コルクの気持ちの店長の気持ち

[晩酌報告] カテゴリの記事

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  【晩酌報告】近いうちに仕入れます

  今日は一日晴れたり曇ったり。秋らしい変わりやすいお天気です。さて、昨晩は今度新しく仕入れようと考えているワインを飲んでみました。輸入元はアルカンさん。ご存じの方は懐かしく感じるかも。一時は凄い銘柄を扱っていましたものね。カパネッレ、テッラビアンカ、チニャーレ、アルジャーノ、イエルマン等々。今でも見る銘柄もありますテッラビアンカなんて何処で扱っているんでしょうね。大変美味しいキャンティ・クラッシコだったと覚えています。そんなアルカンさん。ここ最近、またイタリアワインの扱いが増えてきました。大変嬉しいです。今回はトスカーナ州、カステッラーニ社のヴィッラ・プッチーニ・シリーズ。サンプルを赤、白一通り飲んでみました。どれも小売価格１１００～１４００円位になりそうなんですが、これがまた美味しく飲めました。カステッラーニ社はオーバーシーズさんでも取り扱っていて、こちらも素晴らしくバカ安激旨ワインばかり。カステッラーニ、庶民の味方です。で、昨晩はヴェルナッチャ。これで税込み価格１０８０円くらいになりそうです。バランスよく割としっかりとした味わい。果実感はそれほど強くありません。ミネラル分が豊かで、合わせる食事を選ばない。自宅で晩酌には最高のワインです。そのほかにはキャンティ、キャンティ・リゼルヴァ。トスカーナ以外でフリウリ・ピノ・グリージョ、プーリア・ネグロアマーロなど。すべて飲みました。全部仕入れようと思います。在庫そろい次第すぐにご案内いたしますので、お楽しみにお待ちください。肴。カミさんの料理をブログに出すの、久しぶりかもしれません。上に乗っかっているの、オムレツじゃございません。マッシュポテトに卵を混ぜたもの。その下にはケチャップで味付けしたタマネギと豚肉。オーブンで焼いてあります。ＮＨＫ今日の料理がネタ元だそうです。もちろんワインに最高でしたよ。ごちそうさまでした。

  2009.09.13

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  【晩酌報告】ピエモンテ州　マルケージ・アルフィエーリ　ラ・トータ

  曇り空の札幌。相変わらず肌寒い感じです。晩酌報告。昨晩はバランス最高のバルベーラを味見しました。ピエモンテ州マルケージ・アルフィエーリバルベーラ・ダスティ・ラ・トータ　２００６年税込み価格　３２３５円ヴェロネッリ　３星９０点ガンベロ　色つき２グラスバルベーラ　１００％２８度から３０度に温度管理されたステンレスタンクにて発酵２～３回使用されたフランス産オーク樽で１２ヶ月熟成アルコール度数　１３．５度輸入　（株）ワインウェイヴ味見するのは１年ぶり。２００５年の味わいは、うっすらですが覚えています。色合いは相変わらず紫の入った濃い色合い。最初の香りはスミレ臭が強く出ていました。樽の香りはほんのり感じる程度。葡萄由来の香りの方が強いです。一口目。実はラ・トータの２００５年、ベストなバランスよりちょっと酸っぱかったです。それを想像しながら飲んだんですが、これが見事なできあがり。バルベーラらしいしっかりとした酸味、強くなくかつ十分に存在していました。やっぱり２００６年はいい年なんですね。スタートから素晴らしさが伝わってきました。そしてその透明感。果実感、タンニン、酸味、樽。ほかの味わいはほとんど感じません。それだけが解け合って寄り添って、舌の上を通っていきます。いやいや、旨いワインです。滑らかな飲み心地のおかげで、１時間くらいで１本飲んでしまいました。作り込まれ、研ぎ澄まされたバルベーラ。皆様も是非一度おためしください。ＹＡＨＯＯ支店　ラ・トータ本店　ラ・トータさて、昨晩はビストロ・ポアーブルの小山シェフからチト珍しい頂き物。ジロル茸。見るのも食べるのも初めて。フィンランド産。何でもキロ単価ウン千円の高価な茸だそうです。（画像は世界チーズ商会さんからお借りしてきました）このチーズを削る道具、ジロルと言います。これで削ったチーズがこの茸そっくりなので、道具に茸の名前がついているそうです。早速バターでソテーしてみました。食感はエリンギを柔らかくした感じ。味わいは上品な香りとクセのない味わい。これは美味しい茸です。まだまだ食べたこと無いもの、たくさんあるものですね。もう一つ頂き物。ウズラ卵の燻製。これ、ウィスキーのお供に最高です。今日は晩酌、流行のハイボールにしようかな。。。

  2009.08.28

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  【晩酌報告】トスカーナ州イル・ボルゲット・キャンティ・クラッシコ

  午前中、手稲山に大きな入道雲。夏ですね！さて、晩酌報告です。やっと飲めたキャンティ・クラッシコ。もの凄いボリュームでした。トスカーナ州イル・ボルゲットキャンティ・クラッシコ　２００５年税込み価格　２７８１円サンジョヴェーゼ　１００％新・中古を混ぜたバリックで１６ヶ月間熟成アルコール度数　１４．５度！！輸入　オーバーシーズしっかりと長め。色合いは、ほんのり向こう側が透けて見える位の赤紫。グラスに脚が出ているのわかりますか。見るからにアルコール感たっぷりです(^_^)で、香り。もう何かが爆発したんではないかと言うくらいの開きよう。ベリー系の果実香が、ズーンと脳みそに届きます。いや、凄い凄い。いくら２００５年が暑い年だったからって、この香りのボリュームは驚きです。一口目、おぉ、濃い！果実味もさることながら、まるでチョコレートのような樽香。鼻から息を出すと、アルコールの蒸気じゃないかと思えるほど。酸味もタンニンも、最初の段階ではかき消されてしまいます。もうバランスがどうこうと言うレベルじゃないです。このくらい濃度を感じるキャンティ・クラッシコは初めて飲みました。１本飲めるかな。。。ちょっと無理かな。。。。なんて考えていたんですが、そこは取り越し苦労でした。１５分くらいでバランスＯＫ。それからはとても滑らか。骨太の味わいは多少落ち着く程度ですが、適度な酸味が全体をまとめてくれます。スムーズになった飲み口のおかげで、１本２時間もかかりませんでした。かなり美味しかったです。熟成を考えますと、このワインは難しいかもしれません。あ、おそらくこの先５～６年は美味しくなり続けますよ。でも１０年先を見られるかというと、それは難しいと言うことです。酸味は十分にありますが、渋みがちょっと足りない。また、強すぎる果実味も余りよい影響を与えないかもしれません。２００５年は暑かったせいもあり、熟成に関してはそんな年なのかもしれませんね。すぐに飲むのでしたら、大変美味しいワインです。強めの味わいがお好きな方、「キャンティ・クラッシコは酸っぱくて」の方。是非おためしください。イワシのソテーにトマトソースをかけたもの。イワシ、時期ですね。ですがとてもお高い。もっとお安いお魚じゃなかったでしたっけ？デスコの小割シェフから頂いてきた焼きたてパン。小麦の香り、タマリマセン。小割シェフ、パン屋さん開いたらいいのに。ジャスコのパン屋さんと比べると、完全にデスコパンの方が美味しいです。ドンクやジョアンと比べても遜色ありません。比べる対象に問題ありそうですが、それ位美味しかったです。小割シェフ、カミさん、ごちそうさまでした。

  2009.07.05

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  【晩酌報告】アルト・アディジェ　ジョセフ・マイヤー　サンタ・マッダレーナ・クラシッシュ

  最近週末になると天気悪いですね。今も、どんより暗い空模様です。さて、晩酌報告。昨晩はジョセフ・マイヤーを味見しました。ここはラマレインで有名ですが、飲んだヤツも最高に美味しかったです。トレンティーノ・アルト・アディジェ州ジョセフ・マイヤーアルト・アディジェ・サンタ・マッダレーナ・クラシッシュ　２００６年税込み価格　２７３１円コルクの気持ちヤフー支店ジョセフ・マイヤースキアーバ　８５％ラグレイン　１５％大樽熟成年間生産量　５７００本ヴェロネッリ　２星　８７点輸入　（有）　アビコ生産量５７００本しかないのに１本飲んじゃった。。。コルクはちょっと短め。見てください、この見事な色合い！グラスはスピゲラウのテイスティング用なんですが、綺麗に向こう側が透けて見えます。この感じはスキアバの真骨頂ですね。で、香り。これがのっけからもの凄いボリュームベリーの甘い感じ、胡椒のような香辛料。グラスを１，２回回しただけで、鼻を近づけなくても香りを感じることができます。味わいもまた、実に力強い。程よい果実感、木の根のような湿った感じ。渋みはほとんど感じず、程よい酸味も手伝って滑らかです。いやいや、見た目からは想像できない元気なワインです。最初、もうチット薄っぺらい味わいを想像していました。それが一口目からこの裏切られ方。たまんね～っす！時間が経ってきますと、ますます滑らかなのど越しに変化。香りには香水のようなお花のような、華やかなニュアンスが加わってきます。そしてこのワインの唯一気になるところ、最初に感じた苦みも消失。さすがジョセフ・マイヤー、とても綺麗で純粋な味わいでした。阿掛さん、強力プッシュの意味、わかりました！とても旨かったです。肴。イモ星人後用達、コンビーフとキタアカリ。豪華！ヒラメのカルパッチョ。最近ヒラメお安いですよね。これも１匹で１０００円くらいだったそうです。３０センチくらいのお皿にデデーンとのっかる量でですよ。時期のせいなんでしょうかね。そう言えばヒラメの稚魚、放流しているとか聞いたこともあるような。。。どっちにしても嬉しいことです。ちなみに今回飲んだワイン、このカルパッチョにも相性抜群でした。ワインの味わいは強い方なのに、繊細な味のお料理にも見事にマッチします。スキアーバは懐が深い葡萄ですね。これは、もう少し研究（飲むことね）しなければ。。。カミさん、ごちそうさまでした。それと６月１６日のヴィータさん飲み会、まだまだ参加いただける方募集中です。詳細は下のリンクから！「ヴィータさんで一杯やりましょう」のお誘い

  2009.06.07

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  【晩酌報告】ピエモンテ州　ミケーレ・キャルロ　ガヴィ・フォルナーチ

  この時間になってすかっと晴れ渡る札幌です。気温低めですが、気持ちいいですね。さて、晩酌報告です。ピエモンテ州ミケーレ・キャルロガヴィ・デル・コムーネ・ディ・タッソローロ・フォルナーチ　２００６年税込み価格　３１７８円コルクの気持ちヤフー支店　ガヴィ・フォルナーチガルガネガ　１００％オーク大樽発酵そのまま大樽にてシュール・リで８ヶ月熟成アルコール度数　１３度輸入　（株）オーバーシーズ前回ご紹介したガヴィの上級クラスです。大変美味しかったですよ。 コルクは集成モノ。それほど長くはありません。「近いうちに飲んでくれ！」と、生産者のメッセージの様にも。。。。でも飲んだ感じはあと何年か楽しめそうな感じでしたよ。お安いコルクですが、味わいと値段を考えますとコスト削減の努力を評価した方がいいかもしれません。 縁に緑色が見て取れるようなレモンイエロー。色合い自体は濃い感じです。香り。まず香草系の香りがあがっています。すがすがしく爽やかに。それにレモンのような柑橘系の香り。樽のニュアンスも感じられます。ボリュームはおとなしめなんですが、その原因はワインの温度。エチケッタの写真を撮っている間に瓶に霜がつくほど冷えていました。ボトルの裏張りにも「１０度くらいで飲め」と書いてあります。チトしっぱい。。。。一口目。程よい酸味が感じ取れます。そして青リンゴのような果実感。飲み口はとてもスムーズです。時間が経って温度が上がってきました。おー、樽の感じ、とてもいいです。控えめながらそこにあるのがはっきりわかります。またミネラル感も素晴らしい。フォルナーチの畑は泥灰土でリグリアからの潮風を受ける位置にあるそうです。畑の良い影響が出まくりですね。もう一つ、このワイン、時間が経ってもダレません。「ダレる」という表現が正しいかわかりませんが、よく甘みが強く出てきてしまってバランスが崩れてしまうワインて結構ありますね。バランスが崩れなければ甘みが出てきてもそれはそれでいいんです。でも最初にあったシャープな味わいが無くなってしまうのは寂しい。。フォルナーチはその点大丈夫でした。多少ハチミツ系の香りは出現しますが、爽やかな口当たりはそのままでしたよ。一時ガヴィと言えばヴィッラ・スパリーナ。そんなイメージが私にはありました。現に、スパリーナは素晴らしく、今でもよく売れています。しかしそこにライバル出現！そんな感じをミケーレ・キャルロのガヴィ２アイテムから感じられます。値段はスパリーナよりちょっとお安めかな。大変美味しいガヴィでした。お薦めいたします。肴は魚。初鰹！ 生のカツオをたたき風に作ってくれました。ソースはマスタードとケチャップ・・・・えっ、ケチャップ？！この組み合わせ、かなりイケてます。ワインにも相性バッチリでした。最初聞いたとき驚いたんですが、何かのレシピに載っていたとのこと。全く世の人はおもしろいモノを考えるモンです。カミさん、ごちそうさまでした。「おい、はやしや、ブログサボってた言い訳はしないのか？んっ？」ゴメンナサイ、イチカラデナオシマス (^_^)/

