかったのですが。。。。チトお値段高すぎのような。ヨーロッパ産のもの全てに言えるのでしょうが、ユーロ高のせいでこのお値段。為替だけが原因じゃないのかな。カミさん、ごちそうさまでした。ブログランキングに参加しています。応援クリックをお待ちしています。

  2007.10.23

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  【晩酌報告：白】イエルマン　シャルドネ　ソーヴィニヨン

  今日も降ったりやんだり、ぱっとしない天気でした。昨日はブログをおサボりして、ＶＩＴＡ越後シェフのご自宅でイエルマンの試飲をしてきました。最初に味わいのご報告。その後に酒池肉林の塩梅をご報告。お宝ワインの垂直飲みもやってきました。とくとご覧アレ～！フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州イエルマンシャルドネ　２００６年ソーヴィニヨン　２００６年税込価格　３７８０円　向かって左がソーヴィニヨン、右がシャルドネです。こうやって並べますと色合いの違い、はっきりしますね。まず香り。両方とも甘い香りが強めに立ち上がっています。ソーヴィニヨンはライチのような熟したフルーツ系の香り、フォックス臭はほとんどありません。シャルドネはグレープフルーツ、蜂蜜のような甘い香り。一口目。ソーヴィニヨンは上品な酸味と厚みのある味わい。シャルドネはフルーツジュースの様な甘く濃密な味わい。シャルドネの方がソーヴィニヨンに比較して良く開くようです。草原のような青っぽいニュアンスもでてきます。トロミ感といいますか、飲み込むときにゆっくりと喉を通っていくようです。ソーヴィニヨンはミントや香草のような香りに変化。味わいの変化はそれほどありません。時間とともに苦みが出やすい葡萄なのですが最後まで雑味なし。良いバランスのまま飲み干せます。資料がないもので樽熟の有無などはわかりません。飲んだ感じですと、両方とも葡萄のストレートな味わいが強く出ていて、樽の影響はあまりわかりませんでした。強いて言いますとソーヴィニヨンの滑らかさは、もしかしますと樽熟成の結果かもしれません。久しぶりのイエルマン、やっぱりとても美味しいワインでした。この価格なら極めて妥当な味わい。「たまにイイ白飲みたいな」の時は、是非お勧めのワインです。で、肴です。本当はこっちが目的だったりして。。。 乾杯はベッラヴィスタ。 アンチョビ、ニンニクオイル。 チーズ。 お野菜。 パスタ。 ラム・ロースト。 そして芋星人用のニンニクポテト。どれも旨そうでしょ～！もうワインが進む進む。で、極めつけ。 確か９４と９６だったと思います。 見てくださいこの色合い。美味しくないわけがない。９４はオフビンテージとは思えない味わい。９６なんてまだまだ元気いっぱいでした。実は若いペルゴーレ・トルテはあまり美味しくありません。高いだけ高くてぱっとしない。香りもそれほど上がってこないし、第一味わいは酸っぱいだけ。それが１０年も寝かしておくと全く違ったワインになります。どこまでも透けて見えそうな色合い。甘く強い香り。タンニンはほとんど無く、滑らかな酸味と果実感。素晴らしいとしか言えない変化でした。そんなこんなで飲んだワイン達。 越後さんご夫妻と私の３人で飲んでいたのですが、ほとんどシェフと私で開けた感じ。チト飲み過ぎですね。越後さん、大変美味しいワインとお食事、ごちそうさまでした。ブログランキングに参加しています。励ましのクリック、心よりお待ちしております。

  2007.10.10

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  【晩酌報告：泡】シチリア州　ドゥーカ・ディ・サラパルータ　スプマンテ

  夕方から雨が落ちてきたりと、あまりハッキリしないお天気の札幌でした。さて先週土曜日のブログで南の赤を飲もうと張り切っていたのですが、カミさんが用意してくれた夕ご飯はブタの常夜鍋。これに赤はちょっと合わないと言うことで、急遽泡を楽しみました。シチリア州ドゥーカ・ディ・サラパルータブリュット・リゼルヴァ　ＮＶ税込価格　１５３８円グレカニコシャルドネシャルマ式で仕込んだあと、シュール・リで熟成。アルコール度数　１２度輸入者　モンテ物産株式会社生産者のドゥーカ・ディ・サラパルータ。ある意味もの凄くメジャーな生産者です。皆さん「コルヴォ」は見たことございますでしょうか。そう、よくスーパーに並んでいる激安シチリアワインです。アレを作っているのがこのドゥーカ・ディ・サラパルータ。おそらくワイン売り場のあるスーパーですと、ほとんど置いていると思います。「なんだ、スーパー用のワインか。。。」と思わないでください。そう思って間違いないのはコルヴォのランクだけ（あ、コルヴォも美味しいですよ）。上のクラスのにいたっては、驚くほど美味しいワインが揃っています。今回飲みましたブリュットも私自身なめてかかっていました。「ふ～ん、シュール・リまでしておいしいのかしら。。。」　くらいです。で、実際は。まずこの泡の感じ。２，３筋グラスの底から立ち上がってきています。これは十分なガス圧と、しっかりと濃いエキス感がないと出てきません。また色合いがイイ感じです。綺麗な黄金色。期待がふくらむ見た目です。香りはとても爽やか。最初はレモンのような柑橘系の香りです。一口目、リンゴのような生き生きとした酸味。甘みはあまり感じず、さらりと舌を通っていきます。一緒に食べている常夜鍋と相性バッチリです。ポン酢で食べていましたが、醤油の風味と素晴らしい取り合わせでした。良く冷やして飲んでいましたので、変化には時間がかかりました。２０分くらい経った頃から果実味が徐々に増えていきます。変わってくるのは味わいより香りの方。甘く熟したフルーツみたいでした。また時間が経っても味に甘みが載ってくるわけではありませんので、最後まで程よい酸味を楽しむことが出来ます。これからの季節、温かいお鍋なんかにピッタリのスプマンテだと思います。大変美味しいお酒でした。サラパルータは安ワインのイメージがありますが、是非このスプマンテをお試しになってみて下さい。生意気な言い方をしますと、「おお、なかなかやるじゃん」の感想でした。お勧めです。ブログランキングに参加しています。応援クリック、お待ちしています。

  2007.10.08

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  【晩酌報告：赤】ピエモンテ州　カッシーナ・キッコ　ランゲ・ネッビオーロ

  今日は少し汗ばむくらいの暖かさでした。日中は半袖で仕事できたくらいです。今回は先週末飲みましたワインのご紹介です。ピエモンテのお手頃価格ネッビオーロ。これが久々の大当たり！大変美味しかったです。ピエモンテ州カッシーナ・キッコネッビオーロ・ランゲ　２００５年税込価格１６４５円ネッビオーロ　１００％ステンレスタンク発酵６００リットルの大樽で８～９ヶ月熟成アルコール度数　１４度輸入者　有限会社フードライナー先ずは見てください、この色合い。綺麗にグラスの底が透けて見えます。サンジョヴェーゼでのこの色合いですとガッカリですが、ネッビオーロだともの凄く期待してしまいます。まさにルビーの色合いですね。香りは開けたてから結構なボリュームで立ち上がっています。ベリー系の果実感たっぷりな香り。あれれっ？ネッビオーロにしてはずいぶんと元気があるように感じます。少ししてから開いてくるならわかりますが、グラスに注いだそばからこの勢い。この時点で味わいのバランス大丈夫かと心配になりました。一口目。おおお、素晴らしい酸味ではありませんか。十分に存在しながら、出しゃばらない。味わいを引き締めるのに適当な酸味です。タンニンはあまり感じません。飲み込むまでとても滑らかな舌触り。さっきの心配は無用でした。飲み進めると紅茶のような香りが出てきて味わいに丸みを帯びてきます。最後までバランスの良い酸味が味を引き立て、スムーズに飲み干せました。１本飲むのに１時間かかりません。それほど味が完成されています。これは美味しいです。想像するに若くお安いネッビオーロは強めの酸味と舌に残る渋み。その上にある程度存在を感じる果実味。２０００円以下ですと、そのくらいで上出来です。でも、カッシーナキッコ。やりますね～。ワインを構成する各要素がかなり強いにもかかわらず、素晴らしいまとまりを感じます。良くこの値段で出せるものです。バローロのような長熟タイプのネッビオーロでは決してありませんが、今まさに飲み頃のワイン。ネッビオーロの新しい楽しみ方を提供してくれているようです。肴。なみなみと盛られた、海のようなシチュー。こんなに食べられませんって。。。ウソ、ほとんど一人で食べちゃいました。ネッビオーロがあまりにも美味しかったので、食欲爆発してしまいました。カミさん、ごちそうさまでした。ブログランキングに参加しています。応援クリックをお待ちしています。

  2007.10.01

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  【晩酌報告】ピエモンテ州　バタシオーロ　ネッビオーロ

  今日は朝から雨降り。イマイチの天気でした。９月に入り赤ワインが美味しく飲める気温になってきましたね。早速土曜日にバタシオーロを飲んでみましたので、ご報告いたします。ピエモンテ州バタシオーロランゲ・ネッビオーロ　２００５年税込価格　２１４５円詳細データは以前の記事をご覧下さい。　色合いは少し薄く感じました。ネッビオーロらしい明るいルビー色です。開けたそばから甘く強い果実香。香辛料系の香りも上がってきています。これはうまそう！一口目。アタックは強めに感じます。香りが強いせいでしょうかね。イチゴ系の果実味が口いっぱいに広がります。小安目のネッビオーロにしては酸味とタンニンは滑らか。滑るように喉を通っていきます。少し時間が経ちますと果実味が増してきます。味わいが全体的に酷なる感じで、バランスが崩れるわけではありません。複雑性はあまりなく、葡萄本来のストレートな味わいがほとんどを占めます。コメントでも頂戴しましたように、バタシオーロはお安くて美味しいワインを作る生産者のようです。機会があれば是非バローロを仕入れてみたくなりました。皆様も是非お試し下さい。ところで恒例の肴。カミさんが美味しいビーフシチューを作ってくれたのですが、イマイチの写真。今回は一緒に食べたシェーブルのチーズを載せます。久しぶりに山羊チーズ。以前はあまり得手でなかったのですが、これだけワインを飲み込んでいますとさすがに体質が変わってきているみたい。とても美味しく感じました。熟成のあんばいも良かったのかな。ネッビオーロに最高でしたよ。でも、、、ユーロのせいか少々お高いです(T_T)ブログランキングに参加しています。応援クリック、お待ちしてます。

  2007.09.10

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  【晩酌報告：泡】ロンバルディア州　ベッラヴィスタ　ブリュット

  今日もすがすがしい天気の札幌でした。すっかり体調も元通り！早速例のフランチャコルタ、味見してみました。３年ぶりくらいで飲んだのですが・・・・やっぱり最高です。ロンバルディア州ベッラヴィスタフランチャコルタ・ブリュット　ＮＶ税込価格　４７２５円シャルドネ　８０％ピノ・ネロ＆ピノ・ビアンコ　２０％見てくださいこの泡立ち。とてもイイ感じ！以前より色合いが薄く感じます。最近色合いが濃いめのスプマンテを飲む機会が多かったせいかもしれません。うっすらと黄色みを帯びている感じ。少し赤く見えるのはデジカメのホワイトバランスが良くありませんでした。ゴメンナサイ。香りはシャルドネらしい柑橘系の香りがほとんどです。他の生産者にあるようなナッツ香や複雑性はありません。ですがこれが実に良い香り。出しゃばらず、かといって薄すぎず。レモンやオレンジの皮みたいな、少し苦みを含んだフレッシュな香りです。味わい。当たり前で期待通りですが「旨い」です。香りと同じく実に繊細な口当たりで、そのバランス感覚が抜群。口に含んでから喉を通って胃に落ちていくまで、どこにも引っかからず滑らかに通っていきます。この例え方は大変不本意なのですが、まるで上等のシャンパーニュのよう。これは他のフランチャコルタとは別世界のワインです。もしかしますと、同じフランチャコルタのカテゴリーで考えることが間違っているのかもしれません。例えばカ・デル・ボスコやフェルゲッティーナ、カスタルディ。味の方向性に同じものを感じます。どの生産者も濃厚な香りと深みを追求しているのがよくわかります。でもベッラヴィスタはちょっと違うみたい。どこまでも柔らかく繊細な味わいを求めている。どちらが素晴らしいとかではなく、ゴールは違うところにあるようです。味見しながらその様な印象を持ちました。とても美味しいスプマンテです。是非一度お試しになってみて下さい。ところで話は変わりますが、秋刀魚を沢山頂きました。学生時代の友人のご両親から、毎年頂戴しているんです。これがとても楽しみ。先方は水産会社を経営されています。もう水揚げされてそのまま送られてくる感じ。鮮度抜群です。それで早速お刺身に。私がおろしたので少々荒々しいですが、これがなまら旨い！ショウガ醤油で頂きますと、ただただ秋刀魚の脂の甘さが口の中に広がります。臭みは全くなし。これとベッラヴィスタを合わせたのですが、とても旨かったです。今日は塩焼き、明日は竜田揚げ。至福のひとときです！え、プリン体？何のこと？ブログランキングに参加しています。美味しいお酒を飲んで元気いっぱいです。応援のクリックをお待ちしています。