  2009.05.24

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  【晩酌報告】ポッジョ・カッポーニ・キャンティ

  今日は朝からいいお天気。昨晩の雨が嘘のようです。で、飲んでみました、２グラスのキャンティ。トスカーナ州ポッジョ・カッポーニキャンティ　２００７年税込み価格　１３４７円コルクの気持ちヤフー支店ポッジョ・カッポーニ・キャンティサンジョヴェーゼ　８５％カナイオーロ　１０％トレッビアーノ　５％！！！アルコール度数　１３度ガンベロ　２グラスヴェロネッリ　１星８２点輸入　（株）八田なんか久しぶりの味わいでした。かわいいサイズのコルク。瓶熟成は全く予定していないみたいです(^_^)結構濃い色合いです。実はワインのデータを見て、思わず「んんっ！？」。白葡萄が入っているキャンティ、もの凄く久しぶりだったものですから。で、うっすい色合いを想像していたんです。見た目から見事に裏切られました。香りは最初おとなしめ。うっすらと香ばしさなんかも出ています。果実感はほとんど無し。どうせ流行のイチゴ、ベリー系だろうなと高を括っていました。むむむ。。。一口目。まず始め、何より先にタンニンが感じられます。酸っペーだろうなと思っていたところでしたが、この辺も予想外。舌に乗せた際の「重み」もズシリ。この価格帯のワインにはあまり使わない表現ですが「重厚」です。最初のうちは、頭の中「？」マークだらけ。予想をことごとく裏切り、この先どう変化していくのか見当がつきません。果たしてこのまま深い山の中で静かに一生を全うしてしまうのか？それとも都会に出てきて、華やかな世界にデビューできるのか？まあ、結果はすぐにわかったんですけどね。２グラスの意味は１５分くらいから表に出てきます。香りはガラリと変化し、馴染みのあるベリーの果実感。タンニンは溶けて柔らかく喉を通っていくようになります。１時間もしますと、バランス、ボリューム、味の要素、すべて最高の状態に。そして、あくまで柔らかな口当たりを保ったままで。とても旨いワインです。最初感じなかった酸味も、いつからかはっきりと存在を確認できるようになります。落ち着いたいい感じの酸味です。うんうん、これぞ正にキャンティ。私はサンジョヴェーゼが好きなので、キャンティやキャンティ・クラッシコは飲む機会が多いです。そんな中、このキャンティの様なクラシカルなヤツは実に久しぶりでした。特に白葡萄混醸タイプのものは、今まで数本しか飲んだことがないと思います。白葡萄を混ぜるやり方は、一時悪の様な言われ方をしていた時期もあります。確かにその造りを奨励していた動機には、言われて仕方のない部分もあったかもしれません。ですがカッポーニを飲んだ限りでは、白葡萄は悪い要素じゃないかもと思わされます。飲みきる最後まで感じていたあの柔らかさ。黒葡萄だけでは作り出せない質感なのかもしれません。キャンティ好きの皆様、価格もお手頃なこのワイン、是非一度おためしください。いろいろ考えさせられると思いますよ。で、肴。「ん、今日は手が込んでいる料理だね」と聞いたら。。。。私は忘れてたんですが、結婚１０周年だったそうです。カミさんとは知り合ってもう２０年になりますので、そんなことすっかり意識の外になってました。ゴミン。エビとグレープフルーツのカクテル。エビ、茹でるときブーケガルニを入れたそうです。これだけで驚くほど美味しくなります。グレープフルーツと一緒にオーロラソースをかけていただきました。なんかアメリカのレストランでよく出てきそうな感じ。カリカリに焼いたチキンのサラダ。チーズは牧家のウォッシュ。これも食べやすいマイルドなタイプでした。この前コメントで教えていただいた、真水で洗う工程を経ているのかな。どのお料理にもカッポーニの柔らかい味わいがとても合いました。カミさん、大変美味しかったです。

  2009.05.10

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  【晩酌報告】ピエモンテ州　ミケーレ・キャルロ　レ・オルメ・バルベーラ・ダスティ・スペリオーレ

  今日は朝からどんより曇り空。気温はそこそこ暖かいので、お出かけにはいいかもしれませんね。さて、昨晩はミケーレ・キャルロのバルベーラを飲んでみました。ピエモンテ州ミケーレ・キャルロレ・オルメ・バルベーラ・ダスティ・スペリオーレ　２００５年税込み価格　１７４８円コルクの気持ちヤフー支店レ・オルメ・バルベーラ・ダスティ・スペリオーレバルベーラ５０００リットルオーク樽で８ヶ月熟成アルコール度数　１３度輸入　（株）オーバーシーズヴェロネッリ　２星８６点紫色がよく映える、いい感じに透けた色合いです。香りはスミレ、しめった下草、ちょっと香辛料、樽香。時間が経つにつれチョコレートやコーヒーのような感じも出てきます。ボリュームは最初穏やか、後に力強く変化。一口目。チェリーの様な果実感。少し甘みも感じます。口当たりはとてもスムーズ。よく管理された醸造過程を経てきているのが想像できます。２００５年、例年より暑く乾いた年だったそうです。落ち着いた酸味と素晴らしい果実感あたりにその特徴がよく出ていると思います。これは長熟タイプのワインだと問題あるかもしれませんが、このバルベーラにはとても良い影響だったようです。そのおかげで酸味はバランスがとれていていい感じ。酸味が少々苦手とおっしゃる皆様も、安心して楽しめますよ。ただ、私も含めた酸っぱいワインラバーには少々物足りなさも残りますが。。。時間が経ってきますと果実感がふくらんできます。飲み口の角が取れてますますスムーズに。最近の造りをした早くから楽しめるバローロを、モダンバローロと呼んだりします。このワインはそれになぞらえてモダンバルベーラと言っていいんじゃないでしょうか。モンキエーロ・カルボーネとかエンツォ・ボリエッティあたりのバルベーラも、まさにそういった感じです。比較的若い状態から楽しめて、樽香の程よく効いた酸味の落ち着いた柔らかい味わい。「酸っぱいからバルベーラはイヤッ！」とイメージされていた皆様には、是非とも味わっていただきたいワインです。肴。アサリとアスパラのペンネ、トマトソース。牛肉のタタキ、わさび醤油。バルベーラは食事を選びません。トマトソースにももちろん合いますし、醤油との相性もバッチリです。バランスの良い酸味のなせる技なんでしょうね。でもこのワインだとボリュームがあるので、お刺身とかには合わないかな。これからの時期ですと、鰹のたたきなんかにも最高だと思われます。カミさん、ゴチでした。

  2009.05.03

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  【晩酌報告】ヴェネト州　リオンド　ディ・ロッソ

  今日は朝から肌寒いです。稚内では雪が降ったそうですね。さて、昨晩は大変お安いメルローを試してみました。ヴェネト州リオンドディ・ロッソ　ＮＶ税込み価格　７２３円コルクの気持ちヤフー支店メルロー　１００％アルコール度数　１１．５度輸入　（株）モトックスまあ、薄い色合いは勘弁してください(^_^;)これ、飲んでみますと思ったよりしっかりと味がのっています。少し香辛料系の香りまでして、果実香と相まってとてもイイ感じです。最初酸味が強いかな。でも１０分もしますと大丈夫。バランスとれてきますよ。アルコールが軽いのも手伝って、スルスルと飲めてしまいました。ちなみに肴はこれ。鴨南そば。そして特製手作りアンチョビ。こちらはＶＩＴＡさんで配達途中にお裾分けしてもらいました。トロトロの食感がタマリマセンよ。今日あたりからメニューに載っかっているんじゃないかな。見つけたら試してみてください。あと、このくらい軽めの赤ですと鴨南そばに意外と良い相性。おそばズルズル、ワインぐびぐび。こんな感じで行けました。鴨の脂が良かったのかな。ざるそばなんかですと、ちょっとワインが勝っちゃうかな。毎日の夕食にこのくらいのワインを楽しむ、悪くないですよね。お薦めです。ＶＩＴＡ（札幌１００マイルさんへリンクです）■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□１０００円を切るお値段のワイン、数種類仕入れてみました。順番にご紹介します。乞うご期待。さて、寒い中、配達行ってきますか。今日は浮気して熱燗かな。。。

  2009.04.23

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  【晩酌報告】ピエモンテ州　シャルドネ・ブリュット

  晴れ渡っている札幌。気持ちいいですね。で、本日も晩酌報告。イイ感じのスプマンテです。ピエモンテ州トソピエモンテ・シャルドネ・ブリュット・リゼルヴァ　ＮＶ税込み価格　１３０２円コルクの気持ち本店コルクの気持ちＹＡＨＯＯ支店シャルドネ　１００％タンク内二次発酵（２ヶ月間）アルコール度数　１２．５度輸入　岩田醸造（株）トソ。大変お手頃な価格帯でワインを生産しています。だってここのバローロ、まだ登録していませんが税込み３０００円位なんですよ。実にお安い。おまけに価格が安いからって味わいまで安っぽいわけじゃない。確かにここのバローロが１０年経ってより美味しくなる可能性のお話をしますと、それはちょっと難しいとお答えしなければなりません。でも価格あたいの味わいは、いい線行っていると思います。今回飲んだシャルドネもそういった感じです。ほかの生産者のシャルドネ・ブリュットから比べますと、中身の品質では見劣りするかもしれません。でもこれは１３０２円のワイン。この価格で世に出せる時点で驚いてしまいます。味わいはこんな感じでした。少し薄めの色合い。香りはレモンやグレープフルーツの、爽やかな柑橘系です。香草系の香りも入っているかな。イイ強さであがっていますよ。泡は柔らかめ。６気圧ギリギリかちょっと下回るんじゃないでしょうか。弱圧が気になると言うわけではありません。ストッパーをかけても翌日には物足りなくなるな～、程度です。酸味はとても穏やか。果実味と相まったこの酸味のおかげで、最初の方はかなりスルスルと飲めてしまいます。３０分くらい経ってくると、ハチミツのような甘い香りが出現。サラサラと喉を通っていた最初の状態から、より味わいを楽しむしっかりとしたワインへ変化していきます。最後まで雑な味が出てくるわけでもなく、スムーズで軽快な飲み口を楽しむことができました。１３０２円にしちゃ、うん、良くできている。満足満足。ところでこのワイン、リゼルヴァの表記があります。でもせいぜい二次発酵の時にタンク内で２ヶ月間しか寝かせてないんですよね。トソのほかのスプマンテから比べたらリゼルヴァだって事なのかな。。。肴。ソーセージとスナップエンドウが入ったパンプディング。なんか連日（？＿？）な肴が続きます。プディングなんてお菓子かと思っていました。作り方によって、食事になるんですね。スプマンテと丁度良い相性でしたよ。カミさん、ごちそうさまでした。

  2009.04.19

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  【晩酌報告】プーリア州　フォッシ　プリミティーヴォ・デル・サレント

  薄曇りの札幌です。乾燥していてかなり埃っぽい感じ。配達していても、すぐに手が真っ黒です。さて、晩酌報告。今日は飲み逃していたフォッシのプリミティーヴォです。プーリア州フォッシプリミティーヴォ・デル・サレント　２００７年税込み価格　１２７７円コルクの気持ちヤフー支店プリミティーヴォ　１００％アルコール度数　１４度輸入　（株）ミレジム見てくださいこの液面。もう真っ黒けっけ。お日様ガンガン当たった感じの色合いです。香りはプリミティーヴォらしさ全開。強めに出ているベリー系の甘い果実香に香辛料系の香りが混ざった感じ。葡萄の香りを勉強するには、まさにうってつけのワインです。もちろん味わいもパワフル。一口目から南部ワインの身上である骨太感を楽しむことができます。最初の時点では甘みも少しあります。で、１５分くらいして少し苦みが出てきます。それも後味に少し残る程度。この辺もプリミティーヴォの特徴が出てますよね。もう少ししますと味わい全体がこなれてきて、今度はえらくスムーズな飲み口に。最初あった果実感はそのままに、甘みは薄れていく感じ。ドライな口当たりになってくると言った方が正しいかもしれません。南部の完熟葡萄ワインは、一口目に感じた甘みがあとの方まで残ってしまう事がたまにあります。そうなると１本を最後まで楽しむにはちょっと重すぎるように思います。でもこのワインは大丈夫。最初は果実感を楽しみ、時間とともにスムーズな飲み口を楽しむ。まさに舌が要求する理想的な味わいの変化をそのまま体現しているようです。よくこの値段で作れるものですね。「南のワインは濃すぎてちょっと。。。。」の皆様。是非フォッシのプリミティーヴォをお試しになってみてください。きっと「これもアリか」と思っていただけると思います。肴。地物のチーズ。それと、、、、豚肉のタクアン炒め。見たとき（？＿？）状態でした。何でもＮＨＫ今日の料理に出ていたそうです。これ、かなり合うんですね。タクアンの臭みなんて全くなく、少しある酸味が豚肉に丁度良いアクセントになります。作り方は豚肉とタクアンと大葉をごま油で炒め、醤油で味付けしただけ。酒も砂糖もみりんも入っていないそうです。旨いですよ。タクアンは田舎風のダシ味がついていないタイプがよいと思います。できれば古漬けくらいになっているほうがいいかな。あとチーズ。カマンベールの方は想像できる味わい。もう一つの方、さけるチーズ。北海道伊達市産です。熟成感は全くありません。クリーミーな牛乳味を楽しむ感じ。縦にさけるところがクセになりそうな食感です。カミさん、ごちそうさまでした。

  2009.04.18

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  【晩酌報告】フォッシ　ロッソとビアンコ　２本飲み

  風が強い札幌です。洗濯物飛んでいってしまいそう。。。さて、昨日書きましたように晩酌しましたよ、フォッシ。左側フォッシ・ビアンコ　ＮＶ税込み価格　１１３５円ガルガネガ１００％アルコール度数　１１．５度ＹＡＨＯＯ支店本店輸入は（株）ミレジム右側フォッシ・ロッソ　ＮＶ税込み価格　１１３５円サンジョヴェーゼカナイオーロマンモーロコロリーノチリエジョーロアルコール度数　１３度ＹＡＨＯＯ支店本店昨日は３本飲むなんて大口たたいていましたが、２本でダウンでした。。。普段はこのフォッシ、税込み１２７７円です。インポーターさんが仕入れ値をおまけしてくれたんで、お安くなりました。見た目。赤は割としっかりとした色合い。白は微発泡しているようでした。香り。赤はまさにイチゴ。白はレモン。口当たり。赤はとても穏やかな飲み口です。酸味のバランスはよくとれていて、果実感たっぷりでした。で、時間が経ってきますと、なんか変（？）なんです。だってこの値段なのに樽のニュアンスが強くなってきます。しっかりとしたバニラ香、樽熟成させてるのかな。。。でもこの値段だし。実はこの赤、中身はフォッシで作っているキャンティそのもの。キャンティは法律上面積あたりの出荷数量が決められています。同じ畑で作られて同じ製造過程を経ても、ある数量以上はキャンティと名乗れないんですね。出荷の段階で出来のよろしいのはキャンティ、そうじゃないのはロッソとしているそうです。このやり方が良しとするか悪しとするかはこの場では考えません。でも飲んだ限りでは美味しいワインでした。今度キャンティの方も飲んでみなければと思っています。白のほう。こちらも口当たりはとても柔らか。少し甘みが残っています。あ、甘いという程じゃないですよ。それがあるおかげで、飲み口がスムーズになる感じ。酸味が程よいのでイヤな感じはしません。後味に残るものもなく、さっぱりと飲み進められます。あとこのワイン、時間が経ってもほとんど味の変化がありません。２時間くらい開けっ放しにしておいたんですが、最後まで酸っぱくなっちゃうなどのバランスの崩れはありませんでした。で、こちらの方も中身はガンベッラーラ。赤と同じ理由でお安いＶｄＴになって輸出されています。どちらもある意味生産者の余剰分を売られている気分ですが、中身は至極まっとうなワインでした。お値段もお手頃になっていますし、お試しになってみてはいかがですか。肴。ニラとカンパチの中華丼もどき。オオバ風味和風ブタソテー。中華丼のほう、ニラ山盛りです。カンパチは刺身用のを食べ忘れていたので入れたそうです。鶏肉なんかでも行けそう。見ただけで栄養満点なのわかりますね。ブタソテーはオオバが効いた醤油味。相変わらず醤油風味とサンジョヴェーゼは仲がいいです。中華丼、写真撮るの忘れてひとサジすくったあとです。あまりに旨そうだったから。。。。カミさん、ごちそうさまでした。

  2009.04.12

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  【晩酌報告】ヴェネト州　マルカート・ピアナルト・カベルネ・リゼルヴァ