  2007.08.27

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  【晩酌報告】ブローリオの新作キャンティ

  イヤイヤ、暑いし蒸すし、あの爽やかな札幌の夏はどこへ行っちゃったの(T_T)そんな中昨晩はインポーターさんから頂戴いたしましたサンプルワインを味見しました。暑い季節に赤ワインもどうかと思ったのですが、結構美味しく飲めました。トスカーナ州バローネ・リカーソリキャンティ・デル・バローネ・リカーゾリ　２００６年新発売記念税込価格　１５００円（普段１６４５円）テクニカルデータなどは昨日のブログをご覧下さい。　結構濃い紫色。若々しさが感じられます。香りは最初から強め。ベリーや熟した果実などの甘い香り、香辛料系のスパイシーな香り。樽香もほんのりと感じ取れます。味の第一印象は酸味の強さ。まさにサンジョヴェーゼといえる溌剌とした酸味です。晩ご飯を食べる前の空腹時に飲みましたので、この酸味で食欲が倍増でした。また口に含んで味わっていますとジワジワとタンニンが表に出てきます。もう半年もしますと綺麗に溶けてしまいそうな渋みでした。もちろん果実味も香りに負けない位しっかりと存在しています。全体的にはどの味の要素もバランスがとれている範囲内。頭一つ酸味が前に出ているといった感じです。時間が経ちますとスパイシーな香りが主張してきます。酸味は最初と変わらず果実味は若干強くなります。複雑性はなく葡萄のストレートな味わいが表現されているワイン。リカーゾリの他のワインと随分違った印象です。このワインは何か食べながら飲むのが一番美味しく楽しめると思います。酸味のおかげでしたがリセットされ、食べ物の味がより際だちますよ。サンジョヴェーゼは和食に良く合います。今回はこんな夕食に合わせてみました。　　焼き秋刀魚、じゃことシシトウの炒め物、イカとワケギの酢味噌和え、イカ大根。やっぱり醤油とサンジョヴェーゼは相性最高です。イカ大根くらいだとワインが強すぎるかなと思いましたが、全くそんなことはありません。逆に味がよくわかるような印象でした。また秋刀魚の塩焼きと赤ワインなんて、この仕事をする前は思いもしませんでした。かなりイイ感じでしたよ。ちなみに昨日の晩ご飯は社長（母）が作ってくれました。カミさんと娘は帰省中です。久しぶりにお袋の料理は旨かったです。社長、ごちそうさまです(^_^)ブログランキングに参加しています。応援クリックをお待ちしています。

  2007.08.08

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  【晩酌報告：泡】ロンバルディア　カスタルディ　ブリュット

  今朝はもの凄い雷雨でした。でも久しぶりの雨、喜んでらっしゃる方も多いかと思います。さて昨晩は美味しいフランチャコルタを飲みました。ロンバルディア州コンタディ・カスタルディフランチャコルタ・ブリュット　ＮＶ税込価格　２７１８円シャルドネ　１００％３０ヶ月以上の瓶内熟成アルコール度数　１２．５度輸入者　アルカンヴェロネッリ　２星８６点ガンベロ　１グラスルカ・マローニ　８１点この生産者、はやしや商店ではインポーターさんから特価条件を頂いております。そのせいでウチのフランチャコルタの中ではベスト・コストパフォーマンス（？）なスプマンテとなっています。　色合いは濃いめの黄金色。綺麗な泡です。香りはナッツ系の香りやシャルドネらしいレモンのような柑橘系の香りが立ち上がってきます。最初はとてもシャープな味わい。適度な酸味がそうしていると思います。リンゴのような味わいを少し感じました。時間が経ってきますとオイリーな味わいが出てきます。ふくよかさが増してきてとても長い余韻を楽しむことが出来ました。時間の経過で味わいの幅が広がる感じですが最後まで切れと言いますか、すっきり感は持続します。蒸し暑い時期にはとても美味しいフランチャコルタでしたよ。肴のご紹介。　豚バラ肉とスナップエンドウの炒め物、トマトと卵のスープ。バラ肉の脂っぽさ、フランチャコルタと合わせますととても美味しいです。お肉を食べて口の中が脂っこくなったところに泡を流し込む。綺麗さっぱりしてまたお肉に箸がのびてしまいます。これからの季節屋外でバーベキューなどするとには、このフランチャコルタがお勧めですよ。チーズはタレッジョを食べました。封を切った瞬間のアンモニア臭、「ウオッ・・・」でした。でも食べてみますと実にクリーミー。旨かったですよ。カミさんごちそうさまでした。ブログランキングに参加しています。応援クリック心よりお待ちしてます。

  2007.07.28

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  【晩酌報告：赤】トスカーナ州　ヴァルディピアッタ　ロッソ・ディ・モンテプルチアーノ

  いや～暑かったですね。大通りのビアガーデン、芝生が見えないくらい人だらけでした。そんな中昨晩はワイン屋らしく赤ワイン。ビールになんて走りませんでした。。。。トスカーナ州ヴァルディピアッタロッソ・ディ・モンテプルチアーノ　２００４年税込価格　２１３９円プルニョーロ・ジェンティーレ　８０％カナイオーロ　１５％マンモーロ　５％２０％のみバリック熟成アルコール度数　１４度輸入者　有限会社フードライナーガンベロ　１グラス　ヴァルディピアッタはヴィーノ・ノービレで有名な生産者です。今回味見しましたのはここで造っているヴィーノ・ノービレのセカンドに位置するワイン。それでも大変レベルの高いワインでした。色合いは明るく、向こう側が透けて見えるような透明感。でもこの色からは想像しがたい悉皆とした内容のワインでした。薄い色なのにしっかりとした味わいは、まるで飲み頃を迎えたネッビオーロの色合いみたい。香りは開けてすぐから強く感じます。最初はベリー系の甘い果実香。グラスに注ぐそばから香ってくるようでした。樽香も感じ取れますが、果実のニュアンスが強いために鼻の機能はそちらで占領されてしまいます。一口目、まずはサンジョヴェーゼらしい酸味を感じます。最初の内は少し強めに感じ、その後他の味わいが強くなってくるとバランスがとれてくるタイプです。若いサンジョヴェーゼは抜栓後果実味がどんどん強くなることが多いので、飲み進める最初の段階で一口目の印象とは大きく変わってくることが多いんです。このワインもそうでした。プルニョーロ・ジェンティーレはサンジョヴェーゼのクローン種。この地域だけで栽培されているそうです。ちなみにこのワインの銘柄にモンテプルチアーノとつきますが、アブルッツォのアレではありません。向こうは葡萄の名前、こっちは地域の名前です。タンニンはそれほど強く感じません。それよりはフレッシュ感が味わいの大きな部分を占めます。ほんの少しですが苦みを感じます。１０分もしますと果実味全開。樽味も少し強くなり誠に結構なバランスのワインとなりました。アルコール度数は強めですが、それを感じさせない良い造りでしたよ。旨かったです。　肴はエスタで買ってきた焼き鳥とアリオの味付けラム。何度も書きましたが、味付けラムはアリオのが一番好きです。それほど高級なお値段ではないのに、１パック千円位するような有名店のヤツよりバッチリ好みに合います。有名店のは冷凍保存されている場合が多いのですが、アリオのは生ラムをたれに漬け込んですぐ販売されているところに違いがあるんでしょうね。甘めのたれも私好みですし。ちなみに果実味イッパイ系のサンジョヴェーゼ、ジンギスカンに最高の相性です。北海道の皆様は「今更何行ってるの・・・」でしょうが(^_^)大変美味しかったです。あ、今回は自分で作りました。ブログランキングに参加しています。応援クリックをお待ちしています。

  2007.07.25

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  【晩酌報告】トスカーナ州　キャンティ・クラッシコの雄　ロッカ・グイッチャルダ

  暑い1日の札幌でした。からりと晴れて良い気分。週末に美味しいキャンティ・クラッシコを味見しました。トスカーナ州バローネ・リカーゾリロッカ・グイッチャルダ・キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ　２００３年税込価格　２７９８円サンジョヴェーゼ　１００％バリックとトノーで２０ヶ月熟成アルコール度数　１３．５度輸入者　有限会社　フードライナールカ・マローニ　８５点ガンベロ　赤２グラスヴェロネッリ　２星８９点キャンティ・クラッシコ地区の王様とも言えるバローネ・リカーゾリ。ここの看板キャンティはブロリオシリーズなのですが、リゼルヴァで造っているのはロッカ・グイッチャルダです。評価は価格からしますと「特」がつく上々。実際飲みましてもその力強さに圧倒されました。色からしましてこの濃さ。深遠なる紫色です。０３ビンテージですともう４年目を迎えるわけですが、それでもこの元気の良さです。香り。ラズベリーやクランベリーと言ったベリー系の甘い香りが強く上がってきます。樽の香りもハッキリとします。樽熟成をかけたサンジョヴェーゼの香り、その教材になりそうなワインです。この年はとても暑かったトスカーナ。ロッカ・グイッチャルダに使われているサンジョヴェーゼもその影響を受けています。本来は比較的熟成させてから楽しむタイプのこのワイン。今までのロッカ・グイッチャルダはリリースされてすぐは酸味とタンニンが少し強めに感じ、ガシッとした印象がありました。でも０３は今の時点でとても美味しい。ほんの少し強めに感じる酸味と落ち着いたタンニン、そして口いっぱいに広がる果実味。それは葡萄が暑い気候のせいでいつもの年より熟が進んだ状態で収穫された証拠だと思います。最初に書きました濃い色合いも、それが理由なのかもしれません。３０分くらい立ちますと果実味はまさに全開！それに加えて香辛料系のニュアンスも引き立ちます。また最後の方まで苦みは上がってきません。雑味のない純粋な味わいが持続します。５年後はわかりませんが、今飲みますととても美味しいキャンティ・クラッシコです。いや、実に美味しかった。恒例の肴。 鮭・ブロッコリー・アスパラをバルサミコ酢とマスタードで味付けしたヤツ。それと豚の青じそソテー。バルサミコ酢とマスタード、結構相性良い感じ。酸味がある味付けは赤、特にサンジョヴェーゼやネッビオーロのワインに良く合います。この取り合わせは鮭以外にもよさそう。カミさんいつもありがとうございます。ブログランキングに参加しています。今週もお仕事がんばれますよう、応援クリックをお待ちしてます。

  2007.07.16

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  【晩酌報告】トスカーナ州　フォントーディ・キャンティ・クラッシコ２００３