  今日は薄日が差す札幌。少しでも日差しがあると暖かく感じますね。マルカートの晩酌報告、二日目です。ヴェネト州マルカートピアナルト・カベルネ・リゼルヴァ・コッリ・ベリーチ　２００４年税込み価格　３４９６円カベルネ・ソーヴィニヨン　５０％カベルネ・フラン　５０％このカベルネ、醸造方法が特殊。マルカートのサイトに詳細が載っているのですが、ちょっと？？？原文を先に載せます。During the third week of October the Cabernet Sauvignon is fermented in Stainless steel tanks at 28°C per 12 days. The first week of November the Cabernet Franc is fermented as well separetely and then transfered in the barrel room for malolactic fermentation meanwhile the Cabernet Sauvignon is refermented in the skins of the Cabernet Franc and then transfered in the barrel room for malolactic fermentation as well. Follow the blend togheter of the products. ソーヴィニヨンとフランで別々の収穫をするんですね。で、先に収穫したソーヴィニヨンから発酵開始。そのあとフランを収穫して発酵させてから、フランの残滓にソーヴィニヨンを入れて再発酵？？？この文面からしますと、そんな感じですよね。うーん、複雑でよくわかりません。熟成は最初のフランス産１２ヶ月新樽バリック。次にモルドヴァ産４０００リットル大樽で１２ヶ月。そのあとに３年落ちのフランス産バリックで１２ヶ月。アルコール度数　１４．５度輸入　（株）オーバーシーズコルクは相変わらず立派です。とても濃い赤紫。２００４年はそれほど暑くはなかったはずですが、日照条件が良い畑だったんでしょうね。香りはとても強くあがっていました。鼻の奥まで一気に上ってくるほどに。スパイス、スミレ、ベリー、イチジク、バニラ。いろんな香りがドドドッと押し寄せてきます。一口目。しっかりとしたタンニンと酸味。樽味も前面に出ています。まあ、あれだけ樽の中にいたワインです。この味わいは想像通りですね。それにしてもカベルネ系の葡萄は樽熟といい相性です。と言いますか、イタリア北部のカベルネは樽を使っていないとピーマンが強くなって私は苦手。ステンレスだけですと綺麗で、それはそれでよいと思うのですが。。。。この辺は好みの問題でしょうね。２０分くらい。いきなり果実味の塊と化します。あの酸味とタンニンは何処いったん？香りはスパイスのニュアンスが強くなる一方。この時点ではチリワインみたいでした。で、１時間。ショックを覚えた甘みは消え去り、柔らかくバランスのとれたすばらしい飲み口に。ここまで来てお勧めできるレベルのワインになりました。実はマルカートのサイトには「飲む４時間前に開けろ」と書いてあります。「４時間も待ってられるか！」そう思いながら開けてすぐ飲み始めたのですが、やっぱり生産者の言うことは聞くものですね。時間経たないとバランスがとれないワインのようです。最後の方はとてもおいしく飲めました。皆様もおのみになる際は、１時間で結構ですから抜栓時間を持ったほうが良いと思います。あ、もちろん果実味お好きな方は是非最初から。おもしろい変化を楽しめますよ。肴。やっぱり濃いワインにはビーフシチュー。今回はイモ、ニンジン、マッシュルームは別に調理してあるそうです。これだと野菜の味そのものも生きていて美味しいですね。その分手間はかかりますが。。。カミさん、ゴチでした。

  2009.03.28

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  【晩酌報告】トスカーナ州　ペッチ・チェレスティーノ　ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ

  今日は一日寒空の予報。雪もちらつきそうですね。さて、晩酌報告。あたりでした。トスカーナ州ペッチ・チェレスティーノブルネッロ・ディ・モンタルチーノ　２００２年税込み価格　５５６２円サンジョヴェーゼ・グロッソ　スラヴォニア産オーク大樽　４２ヶ月以上アルコール度数　１３．５度輸入　（株）オーバーシーズまず、見てください、この色！（コルクの小片は気にしないで・・・）透けた感じの縁には、いいあんばいで茶色が入っています。最初は「やっぱり２００２年、もうはやダメかな(T_T)」。と思わせる見た目でした、、、、がっ！香り、柔らかな花系の香り。果実のニュアンスではないんです。最初のうちは中程度の強さ。それほど強烈にはあがってきません。でもそこがイイ。あくまで柔らかく漂っています。味わい。これも、とても柔らか。酸味、タンニンともちょうどイイ感じで解け合っています。その上旨みがたっぷりと含まれている。とろけるようなバランスの良さですね。５分くらいして甘みが出てきます。果実味とはちょっと違う。チョコレート？いや、それほどストレートな甘みじゃない。樽由来のバニラ系かな。。。でも大樽熟成だし。甘草のようなニュアンスもありますし、複雑です。３０分位たってから果実感がふくらんできます。この時点で香りには香辛料、西洋だけでなく中華料理に使うようなスパイスも感じられます。最初から最後まで、実に柔らかな口当たりです。味わいの一つ一つが混ざり合い解け合い。スルスルと喉を通って行きます。それでいて、驚くほど長い余韻。飲み頃とはまさにこういった状態を言うんですね。２００２年、良いじゃないですか！確かにブルネッロとしては少し早い飲み頃ともいえます。でも、あのひどい作柄で、よくここまで美味しいワインを作れるものです。実はちょっと心配していたワインですが、自信を持っておすすめできます。旨かった！！あと、余談ですがコルクは要注意。かなりの長さで結構太いコルクが入っています。私は大失敗。ギリギリまでスクリューをねじ込んだつもりだったんですが、ポキリと折ってしまいました。お客様の前でなくて良かったです。肴。カミさん曰く「春っぽくした」だそうです。タコ・タイ・ホタテのカルパッチョ、キャベツとアンチョビのパスタ。カルパッチョはグレープフルーツがのっていて、ソースにマスタードがきいています。グレープフルーツ、イイ感じです。魚介に合うもんなんですね。ワインが柔らかい味わいだったのもあるんですが、赤と喧嘩しません。あと、キャベツとアンチョビは黄金律。とてもおいしかったです。ごちそうさまでした。

  2009.03.23

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  【晩酌報告】ピエモンテ州　ドメニコ・クレリコ　ランゲ・ドルチェット・ヴィザディ

  曇り空ですが気温高めの札幌。雪解けも一気に進みそうですね。今日は晩酌報告。クレリコのドルチェットです。ピエモンテ州ドメニコ・クレリコランゲ・ドルチェット・ヴィザディ　２００５年税込み価格　２５５４円ドルチェット１，２回使用された小樽で熟成アルコール度数　１３．５度輸入　（株）八田ガンベロ　２グラスヴェロネッリ　３星９０点ドメニコ・クレリコ、なんかコルクからして風格を感じてしまいます。この長さできれいな状態で抜いてしまいますと、「まだ早いんじゃ！！」と生産者から怒られているようです(^_^;)色、濃いですね。もう真っ黒って感じでした。縁まで紫色がせりあがってきています。香りも開けてすぐから強烈な強さ。ほとんどがベリー、イチゴジャムのような甘い香り。その陰にインクや揮発油（カミさん曰くガリ版の修正液）のようなケミカルな感じ。一口目。はっきりと強く感じるタンニン。口の中じゅうに広がります。キューっとなって、話すとき億劫に感じるくらいまたタンニンほどでないにしろ、バランスの円からはみ出している酸味。ああ、まだ開けちゃだめだったんだ。。。。一口目で後悔が先にきてしまいました。グラス一杯めはまさに大暴れ。食事と合わせてでどうだとか言うレベルじゃありません。これはまず３０分くらい放置だな。まとまりが出るのを期待しながら、じっと我慢です。で、２杯目。うん、イイ感じ。ほかの味が濃くなってきて、渋みが薄まるようになじんできました。途中苦みみたいなものが出ますが、これもすぐになくなります。酸味は相変わらず強いかな。ドルチェットという葡萄は地元で消費するお手軽なワイン。熟成なんて無縁で、すぐに飲んでしまうもの。日本人にはちょっとすっぱめかな。まあ、お安いし仕方ないか。そんな程度のイメージをもたれる方が多いと思います。そこでクレリコのドルチェット。今回飲んだ感じでは熟成を見込んでの作りでした。十分な酸味とタンニンは、この先１０年でも１５年でも美味しくなっていきそうな感じでしたよ。お値段はドルチェットとしては少し高め。でもその価値は十分に持っていると思います。今の状態では味のバランスに問題がありますが、最後まで美味しく飲めました。おすすめです。でも、おすすめと言いながら、このビンテージの在庫あと３本。「そんな少ないの味見するな」なんですが。。。だって飲みたかったんだもんっ！八田さんに在庫聞いときます。肴デミソースのオムライスと野菜の洋風煮物。実はウチの娘さん、最近まで半熟状態の卵が全くダメでした。卵が嫌いじゃないんです。あの見た目と食感がダメ。小さい頃に何かトラウマになるような体験があったらしく、それを克服するのに何年もかかったようです。で、このたび晴れて卵とじやオムレツなんかを食べられるように。良かった良かった。心配してました。だって、カツ丼食べられないだけで、人生の幸せ一つ逃しているような気がしません？しないか。。。

  2009.03.16

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  【晩酌報告】アブルッツォ州　マッラミエーロ・ブリュット

  今日の札幌暖かくなりそうです。最高気温、予報では８度。春近しですね。晩酌報告。今回は限定もののスプマンテです。私の割り当て１２本なのに、すでに１本自分で飲んじゃいました。商売なってません。。。。でも泡フェチな私、飲まずにいられるかっ！アブルッツォ州マッラミエーロ・ブリュット　ＮＶ税込み価格　３１９２円シャルドネ　６５％ピノ・ネロ　３５％瓶内熟成３６ヶ月元ワインはしっかりめの樽熟成かかっていると思われます。資料無かったのであくまで飲んだ感想です。アルコール度数　１２．５度輸入　(株)ヴィントナーズ仕入れが少ないのはこのワインの生産量がとても少ないため。年間８０００本ですって。あと、今回テクニカルシートが無かったので、あくまで私が飲んだ感想が多分に含まれています。実際の醸造方法と違っていてもご勘弁くださいねm(_ _)m色は濃いめの黄金色。泡はしっかりとあがっています。でも喉越しでシュワシュワきてしまうような感じはありません。あくまで柔らか。香りはレモン、オレンジのような柑橘系。ナッツのような香ばしい感じもあります。それに加えてトーストのようなロースト香がしっかり。おそらく二次発酵前の段階で樽熟成をかけているんでしょうか。資料がないんでわかりませんが、この風味がイイ感じで効いています。一口目。まず酸味の素晴らしさに驚きです。天候に恵まれ尚かつしっかりとした朝夕の温度差があった時に生まれたであろう酸味。そんな感じです。ノンビンテージなんで実際の収穫年はわかりませんが、瓶熟３６ヶ月とか考えますと、最近の当たり年２００４年あたりのシャルドネなんでしょうか。もちろん酸味の強さもベスト。お料理とワインを上手に結びつけるとてもバランスの良い強さです。ゆっくり飲み進めていきますと、最初になかったハチミツ系のニュアンスが出てきます。このときでも酸味のおかげで甘さを感じさせずとてもスムーズ。１本飲み終わる頃でも清々しさすら感じさせる口当たりでした。もうけ度外視して味見した甲斐がある味わいでしたよ。肴。カブのポタージュ。メンチカツ。カブのポタージュはかなりの出来でした。作るのは簡単だそうです。メンチカツは一から手作り。これにウスターソースを多めにかけて食べました。やっぱり自分で作ると美味しいです。カミさん、ゴチでございました。

  2009.03.09

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  【晩酌報告】トスカーナ州　マレンキーニ　ブルッツィコ

  今日は朝から凄い雪です。午後には晴れてほしいな。さて晩酌報告。今日はトスカーナのカベルネ系をご紹介です。トスカーナ州マレンキーニブルッツィコ　２００３年税込み価格　２８３７円カベルネ・ソーヴィニヨン　８０％サンジョヴェーゼ　２０％サンジョヴェーゼは２５００リットルのオーク樽で１２ヶ月熟成。カベルネ・ソーヴィニヨンは１～２年使用のバリックで１８ヶ月熟成。アルコール度数　１３度輸入　（株）ヴィントナーズヴェロネッリ　２星８８点ガンベロ　２グラススペクテイター　９１点コルク、長くて美しかったです。奥の電池は単３。たっぷり寝かせてくれと生産者が言っています。こんな中途半端な時期に開けちゃって、面目ないっス。とてもきれいなルビーレッド。思ったより濃くありません。２００３年の過酷な暑さでも、もしかしますと熟成を見込めるワインなのか？色だけ見てますとそんな気がします。香りは強いです。ベリー、カベルネらしい香辛料、樽の甘いニュアンス。独立してわかるのではなく、よく混ざり合って輪郭の丸い柔らかな固まりのような印象で鼻を通っていきます。一口目。酸味、結構感じます。渋みは「ウオッ、歯茎にしみる」くらい。このくらいの力強さ、開けたてではちょうど良いくらいに思えます。私は青い草っぽい香りのカベルネ、あまり得意ではありません。でもこのワインはそれがほとんど無い。サンジョヴェーゼと解け合って、すばらしい重厚さを出しています。最初の香りにある果実感は、この時点でさほどのっていません。味わいは樽味とずっしりとくるボディーが大部分。強く感じるタンニンとともに、とても男性的なイメージです。１時間くらいして。果実感、ちょっとずつ出てきます。渋みはいくらか溶けてきました。香りについては強さも要素もあまり変化はありません。２時間。もうボトルの最後のほう。ヘビーな印象でスタートしたワインですが、なんだかんだと美味しく飲み切れました。思ったことは２つ。まず２００３年の割に酸味が十分ありました。スペクテイターで９０点以上なのはこの辺が評価されたんでしょうかね。２００７年以降飲み頃となっていたようですが、もう少し先でもいいような気がします。それとカベルネの柔らかさ。どどーんと前面に主張して来そうな仕込み方ですが、そんなことなくよくまとまった味わいでした。私の苦手なピーマンも感じませんでしたしね。これなら別の機会にまた飲んでみたいと思った次第です。トスカーナのカベルネはお高いものが多いです。そんな中比較的安価でご紹介できるこのワイン、おすすめですよ。茹でたブロッコリー、ソースは余ったカレールーをつぶしたヤツ。やっぱ三日目のカレーは美味しいです。鶏とスナップエンドウのグラタン。グラタンはどんなワインにもあってしまう魔法の肴です。軽い白から今日みたいな重めの赤まで。実にイイ感じです。特に今日はカミさん、気合いを入れてベシャメルソースから作ったそうです。ミルク味が既製品とは全く違ってとてもおいしかった！カミさん、ごちそうさまでした。

  2009.03.02

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  【晩酌報告】デイリーワイン　モリーゼ州　ボルゴ・ディ・コロレド

  暖かいおかげで、裏道の雪がとけてぐちゃぐちゃ。スニーカーずぶ濡れでイヤな感じ。さて、昨日はデイリーワインにぴったりの赤をあけました。モリーゼ州ボルゴ・ディ・コロレドサンジョヴェーゼ　２００５年税込み価格　１０５３円サンジョヴェーゼ　ステンレスタンク熟成アルコール度数　１２．５度輸入　（株）飯田モリーゼ州のワイン、実はあまり取り扱いがありません。今在庫があるのはコロレドのほかにディ・マーヨ・ノランテくらい。でも安くて美味しいワインを作っている州なんですよ。今回味見したのはサンジョヴェーゼ１００％。飲んだ感じ果実感爆発していました。酸味は程よく、タンニンはほとんどありません。時間とともに果実感がより強くなり１時間もかからずピークを迎えます。そのあとはあまり変化せず最後まで飲めました。バランスはギリギリとれています。でも好き嫌いはっきりしそう。私は一緒に合わせる肴を考えれば、問題なく楽しめるワインだと思います。あくまで気軽に、「たまに熟熟したワインなんかいいんじゃない？」です。実はこのワイン、濃い果実味なのは以前からわかっていました。ではなぜあえて晩酌報告かと言いますと。。。。サッポリーニさんに配達した際、シェフから頂いてしまったんです。フォアグラのパテ。か～、役得！もう、これは強めのワインで合わせるしかないと考えた次第です。タンニン系で行こうかな？果実系で行こうかな？悩んだ末冒険も含めて熟熟果実味ワインに決定。相性は思ったよりぴったり。濃いヤツと濃いヤツで飽きちゃうかと思いきや、結構イケました。これ、ワインが美味しいんでなくて、山田シェフの腕のおかげなんだろうか。。。私はラッキーな肴でやることができましたが、酸味のきいたソースの肉料理なんてぴったりじゃないでしょうか。ビネガーやレモンみたいな柑橘のソース。ザワークラウトとソーセージ煮込んだのなんて最高かもしれません。お手軽に楽しめるサンジョヴェーゼ、おすすめです。山田シェフ、めちゃくちゃ旨かったです。ごちそうさまでした。■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□さて、これから配達第２ステージ。ススキノ夜の部に行ってきます。

  2009.02.27

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  【晩酌報告】トスカーナ州　ロッカペスタ　モレッリーノ・ディ・スカンサーノ

  久しぶりに真冬日脱出の札幌です。さて、晩酌報告。昨晩は件のモレッリーノを飲みました。実にビューティフルな飲み口でした。トスカーナ州ロッカペスタモレッリーノ・ディ・スカンサーノ　２００６年税込み価格　３２３０円ちょっと薄めの紫色。作り方からしますと、もう少し濃い感じを予想していました。香りはスタートから強めでしたよ。この時点ではベリー系の香りがほとんどで、若干甘い樽香を確認できます。一口目。タンニンは中庸から心持ち強め。酸味はサンジョヴェーゼらしさ全開です。抜栓後２０分くらいまでは酸味がどんどん強くなります。ピークを迎えた頃、ほかの味わいが開いてきてバランス良好に。それほど果実感は無いワインです。で、ここからがミソ。本来ちょっとはあるはずの苦みやえぐみなどの雑味、このワインにはほとんどありません。全くないと言っていいかも。特にバランスがとれてきてからは、きれいで透明な味わいが最後まで続きます。何かこう、とぎすまされた感じと言いますか、葡萄と樽由来のもの以外何も入ってないような。純然たるサンジョヴェーゼの旨みのみを閉じこめた感じです。これほど純粋なワインを作るには、かなりの手間がかかっているんだと思います。山ほど収穫されてきた葡萄から丁寧に丁寧に良い房だけを選び出す作業。管理の行き届いた清潔な醸造設備で、細心の注意を払っての作業。熟成期間中、心配で心配で樽やコンクリート槽の回りをうろうろしているエノロゴ。例の漫画じゃありませんが、作っている人たちのそんな姿を想像できてしまいます。生産者の顔を想像しながら、じっくりと時間をかけて大切に飲みたいワインですね。おいしかったです。ちなみにおもしろいところにシリアルナンバーが張ってありました。肴。魚。言うなればイタリア風魚すきかな。土鍋にオリーブオイル、ニンニクで香りだし。そのあとアサリとタマネギを入れてワイン投入。しばし蓋をして待ちます。アサリの口が開いてきたら残りの魚介類とトマトを投入。少しスープストックを入れ、お水も少しだけ足してまた蓋をします。あとは煮えればできあがり。塩味が足りなければ塩をかけながら食べます。出汁が効いてめちゃうまです。上がりはこれ。残ったスープにカッペリーニをそのまま投入。好みのゆで加減でＯＫです。スープをすったパスタ、かなりおいしいですよ。おすすめです。ああ、食べ過ぎた。。。カミさん、旨かったです。

  2009.02.22

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  【晩酌報告】ミケーレ・サッタ・ディアンブラ

  今朝は雪、結構つもっていましたね。明日からまたベチャベチャととけてしまうんでしょうか。足下イヤな感じです。さて、例のディアンブラ、ご紹介できそうです。トスカーナ州ミケーレ・サッタディアンブラ　２００７年税込み価格　１９１５円サンジョヴェーゼ　７０％カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラーで３０％６ヶ月間木樽にて熟成輸入　岩田醸造（株）とりあえずサンプルでしたので、まだ仕入れしていません。来週中には入荷いたします。割と良いコルクを使っています。液色、わかりますか。思ったより透明感があります。グラス３分の１注いで、そこの方がきれいに透けて見えるくらい。「おろろ、薄いな」ちょっと心配になるくらいの色合い。「２００７年のトスカーナって寒かったっけ？」そんなことを考えさせる見た目です。最初の香りはそれほど強くありません。ベリー、香辛料の香りがフワッとあがってきました。青っぽいカベルネ系の香り、ブレンドの比率より強めに感じます。一口目。まず少し強めのタンニンと一緒に滑らかな酸があります。酸っぱくなくて一安心。私は酸っぱいワイン好きですが、本来無い予定の酸味には一歩引いてしまいます。ディアンブラはその点大丈夫でした。あと海っぽい感じ、ミネラル感やヨード臭といえばいいんでしょうか。ピートのよく効いたアイリッシュウイスキーに通じるニュアンスがありました。リリースしたての若々しいワインそのままの印象です。１５分くらいして問題が発生してきます。「苦み」強めに出てきました。「う～ん、このままだとお蔵入りの可能性あるかな。。。」そう思えるほどです。４０分くらい。ものすごい変化です。さっきの苦み、どこ行っちゃったんだろう。タンニンも程よく薄まり、何よりやっと果実味が全開に。ウンウン、良くなってきました。バランスはまだ少し良好とはいえません。でもあと２，３ヶ月。きっとなじんでくるでしょうね。前回扱っていた２００５年は（０６とんでます）ひたすら濃い感じでした。でも２００７年は複雑性やバランス感覚など、一クラスあがった感じがあります。お値段も若干値下がりしていますし、間違いなくお勧めできるワインです。今すぐおのみになるなら、抜栓して１時間くらい経ってからお楽しみください。もちろんすぐ飲み始めて怒濤の変化を楽しむのも一興ですよ。入荷しましたらブログでご案内いたしますね。肴。ワイン漬け豚肉ソテー、山盛り野菜ソース。うちで焼いたパン。豚肉、１時間くらいワインにつけてから焼いたそうです。肉を焼いたフライパンで野菜のみじん切りを炒め、肉を漬けておいたワインとコンソメスープで少し煮込んだそうです。結構簡単ですが肉野菜のエキスが凝縮して旨かったです。パン、最近はおもしろい「素」が売っているんですね。粉からイーストまですべてセット。一次発酵二次発酵はすべて電子レンジで３０秒。あとは整形して焼くだけだそうです。少し甘めのパン、懐かしい感じがしました。カミさん、ゴチでございました。

  2009.02.08

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  こっそり復活【晩酌報告】組合のプリミティーヴォ

  皆様ご無沙汰です。コソッとブログ復活します。実は昨年１１月には新しいパソコンも調達していました。。。「サボってたな！」はい、その通りです、ゴメンナサイm(_ _)mまたがんばりますので是非皆様おつきあい頂けますと幸いです。それでは何もなかったかのように始めます・・・・・■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□それにしましても雪が少ないですね。配達はものすごく楽でよいのですが、降るときに降らないと何か心配になってきます。雪祭りの雪像もメロメロでとてもかわいそう。せっかく開催するんですから、きれいな雪像をお客様にみてもらいたいですものね。さて、晩酌報告です。昨晩はプリミティーヴォを飲んでみました。プーリア州コンソルツィオ・プロデュットーリ・ヴィーニボスコ・マリーノ・プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア　２００４年税込み価格　１７４８円プリミティーヴォ　１００％フランス産バリックで２ヶ月熟成（新樽かは不明）プーリア州マンドゥリア地区で古株の生産者組合です。組合のワイン、私は大好きです。中には「ハズレ」の生産者、あるかもしれません。でも私が扱っている数社はすべからくおいしワインを作っています。この組合も間違いなく「アタリ」。大変おいしかったです。まずは見た感じ。濃いでしょ。深い赤紫が濃厚な味わいを想像させてくれます。香りはベリー、香辛料、インクのような香りが混ざり合っています。はじめは果実系の香りが多めです。ボリュームは控えめな感じ。寝起き悪いみたいです。一口目はそのタンニンに「ハッ」とさせられます。香りからは連想しづらい、しっかりとした存在。渋くてしゃべれなくなる程では無いです。「おお、いいね～」くらい。タンニンのすぐ後には十分な果実感と香草系、もしくはピーマンのような植物系のニュアンス。プリミティーヴォの特徴である程よい苦みもイイ感じです。このワイン、２０分くらいで全開。そこから先は香辛料系の香りが一気に広がります。味わいも強く濃厚になり、南部ワインの良さが存分に楽しめるようでした。いや、実においしいワインでした。肴。見た目中華のようですが、エビのトマトソース煮と茹でナバナ。まあ、これに香辛料変えて砂糖を入れればエビチリなんですがね。強い味わいのワインですが、このくらいしっかりとした味付けですと魚介もぴったり合いました。松たか子さん（Ｋ２０見に行って以来ファンです）ご推奨のルタオのチーズケーキ。これ、ものすごくお酒に合います。チーズの風味が前面に出ていて、まるでチーズそのままを食べているみたい。これ１ピースでグラス２杯はいけますよ。チトお高いですがおすすめです。カミさん、ゴチでございました。さて、明日からまたブログネタを考える毎日です。がんばります。

  2009.02.01

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  【晩酌報告】トスカーナ州　ミケーレ・サッタ　ディアンブラ

  朝晩はストーブが恋しくなる位冷え込む札幌です。赤ワインがますます美味しく感じられます。さて今日は晩酌報告です。トスカーナ州ミケーレ・サッタディアンブラ　２００５年税込価格　１９９２円サンジョヴェーゼ　７０％カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、シラーその他で３０％６ヶ月のオーク樽熟成（新樽、大きさ等情報有りませんでした）アルコール度数　１３度輸入　（株）岩田醸造ガンベロ　２グラスヴェロネッリ　２星８７点色合いは思っていたより透明感があります。もっと黒っぽいのを想像していました。そそぐとグラスの底が見えるくらいです。開けたては甘い果実系の香り。強く上がっています。樽の感じもよくわかるところをみると、熟成は小樽、それも新樽の割合が多めなのかもしれません。価格からするにある意味樽好きにとっては「良心的」な造りですね。一口目から味わいのバランスは上々です。この時点ではサンジョヴェーゼが味わいを支配している感じ。サンジョらしい酸味が滑らかに舌を通過していきました。時間が経ってくると今度はブレンドの良さが際立ってきます。草っぽいところ、土っぽいところ、スパイシーなところ。使っている葡萄それぞれの特徴が、絶妙なバランスで出てくるんです。どの要素も飛び出さずかつしっかりと主張して。とても良い味わいです。ところでミケーレサッタ、出している赤ワインはカヴァリエーレを除いて全て複数種のブレンドです。この地域の他の生産者も多くはブレンドもののワインを作っています。これ、簡単なようで凄いことですよね。同じ地域で違う種類の葡萄を造っているんですよ。だって葡萄によって土地や気候の好みは全然違うはずなのに、ほとんど隣り合った位の畑で素晴らしい作柄に仕上げる。これもボルゲリ地区独特の複雑な地質によるものなんでしょうね。ボルゲリ地区はワイン好きの人間のために地球がくれたプレゼントに違いありません。ディアンブラを飲みながらそんなことを考えていました。あと、ミケーレ・サッタは同じ地区の他の生産者より、ワインの価格がお安いイメージがあります。同じレベルのワインを比べると２割前後お安いです。安くて美味しいボルゲリワインはミケーレ・サッタ！言い切ってもおかしくないですよね。お勧めです。■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□皆様に一つお詫びがございます。最近取り扱いを始めましたクリオインターナショナルさんのワイン。諸事情により扱えなくなってしまいました。楽しみにお待ちいただいていた皆様には、ご期待に添えず誠に申し訳ございません。また素晴らしいシチリアワインを探しますので、それまでお待ちいただければ幸いです。イタリアワイン・食材専門店「コルクの気持ち」

  2008.10.06

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  【晩酌報告】トスカーナ州　レオナルド・キャンティ・リゼルヴァ

  今日はどんより曇り空の札幌市内です。さて晩酌報告、今回は美味しいキャンティです。トスカーナ州カンティーネ・レオナルド・ダ・ヴィンチレオナルド・キャンティ・リゼルヴァ　２００５年税込価格　２１４５円サンジョヴェーゼ　８５％メルロ　１０％その他　５％アルコール分　１２．５度フランス産オーク樽にて１２ヶ月熟成輸入　（株）オーバーシーズ参考評価　２００４年でヴェロネッリ２星８９点とっても濃い赤紫色。グラデーションなんてこれっぽっちも見て取れません。このビンテージは葡萄の熟が比較的進んだ年でしたので、色からしますと良い状態で収穫された事がうかがえます。香りは強め。サンジョヴェーゼらしい果実感が溢れ出ています。樽の香りはしっかりと、かつバランス良く備わっています。テクニカルシートには樽の種類まで書いていませんでしたので、何を使って熟成させたか確認でしません。この感じだと小樽ではないようですね。新樽比率もそれほど高くないと思われます。でもそこが程よい樽香をつけるポイントなんだと思います。新樽バリック１２ヶ月なんてヤツだと、リリースしたては樽ジュースみたいですものね。酸味は果実感に負けているかも。ちゃんとあるので飲み飽きなど全くしませんが、これを１０年持たせると成りますと少し足りない感じ。おそらくここ１，２年が美味しさのピークになりそうです。時間が経ってきますと味の要素が混ざり合って、まとまりが出てきます。０５年はついこの間入ってきたばかりです。まだ落ち着いていないのかもしれませんね。全体的な感想はとても美味しいワインです。クラッシコではなくノーマルキャンティだと言うところもミソかもしれません。雄鳥マークがついただけで何百円か上がっちゃいそうですもの。。。。お勧めです。肴はこれ。酸味のきいたトマトソースのパスタ。ジャガイモとミートローフ。サンジョヴェーゼの酸味とトマトソースの相性はまさに黄金律ですね。お互いを高めあっているようです。ちなみに何度も書きましたが私は「イモ星人」。ジャガイモ大好きです。下の皿もメインはジャガイモ。お肉はジャガイモのソースみたいなモノです(^_^)カミさん、ゴチでした。イタリアワイン・食材専門店「コルクの気持ち」

  2008.09.29

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  【晩酌報告】ヴェネト州　トソ・プロセッコ・フリツァンテ　