  今日は暑い一日でした。さて、フォントーディのキャンティ・クラッシコ０３を味見しましたのでご報告いたします。トスカーナ州フォントーディキャンティ・クラッシコ　２００３年税込価格　２５２０円サンジョヴェーゼ　１００％大樽熟成ヴェロネッリ　２星８８点ガンベロ　１グラス前回は昨年１２月に同じ２００３年を味見しました。同じ銘柄、同じビンテージで半年の熟成はいかがなものか。ご報告いたします。色合いからして前回とは違います。イイ感じで抜けてきたみたい。透明感が増しています。香りはより複雑性が増した感じです。還元熟成による動物的なニュアンスも出てきていました。それに香辛料の香りが加わっています。半年寝ていたせいでしょうか、果実香が上がってくるまでに前回より時間がかかりました。酸味は相変わらずしっかりとしています。渋みの方はずいぶんと柔らかくなっていました。でもこの２つの要素はまだまだ溶け合う余地があるレベルです。果実香が出てくる頃には甘みも出てきて、ワインに落ち着きが出てくるようでした。１時間以上かけて飲みましたが苦みはほとんど無し。このワイン、久しぶりに「酸っぱいワイン同好会」御用達です。バランスがとれている範囲内で最大限に酸っぱい！私の好みにバッチリはまりました。カミさんが面白い肴を作ってくれました。この鶏のソース、最初は何かわかりませんでした。聞くと「梅ソテー」だそうです。テレビで取り上げていたのを早速作ってくれたみたい。これがとても旨かった。下処理した鶏肉をサラダ油で皮目から焼きます。焼き色がついてきたらひっくり返して梅酒投入！火が通るまで蓋をして蒸し焼きです。鶏に火が通ったら鍋から取り出し、梅酒がまだ残った状態のまま刻んだ梅干し・ケチャップ・砂糖を投入。しばしへらなどで鍋底をこそげながらソースの濃度を高めます。あとはお皿に盛った鶏肉にかけて完成。梅の酸味が程よく効いて、酸味のあるワインと最高の相性でした。ごちそうさまです。ブログランキングに参加しています。応援クリックをお待ちしてます。

  2007.07.02

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  【晩酌報告：赤】トスカーナ州　クエルチャベッラ　新ビンテージ

  今日は気温もそれほど高くなく、とても過ごしやすいです。クエルチャベッラの新ビンテージ、味見しましたので早速ご紹介いたします。トスカーナ州クエルチャベッラキャンティ・クラッシコ　２００５年税込価格　３０８５円（７月１日から値上げとなります）楽しみにしていたクエルチャベッラ、味見しました。テクニカルな情報は以前のブログをご覧下さい。結構手の込んだ造りになっていますよ。綺麗な赤紫色です。透明感もバッチリ。開けてすぐの香りはイチゴやサクランボみたいな甘い果実の香り。それにお花のような華やかな香りがプラスされ、強く広がってきます。一口目。まずは十分な酸味から始まります。リリースしたてのワイン、最初は酸味が目立つ印象。それが１杯飲み終わる頃になると果実感が溢れてくるようです。樽の香りは若干しますが、葡萄由来の味わいの陰に隠れています。２杯目になりますと香辛料系の香りも出てきて、より味わいに広がりが出てきます。最初目立った酸味は存在こそしっかりと感じますが、柔らかく角の取れ丸い味わいに変化。この適度な酸味こそサンジョヴェーゼの素晴らしさですよね！１本飲み終える最後の方には複雑な香りを楽しむことが出来ました。この辺はサンジョヴェーゼ以外、１０％分の葡萄が良い作用をしているのだと思われます。最近のキャンティ・クラッシコはサンジョヴェーゼ１００％・大樽系のクラシカルなものと、国際品種混醸・小樽系のモダンなもの。大きく２つの流れがあります。クエルチャベッラは生産量やその醸造技術において、モダン・キャンティ・クラッシコの中心的生産者と呼んで良いのではないでしょうか。そう言っても間違いじゃないくらい、安定した品質のワインを常に提供してくれます。大変美味しいワインでした。肴。ザンギじゃありません。チキンソテーにバルサミコ酢で味付けしたら、こんな見た目になったそうです。味はイタリア風。サンジョヴェーゼとバルサミコ酢、とても良い相性でした。カミさん、ごちそうさま。ブログランキングに参加しています。励ましのクリックでやる気モリモリです。

  2007.06.18

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  【晩酌報告：白】バジリカータ州　パテルノステル　ビアンコ・ディ・コルテ

  今日も一日暑い日でしたね。昨日は暑さでビールに走ると思いきや、ワイン屋らしく白を味見しました。最近仕入れましたビアンコ・ディ・コルテ。偶然ですが暑いさなかに飲む白としては丁度良い塩加減（？）でした。それではどうぞ！バジリカータ州パテルノステルビアンコ・ディ・コルテ　２００５年税込価格　２５９８円詳しいテクニカルデータは昨日のブログをご覧下さい。色合いは黄色、黄金色。最初の香りはナッツ、熟果、草原、花、とのっけから結構複雑です。グラスを２，３度回すとなめし革っぽい動物的な香りも出てきました。それほど樽のニュアンスは表に出ていません。口当たりはオイリー。程よい酸味と舌の上にどっしりと乗っかるような、ぶ厚いミネラルを感じ取れます。うん、とても良い塩加減です。少ししまして最初にあった熟果系の甘い香りが強くなってきます。そしてスパイシーなニュアンスも顔をのぞかせてきます。香辛料ではなく薬草系、セイジなんかの香りに似ているような気がしました。飲み込んだあとからついてくる苦みはバランスよく、かつタイミング良く消えて無くなります。半分くらいまで飲み進める頃には甘みはある程度まで強くなります。ですが、南のシャルドネにあるような完熟トロピカルフルーツのようにはなりません。土台には酸味とミネラル感がしっかりと存在し、その上に程よい甘みが出てくるようです。暑かったので少し冷たく、だいたい４～６度くらいで飲みました。本来１０度くらい、いえそれ以上の温度で楽しむと違った顔が見えるかもしれません。比較的繊細ながら、ぼやけていない輪郭のハッキリとした味わいのワインでした。ブラインドですと産地・葡萄をおそらく当てられないと思います。なめし革のような動物的なニュアンスがありましたので、「トレンティーノ・ソーヴィニヨンブラン！」なんて自信たっぷりに言ってしまいそうです。美味しいワインでした。ところで最近の樹脂コルク。結構本物っぽいですね。開けるときキャップシールを剥いただけでは気づきませんでした。スクリューを入れるとき「アレ、柔らかい・・・」。←これじゃ見た目でわかりませんよね。上手く造るものです。ブログランキングに参加しています。励ましのクリックでやる気モリモリです。

  2007.06.13

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  【晩酌報告：赤】ピエモンテ州　カッシーナ・キッコ　バルベーラ

  今日も良い天気、半袖で過ごしました。昨晩はしばらく前にご紹介いたしましたバルベーラを試飲してみましたピエモンテ州カッシーナ・キッコバルベーラ・ダルバ・ブリック・ロイラ　２００３年税込価格　３１６６円以前ご紹介しましたテクニカルデータはこちらから。ヴェロネッリ９０点のバルベーラです。やっと飲めましたので早速ご報告。旨かったですよ！見てくださいこの色合い。縁までせり上がる紫色。２００３年のビンテージだったのでもう少し透明感があるかと思っていましたが、まだまだ元気が有り余っているような色合いです。香りは最初にバニラ、樽の香りをしっかり感じます。決して後付されたようなわざとらしいものではなく自然に心地よい感じ。その後にベリー系の果実香やスミレなどの花の香りが続きます。一口目の味わいは柔らかい酸と上品なタンニンがほぼ全て。程よい苦みも感じます。数分もしますと果実味が徐々に現れてきて、それとともに香りがボリュームアップ！とても良い感じです。半分くらいまで飲み進めますと、より味わいが濃くそしてまとまってきます。バルベーラの特徴である酸味は、最初から最後まで変わらないレベル。そのほかの味わい特に甘い果実感が増えてきますので、１５分くらい経った頃からバランスはとれてくるように思えます。最後は香辛料系のニュアンスも感じられました。まだまだ成長しそうな印象でした。納得できる評価を受けているワインですね。旨かったです。恒例の肴は、、、鶏のカレーマヨネーズ。これ、とても簡単に作れるのですが、ワインのおつまみにちょうど良いですよ。お酒をふった鶏もも肉をレンジでチン。お肉は食べやすい大きさに切っておきます。チンした鶏肉の器にはトリの出汁が出ていますので、これにマヨネーズとカレー粉を入れて混ぜればソースの出来上がり。皆様も是非おためし下さい。ブログランキングに参加しています。応援クリックお待ちしてます。

  2007.05.30

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  【晩酌報告：赤】トスカーナ州　ジェオグラフィコ　メルロー・プッレライア

  ぱっとしない肌寒い天気の札幌でした。昨晩は美味しいメルローを飲みましたのでご報告します。トスカーナ州ジェオグラフィコメルロー・プッレライア　２００２年税込価格　３５２８円ワインのスペックはこちらをご覧下さい。ジェオグラフィコはトスカーナ州の農協みたいな組合です。作っているワインはリーズナブルですが内容の濃いワインが多いです。今日飲みましたメルローもトスカーナでメルロー１００％の割におやすいかかく設定です。仕入れてから２週間も経っていますが、やっと飲むことができました。・・・思った通り誠に美味しいワインでしたよ。縁にオレンジが見て取れる、熟成感を期待させるような色合いでした。グラスの底はうっすらと見える程度の濃さです。開けてすぐ、イチジクのような甘い香りとすぐあとに香辛料系の香りが立ち上がってきます。最初から結構なボリュームです。そして２，３どグラスを回しますと瓶内熟成で作られた熟成香が漂い始めました。熟しすぎて傷む直前の果物のような「もしかして腐敗臭？」とも感じられる複雑な香りです。この時点でまだ口に含んでません。でも期待はもの凄く盛り上がりました。一口目。なんと柔らかい！タンニンはほとんどワインの中へ溶けているよう。酸味も穏やかに感じます。果実味は十分ありますが、他の要素と渾然一体となって喉を通ってゆきます。苦みや雑味はほとんど、いえ全くありません。時間が経ってきますと果実味が増してきますが、酸っぱくなったり苦くなったりはほとんどありませんでした。これは美味しいです。実は２００２年というビンテージが気になっていたのですが、今飲むことに関しましてはこのビンテージがよい影響を与えているような気がします。これが２００３年とかになりますと、まだ味にまとまりが無く元気だけがよいワインだったかもしれません。久しぶりに美味しいメルローを味わった気がしました。肴はこれ。サーモンとホタテのカルパッチョもどき。トリを塩胡椒でパリパリに焼いたヤツ。トレ・ペッシィの北島シェフから頂戴したゴルゴンゾーラ。柔らかい味わいでしたので、どのお料理とも相性は良かったです。でも熟成の芽が出だしていたワインです。ゴルゴンゾーラとの食べ合わせは最高に旨かったです。またこの頂戴したチーズ、もの凄く美味しかった。今度シェフに銘柄を聞いてきます。カミさん、北島シェフ、ごちそうさまでした。ブログランキングに参加しています。応援クリックお待ちしています。

  2007.05.14

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  【晩酌報告】ピエモンテ州　モンテツェモロ・ドルチェット

  いや、良い天気ですね。さすがにお休みの皆様がうらやましい。昨日の晩酌はドルチェットでした。 ピエモンテ州コルデロ・ディ・モンテツェモロドルチェット・ダルバ　２００４年税込価格　２００１円評価やテクニカル情報はこちらから。バローロの作り手として評価の高い、モンテツェモロ。そこのドルチェットを飲みました。とてもオーソドックスと言いますが、良い意味で教科書通りの味わいでしたよ。 見てくださいこの綺麗な透明感のある色合い。美しいですね。香りはお花の香りが立ち上がってきます。最初から強めに感じますね。一口目。是非味わっていただきたいのが酸味です。しっかりと感じるのですがその柔らかさが素晴らしい。果実味と相まってのっけからバランスよく楽しめます。タンニンはそれほど強く感じません。２００４年のドルチェットですから、そろそろこなれてきた感じがあります。ちょうど飲み頃ですね。余韻は結構長め。最初に感じた花の香りがイイ感じでのこります。飲み進めるに従って果実味は強くなります。ですが中盤でその開きかたも一定となり、その後は最後までとても美味しく飲めました。ドルチェットは確かに酸味がきいてきます。生産者を選ばないと酸っぱいだけのワインになりがち。その点モンテツェモロはバランスよく、酸味を楽しむのには最高のワインですね。お勧めいたします。ちなみに一緒に食べたのはすき焼き（風）。 何度も書いていますが、酸味のバランスがとれたバルベーラやドルチェットは醤油との相性は抜群です。北海道の皆様、ジンギスカン（特にタレつけ込み系）をやる際バルベーラやドルチェットを是非おためし下さい。ジンは味が濃いのでカベルネ系を選択することが多いでしょうが、この滑らかな酸味はラムの味わいをより美味しくしますよ。ブログランキングに参加しています。応援クリックお待ちしています。

  2007.05.05

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  【晩酌報告】カンパーニア州　マチルデ　ファレルノ・デル・マッシコ・ロッソ

  今日も良い天気の札幌です。昨日は楽しみにしていたマチルデを飲みました。早速ご報告いたします。カンパーニア州ヴィッラ・マチルデファレルノ・デル・マッシコ・ロッソ　２００３年税込価格　１８４８円 縁まで真っ黒な色合いです。これは濃そうですね！開けた瞬間から甘い香りが強く出てきます。樽香も存在をハッキリ主張している感じ。あまり強すぎて果実味で味わいのバランスが崩れているのでは？と心配になるくらいです。一口目。香りとは裏腹にしっかりとした酸味とタンニン。果実味はそのだいぶ後。あれ、、、イメージと少し違います。ほんの２，３分経ったくらいでしょうか、徐々に果実味が出て参りました。その後はこのワインの本領発揮です。１５分くらい経つまでの間に、最初に感じた酸味とタンニンはバランスの良い果実味の中にとけていくようでした。それと同時に香辛料系の香りが出てきて、いよいよ最高潮の味わいになります。結構アルコールが強かったせいもあり、１本を１時間３０分くらいかけて飲みました。最後の方までそのバランスは崩れることもなく、とても美味しく飲めましたよ。ずっとほしかったマチルデのワイン。思った通り素晴らしいできでした。連休明けすぐにでも上のラインを発注しようと思います。ワインのアテはこれ。 タマネギの赤ワイン煮とブリーのニンニク・香草風味。煮込みは色は悪いですが美味しかったです。ブリー、前回はトリュフ入りを食べたのですが、このニンニク味も美味しいですね。カミさん、ごちそうさまです。さて、本日も通常営業。これから配達を仕込んで仕事仕事♪道路が空いていますのでイイ気分で運転できます。ブログランキングに参加しています。応援のクリックをお待ちしております。

  2007.05.04

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  【晩酌報告】トスカーナ州　コル・ドルチャ　ロッソ・ディ・モンタルチーノ

  今朝、カーテンを開けると雪景色！４月も半ばにさしかかって居るんですよ。。。春は遠いです。昨晩はコル・ドルチャのロッソを味見しましたのでご報告いたします。トスカーナ州コル・ドルチャロッソ・ディ・モンタルチーノ　２００４年税込価格　２２７３円サンジョヴェーゼ・グロッソ　１００％大樽熟成アルコール度数　１３．５度輸入者　有限会社フードライナーヴェロネッリ　２星８８点コル・ドルチャはブルネッロの生産者の中でも比較的大きな規模を持っています。今日ご紹介するロッソ・ディ・モンタルチーノも２２万本ほど生産しているそうです。それでいてこのクオリティーは素晴らしい醸造技術なんですね。では早速ご報告です。色合いは透明感のある紫色。実際は写真よりもう少し濃い色合いです。香りは最初からハッキリと強く感じます。ジャムやイチゴのような甘い香り。樽の感じも若干あるでしょうか。一口目。まず十分な酸味と渋みの存在を感じます。草の茎のような味わいも。果実味も程よい強さで最初からありますね。少し時間が経ちますと、果実味とともに胡椒のような香辛料の味わいも出てきます。複雑性はなく葡萄本来のストレートな味わいです。最後の方は果実味も開ききり、非常にバランスの良い状態で飲み終えました。このワイン、酸味の素晴らしさが一番のウリだと思います。一口目から飲み終わりまでその酸味のおかげで味わいの輪郭がカチッと伝わってくるようです。酸っぱくはないけれど存在を主張する！このバランスの良さはエノロゴの腕もさることながら、葡萄のレベルの高さが想像できます。いつでしたか「サボ」さんがイタリアから帰ってこられたとき食べさせてもらったコル・ドルチャのサンジョヴェーゼ・グロッソ。あの味を思い出しました。良いワインは畑からなんですね。大変美味しかったです。■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□昨晩はレストランさんもお忙しかったらしく、沢山ご注文を頂戴しております。これから配達の準備スタート。この調子だと終了が２３時過ぎかな。。。さあ、張り切って仕事仕事！ブログランキングに参加しています。応援クリックで仕事ももっとはかどります。お待ちしています。

  2007.04.14

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  【晩酌報告】トーラ　カタラット　　ネロ・ダヴォラのリベンジなるか

  夕方とても良い天気でした。かなり日が長くなってきましたね。さて本日は、シチリア州トーラの白を味見しましたのでご報告です。昨日はネロ・ダヴォラでちょっと失敗してしまいましたので、不安気味に晩酌を始めました。シチリア州トーラカタラット　２００５年税込価格　１２６０円カタラット　１００％また冷やしすぎてしまいました。グラスに霜がついています。ビールなら最高の温度なんですがね。。。色合いは思ったより濃い感じでした。麦わらから黄金色。この温度でも良い香りがしていましたよ。メインは柑橘系、レモンの香りが強かったです。一口目の味わいは温度のせいもあってすっきり爽やか系でした。２０分くらい経って温度も上がってきますと、甘い果実味がほどよく出てきました。このくらいでバランスは良い状態ですね。酸味は結構あると思いますが、その程度は申し分ありません。このくらいだとワイン全体がキリッと締まります。暖かくなってきましたら、よ～く冷やして楽しむには最高です。美味しかったです。赤がいまいちだったので心配していましたが、白の方だけでも良かったので一安心でした。ウチではカタラットを１００％使ったワイン、もう１種類扱っています。そちらも大変リーズナブル。明日にでも登録して飲み比べてみますね。■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□娘の春休みも今日で終わり。明日から新学期が始まります。遊び相手が見つからないと店に降りてきて遊んでいたのですが、配達や出荷の準備がピークにさしかかると彼女は私に怒られてばかり。ヒマなのはわかりますが、やっぱり「邪魔」です。でも思い返せば私も母からいつも怒られてました。私が小さい頃もよく店に下りてっては遊んでましたしね。夕方忙しくなってくると「家に入ってなさいっ！！」て感じでした。お店が楽しいのは血筋でしょうね(^_^)ブログランキングに参加しています。励ましのクリックで疲れも吹っ飛びます。お待ちしています。

  2007.04.05

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  【晩酌報告】ヴィエッティ・ロエロ・アルネイス

  よく晴れた一日でした。昨晩は例の「おっさん」ロエロを味見しました。ピエモンテ州ヴィエッティロエロ・アルネイス　２００５年税込価格　３００４円　先日味見をしましたヴァルフィエーリ・ロエロ・アルネイスより濃い色合い、黄金色です。香りはビンテージが若いせいもあるのでしょうが、予想に反して青リンゴ系のフレッシュな香りがしています。アルネイスの特徴、香草系の香りはその陰に感じる程度。のっけから予想外です。味の方はバランスがとれている範囲内ですがしっかりとした酸味の存在を感じます。ミネラルとともに程よく感じる苦みはまさにアルネイス。また一口目としては十分な果実味もあります。これは時間が経つとかなり濃厚な味わいになりそうな予感、、、でした。予想通り３０分くらいまでは少しずつコクがましていきます。ただ最初に感じたあの青リンゴの香りが、このこの時点でも強く出ています。１時間くらい経ったでしょうか、最後までフレッシュ感が残っています。最初は少しずつ濃くなっていった味わいは途中で変化が止まり、後は飲みきるまで落ちずにそのまま。香草系のニュアンスもほんの少し顔を出す程度でした。全体的な印象は、バランスの良い酸味のおかげでよくまとまった感じのワインです。アルネイスにしては若い時期に飲んだせいなんでしょうね、フレッシュ感がよく出ていました。ですが、自分で想像していたアルネイスとは少し違うイメージ。おそらくブラインドではぶどうを当てられないと思います。アルネイスの特徴を良くも悪くも上手くまとめて美味しく造った、と言った印象でした。美味しく最後まで飲めましたよ。ちなみにエチケッタの「おっさん」、ワインを飲んだら意味がわかるかと思っていたのですが全然。。。今度インポーターさんになぜ「おっさん」なのか聞いてみます。■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□さすが年度末、結構渋滞がひどいですね。今日も配達の量の割には時間がかかってしまいました。明日はもっと混みそうです。ついでに配達も混んでくれると良いんだけどな～。ブログランキングに参加しています。励ましのクリックでご注文激増に違いありません。お待ちしております。

  2007.03.29

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  【晩酌報告】ヴァルフィエーリ・ロエロ・アルネイス

  ぱっとしないお天気の札幌でした。昨晩、早速ヴァルフィエーリのロエロを飲んでみました。ピエモンテ州ヴァルフィエーリロエロ・アルネイス　２００４年税込価格　２８２７円ちょっと薄めの麦わら色。でも開けてすぐから香りは強かったですよ。アルネイスの特徴であるハーブ系や香辛料系の香りが良く出ていました。胡椒のような刺激的なニュアンスもあり、イイ感じです。味わいは最初にしっかりとしたミネラルが感じられます。甘みはあまりないタイプ。乾いた口当たりです。この時点ではまだ輪郭がハッキリとしない、スタートに少しだけ時間がかかるワインですね。その後１５分くらいで洋なしのような果実味が出てきます。この頃になりますと程よい酸味、果実味や苦みのバランスもとれてきます。甘みは最後まで表には出てきませんでした。「すっきり辛口」のリクエストを頂戴いたしますと、まさにこのワインをお勧めできます。アルネイスの特徴的な香りがしっかりと出ているおかげで、舌の上から味が引いた後かなりの間香りが鼻に残っています。お魚の香草焼きなどにピッタリではないでしょうか。美味しいワインでした。■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ヴァルフィエーリ、なかなか良かったです。明日もこの調子でロエロ・アルネイス第３弾、ヴィエッティの新規登録を予定しています。こちらは評価誌にも顔を出す有名人。お楽しみに。ブログランキングに参加しています。励ましのクリックでやる気モリモリです。

  2007.03.27

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  【晩酌報告:白】フリウリ・ビアンコ・ペトルッサ

  今日も雪の朝です。昨日は少し飲み過ぎました。宅飲みで飲み過ぎるなんてお恥ずかしい限りです。で、飲み過ぎと言いますかお酒が残っている原因はこのワインです。フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州ペトルッサコッリ・オリエンターリ・デル・フリウリ・ビアンコ　２００３年税込価格　３２５０円トカイ・フリウラーノ　５０％シャルドネ　５０％バリック熟成アルコール度数　１３．５度輸入者　ヴィントナーズ見てくださいこの黄金色！ジンジャーエールみたいな色合。すでに極めて濃厚なワインを想像させますね。最初冷やしすぎていたせいで、香りがなかなか上がってきませんでした。ビールのストッカーに入れておいたのが良くなかったです。ウチのストッカーはお客様がビールを持って帰る時間を考えて０度くらいの設定にしてあります。これじゃ香りもなにも上がってきませんね(>_

  2007.03.18

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  【晩酌報告：赤】トスカーナ州　ペトロイオ

  昨晩は凄い風でしたね。ビュービューうるさくて何度か目を覚ましてしまいました。では晩酌報告です。トスカーナ州ファットリア・ディ・ペトロイオポッジョ・アル・マンドルロ　２００２年税込価格　１７７０円サンジョヴェーゼ　８０％カナイオーロ、コロリーノ、マルヴァジーア・ネラ　２０％アルコール度数　１３度ヴェロネッリ　１星輸入者　有限会社　アビコこのワイン、現行ビンテージは２００３年です。でもウチにありますのは２００２年。１年ちょっと段ボール箱の中で寝ていました。どんな感じになってるかな。。。　　まず２００２年はトスカーナのオフビンテージ。それをふまえて味見をしました。色合いは濃い赤紫。グラスはほとんど透けません。香りは果実感が溢れ、特にイチゴみたいな甘い香りが出ています。最初ボリュームにかけていますが、５分もしますと調子が出てくるようです。その後大きな変化はなく最後まで甘い香りが漂ってました。一口目は「む、やはり２００２年は・・・」と思わせるとても静かな立ち上がりです。１年以上も段ボールから出しもせず寝かせておいたので、まだ眠っていたのでしょうか。ただ酸とタンニンは最初から滑らかに喉を通っていきます。あまり感じないのではなく、存在がしっかりと確認できるのに出しゃばっていない感じです。目を覚ますのに１５分くらいかかりました。この頃から果実味や複雑性が出てきて、味の粒も大きくなってきたように思います。バランスは最高ですね。どの味のパートもほかのパートと溶け合っていると言いますか、全部で一つの味を作り出している協調性を感じられると言いますか。基本を大切に丁寧に作られているワインだなと思わされました。２００２年の在庫はあと少しですが、今飲むにはちょうど良いタイミングだと思います。ちなみにあの「カルロ・フェリーニ」さんが生産に携わっているそうです。私の好きなブランカイアなども手がけているお方です。ブランカイアにしてもそうなのですが、フェリーニさんのワインはハヤリ（果実味・樽味ガツン系）に囚われず葡萄本来の旨みを大切にしている印象があります。作った人の性格が想像できるようなワイン、素晴らしいですね。肴はこれ。　タンドリーチキンとそば粉のクレープ、茹で野菜。実はタンドリーチキン、初めて食べました。本格料理店で食べるとまた違うと思うのですが、思ったよりマイルドでワインにもとても合いましたよ。そば粉のクレープで包んで食べると、最高でした。ちなみにタンドリーチキン、思ったより簡単だそうです。鶏肉にカレー粉とパプリカを馴染ませ、ヨーグルトにつけておく。それをオーブンで焼くだけだそうです。皆様も是非お試し下さい。カミさん面白いもの作るね、、、ごちそうさまでした。ブログランキングに参加しています。今日はゆっくり休んで明日からまた頑張ります。励ましのクリックでつかれも吹き飛びます。