  最近朝晩涼しくなってきた札幌です。油断して寝ると翌朝喉痛いデス。。。さて、晩酌報告。今回はとても爽やかなフリツァンテをご紹介いたします。ヴェネト州トソプロセッコ・デッレ・ヴェネツィエ・フリツァンテ　ＮＶ税込価格　１０７２円プロセッコ　１００％アルコール度数　１０．５度輸入　岩田醸造(株)先ずこのワイン、かわったデザインです。エチケッタを瓶に直接張っていません。タグの様に瓶口からぶら下げてます。おもしろいですね。冷蔵庫から冷えたワインを出すと、いつも霜がついてエチケッタがヨレヨレ。でもこれなら霜がつかず綺麗なままでいいな～・・・・・と思ったのですが、実際そそぐ特に邪魔になっちゃうのですぐに外してしまいました。フリツァンテらしく柔らかい泡立ちです。おそらく２気圧くらいしかないようなイメージ。喉を通る際もかすかな泡立ちを感じる程度です。香りはレモンや若いオレンジのような柑橘系の香り。色からもおわかりのように、凄くフレッシュな口当たりです。結構しっかりとした酸味が有りますので、微発泡も手伝って焼肉なんかに最高でしょうね。肉を頬張りこのフリツァンテで口をリフレッシュ、そしてまた肉を食べて。。。。きっとエンドレスです(^_^;)北海道ならジンギスカンにピッタリ。果実の効いたジンたれにこの酸味はかなり良い相性だと思いますよ。またお値段も素晴らしい。１０００円チョットとは思えない味わいです。アルコール度数も低いので、沢山飲めてお財布に優しい！実にお勧めです。肴。タコ・トマト・キューリのサラダ。香草風味で焼いた豚、しょうゆ味。サラダはもちろん美味しかったのですが、豚肉の方が良い感じです。しょうゆ味は香草で香りをプラスすると、とたんに洋風の味わいですね。トマトビネガーなんかで味付けしたお肉に近い味わいになります。手っ取り早く作るワインのおつまみには最高です。カミさん、ごちそうさまでした。イタリアワイン・食材専門店「コルクの気持ち」

  2008.08.11

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  【晩酌報告】トレンティーノ・アルト・アディジェ　ロスマン・ソーヴィニヨン

  今日もとても良い天気の札幌。湿度も低くて、まさに北海道の夏ですね。さて、胃袋の調子も完全復活したようなので、早速晩酌報告いたします。今回はアルト・アディジェの生産者組合の白。今の季節にピッタリの爽快なワインでしたよ。トレンティーノ・アルト・アディジェヴィティコルトーリ・アルト・アディジェロスマン・ソーヴィニヨン　２００６年税込価格　２８９４円ソーヴィニヨン・ブラン　１００％ステンレスタンク発酵・熟成アルコール度数　１３度輸入　（株）アルトリヴェッロヴィティコルトーリ・アルト・アディジェはこの地域で成功を収めている生産者組合の形式を取っています。正確に言いますと既存の生産者組合数社が、共同で新しく作った生産者組合なんです。既存の生産者も凄いところが集まっていますよ。コルテレンツォ、サンミケーレ・アッピアーノ、トラミン、ボルザーノ、クルタッシュ、ナルス・マルグレイド・メラーノ。・・・私の知らないところもありますが、皆さん大御所ばかりです。ヴィティコルトーリ・アルト・アディジェの事務所兼ワインを熟成しているタンクの所在は、サンミケーレ・アッピアーノの敷地内にあるそうです。敷地内というか、アッピアーノの事務所のすぐ裏みたいなかんじ。この生産者を日本に紹介している川頭義之さんが、この前お会いしたときそうおっしゃっていました。きっとアッピアーノが音頭をとっているんでしょうね。そうそう、今回飲みましたソーヴィニヨン・ブランともう一つピノ・ネロは、川頭さんがブレンドを選んだそうです。ずらーっと並んだタンクを味見していって、日本人に会いそうなのを探したそうですよ。そんな仕事、一度で良いからしてみたいです。先ずコルクがいい！修正コルクが多い昨今、お金掛けてますね。色合いはチョットだけ緑が入った黄色。若々しい感じです。熟す前のパインやバナナみたいな香りが先ずします。最初の内は果実系の香りがほとんどですね。冷蔵庫から出したてでも、しっかりと香りが上がってきました。ソーヴィニヨン・ブラン独特の、例の香りはあまりしません。物足りないような気持ちもありますが、この辺は川頭さんがあえて選んだ様な気がします。「日本人ならこの辺だろう」って感じで。一口目。とても良い酸味。よく冷えていますと、この酸味が心地よく感じます。ワイン自体はヘビーな造りで、舌の上にずしっと乗っかってきます。あ、甘みとかコクがあるとかじゃないんです。何か粘度の高い液体が乗っている感じ。硬度の高いミネラルウオーターを飲むと感じるアレです。きっと樹齢の進んだ深い根をもつ樹から採れた葡萄を使っているんでしょうね。今回はクーラーに入れないで、温度を上昇させながら飲みました。２杯目、３杯目と進んでいきます。まもなくしてハチミツのような甘い香りが出てきます。味わいも濃厚に変化。甘み、少し強くなってきています。ここでも素晴らしいのは酸味。広がり続ける味わいを、ちゃんとまとめきっています。１時間半くらい経ちました。もう最後の１杯。最初と比べますと色からして違っています。濃い黄金色に変化したワインからは甘く複雑な香りが立ち上がっています。そして最後までちゃんと仕事をする酸味。実に美味しいワインでした。アルト・アディジェの白、やっぱり美味しいのが多いですね。素晴らしいです。肴。アサリとペンネ。アサリとパスタの組み合わせ、王道で定番でとても好きです。カニと野菜のブロードゼリー寄せ（？）。ゼリーの方はカミさんが適当に作ったとのこと。チョット崩れましたが、味は美味しかったです。よく冷えていて暑い時期には最高でした。カミさん、ごちそうさま。イタリアワイン・食材専門店「コルクの気持ち」

  2008.07.27

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  【晩酌報告】トスカーナ州　ディエヴォーレ　リナシメント

  昨日は凄い夕立でしたね。おかげで配達、オセオセでした。。。さて、そんな蒸し暑い昨晩、一番似つかわしくなさそうなワインを味見しました。トスカーナ州ディエヴォーレリナシメント　２００５年税込価格　２２９８円アルコール度数　１２．５度サンジョヴェーゼ、マルヴァジーア・ネラ、カナイオーロアプロスティーネ、バルサリーナ、フォーリアトンダ、プニテッロなど大樽熟成輸入　（株）グローバルヴェロネッリ　２星８７点前回のディエヴォリーノの時と同様、濃い色合い。とても深い赤紫。美しいですね。香りも強い。抜栓して写真を撮っている最中から、ブワワ～ンと香ってきます。熟した果物、スミレ、香辛料。飲み頃がスタートした赤を確信できる複雑性と甘さです。さすがにこれだけ沢山の葡萄を使っているワイン。香りをかぎ分けるのはとうてい無理でした。味わい。結構酸味がきいています。最初強めと思えるほど。もちろんあとからバランス良くなってきます。タンニンはまだまだ元気で、これからどんどん熟成が進んでいきそうな感じ。強い果実味と酸味があるせいで、まるで苺をかじっているようです。時間が経ってくると酸味が落ち着きをみせます。あとは熟れたベリーをジュースにしたようなワイン。これでもかって程、甘美な旨味が押し寄せてきます。「リナシメント」はルネッサンスの意。１０種類の土着品種から作られたこのワインは、１１世紀の製法を「復興」させたそうです。香りの複雑性にその成果が出ていますね。良くできたワインだと思います。・・・と、ここまで書いておいてアレですが、チョット果実味強すぎかしら。合わせるお料理選ぶの大変です。美味しいワインなだけに、ここは慎重を期したいところ。なんて言っておいて肴はこれです。新発売の「骨なしケンタ」。食べたいと私が行っていましたら、カミさんが買ってきてくれました。うん、リナシメントにはピッタリでした。このケンタ、とても食べやすい。手も汚くなりませんしね。一つ不満は大きさ。横のコルクと比較してください。チト小さい。ナゲット３倍って感じ。昨晩は４枚食べてしまいました。あ～、メタボ。。。。イタリアワイン・食材専門店「コルクの気持ち」

  2008.07.19

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  【晩酌報告】ロンバルディア州　カ・デル・ボスコ　クルテフランカ・ロッソ

  今日はとても爽やかですね。気分も晴れ晴れです。さて、晩酌報告。今回はロンバルディア州の赤です。ロンバルディア州カ・デル・ボスコクルテフランカ・ロッソ・テッレ・ディ・フランチャコルタ　２００４年税込価格　２８８０円メルロー　３０％カベルネ・ソーヴィニヨン　２６％カベルネ・フラン　１８％ネッビオーロ　１４％バルベーラ　１２％葡萄レぞれを発酵後ブレンド。その後１６ヶ月間樽熟。アルコール度数　１３度ガンベロ　２グラスヴェロネッリ　２星８７点ルカ・マローニ　８２点輸入　（有）フードライナーグラスに３分の１くらい注ぎますと、グラスの底がほんのり透けるくらいの透明感。紫色が少し入っています。香りは若草のような青っぽい感じ。北部のカベルネによくある、青春（？）を思い出させるような若々しい香りです。香辛料系のニュアンスもあるあたり、いろんな葡萄を使っている結果なんでしょうね。一口目は先ず酸味。しっかりと感じ取れます。果実味はほとんど無し。タンニンは中程度。飲んでいる最中に邪魔をするような強さではありません。１０分くらいまではどんどん青味が増してきます。２０分くらいしてようやく果実味や甘い香りが出現。この時点でバランスは良い感じですね。ここから先はどんどん美味しくなりました。味に複雑性が出てきて、最初に出っ張っていた酸味が味全体をまとめるような役割に変わってきます。このワイン、樽熟は１６ヶ月と比較的長めです。でもそれほど強い樽香は感じられません。価格を考えますと熟成は間違いなく新樽では無いと思います。５種類もの葡萄を使ったワイン。おそらく長期の樽熟成は、樽香をつけると言うより葡萄同士を仲良くさせる意味合いなんだと思いました。ところでイタリアワイン屋をやっていますと、カベルネ系のワインを飲む機会はそれほど多くありません。今回もブレンドとはいえ久しぶりでした。そのせいもあるんですが、どうもカベルネ臭といいますかピーマン臭と言いますか。そこの部分がクローズアップされて自分の舌を占領してしまいます。４分の１入っているイタリア種の葡萄を見分ける（味分ける？）ことが出来ませんでした。もうチョットカベルネ、もしくは国際品種を勉強しなけばと思うワインでした。あ、もちろんワイン自体は大変美味しかったですよ。最後まで飲み干せました。酸味のでかたが丁度良かったのがお勧めポイントですね。肴。生協で買った豚肉のカツレツ。３色フジッリ、ツナ、ゆで玉子のサラダ。カベルネ系のワインは、ガッツリした肉料理に最高ですね。カツレツとの相性は抜群でした。サラダは半熟に茹でたゆで玉子と材料を混ぜ、塩胡椒だけだそうです。適当なレシピにしてはなかなか美味しかったです。バゲットに山盛り載せて、モリモリ食べたくなるような味でした。カミさん、毎度です。イタリアワイン・食材専門店「コルクの気持ち」

  2008.07.15

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  【晩酌報告】トスカーナ州　ディエヴォーレ　ディエヴォリーノ

  今日は朝からシトシト雨降り。配達、イヤ～な感じです。さて昨晩はディエヴォーレを味見しました。トスカーナ州ディエヴォーレディエヴォリーノ　２００６年税込価格　２１２８円サンジョヴェーゼ　９０％マルヴァジア・ネラ、カナイオーロ、コロリーノ　１０％ステンレスタンク発酵ステンレスタンク熟成１２ヶ月瓶熟　３ヶ月アルコール度数　１３度輸入　（株）グローバルディエヴォーレはキャンティ・クラッシコ地区でも大きな規模の生産者です。歴史も古く１１世紀頃から葡萄の収穫記録があるとのこと。途中で荒廃したりしましたが、最近の努力の結果高い評価を受けています。今回味見しましたのは、ラインナップの中で一番お手頃な赤。樹齢３年から５年の若い樹から取れた葡萄を使っています。お手頃と言いましても、結構な値段なんですけどね。でも中身はとても良かったですよ。綺麗な赤紫。濃いめの色合いからは若くフレッシュなサンジョヴェーゼが連想されます。香りは最初から強め。ベリー系の甘い香りが立ち上がってきます。香辛料系の香りとともに、骨太なアルコールを感じ取れます。一口目。酸味は若いサンジョヴェーゼそのまま。滑らかですがしっかり存在しています。果実感は香りから想像するとおり、押し寄せるような強さ。サクランボやラズベリーの様な甘い味わいです。あ、糖分で甘いわけではないですよ。あくまで果実感から甘く感じます。タンニンはほとんどありません。余韻は香りが強いせいか価格の割に随分長めです。時間が経つにつれ、味・香りのボリュームはますます大きくなってきます。最初にあった太めのアルコール感が薄れていく分、あとになればなるほど苺ジュースみたいでした。一つ難点は酸味でしょうか。最初にあった酸味は果実味の爆発でどっかへ行っちゃいます。私は比較的酸っぱいワインが好きなので、最後の方は味わいのバランスに問題を感じてしまいました。この辺は好みなんでしょうけどね。全体的にはとても良くできたワインだと思います。プロシュートをチビチビとちぎりながら飲んでいたのですが、塩分に果実味がピッタリでどうもワインが進んで進んで。。。。おいしかったです。お勧めですよ。イタリアワイン・食材専門店「コルクの気持ち」

  2008.07.11

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  【晩酌報告】ボッテガ・アレキサンダー　プロセッコ

  今日も暑い暑い札幌です。さて昨晩はいけてるスプマンテを味見しました。あの暑さの中、ビールの誘惑に負けなかったんですよ。素晴らしい、ワイン屋の鏡です！（いつもはマケマケ(>_

  2008.07.06

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  【晩酌報告】ラツィオ州　フォンタナ・カンディダ　メルロー

  曇り空ですが過ごしやすい気温の札幌です。さて晩酌報告。今回はラツィオのメルローを味見しました。ラツィオ州フォンタナ・カンディダメルロー・ラツィオ　２００６年税込価格　１６００円輸入会社　モンテ物産（株）一部のワインを数ヶ月間バリック熟成。その間他のワインはステンレスタンク熟成。アルコール度数　１２，５度メルロー　１００％ラツィオ州のメルローです。最近ラツィオの赤には目を見張るものが沢山。特にチェザネーゼを１００％使った、もしくはチェザネーゼをメインにブレンドしたワインに良いモノがたくさんあります。でも今回味見しましたのはメルロー１００％。はたして国際品種がこの地に合っているのか、とても楽しみでした。 色合いはとても濃い赤紫。ボリューム感いっぱいの見た目です。香りは色合いに負けていないくらい、強くハッキリとしています。スミレ様の花の香りに加えベリー系甘い香り、スパイシーな部分もあります。一口目はちょっと強めにタンニンを感じました。酸も強めです。果実感は香りほど出ていません。２０分ほどして開いてきました。香りに呼応するような果実味。最初に感じたタンニンと酸味は落ち着きを見せ、バランスはかなり良くなってきます。とても美味しいです。北部のメルローにはない甘味は、南のワインらしい特徴を良く表しています。これで税込価格１６００円はなかなかのモノではないでしょうか。生産者のフォンタナ・カンディダは美味しいフラスカーティを作ることで有名です。そこで作られる少し前ではなかったタイプのラツィオの赤。お勧めですよ。さて肴。 白菜とプロシュートの切れっ端をクリームソースと牛乳で煮て出してくれました。プロシュートを使うと味の濃いこと！出汁が染みこんで、肉味の白菜みたいでした。見た目より豪華な味わいです。カミさん、プロシュートの切れっ端を頂きましたシェフ、ごちそうさまでした。

  2008.07.04

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  【晩酌報告】ヴェネト州　アッレグリーニ　ヴァルポリチェッラ

  やっと太陽を拝めた札幌。気温も上がって良い気分でした。さて晩酌報告。今回はアマローネの雄、アッレグリーニのヴァルポリチェッラです。アマローネは晩酌にはチトお高いです。。。ヴェネト州アッレグリーニヴァルポリチェッラ・クラッシコ　２００６年税込価格　１９５８円コルヴィーナ　６０％ロンディネッラ　３５％モリナーラ　５％ステンレスタンク発酵・熟成。アルコール度数　１３度ガンベロ　２グラスヴェロネッリ　２星輸入　（株）スマイルとても良い感じに透明なルビーレッド。綺麗な液面です。甘いサクランボのような香りが最初から立ち上がっています。強さは中程度。強からず弱からず。一口目。結構酸味を感じます。最近リパッソされたヴァルポリチェッラを多く飲んでいたせいでしょうか、シンプルなヴァルポリチェッラの酸味が新鮮に感じます。程なくして酸味が落ち着きを見せると、香辛料系のしっかりとしたニュアンスが出てきます。ここからどんどん味わいが濃くなっていくのですが少しの間バランスが崩れる感じ。果実味のでかたが他の味わいの広がりより強いんだと思います。２０分くらいで酸味、果実味、ボリューム感とも均整が取れてきます。強すぎた果実感は少しボリュームが落ち、滑らかな口当たりに変化。この時点でやっとアッレグリーニの名前に値する味わいになるようですね。全体的な印象は、穏やかで優しい感じのワインです。結構幅広いお料理に合うと思います。私はこんな肴でした。ドドーンとトルコライス！実は初めて食べました。もちろん単体では今まで食べたこと在るモノばかりです。でもトルコライス状態ではお初。まさに洋食の玉手箱ですね。次はエスカロップに挑戦かな。ちなみに全部手作りだそうです。カミさん手間掛けて申し訳ない。。。うまかったです。

  2008.02.18

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  【晩酌報告】トスカーナ州　パングラッツィオ　キャンティ　２００６年

  日中は結構気温が上がった札幌です。雪祭り期間は是非良い天気が続けばいいですね。さて、今日は晩酌報告。稲葉さんで新しく取り扱いを始めた生産者を試してみました。トスカーナ州サン・パングラッツィオ・セレクションキャンティ　２００６年税込価格　１４４７円サンジョヴェーゼ　９０％メルロー　１０％ステンレスタンク発酵・熟成。アルコール度数　１３度輸入　（株）　稲葉この価格帯のキャンティとしましては、とても良い色合いです。しっかりとした赤紫色。香りは苺やベリー系の香り。甘く強めに出ています。一口目。思ったよりボリュームがありました。タンニンと果実味が強く存在。また最初の方から果実味の強さからくる甘みも感じます。流石稲葉さん。このキャンティ、安くてとても美味しいワインです。ただ一つ、もう少し酸っぱくても良かった。これは私の混みによるところが多いのですが、ある程度酸味の存在がほしかったです。でもこの価格でこの味わい。そこまで要求する方が無理ってもんですね。この生産者では一番お安い価格帯のワインでこれです。上にはキャンティ・クラッシコやリゼルヴァがあるんです。これはかなり期待できますよ。リゼルヴァにいたっては税込価格２５５４円。とてもお安いです。週末はこの生産者の残り２アイテムを飲み比べてみようかな。楽しみです。■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□札幌は雪祭り真っ最中。ご来札されているお客様と地元民の出で立ちのギャップがとても面白いです。だって今日位の気温ですと、お昼ご飯を買いにスーツの上着すら着ないで歩いているの普通ですものね。かたやダウンジャケットでモコモコ。驚くってモノです。これから週末にかけて道路混むんだろうな。。。チトしんぱいです。

  2008.02.06

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  【晩酌報告】ウンブリア州　ポッジョ・ベルタイオ　クロヴェッロ

  寒いですがよいお天気の札幌でした。排雪も進んで配達しやすかったです。一昨日ヴィントナーズさんから頂戴しましたワインを味見・・・する予定でした。頂戴しましたのは本当は違うワイン。生産者は同じなのですが価格は倍くらい違います。もちろん飲んだのは頂いたのより高いヤツ。本当は頂いた方を味見しようと思ったのですが、棚の前で思わず美味しそうな方に手が行ってしまいました。おバカですね。。。もちろん頂きました方も後日ちゃんとご報告いたします。それでは絶品ウンブリア、ご覧下さい。ウンブリア州ポッジオ・ベルタイオクロヴェッロ　２００２年税込価格　７０９４円カベルネ・ソーヴィニヨン　５０％メルロー　５０％新樽フレンチバリック１２ヶ月熟成アルコール度数　１４．５度輸入　（株）ヴィントナーズガンベロ　２グラス見てください！良い色合いでしょ。もう真っ黒です。甘い香りが最初から全開です。ココアやチョコレート系の香りが強く上がっています。その中に下草やカベルネの青っぽい香り。温州ミカンのような、オレンジピールのような、柑橘系の香りも少しあります。樽の感じは最初からはっきり。全体的にボリューム満点です。一口目。酸味は結構あります。タンニンはほとんど感じません。溶けちゃっています。それよりなりより果実味。もう凝縮されていて、ドカーンとはじけるよう。濃厚ですね。でも凄いのはバランス感覚。これだけ濃くても崩れていないんです。アルコールも１４．５度ありますが、とても優しく感じられます。実に良くできている「濃い」ワイン。ビンテージは２００２年。近年ではイタリア最悪の年でした。その中でこの完成度。良く造り出せたモノです。時間とともにそのボリュームは増すばかり。樽の感じがより強くなってきます。甘みが前面に出てきて、もうイタリアワインのカテゴリーを飛び出しそう。とても美味しかったです。価格は決してお安くありません。まして超がつくオフビンテージ。でも安心してお勧めできる無いようでした。これは頂戴したお安い方も楽しみです。さっさと味見をしなければ！■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□肴。山盛りドリア。イモ星人用サラダ。これだけ濃いワインですと、ドリアでも負けてしまいそうでした。血の滴るビステッカなんて最高なんでしょうね。それともう一つ。日本ハム謹製、トマト色したウインナー。これ、赤ウインナーなんですが、かなり旨いです。魚肉を使っていないんです。豚と鶏のみ。ケーシングも羊の腸。イケますよ！どこでもあるような商品ではないのですが、見つけたら是非お試し下さい。（ファイターズの回し者より）カミさん、作るの面倒なドリア、ゴチでした。

  2008.02.04

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  【晩酌報告】トスカーナ州　フォルナチェッレ　グアルダ・ボスキ

  昨日までとは打って変わって良いお天気の札幌です。車の上に積もった雪も、太陽のおかげで溶けていました。さて昨晩はヴィントナーズさんから頂戴いたしました試飲用のワイン、１本目を飲みました。トスカーナ州フォルナチェッレグアルダ・ボスキ　２００４年税込価格　４９６６円メルロー　７０％カベルネ・フラン　３０％バリックでアルコール発酵、乳酸発酵。その後１５ヶ月間バリック熟成。生産量　５０００本輸入　（株）ヴィントナーズフォルナチェッレはスーパータスカンを生み出す心臓部と言って良いボルゲリ地区にあります。この生産者の長所は初めからこの地域に畑を持っていたこと。ボルゲリのワインが有名になる以前からです。実はこれがワインの価格に素晴らしい影響を与えています。現在ボルゲリ地区の葡萄畑はまさにワインバブル状態。土地の値段は高騰するばかりです。そんな状況ですので新しくボルゲリでワインを作るとなりますと、土地の購入費用だけで大変な投資となってしまいます。もちろんこのことはワインの最終価格に多大な影響を与えるのは考えるに容易いですよね。フォルナチェッレはボルゲリに昔から土地を持っていました。他の生産者でまねが出来ないような低価格を実現させているのは、このことが大きな理由なんです。納得しました。さて前置きは長くなりましたが、味見をご報告いたします。濃いです。ド紫って感じです。香りは甘～いサクランボや苺のよう。最初から強いです。メルローの割合が多いのですが、フラン独特の青臭さもしっかり感じ取れます少ししまして胡椒のような香辛料系の香りも加わりますます力強く。面白いのは樽香。初めのうちはほとんど存在を表に出してきません。あんなに樽の中にいたワインなのに不思議です。きっと葡萄自身のパワーが強いためでしょうね。一口目。インポーターさんの資料にもあるのですが、もう果実味が固まったあめ玉のような感じ。元気いっぱいの味わいです。ですが酸味が十分存在するおかげで果実味が暴走することはありません。バランスは取れています。そして此処でもフランの存在をハッキリ確認できます。ワインの葡萄を当てるのは上手な方ではない私ですが、このワインはその構成比まで当てられそう。メルローもフランも実に仲良くそしてきちんと主張しています。タンニンは最後の方までとても滑らか。余り感じないといった方がよいレベルです。３０分くらいしてからでしょうか。やっとバリックのニュアンスが出てきました。このくらいで生産者が目指したであろう味わいに到達したと思います。美味しいワインでした。この価格設定で行けるのが不思議なくらい。とても良いです。ただ褒めてだけいては酒屋の名が廃る！頂いたワインでも一つだけ欠点を。。。。おそらく長期の熟成は見込めないワインです。酸味が十分にありますので今後１０年以上は品質を保持しているとおもいます。でもタンニン。ちょっと少なめ。熟成させるからにはより美味しくなっていることを望みます。でもこの程度のタンニンですと、還元熟成による味の変化を見込むことは出来ません。このワインはこれから２，３年が飲み頃。今の溢れる果実味を楽しむのがベストなんだと思います。どちらにしましても価格値の味わいは最高でした。ヴィントナーズさん、ごちそうさまでした。肴。見てくれは悪いですがシャリアピンステーキです。タマネギでマリネしてから焼くアレですね。こうするとお肉がとても柔らかに。タマネギの甘みものって、大変美味しく食べられました。偶然ですがこの甘みとワインの果実味が抜群の相性でしたよ。マリネに使ったタマネギも焼いてみたのですが、こちらは何故か苦くなっちゃいました。ちなみにシャリアピンステーキ、実は和製なんですね。ロシアの声楽家シャリアピンさんが来日した際に帝国ホテル（だったっけ？）のシェフが考案したそうです。入れ歯の具合が悪いシャリアピンさんに柔らかいお肉を食べて貰うため考えたそうですよ。知りませんでした。カミさん、料理とブログネタ、どうもありがとう。

  2008.01.27

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  【晩酌報告】アブルッツォ州　バローネ・コルナッキア　モンテプルチアーノ・ダブルッツォ・レ・コステ

  久しぶりに青空の札幌でした。さて本日の晩酌報告、バローネ・コルナッキアの上位モンテプルチアーノです。アブルッツォ州バローネ・コルナッキアモンテプルチアーノ・ダブルッツォ・レ・コステ　２００２年税込価格　２１２８円モンテプルチアーノ　１００％５００リットルのオーク中樽（新樽無）で１４ヶ月間熟成。アルコール度数　１３度輸入　（株）稲葉ガンベロ　２グラスヴェロネッリ　２星先ず色合い。縁まで真っ黒です(^_^)グラデーションも何も有ったモンじゃありません。香りはベリー系の果実香がしっかりと立ち上がり、香辛料のニュアンスもあります。色から想像するとおりの強い香りです。問題（？）は味わい。これがどうしたことか実に繊細。か細いのではなく、バランスの良い適度な強さの酸味が味の柱になっています。そこにバランス良く肉付けされた果実味。タンニンも柔らかくのっかっています。口に含みますと力強いのですが無理がない味わい。良く造り込まれているのがわかるワインですね。中古の中樽熟成も功を奏していると思います。樽のニュアンスは味わいの奥の方に感じ取れる程度。ですがこの絶妙なバランスは樽熟成の成果だと思います。イヤイヤ美味しいモンテプルチアーノです。２００２年のビンテージとは思えない完成度。酸味からしますともう少しの間成長し続けるのは間違いありません。強い味わいのモンテプルチアーノが多い最近の状況でこの繊細さはお勧めですよ。肴。私は仕事が終わってから、だいたい２３時くらいに夕ご飯を食べています。この日もブログ更新が終わって自宅に上がっていきますと、テーブルに鍋がセットされていました。「お、何の鍋？」と聞きましたところ、「インチキブイヤベース」とのことでした。目の前でチャチャッと作ってくれたのですが、インチキにしてはなかなか旨かったです。この淡い味わいのお魚にもレ・コステは良く合いましたよ。カミさん、ゴチでございました。

  2008.01.21

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  【晩酌報告】トレンティーノ・アルド・アディジェ　マッダレーナ・グリエス・ラグレイン

  昨日は降りましたね。おかげで１日中バタバタでした。今回の晩酌報告はラグレイン。濃～いワインでした。トレンティーノ・アルト・アディジェ州カンティーナ・ボルツァーノサンタ・マッダレーナ・グリエス・ラグレイン　２００６年税込価格　１９１５円ラグレイン　１００％ステンレスタンクにて乳酸発酵まで行う。５０００リットルのオーク大樽で８ヶ月間熟成。アルコール度数　１３度輸入　（株）モトックス先ず色合い。濃いでしょ～。縁から中心まで真っ黒です。北部のワインとしては異質の色合いですよね。甘いサクランボのような香りがとても良く出ています。複雑性などはあまりありません。単純な構成ですが、そこがわかりやすく感じられます。味わいも同様に果実味満点。一口目から甘みがのっています。南部の良く熟した葡萄から作られるような、果実そのものを感じる甘みです。北のワインなのに良くココまで葡萄を作り込めたと感心してしまうくらい。時間が経つと果実感がどんどん膨らみます。中盤以降はうっすらと樽の感じも出てきて良い塩梅。トレンティーノのワインにこの言い方が適当かわかりませんが、とてもパワフルなワインでした。トレンティーノＡＡ州の生産者はほとんどが生産者組合の形式を取っています。有名なところではサン・ミケーレ・アッピアーノやカルダーロ・カルテルンなど。この形態が実に良く機能しているんです。小さな生産者では出来ないような大規模な投資など、組合を結成することはメリットが沢山。また多くの組合は厳しい品質基準を設けています。組合員の葡萄でも品質によっては買いたたかれる（？）ほど。それでいて品質あたりの価格は低く抑えられています。生産量を増やすのではなく品質を高めるための生産者組合。素晴らしいですね。何か北海道のこれらかを考えさせられるようです。肴。山盛りのファルファッレ。ソースはカミさんのお母さん特製トマトソース。時期に沢山仕込んで瓶詰めにして送ってくれるんです。プロに食べさせていただくような繊細さはありませんが、フレッシュなトマトの味が詰まっています。旨いですよ。カミさん、お母さん、ごちそうさまでした。

  2008.01.20

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  【晩酌報告】ピエモンテ州　フラテッリ・ジャコーザ・ピエモンテ・バルベーラ