  2007.03.11

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  【新規登録：白】シチリア州　マウリージ

  夕方から急に冷え込んできましたね。明日は真冬日の予報。うがい・手洗いしっかりします。さあ今日からまたイタリア酒屋！張り切って参ります。シチリア州マウリージコスタ・アロンブラ　２００５年税込価格　２５８７円ソーヴィニヨン・ブラン　１００％ステンレスタンク熟成今日は初めて仕入れる生産者のワインをご紹介します。マウリージはカベ・ソーやメルローなどの国際共通品種に力を入れている生産者。最近のシチリアではプラネタやクスマーノをはじめ国際共通品種に注力している生産者が沢山いまして、その多くが成功をつかんでいます。シチリアの土地のせいなのか気候のせいなのか、良い葡萄が出来るようですね。このワインを仕入れるきっかけは、もちろんソーヴィニヨン・ブラン１００％に惹かれたからです。シチリアでこの葡萄は初めて。実はこのとき１本持って行ってみんなで味見してみました。やはり南国シチリア、北部のソーヴィニヨン・ブランでは想像できないようなフレッシュで強めの果実味でした。青リンゴ系の香りすらするんですよ。フォックス臭はほとんど感じません。ブラインドですとおそらく葡萄外しちゃいますね。酸味はとても良いバランスで、最後まで飲み飽きせずに行けます。美味しかったですよ。それにしましてもシチリア、葡萄は何でもコイの面白い土地柄ですね。いつかマルベックとか作ったりして。。。■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□昨晩は毎度おなじみポアーブルさんへお邪魔しました。リングイネをジェノヴェーゼソースで出してくれました。相変わらず旨いです。偶然私のお客様のＫさんと同席。前回お邪魔したときも偶然同席になりました。お互いびっくりです。私は一人だったので、ちょうど良いお話相手になってもらいました。Ｋさん、また一杯やりましょうね！ブログランキングに参加しています。応援クリックをお待ちしております。

  2007.03.06

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  【晩酌報告：白】ソアーヴェの王様（かな？）イナマ！

  今日も暖かな一日になりそうな札幌です。昨晩はイナマのヴィン・ソアーヴェを飲みました。噂に違わぬ素晴らしいワインでしたよ。　ヴェネト州イナマ・ヴィン・ソアーヴェ・クラッシコ　２００５年税込価格　１９６５円　きれいな黄金色です。ヴェロネリを見ますとこのクラスは樽熟なしとのこと。それでもこの色合い、のっけからもの凄く期待が持てそうな感じです。香り。最初果物系、レモンやグレープフルーツライチなどを感じます。少ししますと初夏の草原にいるような若草の香りみたいなニュアンスも。強く複雑な香りです。一口飲みますと味の粒の大きさ、いろいろなフレーバーのボリュームの大きさに驚きます。濃厚です。果実味とミネラル感が一瞬にして口の中に広がる勢い。アルコールは１２．５度とあまり高くありませんが、そのボディの太さでしっかりと舌の上に乗る感じです。ほどよく感じる苦みも、バランスをよりよくする助けになっているようです。でもそこからがこのワインの面白いところ。一気に広がりのピークを迎えた後、さっきまで支配的だったワインのコクが波が引いていくように消えていきます。その後には最初に感じたあの複雑な香りが余韻として長く鼻腔に残っています。う～ん、最近はタメッリーニのように繊細な感じのソアーヴェが良いなと思っていたのですが、濃厚なヤツもたまりませんね。ジーニと比べて見たくなりました。大変美味しいワインでした。肴はやっぱりちらし寿司でした。相性は悪くなかったですよ。生寿司でなくちらし寿司だったのが良かったのかな。ワインがしっかりとしている分、繊細な和食にはちょっと合わないかもしれません。ちらし寿司ってちゃんと作るとかなり手間がかかるものなのですね。カミさん、有り難う。ブログランキングに参加しています。明日からまたがんばれますように、励ましのクリックをお待ちしております。

  2007.03.04

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  【晩酌報告】飲みました！ピッコロミーニ・ブルネッロ

  今朝はどんよりと曇っている札幌。妙に暖かくて気持ち悪いです。昨晩はアイツを開けました。　チャッチ・ピッコロミーニ・タラゴーナブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・ピアンロッソ　２００１年税込価格　７５６０円注ぎますと思ったより薄い色合いでした。３センチくらい注いだのですが、写真でおわかりのようにグラスの底が透けて見えます。香りは甘いジャムのような果実香が強く、香辛料系の香りも感じます。樽香はほどよく上がってきます。全体的に強い香りです。最初は酸味とタンニンが前面に出てきていて、「おお、若い若い」の感想。ですがこのワイン、ここから1時間くらいで素晴らしい変化を見せました。５分くらい経った頃、少し苦みを感じました。それとともに果実感が膨らんできて、だんだんバランスがとれてきます。３０分くらい。最初に気になった酸とタンニンはもうとけてしまっています。苦みもありません。甘みを伴った葡萄の風味に口の中が支配される感じ。太いアルコール感もあります。１時間くらい。さっき感じたアルコール感すら無くなってきます。柔らかい口当たり、滑るように喉を通っていきます。実に美味しワインです。最初に感じた酸味からしますと、もっともっと寝かせても美味しくなるんでしょうね。今は果実味が味の構成のほとんどですが、もう５年もすると複雑性を伴った素晴らしいワインになりそうです。決してお安くないワインですが、価格値は十分にありました。　肴はロールキャベツとチーズ・トマトソース・イモを焼いたの。ロールキャベツはそれほど強い味ではありませんが、このブルネッロはお料理をじゃましないみたいです。美味しく頂けましたよ。もちろんチーズとの相性はバッチリでした。カミさん、ごちそうさまでした。今日は午後から友人宅のホームパーティーにお呼ばれしてきます。３時くらいからしこたま飲む予定。頑張ります（なにを？）ブログランキングに参加しています。応援クリックをよろしくお願いします。

  2007.02.18

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  【晩酌報告】昨日のセルヴァネッラ

  今朝は結構積もっていた札幌東区です。昨晩はメリーニのセルヴァネッラを味見しました。トスカーナ州メリーニキャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ・ラ・セルヴァネッラ　２００３年税込価格　２３９５円サンジョヴェーゼ・グロッソカナイオーロ・ネロバリック熟成３６ヶ月ガンベロ　３グラス　結構濃い色合いを想像していたのですが、ご覧の通りグラスの底が透けて見えます。香りは凄い勢いで上がってきます。コルクを抜きますとグラスに注ぐ前から樽の香りがする感じ。注ぎますとグラスを回さなくても十分なくらいです。イチゴやジャムのような甘い香りと、最初からわかるくらいハッキリとした樽香。香辛料系の香りも少しはいっています。一口め。うーん、結構酸味が感じられます。タンニンも多めですね。果実味は少しおとなしめでしょうか。少し時間をおいてみます。１５分くらい経ったでしょうか。味のバランスは持ち直してきました。最初きつめに感じた酸味が落ち着いてきたように思います。果実味に関してはあまり変化はありません。柔らかな飲み口になってきました。全体的な印象は、サンジョヴェーゼ・グロッソの酸味が生き生きとしている感じです。今飲みましてもその酸味のおかげでお料理と合わせるのが最高ですし、もう少し置いておいても成長が見込めるワインだと思います。ただ最近の傾向である「十分な果実味、おとなしめの酸味・渋み」のワインではありません。しっとりとした酸味と味のバランスを楽しむようなワインです。美味しかったです。肴はこれ。　スコッチエッグとベーコン・白菜の煮物。カミさん、手間かかる料理有り難う。スコッチエッグ、久しぶりに食べましたが旨かったです。こくのあるしっかりとした味付けのお料理には、今回飲んだような酸味のあるワインは最高に相性がよいですね。口の中がリセットされて、食べる・飲む・食べる・飲むがエンドレスで続きます。こりゃ太るな。。。ブログランキングに参加しています。励ましのクリックでやる気モリモリです。

  2007.02.11

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  【晩酌報告】ネラ・ヴァルテリーナ・スペリオーレ・アリシオ

  イヤふりましたね！ウチの周りは２０センチくらいふったでしょうか。昨晩は新入荷のヴァルテリーナを飲んでみました。ロンバルディア州ネラヴァルテッリーナ・スペリオーレ・サッセッラ・アリシオ　２００２年税込価格　２１００円キャヴェンナスカ（ネッビオーロ）９５％ピニョーラ、ロッソラ、プルニョーラ　５％１２ヶ月オーク樽熟成１２ヶ月瓶熟成ご覧のように、グラスの向こう側が透けて見える透明感です。きれいなルビー色でした。香りはオークの感じが良く出ていて、柔らかな果実感とともに優しい印象。強からず弱からず、中庸なボリューム感でした。 飲み口も柔らか、香りの印象そのままです。ビンテージからして少し酸っぱいかなと思っていたのですが非常に穏やかでした。その中でタンニンが少し飛び出して感じたのはネッビオーロらしいところですね。果実味もほどよくあり、バランスは良くとれていると思います。もう少し味の強弱と言いますかボリューム感があっても良さそうですが、この価格帯のネッビオーロとしましては上出来ではないでしょうか。美味しく最後まで飲めたワインでした。肴はと言いますと。。。　 節分だったので、恵方巻きを作ってくれました。後はブタの醤油味ロースト大葉風味、ブロッコリーの茹でたのカレーマヨネーズ味。やっぱり醤油にはバルベーラかネッビオーロが最高です。白ワインを合わせるよりぴったりきますね。特に今回のような果実味が前に出てこないバランスの良いタイプのワインが、和食には最適だと思います。寿司飯とも喧嘩しませんしね。繊細な味わいのお料理も、ワインが勝ってしまうことはありません。美味しかったです。ちなみにカレーマヨネーズ。結構旨いです。カミさん曰、「マヨネーズにカレー粉入れてゆで汁で溶いただけ」とのことでした。おすすめですよ。ブログランキングに参加しています。励ましのクリックをよろしくお願いいたします。

  2007.02.04

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  【晩酌報告】お手頃濃厚サルデーニャ赤

  どんより曇り空の札幌。昨晩はお手頃サルデーニャ赤を試してみました。サルデーニャ州カンティーネ・ディ・ドリアノーヴァファルコナーロ・ロッソ　２００３年税込価格　１５１２円カンノナウ　４０％カリニャーノ　３０％モンテプルチアーノ　３０％バリックでマロラクティック発酵１２ヶ月ガンベロ　２グラスかなり濃い感じの赤紫色です。香りはイチゴのような甘い香りが強く出ています。樽由来のバニラ香もハッキリ。非常によい感じです。味わいはたっぷりとした果実味とタンニンを感じます。酸はバランスがよい感じですね。香り同様強く濃いワインです。また時間が経過しましてもそのパワーに変化はありません。苦み等の雑味も出ず、最後まで美味しく飲めました。 果実味がお好きな方にはもってこいのワインじゃないでしょうか。ガンベロもこの価格帯としては高い評価をつけています。おすすめです。 　 この強いワインに合わせましたのは、ブタのチーズカツレツと例のモルタデッラ。パワフルなワインにカツレツはちょうど良いあんばいでした。モルタデッラはカミさんのビールにぴったりだったようです。ワインには少し優しい味でしたね。ごちそうさまでした。ブログランキングに参加しています。これから昨日の配達の残り、やっつけてきます。励ましのクリックを頂戴できますと、大変幸せです。

  2007.01.28

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  【晩酌報告】ラ・クエルチェ・キャンティ

  今朝は久しぶりに激しく雪！お休みの日で良かったです。昨晩はラ・クエルチェのキャンティを飲みました。トスカーナ州ラ・クエルチェキャンティ・コッリ・フィオレンティーノ・ラ・トレッタ　２００２年税込価格　２２３９円サンジョヴェーゼ、カナイオーロバリック６ヶ月熟成ガンベロ　２グラスこのワインを仕入れてすぐに飲みましたときは、正直「アレ？」な感じでした。香りは押し黙っていて酸味が目立ち、バランスはいまいち。前評判が良かっただけに少しがっかりした記憶があります。それから１年半。どうなっているか楽しみで飲んでみました。まず香りの変化に安心しました。ベリージャムのような甘い香りとはっきりわかるバニラ香。樽のニュアンスがバッチリ出ています。色は黒に近い紫色。グラスを回しますとワインの色素がグラスの縁にはっきりと跡を残すくらいです。一口目。非常に柔らかく繊細な味わいからスタートです。前回飲んだときに感じたとがった酸味は有りません。まとまった味わいで、タンニンも溶けています。赤ワインには珍しく塩分、ミネラル感が感じられました。飲み進めていきますと、どんどん味が開いてきます。香りにはスミレ香のような花の香りが加わっていき、味わいに果実味が増していきます。美味しいですね。ただ一つ、味のボリュームが増して行くにつれ少し苦みを感じました。あくまでバランスがとれている中での感じ方ですが、はっきり味に出ます。結論としましては１年半で随分成長していたなと感じました。仕入れた当初はガッカリしたんですが結果オーライで良かったです。酸味の感じからしますともう少し先まで伸びそうです。さて肴はと言いますと、、　ドリアとジャーマンポテト風の炒め物。この量一人でほとんど食べてしまいました。。。。あ～美味しかった。カミさんいつもすまないね～。ブログランキングに参加しています。クリックしていただけますと、益々仕事が楽しくなります。

  2007.01.14

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  【晩酌中！報告】美味しいオルヴィエート

  今年に入ってから良い天気が続きますね。さて新年二日目。今日は晩酌「中」報告です。ウンブリア州ビジオルヴィエート・クラッシコ・トッリチェッラ　２００５年税込価格　１２１８円今味見をしながら、実況中継です。まず香り。最初軽い柑橘系、レモンのような感じからスタートです。今飲み始めて約１５分でグレープフルーツくらいまで甘みが出てきました。少しワインの温度が上がってきたせいもあるようです。味の方も時間とともに開いてきました。私の好きなフィニッシュの苦み。上手に出てます。ほんのり感じる甘みと相まって、バランスはとても良いです。酸味は果実味に比べますと少し弱めでしょうか。でも苦みのおかげでテンポ良く飲めています。あ、テンポ良くはほかのも同じですね(^_^)今日は和食と合わせていますが、とても良い感じです。おすすめですよ。いまハマちゃんが司会をしているテレビで芸能人格付けチェックをしています。ロマコンと１本４５００円のワイン。自分がやったら当たるんでしょうか。外してケチョンケチョンに言われてもいいですから一度やってみたいものです。ブログランキングに参加しています。今日は酔っぱらいながら更新です。たまにはいいですね。

  2007.01.02

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  【晩酌報告】グアルド・デル・レ・エリゼオ・ロッソ

  昨日とは打って変わって良いお天気の札幌でした。今日で仕事納めという会社もたくさん有るようで、配達の時間になりますと道路が空いていました。昨晩はとっても美味しいトスカーナワインに当たりましたのでご報告いたします。トスカーナ州グアルド・デル・レエリゼオ・ロッソ　２００４年税込価格　１７６４円サンジョヴェーゼ　８０％カナイオーロ　２０％旧樽バリックで１８ヶ月熟成。このワイン、香りからまず驚きます。最初はお花系、アカシアみたいな香りからスタートします。その後ものの数分で熟した果実、ジャムのような甘い香りが広がっていき、香辛料系のニュアンスも伴います。強くはっきりとした香りです。一口目から十分な果実味を楽しめます。酸味のでかたはバッチリ。強くもなく弱くもなくお料理を引き立て、ワインを最後まで楽しむために必要十分な酸味です。樽香は徐々に強くなっていきます。３０分くらいで絶頂に達し、この頃にはスパイシーな後味もはっきりと出てきます。価格からは考えられないくらい美味しいワインでした。おすすめです！肴はこちら。豚肉とキャベツの煮込み、セージ味。セージの風味が豚肉をより美味しくしますね。カミさんごちそうさまでした。■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□楽天市場「コルクの気持ち」年末年始営業日のご案内です。１２月２９日　通常営業１２月３０日　正午までにお受けいたしましたご注文は、在庫があります分につきましては当日中に出荷いたします。欠品している商品につきましては、納期を都度ご相談させてください。１２月３１日　全日休業１月１日　全日休業１月２日　全日休業１月３日　全日休業１月４日　全日休業１２月３１日～１月４日まではご注文をお受けできますが、在庫の確認やご注文のお問い合わせなどのご返答はお休みいたします。この期間にお受けいたしましたご注文の確認、出荷作業は１月５日以降順次行います。ご迷惑をおかけいたしまして誠に申し訳ございません。よろしくお願いいたします。コルクの気持ち　林津善成ブログランキングに参加しています。お休み期間中もブログは毎日更新いたします。応援いただけましたら幸いです。

  2006.12.28

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  【晩酌】ランポーラ・キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ

  昨日とは打って変わって良い天気の札幌です。ご注文の方も打って変わって少なめ。。。この時間の更新も久しぶりです。さて昨日はランポーラを開けました。トスカーナ州カステッロ・ディ・ランポーラキャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ　１９９８年税込価格　５４６０円このワイン、ビオデナミ農法で生産されています。そのせいでしょうか、最近の果実味が全面に出てくるような味わいとは少し違っていました。香りは華やかで果実系ではなく花のような香りでした。時間が経過しましても、甘みを伴った香りには変化しません。開けてすぐの味わいはすぐに酸を感じます。その後にワインの旨みとタンニンが出て参ります。果実味は感じますが、それほど強くありません。少ししますと味にまとまりが出てきます。ですがよくある「時間がたつと甘くなる」ワインとは違い、酸とタンニンが混ざり合ってゆくようなイメージです。樽のニュアンスはあまり強くありません。葡萄のポテンシャルを引き出すために、余計な手を加えていないと言った印象を受けました。おそらくまだまだ時間をかけて美味しくなっていくワインでしょうね。今の時点ではほめることもけなすこともできないワインでした。おつまみはこれ。チキンの狩人風。先週土曜日のＴＢＳ「チューボーですよ」で作っていたのがとても美味しそうだったので、カミさんに作ってもらいました。リンク先でレシピが見られます。ウチは黒オリーブを具に足しましたのと、ビネガーをレシピの１．５倍くらい入れました。何せ酸っぱいのが好きなもので。でも加熱しますから酸味がほとんど飛んでしまいます。多めでちょうど良いくらいでしたよ。この酸味とキャンティの酸味がとても良いあんばいでした。旨かったです。ブログランキングに参加しています。応援をいただけましたら幸いです。

  2006.12.25

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  【晩酌報告】ペリッセロ・ネッビオーロ・ランゲ

  この時間、太陽の光がまぶしい札幌です。昨晩は美味しいネッビオーロを飲みました。　ピエモンテ州ペリッセロネッビオーロ・ランゲ　２００４年税込価格　２８４１円ネッビオーロ１００％とても元気のあるワインでした。ネッビオーロにしては濃い赤色。果実感豊かな強い香り。飲みますとこの葡萄らしい酸味とタンニンを感じ、その後に果実味が口の中に広がります。どの味の要素もはっきりと輪郭が感じ取れ、３０分程度おいてもその勢いは変わらず最後まで力強い味わいを保っていました。ペリッセロはバルバレスコで有名な作り手。このランゲが作られている畑は葡萄の木がまだまだ若く、バルバレスコを作るにはちょっと荷が重たいんです。でも樹の状態がよくなってくればいずれはバルバレスコになる。そんなポテンシャルを秘めたネッビオーロです。大変美味しかったです。肴はこれ。ビーフシチューとイモ。前にも書きましたが、もちろんクレアおばさんです。このルーはだし味がきいてて最高！ウチのシチューはこればっかりです。ワインが強めの味わいでしたので取り合わせは最高でした。付け合わせの塩ゆでおジャガはキタアカリ。煮くずれしやすくほかのお料理には向いていないのですが、塩ゆでにしますとほかのジャガをさしおいてナンバーワンです。イモ星人のためにあるようなおジャガ様ですね。カミさん、ごちそうさまでした。さて、今日は定休日。でもここ最近配達に時間を取られて楽天のビンテージ更新が全くできていません。今日はそれを最優先でしようと思います。と言ってもいつもよりはのんびりとやる予定です。ブログランキングに参加しています。是非励ましのクリックをお願いいたします。

  2006.12.17

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  【晩酌報告】モリスファーム・モレッリーノ

  今日は深々と雪が降っています。明日は渋滞がすごそうです(T_T)昨晩はちょっと年をとっているモレッリーノを飲みました。トスカーナ州モリスファームモレッリーノ・ディ・スカンサーノ　２００２年税込価格　２０２９円税込価格　１５８７円　申し訳ございません。フードライナーさんから仕入れた２００４年の価格をそのまま載せておりました。岩田醸造さんから仕入れた２００２年はこちらの価格でご提供できます。お詫びいたしまして訂正いたします（2006/12/11）サンジョヴェーゼステンレスタンク熟成このワインの現行ビンテージは２００４年。ですがラッキーなことに札幌のインポーター岩田醸造さん、まだ２００２年の在庫をお持ちでした。早速仕入れましたので、試飲試飲♪やはり熟成感を感じる色合い。現行ビンテージのものですと非常に濃い赤紫なのですが、これは違います。グラスに注いで真上から見ますと、そこが透けて見えます。きれいで透明な赤色。この時点で良さそうな印象です。香りは柔らかい果実感とほんの少し香辛料のようなニュアンス。強さは強からず弱からずといった感じです。味わいは非常こなれた感じがします。２００２年といえばオフビンテージ。酸も渋みも果実感もない平坦な味を想像しましたが、そんなことはありませんでした。味の要素が十分に混ざり合いスムーズな味わいです。特に酸の溶けた感じがとてもおいしかったです。一つだけ、このワイン澱が結構出てきています。お飲みになるときはしばらく立てておき、できればデカンタか何かに移して楽しんだ方が良さそうです。「仕入れてよかったな」と思えるワインでした。肴はこれ。　リンゴとブタのソテーとトマトとモツァレラのサラダ。リンゴと一緒にソテーすると何ともいえない甘みが豚肉に移り、とてもおいしくいただけます。素人にしては美味しそうでしょ！カミさんいつもありがとう。ブログランキングに参加しています。是非励ましのクリックをお願いいたします。

  2006.12.10

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  【晩酌報告】フォントーディ・キャンティ・クラッシコ

  今日は昨日とはうってかわって良いお天気ですね。昨晩はフォントーディ・キャンティ・クラッシコを味見しました。トスカーナ州テヌータ・フォントーディキャンティ・クラッシコ　２００３年税込価格　２５２０円サンジョヴェーゼ大樽熟成ヴェロネッリ　２星ガンベロ　１グラス色合いは透明感のある赤紫。液面の縁からグラスの中心までの色のグラデーションが綺麗です。香りは強め。果実香とナッツのような香り。結構複雑性がありました。味わいは力強いの一言。酸味・渋みとも輪郭がはっきり感じられ、まだそれぞれが独立して感じられます。しばらくすると甘みと旨みも出てきて美味しく飲めますが、荒削りな印象でした。実はもう少し色々感じました。でもここ最近の忙しさ（肉体的）のせいで、どうも鼻と舌の性能がいまいちのようです。体調でワインの味は全然違うんですね。このワインは元気なときにリベンジ致します。つまみは旨かったです。　ラザニアと漁師風スープ。ラザニアって最初から作ると途方もなく手間がかかります。でも良いものが売っているんですね。ボロニアソースとベシャメルソースと生地がセットで売られていました。おまけにアルミの容器までついています。生地さえ茹でてしまえばあとは順番に重ねるだけ。結構旨かったですよ。スープはニンニクのきいた魚介いっぱいの漁師風。シンプルな味ですが魚と貝の出汁がイイ感じでした。カミさん、今日もごちそうさま。ブログランキングに参加しています。皆様の応援クリックで疲れも吹っ飛びます！よろしくお願い致します。