  雪の中の配達は肩が凝りますね。さて、晩酌報告。今日はとても滑らかな味わいのバルベーラをご紹介いたします。ピエモンテ州フラテッリ・ジャコーザピエモンテ・バルベーラ　２００５年税込価格　１３９９円バルベーラ　１００％ステンレスタンク発酵大樽熟成６ヶ月間アルコール度数　１２度輸入　（有）フードライナーピエモンテのジャコーザと言えばブルーノ・ジャコーザが有名です。でも今回ご報告いたしますのはフラテッリ・ジャコーザ。別に親戚とかではないそうです。この二つの生産者、作っているワインのカテゴリーこそほとんど同じですが方向性は全く違います。ブルーノの方は、それはそれは高価で高品質で高評価！まさに３高（古）。それに比較しフラテッリは、廉価、高品質、高評価！！言うなれば庶民のための生産者ですね。その中でも今回はお安い価格帯のバルベーラを飲んでみました。先ず色合い。比較的薄く透明な赤紫。実はちょっと不安になるような薄さです。でも大丈夫。グラスに注いですぐ、この写真を撮っている時点で強いベリー系の香りが立ち上っていました。一口目。実に優しい味わいです。お安いバルベーラにありがちなカチッと輪郭を感じるような酸味はありません。穏やかで滑らかな酸味です。しっとりと舌の上を通っていき、滑るように喉を下りていきます。果実味とのバランスもバッチリでした。時間が経ってきてからは味わいのボリュームが増してきます。酸味は穏やかなままで果実味が強くなる感じ。最後まで変わらない優しさが、とても印象に残るワインでした。この日は味噌仕立てのモツ鍋と楽しみました。決して濃い味わいじゃない鍋にも邪魔をせず楽しめましたよ。和・洋問わず相性の良いワインだと思います。少し冷たくしても美味しいかもしれませんね。お勧めです。

  2008.01.18

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  【晩酌報告】ロンバルディア　カ・ディ・フラーラ　イル・ラーロ・ネロ

  ただ今札幌はでっかい牡丹雪。ワサワサ降っています。さて、飲みました、イル・ラーロ・ネロ。例のオールドビンテージで負けていただけに、最高に美味しく感じました。実際１０倍（？）は美味しかったかな。ロンバルディア州カ・ディ・フラーライル・ラーロ・ネロ　２００５年税込価格　３２９１円ピノ・ネロ　１００％１２ヶ月間バリック熟成アルコール度数　１４．５度輸入　（有）フードライナーグラスの底が透けて見える程度の綺麗なルビーレッド。ピノ・ネロらしい色合いです。開けてすぐの香りはベリー系の甘いタイプ。端からボリューム満点の強さ。これは期待できます！一口目。甘美と言って良いような果実感。樽熟に由来する木がロースとされた様なバニラのニュアンスもハッキリと感じ取れます。これに穏やかな酸味とタンニン。柔らかく滑らかに喉を通って行きました。かなりイケてるワインです。ただこの時点ではバランスに難あり。あまりにも素晴らしい果実味のため、それだけが際だっているように感じてしまいます。あ、美味しくないとかではないんですよ。おそらくこの味わいだけでも価格に値すると思います。でもこのあとの変化を考えますと、今の時点ではと言うことです。３０分もしますと、かなりバランスが良くなっていきます。香辛料系の味わいがプラスされ厚みが出てくる感じ。香りにもコーヒーだとかミントみたいな複雑性もでてきます。実にパワフルなワイン。それでいて滑らかさは最初と少しも変わりません。またしっかりとしたアルコール濃度を持っているにもかかわらず、それをほとんど感じさせません。自然と一本飲めてしまいました。このピノ・ネロはフランス・ピノ・ノワールのクローンだそうです。でも例えばブルゴーニュワインからは想像できない味わい。これぞイタリアン・ピノと言えるワインの１本だと思います。大変美味しいワインでしたよ。肴。行きつけ大丸地下のチーズ売り場でタレッジョのセールをやっていたそうです。もの凄くラッキー！おそらくいつもの半額くらいです。おまけに超食べ頃でした。ラップを開けますと重力に負けたチーズがトロリと溶け出します。か～～、タマラン。ワインがあっという間に空いてしまったのは、こいつのせいかもしれませんね。ワインと合わせる食べ物の重要性、再認識です。ごちそうさまでした。

  2008.01.06

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  【晩酌報告】誕生年ワイン、開けました

  この時間になって結構吹雪いてきた札幌です。本日仕事始めの皆様、お疲れ様です。体がなかなか仕事モードに移行せず、今いち調子が上がりませんよね。でも一年の計は仕事始めにあり（？）頑張っていきましょう（私も含めて）！！さて話は大晦日。私の生まれ年ワインを開けました。 レオヴィル・ラスカーズ　１９７０年イタリアワインでないところが少々気にかかりますが、飲むのを楽しみにしていました。 キャップシールをはがしますとこの状態。これはマズイです。このビンテージとしては綺麗な方なのでしょうが、私の抜栓技術で開けられるかな。。。 で、残念ながらカッコ悪い結果に。最初から観念してスクリューでコルクを突き抜けたのですが、それでも途中からおれてしまいました。難しいモノですね。 ４０年近い年を経た素晴らしい色合い。「よし来た！」と思ったのですが。。。本当は抜栓後すぐ飲むべきワインじゃありません。でも味わいの変化を知りたくで、開けてすぐから味見してみました。一口目。「え(?_?)」アルコール感もほとんど感じない、まるで色水のような味わい。もちろんワインらしさのかけらもありません。オールドビンテージってこんなモノなんですね。ここからどういった変化をしていくのか、この時点では期待大でした。でも、誠に残念。おそらくピークを過ぎていたみたいです。２時間経っても驚くような変化はなく、香り・味わいともにほんの少しボリュームアップする程度。豊かな香りと複雑な味わいにはほど遠い印象でした。決して保存状態が悪かったわけでもなさそうです。私はフランスワインに疎いモノで、７０年は余りよいビンテージじゃないのかな。次回は違う銘柄、出来ればイタリアモノで１９７０年を試してみようと思います。肴。ちょっと奮発。 激混みのマルイイマイ地下で購入した牛。これだけで５０００円以上しました。もちろんもっとお高いお肉がたくさんありましたが、私にはこれくらいが限界。それでも柔らかい肉質、溢れる肉汁が最高でしたよ。このくらいの贅沢、たまには良いですよね。カミさん、ごちそうさまでした。

  2008.01.04

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  【晩酌報告】トスカーナ州　トゥア・リータ　ペルラート・デル・ボスコ・ロッソ

  昨日とは変わって寒い一日でしたね。さて晩酌報告。トゥア・リータを飲みました。って言いましてもペルラート・デル・ボスコですけど。。。トスカーナ州ペルラート・デル・ボスコ・ロッソ　２００５年税込価格　４０８６円サンジョヴェーゼ　６５％カベルネ・ソーヴィニヨン　３５％バリック熟成アルコール度数　１３．５度輸入　（株）モトックス昨日は自分へのご褒美を兼ねてこのワインを開けました。もちろん若くて飲むには早すぎることを承知の上で。。。実際その通りの味わいでした。 色合いからしまして若いでしょ。真っ黒です。グラデーションなどほとんどありません。香り。ほんの最初の一嗅ぎ、「おろろ、イチゴ系の甘い香り、ちゃんとするじゃない！」。でも最初だけ。すぐに刺激的な香辛料系の香りに変化します。一口目。いや～、若い若い。口の中でタンニンがほとばしります。酸味はこの時点で中程度。果実感はほとんどありません。バランスはバラバラ状態。味わいの重心はどこにあるのか見当もつきません。１０分くらい経ちますと、今度は酸味が目立ってきます。もう酸っぱいくらいに。この先どういった変化をするのか、もの凄く心配になる変化です。その後２０分くらいかけて果実味らしき要素が少しずつ出てきます。だんだんワインとしての楽しめる感じになってきました。面白いのが酸味。他の味が出てきてバランスが取れてくるのではなく、酸味自体が引いていきます。先ほど感じた酸っぱさは全く無くなってしまうんです。あとはだんだんバランスが良くなり、１時間くらいでやっと美味しく飲めるようになります。わかっていましたが、やっぱり早すぎました。きっと２，３年もすれば美味しいんでしょうね。将来性は十分に感じられました。皆様ここは一つ、このワインを是非流しの下にでも放置しておいて下さい。（漬け物の横はマズイです・・・）忘れた頃に飲むとかなりイケると思います。最後にトゥア・リータさん、若いウチに開けたくせに文句ばかり言ってゴメンナサイ。今度良い塩梅になったヤツを皆様にご紹介いたしますのでご勘弁下！肴。 山盛りサラダ、ファルファッレのジェノヴェーゼソース、ローズマリーとニンニク味の鶏。ファルファッレは卵のみで捏ねたタイプ。パスタの味わいが濃くなって旨いです。ところでワインの肴にはショートパスタが好きです。マナー違反ですがスプーンですくいながらチビチビ食べる。これが肴にするときの好みの食べ方なんです。最後は冷めてしまうので作った人には申し訳ない状態に。。。でもペース良く口に入ってくるので、ワインがとても進むんですよね。申し訳ない状態になって大変恐縮ですが、カミさんゴチでした。ブログランキングに参加しています。応援のクリックをお待ちしています。

  2007.12.25

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  【晩酌報告】ヴェネト州　ルッジェーリ　プロセッコ

  今日も暖かな札幌です。晩酌報告。今回はスプマンテ。昨日のラ・フランスと一緒に飲んだのではなく、だいぶ前に飲んでご報告していなかったモノです。ヴェネト州ルッジェーリクアルテーゼ・プロセッコ・ヴァルドッビアデーネ・ブリュット　ＮＶ税込価格　２０４３円プロセッコ　９５％ヴェルティーゾ　３％ペレーラ　２％ステンレスタンクで３ヶ月間シュール・リを行ったあと、タンク内二次発酵。アルコール度数　１１．７度輸入　（株）モトックス少し緑色が入った黄色。レモンやグレープフルーツと言った果実系の香りです。ハチミツのような甘いニュアンスも感じられました。十分すぎるガス圧のおかげで、良好な泡立ちです。味わいは先ずフレッシュ。酸味が心地よいです。口当たりが滑らかなので、どんどん飲めてしまいます。時間が経ってきますと味わいに厚みが出てきます。でも、とてもスムーズ。このスプマンテはこのスムーズ感が身上ですね。プロセッコとしましては少しお高いワイン。でもこの内容を考えますと、お値段はうなずけます。美味しいですよ。肴。鶏の狩人風（筑前煮じゃアリマセン）、ピーマンサラダ、マフィン。マフィンって結構手軽に作れるんですね。パン替わりにイイ感じでした。カミさん、毎度です。さあ、今日も元気に配達してきます！ブログランキングに参加しています。励ましのクリックお待ちしています。

  2007.12.23

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  【晩酌報告】ピエモンテ州　ジャンニ・ヴォエルツィオ　ドルチェット・ダルバ・ロケッティヴィーノ

  今日は少し暖かかった札幌。道路の雪も溶け、運転しやすかったです。さてさて、今日の晩酌報告はジャンニ・ヴォエルツィオ。実は遺恨（？）を残しているワインなんです。ピエモンテ州ジャンニ・ヴォエルツィオドルチェット・ダルバ・ロケッティヴィーノ　２００２年税込価格　２５２０円ドルチェット　１００％アルコール度数　１２．５度輸入　（株）稲葉かの有名なジャンニ・ヴォエルツィオ。バローロはもの凄い高評価をうけています。そこで作っているドルチェット。今のビンテージを飲みますと素晴らしい果実味を楽しむことが出るワインです。先日、稲葉さんの試飲会でも大変美味しいワインを飲んできました。でも素晴らしいのはあくまで今のビンテージ。私の持っている０２は。。。。。ここのバローロは大変お高いので、最初にドルチェットから仕入れてみよう。そう思ったのが３年（２年？）前。早速オーダーしました。で、手元に来てみてビックリ。「うおぉ、酸っぱい」。明らかにバランスが崩れています。そりゃ２００２年、ピエモンテ州では大変な年でした。リリースできるだけでも素晴らしいです。でもこのドルチェットは残念ながら×でした。それからというもの、利益は関係なくことあるごとに味見しています。酸味は落ちついているだろうか？味は開いているだろうか？淡いかすかな期待を込めて栓を抜いています。前置きは長くなりましたが、味見レポートです。色合いはまだまだ濃い。紫から赤に変わっていく途中です。香りに関しましてはだんだん良くなっているのがわかります。ボリュームが出てきて、果実香が強くなっています。一口目。やっぱり酸っぱい。でも以前になかった旨味のような深みのような。変化は少しずつ出てきているようです。タンニンはほとんど感じません。酸っぱいですが、味わいはとても柔らか。１時間くらい経過。ここから以前にはなかった変化があります。甘い果実味が強くなり、「ちょっと酸味が強いね」程度にランクアップ。最後の方は結構美味しく飲めました。もしかしますとこの２００２年、素晴らしいポテンシャルなのかもしれません。あと１０年くらいしたら、今開けて味見したことを心から後悔するくらいに。ウン、次は来年の夏まで放っておこう。美味しくなってると良いな。肴。大好きなニンニク・ジャガイモとカンパチのカルパッチョ。ワインは酸っぱかったのですが、柔らかな味わいは食事の邪魔をしませんでした。逆に酸が強いと食欲が増すようです。この量、ほとんど一人で食べちゃいました。さすがにお腹いっぱいです。カミさん、ゴチです。ブログランキングに参加しています。応援クリックをお待ちしています。

  2007.12.20

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  【晩酌報告】アブルッツォ州　テッラ・ダリジ　モンテプルチアーノ・ダブルッツォ

  先ほどから深々と雪が降っています。いよいよ本格的な積雪でしょうか。。。。心配です。さて本日の晩酌報告は割れたワインに道連れにされたワイン。昨日書こうと思っていたご報告です。やっぱりモンテプルチアーノ、食べ合わせのストライクゾーンが広かったです。アブルッツォ州テッラ・ダリジモンテプルチアーノ・ダブルッツォ　２００４年税込価格　１３９９円モンテプルチアーノ　１００％スロヴェニア産大樽で１２ヶ月熟成アルコール度数　１３度輸入　（有）フードライナー良い色してますでしょ。若さ溢れる紫色です。香りはベリー系の甘い香りが上がっています。強さは十分。味わいは一瞬甘みを感じる程度の果実味、バランスの良い酸味。結構なボリュームで舌の上を通過していきました。時間とともにマイルドな口当たりに変化します。バランスは後の方がよりよくなってきますね。大樽ですが１２ヶ月の樽熟成をさせています。バランスの良さはこのおかげでしょうか。同じ価格帯のモンテプルチアーノですと、バローネ・コルナッキアが思い出されます。こちらの造りはとてもクラシカル。モダンなアリジと対照的です。でも、両方ともとても美味しい。好みや合わせるお食事でどちらかを選ぶと楽しいですね。肴。ワインを全く意識していません。ほうれん草のおひたしとお刺身丼。さすがモンテプルチアーノ、どちらとも喧嘩せずに美味しく食べられました。マグロや鮭は赤ワインに良く合う事が多いです。問題はおひたし。果実味が強いと醤油との相性がダメダメです。でもアリジのモンテプルチアーノは大丈夫でした。程よいバランスが功を奏しているんでしょうね。美味しかったです。でもこの肴だと本醸造の方が良かったな。。。。カミさんごちそうさまでした。ブログランキングに参加しています。励ましのクリックお待ちしています。