  2006.12.03

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  【晩酌報告】サルデーニャの恵みカンノナウ

  今日はお休みですが早起きしてブログ更新です。天気も良いですし、これが終わったらどこかでかけようかな。昨晩味見致しましたのはサルデーニャ州のカンノナウ１００％ワインです。サルデーニャ州アルベルト・ロイカンノナウ・ディ・サルデーニア・イエルズ　２００２年税込価格　１４２８円 カンノナウ１００％　　まず開けて驚きましたのはその色合いです。色だけ見ますと１０年ものかと思うくらいの熟成感でした。少しオレンジの入った赤色。グラスの中心も向こう側が透けて見えます。香りはプラムのような果実香からスタート。香辛料系の香りも加わり、どんどん甘く強くなってきます。口に含みますと香りに負けない果実感！甘みはさほど感じられません。控えめなタンニンとバランスの良い酸味を一口目から楽しめます。最後の方で青っぽい草とスパイシーな感じが残り、時間の経過と共にその部分がより強調されてくるような感じです。また温暖な気候で育った葡萄特有の優しい暖かさみたいな味わいもしっかりとあります。とても美味しいワインでした。で、肴はと言いますと 鮭とキノコとホウレン草のシチュー。大きな「どんぶり」一杯、テーブルにどんと乗っていました。カミさん曰く「クレアおばさんのルーが変わった」とのこと。確かに出汁味が濃くなっています。ウチではこのシリーズがお好みなのですが、また進化したようです。クレア、やりますね。ワインとの相性は良かったですよ。あまり重口だとアレですが、この位の濃度のワインだとホワイトシチューも美味しいです。ところで、ワイン１本とどんぶり一杯のシチューとフランスパン半分。全部食べちゃいました・・・ヤバイです。ブログランキングに参加しています。きっと牛のようにアルコールと食べ物用の胃袋が別にある酒屋に応援クリックを！よろしくお願いします。

  2006.11.26

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  【晩酌報告】滑らかな酸味　ラ・トータ

  今日は良いお天気の札幌です。昨晩は良い作り手のバルベーラを楽しみました。ピエモンテ州マルケージ・アルフィエーリバルベーラ・ダスティ・ラ・トータ　２００４年税込価格　２７７２円０４の評価はまだ出ていませんが、０３は９０点台の点数を取っています。バリック熟成です。　色は縁が透けて見える透明感のある赤紫色です。最初の香りはどちらかと言いますと繊細な感じです。果実感、バニラ香ともしっかりと存在するのですが、もう少しボリュームがあってもイイ感じです。一口目。滑らかでありながらしっかりと感じる酸味が、上等なバルベーラを印象づけてくれます。渋みは程よくあります。飲み込む少し前で微かに香辛料系の味が出ていました。１５分くらい経ちますと、徐々に香りのボリュームがアップしてきます。果実味が出てきて、バランスは最高に良くなってきました。このワイン、素晴らしい酸味です。全く角のない、それでいて十分な存在感がある。バリックのニュアンスと相性は抜群です。もしかするとこの酸味を楽しむために、あえて果実香を抑えているかのように思えてくるくらいです。とても美味しいワインでした。つまみはアスパラのグラタンでした。グラタン、大好きです。クリーム系のお料理には酸味のあるワインは最高ですね。お互いをより美味しくしてくれます。カミさん、ごちそうさまでした。ブログランキングに参加しています。応援クリックで楽天リニューアル作業もはかどります。よろしくお願い致します。

  2006.11.19

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  【晩酌報告】ラツィオ州チェザネーゼ・デル・ピーリオ

  天候は大荒れですね。今日辺り雨が雪になりそうです。昨晩は面白い葡萄のワインを飲みました。ラツィオ州ポッジョ・レ・ヴォルピチェザネーゼ・デル・ピーリオ　２００３年税込価格　２１１１円チェザネーゼ　８０％バルベラ　１０％モンテプルチアーノ　１０％バリック熟成この生産者のワインは以前もご紹介致しました。大変美味しいワインをリーズナブルに出してくる生産者です。今回飲みましたワインも『あたり』でした。葡萄はチェザネーゼ、ラツィオ州の地葡萄です。それにブレンドを加え、より完成度を上げています。香りは熟した果実の香りに樽のトースト感を程よく感じます。強い香りではありませんが、程よく香り立つ感じ。この時点でかなり期待ができました。色は濃いです。イメージぼけてしまい申し訳ありません。まず青い草の感じ、カベルネ系のあれをほんの少し感じます。そのあとに十分な果実味。酸味、渋みとも申し分ないバランスで存在しています。飲み進めますと程なくスパイシーな香りと、甘みが上がってきます。これは誠に美味しいワインでした。バランスが抜群ですので、結構しっかりとした味わいなのですがスルスルと飲めてしまいます。ラツィオの赤は少し薄いワインのイメージがありましたが、勘違いも甚だしかったです。もっとラツィオ赤を研究しないとダメですね。で、つまみはこれ。ブタのチーズカツレツにケッカソース。衣のチーズがイイ感じで効いていました。火の通りは素人にしてはまずまずではないでしょうか。綺麗なピンク色に上がっています。仕事が遅くなったので出来上がってから少し時間をおいて食べたのですが、しっかりと肉汁を確認出来ました。カミさん、ごちそうさま。ブログランキングに参加しています。来週１週間も頑張れますように、是非応援クリックを！よろしくお願い致します。

  2006.11.12

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  【晩酌報告】サン・ヴィンチェンティ・キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ

  今日も暖かな札幌です。本日は最近登録致しましたキャンティ・クラッシコの味見ご報告です。トスカーナ州サン・ヴィンチェンティキャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ　２００３年税込価格　４５４９円サンジョヴェーゼ　１００％バリック２４ヶ月熟成。　抜栓した瞬間から強い香りが立ち上ります。強いベリー系の果実の香りとはっきり感じるアルコール感。コルクの写真を撮っている間に下草のようなしめった感じの香りも出てきました。色はご覧の通り真紫。黒色に近いです。一口目は十分な酸味とがっしり口に残るタンニンが支配します。「むむ、固い」の印象ですね。香りほど味に広がりはありません。ここはゆっくりと待つことにしました。１０分も待ちますと開いてきました。樽の香りが良いですね。強すぎず弱すぎず。絶妙です。他の味が濃くなったせいかタンニンの強さが気にならなくなります。果実味も濃くなって参ります。全体的にはとても美味しいワインでした。価格値あるとおもいます。このワイン、もう２，３年するととっても旨くなると思います。流石サン・ヴィンチェンティ、サンジョヴェーゼを作らせたら間違いないんでしょうね。つまみは大好きなローズマリーポテト。ローズマリーはかなり大きくなりました。最初種からスタートしたものです。このブログの最初の頃に、なかなか大きくならないと愚痴っていたものです。やっぱり露地栽培は香りが違いますね。我流なのですが私なりのレシピを。。ジャガイモニンニクローズマリーオリーブオイル塩これだけです。イモは良く洗って皮付きのままお好みの大きさに切ります。あんまり大きいと火が通りませんし、小さいと食べ応えありません。フライパンに多めのオリーブオイルとニンニク、ローズマリーを入れ火にかけます。ニンニクはスライスしてもみじん切りでもＯＫ。私は房をバラして皮を剥かずに入れます。それもたっぷりと。これを中火で根気よく炒めます。油で煮る感じでしょうか。ニンニクの色が変わってきたらジャガイモ投入。おイモの表面に透明感が出るくらいまで炒めます。この時点で全て火を通さなくて大丈夫です。あとは耐熱容器に油ごと移してオーブンへ。火が通れば好みの量お塩をふって出来上がりです。コツと言いますか、美味しくなるポイントはオリーブオイル。最初オイルにニンニクとローズマリーの香りを十分に移し、それをおイモにたっぷり吸わせると最高です。オーブンから出しますと、瞬く間にオイルがイモに吸われていきます。また皮付きのままニンニクを入れておきますと、ペースト状になっていて旨いです。でも最高に美味しいのですが、間違いなく太ります(>_

  2006.10.31

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  【晩コーヒ報告】今シーズン初出動

  今日は良い天気の札幌でした。この時期としては暖かかったですね。さて本日は晩酌報告ではなく、『晩コーヒ』報告です。イリーエスプレッソ・ノーマルロースト粉　２５０ｇ税込価格　１０７８円昨日まではイリーのアイスコーヒーを飲み続けておりましたが、本日やっとエスプレッソマシーンのお掃除をしました。半年ぶりの出動です。説明書に書いてあるとおり酢水で熱管に付着したカルシウムを落とし、給湯口のコーヒー滓を綺麗にして全体を水ぶきします。事務所中酸っぱい香りが充満。ちょっと嫌な気分ですが、これをしないとお湯の出が悪いのです。本当はダークローストの方が好きなんですが、本日欠品中で明後日でないと入荷してきません。でも一度思い立ったら絶対今日飲みたくなってしまい、ノーマルローストをおろしました。イリーの缶を開けたときの香りって、頭がクラクラするくらい良い香りです。スーパーで売っている缶入りのコーヒー粉はこんな香りはしません。スーパーのコーヒーを引き合いに出すのもなんですが、きっとイリーにしかない特殊な技術なんでしょうね。抽出は順調。イイ感じのクレマも出ています。でもちょっと色が濃いかな。う～ん、良い香り。とっても美味しいです。イリーのコーヒー粉はマシンを使わなくても、紙フィルターでＯＫ。ドリップで入れますと味がマイルドになり、また違った楽しみ方ができますよ。皆さんも美味しいコーヒーと共に秋の夜長を楽しみませんか。ブログランキングに参加しています。応援クリックで元気百倍！よろしくお願い致します。

  2006.10.30

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  【晩酌報告】プーリア州ペルヴィニ・アルキダーモ

  今仁も雨が落ちてきそうな札幌です。さて昨日はサボりぎみの日記で申し訳ございませんでした。今日は頑張ります。昨晩味見しましたのはプーリア州のプリミティーヴォワインです。プーリア州ペルヴィニプリミティーヴォ・ディ・マンドゥリア・アルキダーモ　２００４年税込価格　１３８６円プリミティーヴォ　１００％この値段ですが、評価は良いですよ。ガンベロ　２グラスエスプレッソ　３瓶ヴェロネッリ　２星８７点まず味見のご報告を。　　縁まで真っ黒な濃い色合いです。一瞬オレンジのような香りがしたあと、ラズベリーみたいな果実香が強く上がってきます。飲みますと丸くしなやかな酸味と柔らかなタンニン。それを強すぎずバランスの良い果実味がまとめる感じの味わいです。甘みはほとんど感じません。スムーズな飲み口で、最後までスルスルと飲めました。抜栓後、味わいの変化はほとんどありません。旨いワインでした。実はこのワイン、年間９万本も生産されています。ペルヴィニ自体もプーリアではかなり大きな生産者で、全体では年間何十万本ものワインを生産している所です。通常大量生産のワインと言いますと余りよいイメージを持てないところですが、この生産者は違います。厳密な管理の下で作られるワインは品質にばらつきが無く、大量生産がゆえに大幅なコスト削減を成功させています。価格からは考えられない高い評価を受けているのは大量生産のおかげ。なにか相反する要因の様に思えますが、農家、醸造、販売全てについて素晴らしい生産システムを持っている証拠ですね。実際飲んでみて大変美味しいワインでした。おつまみはキタアカリのラザニア風でした。　　皿、イモ、塩胡椒、トマトソース、ツナ、イモ、塩胡椒、トマトソース、ツナ、イモ、パン粉、パルミジャーノの順番で重ねて焼いただけ。イモ星人の私を納得させるに十分なお味でございました。もちろんワインにぴったりでしたよ。ごちそうさまでした。ブログランキングに参加しています。ぜひぜひ応援クリックを！

  2006.10.26

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  【晩酌報告】ポッジョ・ア・ポッピアーノ・カラミータと煮込み

  今日は秋晴れの札幌です。はりきってＬＥＴ’Ｓ仕事！昨晩は果実味溢れるトスカーナを飲みました。トスカーナ州ポッジョ・ア・ッポッピアーノカラミータ　２００１年税込価格　２１００円サンジョヴェーゼ、メルローバリックで８ヶ月熟成３０分くらいで大きな変化があるワインでした。　色は透明感のある赤。グラスの中心部分は透けて見えました。開けてすぐの香りは穏やかで、土や薬草の様な香りがしています。一口目、優しく角の無いタンニンと飛び出してはいませんがしっかり感じる酸味。程なくして少しずつ果実味が出てきます。バリック熟成由来のバニラのような感じもあります。この時点では舌を包むようなまろやかな酸味が味わいのほとんどです。２０分くらいから開いて参ります。豊かな果実味とより存在感の増す酸味は絶妙な状態です。３０分で果実味は最高に達し、このワインの本来の姿となってきます。実に変化が楽しいワインです。最初と最後では全く違うワインを飲んでいるような印象でした。大変美味しかったです。２００１年は在庫が少なくなってきました。次のビンテージは少し飛んで２００４年となります。こちらの方も全体的なイメージは変わりないようです。若い分果実味が元気だと思われます。入ってきましたらまたご報告致します。で、肴はと言いますと。。　ヴィータの越後シェフ直伝、臓物煮込み！普通トリッパ（ハチノス）でやることが多いようですが、私はブタの白モツで作りました。旨そうでしょう！レシピは簡単！時間さえあれば誰でも美味しく作れます。私が作った分量は以下の通り。ある程度適当でも美味しく食べられると思います。ブタ白モツ　７００ｇ（お肉屋さんで下ゆでしたのを買ってきました）タマネギ　１コニンジン中くらいの　１本セロリ茎の部分　１本分ニンニク　２カケオレンジの皮　５分の１ッコ分　　これが重要です。ペペロンチーノ　１～２本　　辛みはお好みで調節して下さい。　　イタリア産の唐辛子でなくてもＯＫです。トマトペースト　大さじ４くらい白ワイン　カップ半分くらいオリーブオイル　適宜塩　適宜作り方タマネギ、ニンジン、セロリの茎、ニンニク、オレンジの皮、ペペロンチーノを極小さくみじん切り。フードプロセッサーがあると便利です。ペペロンチーノは種を除いた方が良いかもしれません。種はとっても辛いです。大きめのフライパン（私は３０ＣＭくらいのを使いました）にオリーブオイルを引き、みじん切り野菜を弱めの中火で炒めていきます。「かさ」が半分以下になるまで、焦がさずにじっくりと頑張りましょう。この部分が出来映えを左右します。炒め終わった野菜に白モツ、白ワインを入れ、かぶるくらいの水を入れます。ここでトマトペースト投入。私は大さじ４くらい入れたのですが、トマト味が好きでしたらもう少し入れても良いのかもしれません。たぎってきたら弱火にして少し煮込みます。水分が少なくなってきたら塩で味付け。完成です。作ってすぐよりも次の日が旨いです。カレーと同じです。食べるときは暖めてたっぷりパルミジャーノをかけて頂きます。オレンジの風味とペペロンチーノの辛みが絶妙ですよ。お試し下さい。ブログランキングに参加しています。よろしければ応援クリックを！

  2006.10.10

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  【晩酌報告】トスカーナ州ガッタヴェッキ・ビーノ・ノービレ

  昨日は荒れ模様の札幌でした。今朝は今シーズン初ストーブ。寒かったですね。昨晩は美味しいビーノ・ノービレを晩酌致しました。トスカーナ州ガッタベッキビーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ　２００１年税込価格　２１００円プルニョーロ・ジェンティーレ　９０％カベルネ・ソーヴィニヨン　１０％！このビンテージにはカベルネ・ソーヴィニヨンが入っています。面白いブレンドですね。現行の２００３年はカナイオーロ１０％です。　明るい赤色で、縁が少し茶色でした。透明感があります。香りはラズベリー、苺など果実系の香りが強く薫ってきました。少し植物の茎っぽさがあり、カベルネの存在を感じさせてくれます。飲みますと甘すぎない程よい果実味が広がり、しっとりとした酸味と相まって「旨い」と口に出てしまいました。タンニンは割とはっきり感じますが、バランスはバッチリでした。時間と共に果実味が溢れてくるように変化していきましたが、甘くなるわけではなく最後まで美味しく頂けました。在庫はあと３本しかなく、次の入荷は２００３年となってしまいます。また新ビンテージが入荷して参りましたらご報告致します。ワインの肴は普段の夕飯にしてはちょっと豪華でした。　小樽名物若鶏時代「なると」の若鶏から揚げ！札幌や小樽の皆様はご存じの方が多いと思いますが、めちゃ旨の若鶏です。鶏の半身をオリジナルの塩味で調味してから素揚げするだけなのですが、これが誠に美味です。衣をつけずにあげるので皮目の余分な油が抜け、パリパリの状態になります。もうたまりませんよ！ワインがガブガブ飲めてしまいます。野菜の炒めたのマスタード・バルサミコ酢風味も旨かったです。こっちはカミさん有り難う。あとチーズはこれ。大丸デパートのチーズ売り場が模様替えしていました。売り場の方と相談して買ってきましたが、私はチーズに関してあまり知識を持ち合わせていません。ウオッシュタイプで塩水で洗っているのがほしいとお願いしましたら、これをお勧め頂きました。塩水かどうかよくわかりませんでしたが、程よい熟成香とクリーミーな味わいが最高でした。こっちもワインに最高でしたよ。ちょっと贅沢な夕食でした。ブログランキングに参加しています。よろしければ応援クリックを！

  2006.10.08

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  【晩酌報告】フリウリのカベルネ・フラン　ジローラモ・ドリゴ

  昨日とはうってかわり秋晴れの札幌です。ちょっと汗ばむくらいです。さて昨日ご紹介致しましたカベルネ・フラン、早速味見しました。　フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州ジローラモ・ドリゴコッリ・オリエンターリ・デル・フリウリ・カベルネ・フラン　２００４年税込価格　２３５２円評価が出そろっていません。インポーターさんのお薦めで仕入れたのですが、ちょっと心配でした。なんだかんだ言いましても権威に頼っている自分が情けないです(*_*)昨日のご紹介ではカベルネ・フランはこの地域では珍しいとご報告しましたが、正確なご報告ではありませんでした。私の勉強不足で誠に申し訳ございません。フリウリではかなり以前からフランの亜種であるカルミネールが栽培されていたそうです。また最近ではフリウリやヴェネトで地域の独自性に重きを置いて、このカルミネールの栽培が増えているそうです。もう少しこの葡萄は研究してみる価値がありそうです。ではご報告です。味には関係ありませんがエラく堅いコルクでした。ミッシリと瓶口に詰まっていまして、抜くときに気合が必要でした。折れなくて良かった。ご覧のように濃い紫色のワインです。縁ぎりぎりまで色があがっています。強く香りが出ています。最近飲みましたカベルネ・フランはマッキオーレのブレンドものですが、それとは全く違った力強さを感じました。若い草、薬草、ピーマンなどのカベルネ・フラン独特の香りがこれでもかと薫ってきます。これは一発で葡萄の品種がわかるワインですね。樽香は微かですが感じます。実際一部バリックで熟成させたものをブレンドしているとのことでした。飲みますとこれまたフラン、と言いますよりカベルネ系独特の茎のような青っぽい味わいがすぐに広がります。果実味はさほど感じません。これに柔らかい酸とタンニンが重なってきますと、とても良いバランスになってきます。余韻はかなり長いです。１０分くらい経ちますと少し果実味が出てきます。この時点で本領発揮と言った感じです。全体的には主張の強いはっきりとした味わいのワインだなと思いました。フランの特徴を主張しまくりのワインでしたが、一緒に食べた和食とは相性は良い方ではないようです。醤油味に合わなくはありませんが酸味が優しく出ているせいでしょうか、あえて一緒に飲むワインではありませんでした。やはり醤油味にはサンジョヴェーゼかバルベーラが良いですね。一通りおかずを食べたあと、冷蔵庫からウオッシュチーズを出してきました。こっちは最高！一気に１本飲んでしまいました。インポーターさん、美味しいワインをご紹介下さいまして有り難うございました。■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□今日はこの時間に更新が出来るくらい『暇』、もとい時間に余裕があります。最近ビンテージの管理が他の仕事の後回しになってきておりますので、今日は在庫の整理に当てようと思っています。ブログランキングに参加しています。よろしければ応援クリックを！

  2006.10.03

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  【晩酌報告】マルケ州のピノ・ネロ

  薄曇りの札幌。せっかく３連休なのに台風が来そうですね。残念です。さて昨晩は久しぶりに美味しいピノ・ネロにあたりました。マルケ州ファットリア・マンチーニコッリペサレージ・フォカーラ・ピノ・ネロ　２００３年税込価格　４６２０円ヴェロネッリ　２星８８点ガンベロ　２グラスエスプレッソ　３瓶１６点　抜栓した時点で香りの強さに期待がふくらむワインです。グラスに注ぐ前から花、果実なのど甘い香りが、凄い速さで広がってきました。色は明るく透明感のある赤。グラスの向こう側が透けて見えそうです。鼻の奥まで届く甘い香り。口に含みますと豊かに広がる果実味。柔らかい酸味とタンニンは、この上なく上品です。果実味が退いた後に残る樽香も、控えめですがしっかりと存在を感じさせます。苺を食べたときのような後味がいつまでも残っていました。時間が経ってきますと、香りはどんどん強くなっていきます。最初は個々に感じていた色々な味が一つにまとまっていくようでした。とても美味しいワインです。お安くはないですが、価格以上の印象を受けたワインでした。実は昨日テイスティングをする旨をカミさんに伝えておりませんでした。で、おかずはこれ↓イカ刺し　with　ショウガ醤油あぶらげとシシトウ　あぶったヤツサンマの煮付けそして　山芋これはビールか日本酒でした(T_T)でも気を取り直して和食との相性をチェックです。どうも最近赤ワイン、特に酸味がある程度存在するワインと醤油の相性がいいような気がします。今回も思ったより旨かったです。イカ刺しからサンマの煮付けまでは「最高」ではないですが、「悪くないね」でした。ショウガとワイン、イイかもしれません。でも山芋だけは別。何かネバネバの間に赤ワインがしみ通ると、えもいわれぬ生臭さが出てきて。。。最もお勧め出来ない取り合わせの一つとなりました。和食にも（わりと）合うこのピノネロ、とっても美味しいワインでした。お勧めです。ブログランキングに参加しています。よろしければ応援クリックを！

  2006.09.16

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  【晩酌報告】ピエモンテ州ペリッセロ・バルベーラ

  風が強い札幌です。今にも雨が降りそう。昨晩飲みましたのはペリッセロ・バルベーラ・ダルバです。ピエモンテ州ペリッセロバルベーラ・ダルバ・ピアーニ　２００３年税込価格　２４３６円ヴェロネッリ　３星９０点エスプレッソ　３瓶　液面のすぐ際まで紫色の、中心が透けて見えない濃い色合いでした。開けてすぐは強い果実香と甘いジャムのような香り、そのあとにほんのりと樽香がしてきました。一口目、豊かな酸味を感じます。タンニンもしっかりしており、骨格のはっきりとした味わいでした。１５分くらいで香りと味に変化が見られ始め、少しずつ味に複雑性が出てきます。この時点でも味の中心には酸味があり、その周りにバランス良く果実、樽、タンニンがくっついている感じです。昨日はハンバーグと甘めのコーンポタージュを一緒に食べたのですが、どちらとも相性はとても良かったです。特にポタージュの方は甘さと酸味がお互い引き立てるようでイイですね。私は酸味のきいているワインが好きなのですが、やはりこういったワインは食事と合わせることで本領発揮ですね。お互いをもり立てて、より美味しく楽しめるような気がします。ハンバーグ登場は２回目。実は大好きなんです。地物のアスパラもソテーしただけなのですが最高に旨かったですよ。このアスパラにもバルベーラは合いましたね。バルベーラは酸味が多めで果実味が落ち着いているものが多く、しばしば酸っぱくて敬遠されがちです。ですがお料理とのバランスは他のワインより取りやすいのかもしれませんね。大変美味しかったです。ブログランキングに参加しています。よろしければ応援クリックを！

  2006.09.10

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