  2007.12.13

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  【晩酌報告】シチリア州　ヴァッレ・デラ・カーテ　チェラスオーロ

  お昼間は日の光が暖かく感じられました。昨晩は例の道連れワインを早速味見しました。シチリア州ヴァッレ・デラカーテチェラスオーロ・ディ・ヴィットーリア　２００３年税込価格　１７６４円フラッパート、ネロ・ダーヴォラステンレスタンク発酵バリック熟成（新樽比率不明）アルコール度数　１３．５度輸入　岩田醸造株式会社写真を見てわかりますか？エチケッタの白いところ、ピンク色になっています(T_T)まず色合い。オレンジが混ざった透明感のある赤色。ネロ・ダヴォラの割合が多いにもかかわらず、グラスの縁は透けて見えます。これは良い熟成を期待できそうですね。実際４年目です。長熟タイプを目指しているワインではありませんから、飲み頃のヤマを迎えてもおかしくありません。香り。甘い良く熟したベリーの香り。しっかり感じますが、柔らかく鼻腔を通っていきます。イヤイヤ実によい感じ。どれどれと一口目。うん、香りに勝るくらい柔らかな飲み心地。決して薄い味ではないんです。飲み口はしっかりしてるんですよ。最初から果実味も十分出ていますし。でも角がないと言いますか、自然に喉を通っていく感じ。良い熟成が進んでいる証拠ですね。ネロ・ダヴォラの味わいと言いますとインク臭い、ペトロ、鉛筆の芯などにたとえられます。若い時分はこのワインもそうでした。確か昨年の秋に岩田醸造さんが開いてくれた試飲会では、そのような味だった記憶があります。でもまさに今、飲むべき最高のタイミングを迎えているんでしょうね。おそらく皆さんが想像するネロ・ダヴォラの味わいは簡単に超えていると思います。実はこんなに良くなっているとは思っていませんでした。以前の味を知っていたので、わざわざ飲もうとは思いませんものね。そういった意味ではこのアクシデント、ラッキーだったかもしれません。もうそろそろ２００４年にビンテージ変更となりそうです。是非皆様にはこの２００３年を飲んでいただきたいです。肴。ワインを飲む予定ではありませんでしたので、夕食は難しい取り合わせになっちゃいました。トトリの家庭用冷麺セット。もちろんキムチ付き。トトリの冷麺は家庭で作っても結構美味しく食べられます。キムチも美味しそうでしょ！これと韓国焼酎なんか最高に合うんでしょうね。でもチェラスオーロとでは。。。。一応報告します。トマト　○キュウリ　○肉　◎冷麺　×　トトリのスープは砂糖甘いからちょっと合いませんでした。キムチ　？　キムチの味が強すぎて、一緒に口に入れてもキムチの味しかしません。当たり前の結果でした。チェラスオーロはあと１本被害に遭いました。被害者はもう１種類あります。今晩はそちらを味見。もちろん肴はワインを意識していません。果たして相性はいかに！乞うご期待です。ブログランキングに参加しています。励ましのクリックお待ちしています。

  2007.12.11

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  【晩酌報告】トスカーナ州　チェラルティ　シーレ　２００６

  毎日寒いですね。でもこの自治としては暖かいのでしょうか。雪も少ないですし。さて昨日は忙しさのあまりブログをサボってしまいました。でもしっかり（？）晩酌しましたのでご報告いたします。トスカーナ州チェラルティシーレ・ボルゲリ・ロッソ　２００６年税込価格　２３８３円カベルネ・ソーヴィニヨン　７０％メルロー　３０％ステンレスタンク発酵・熟成アルコール度数　１３度色合いは濃いめのムラサキ。若さを感じます。抜いてすぐのコルクのニオイはとても甘く感じられました。「あれ、樽熟してたっけ？」くらいバニラ香。期待がふくらみます。実際のワインはイタリアらしからぬ香りがしてました。最初はオレンジピールの香りが強く上がっています。イタリアワインでは余り感じたことのない香りです。私が普段カベルネ系のワインを余り飲まないせいでしょうか。とても新鮮に感じます。少し時間が経ってきますとスミレのようなピーマンのような、カベルネとわかる特徴的な香りで満たされます。一口目はとても優しい。柔らかく穏やかなあじわいです。さてこのあとどうなるか。開いてくることを予想してのみ進めますと、残念ながら１度凹みます。１５分くらいまで凹み続けてしまうんです。原因は苦み。他の味わいが開く前に、苦みだけ先に出てきてしまいます。３０分くらい待ってみました。やっと実力を出してきましたでしょうか。香りは強くなり味わいのバランスが良くなってきます。飲み口はオイリーな感じに変化。茎っぽい味わいが出てきました。苦みも落ち着いてこれなら安心。価格あたりの味わいは十分だと思います。先ほども書きましたが、ボルゲリのカベルネ系は久しぶりです。あ、カベルネがキライとかではないんです。でもイタリアのカベルネ、特にボルゲリは少々お高いのが多くて。。。。飲みたくても普段からそんなに飲めないですものね。昨日は疲れた体にご褒美のつもりで開けました。お高いボルゲリ・カベルネが多い中、この価格はお手頃と言っていいですよね。お勧めです。で、肴。お勧め、ニンニク・ショウガ風味のカルパッチョ。ナスのグラタン（ラザニアみたいになってました）。ＶＩＴＡさんで差し入れていただきましたフォカッチャ。このワイン、食べ合わせに気を遣わなければなりません。昨日のメニュでは、合うのと合わないのがハッキリしました。生魚。全く×です。結構オイルを入れているのですが、ワインの苦みばかり強調されてしまいます。今回苦みを多く感じたのは、カルパッチョの食べ合わせが原因かもしれません。ナスのグラタン。トマトソースがタップリ入っていました。これとワインの相性は最高。食べて飲んで食べて飲んで食べて・・・・。お互いをより美味しく感じさせているみたいでしたよ。食べ合わせる相方でワインの味が全く違う。基本的なことを実感させられました。カミさん、越後マダム（フォカッチャはマダム特製）、ごちそうさまでした。ブログランキングに参加しています。応援クリックをお待ちしています。

  2007.12.09

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  【晩酌報告】ウチの看板、ラリナムが衣替えです

  今日も寒い一日になりそうです。さて昨晩はラリナムの新旧ビンテージを飲み比べました。向かって左が新ビンテージ、２００６年です。アブルッツォ州カルドーララリナム・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ　２００６年税込価格　１０２１円モンテプルチアーノ　１００％アルコール度数　１３度輸入者　株式会社モトックスラリナムは、ウチの看板モンテプルチアーノと言っていいくらい。このカテゴリーのワインでは一番売れています。そのラリナムが、ビンテージ変更に伴い顔も中身も大きく衣替え。箱を開けてみてビックリでした。右側が２００５年。瓶はおそらくお安い部類の軽いタイプです。それに比べ２００６年はヘビーボトル。倍くらいの重さがあります。ラベルも上品です。お金かけてますね。でもコルクは同じ樹脂製でした。。。顔以上に変わったのは中身。写真じゃちょっとわかりにくいですが、色合いから全く違います。０５（右）はルビーレッド、０６（左）はすみれ色。濃度は同じくらい、とても濃いです。香り。０５はプラムのような熟した甘い香り。樽香もハッキリとわかります。０６はまず香辛料やハーブの香り、果実味はその後に出てきます。樽のニュアンスはほとんどありません。ボリュームは０６の方があります。これはリリースしたてだからかもしれません。味。０５は甘い果実味が味の柱となっています。こなれていて滑らかな感じ。０６はガシッとした味わい。ドライな口当たりで、全体的な味のボリュームはこちらの方があります。比較しますと、、、果実味　　　０６　＜　０５酸味　　　　０６　≒　０５渋み　　　　０６　＞　０５樽香　　　　０６　＜　０５ボリューム　０６　＞　０５こう書きますと０５の方が良さそうに見えます。確かに果実味だけ見ますと、０６は０５より少しおとなしいワイン。でも味わいのバランスは０６に軍配が上がりそうです。ワイン単体で飲むのでしたら０５、お食事と一緒にですと０６が良いと思います。この辺は好みの問題になってしまいそうですが、あまり果実味が強いと、お料理との相性は良くありませんものね。実はビンテージ変更にかかり、インポーターさんから事前に味わいの変化が著しいと連絡がありました。皆様に沢山使っていただいているワインだけに、少々心配していたんです。味わいの変化は確かに著しいです。名前だけ同じで中身は違うワインと思えるくらい。でも安心しました。方向性こそ違いますが、美味しいワインが新入荷したのと同じことです。これなら自信を持ってご紹介できます。ちなみに０５は２本残っていたところ私が１本飲んでしまいました。残り１本です。肴。ミラノ風カツレツとクレアおばさんのパンプキンクリームシチュー。以前ハンバーグ以外のお肉とリクエストしておりましたら、今日はカツレツでした。チーズのきいた衣は美味しいですよね。あと見てくれはイマイチですが、かぼちゃシチューも旨かったです。この取り合わせで０５と０６を比べました。０５だと肉は良かったのですがシチューはちょっと合いませんでした。０６は相性バッチリでしたよ。カミさん、ゴチでございました。ブログランキングに参加しています。応援クリックをお待ちしています。

  2007.12.02

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  【晩酌報告】旨いスプマンテ発見　トレンティーノ　ロターリ

  日中はとても暖かかった札幌です。でも明日からまた寒いみたい。さて、本日は美味しいスプマンテを見つけましたのでご紹介いたします。トレンティーノ・アルト・アディジェ州カンティーナ・ロターリロターリ・アルテ・イタリアーナ・キュヴェ２８　ＮＶ税込価格　２７２４円シャルドネ　９０％ピノ・ネロ　１０％メトード・クラッシコ（瓶内二次発酵）２８ヶ月間瓶熟アルコール度数　１２．５度輸入者　株式会社稲葉見てくださいこの綺麗な泡！グラスの底から幾筋もの泡が見事に立ち上がっています。とても状態のよいスプマンテです。香りはレモンのような柑橘系の香り。シャルドネの特徴が良く出ています。とてもフレッシュな印象。一口目。優しい口当たりです。酸味のでかたが実にイイ感じ。リンゴのようなニュアンスもあります。後味はとても爽やか。余計な味わいが残るようなことが無く、すっきりとしています。飲み進めますと。。。だんだん味わいに厚みが加わってきます。ナッツ系の香りが出てくるのは、１０％のピノ・ネロが効いているみたい。余韻も最初より長め。香りがいつまでも鼻腔に残ります。このスプマンテ、実に旨いですね！一番素晴らしいのは、時間が経って開いてきたあとでも余韻の爽やかさが変わらないところ。最後まですっきりと飲み干せました。でも、すっきりとしていますが薄い味わいとかではなく輪郭はしっかりしています。きっとシャルドネだけだと少し物足りないところに、ピノ・ネロが上手いことかみ合っているんだと思います。２８ヶ月の瓶熟はこの二つの葡萄を結びつけるのに十分な時間なんですね。実はこのスプマンテ、フェッラーリのかわりを探している時に見つけました。すっきり系のスプマンテではフェッラーリがダントツ人気です。ですが残念なことに、フェッラーリは最近の事情により少々値上がり。まだまだ値段以上の味わいは確保していると思いますが、もう少しお安いラインで同じような味わいがあれば良いなと考えていました。ロターリは探していた価格と味わいにとてもマッチしています。今の時点ではあまり知られていない生産者ですが、これから目にする機会が多いんじゃないでしょうか。お勧めです。肴。ドミソースのハンバーグと茹で野菜山盛り。今回のスプマンテ、この野菜にも良く合いました。もちろんハンバーグは最高でしたよ。おそらくあの酸味の感じですと和食にも良いですね。スプマンテは和食に合いやすいのですが、今回のは特に良く合うと思います。味がしっかりとしているスプマンテは繊細な味のお料理にはバランスが取れません。でもロターリはほどほどの厚みと上手な酸味。相性はバッチリだと思います。タラチリなどのポン酢で食べるタイプの鍋なんか最高でしょうね。お勧めです。ところで娘よ、父はハンバーグ以外のお肉料理も食べたいです。今度お母さんにリクエストする際には、是非ハンバーグ以外の肉料理にしてくれ。。。ブログランキングに参加しています。応援クリック、心よりお待ちしております。

  2007.11.26

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  【晩酌報告】安旨ワインはやっぱりファルネーゼ！　ロッソレアーレ

  昨日までが寒かったせいか、今日は暖かく感じた1日でした。暖かいと言いましても最高気温４度程度なんですがね。日本に輸出しているイタリアワイン生産者のうち、おそらく最もコストパフォーマンスに優れているであろうファルネーゼ。言い過ぎじゃありませんよね。そのファルネーゼの赤ワインの中でも、日本で一番お安く手に入るワインを飲んでみました。ご報告いたします。アブルッツォ州ファルネーゼテッレ・ディ・キエティ・ロッソレアーレ　２００５年税込価格　９３６円サンジョヴェーゼ　１００％輸入者　株式会社　稲葉このお値段にしましては、集成ですがちゃんとしたコルクを使っています。で、見てくださいこの色合い。とても濃いです。よくここまで濃度を出せるものですね。香りも色に負けていないくらいパワフル。イチゴみたいな甘いベリー系の香りが、グングンわき上がってきます。抜栓してグラスに注ぎ、液面の写真を撮っている時点でアクセル全開です。飲み口。最初はドライな口当たり。でも本当にほんの一口目だけです。その後は果実感が溢れ出るフレッシュな味わいに変化。同時にサンジョヴェーゼ由来の酸味を、バランスが取れている範囲でしっかり感じ取ることができます。タンニンはあまりありません。流石ファルネーゼです。ありがちな果実味だけのリーズナブルワインなんて作りません。赤ワインを楽しむために必要な酸味を、この価格帯で見事に作り出しています。バランスの取れた酸味はワインの味わいをとても滑らかにします。そして一緒に食べるお料理の味を引き立てる、実に大切な味の要素。ロッソレアーレはこの条件を十分満たしているワインでした。１０００円以下でこの味わい。ましてサンジョヴェーゼは和食に合いやすい（私の持論）品種です。是非日常のお食事に合わせるワインとしてお使い下さい。肴はこれ。牛肉ニンニクチャーハン。旨そうでしょ。ニンニクをタップリきかせて薄切り牛肉を炒め、ご飯を入れて塩胡椒。大葉も少し効かせてあります。これだけでかなり美味しいです。赤ワインが進む進む。レシピはかなり適当らしいです。でもよほどのことがない限り、適当に作っても美味しいと思います。皆様もお試し下さい。カミさん、ごちそうさまでした。ブログランキングに参加しています。応援クリック、心よりお待ちしております。

  2007.11.24

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  【晩酌報告】トレンティーノＡＡ　ヴィヴァッリス　トレンティーノ・ロッソ

  イヤ～寒いですね。今日もずっと雪がちらついています。さて晩酌報告、トレンティーノの美味しいワインをご紹介いたします。トレンティーノ・アルト・アディジェ州ヴィヴァッリス（ＳＡＶ）トレンティーノ・ロッソ　２００２年税込価格　１５０９円カベルネ・ソーヴィニヨン　６０％メルロー　４０％バリック（新樽率不明）２４ヶ月熟成アルコール度数　１３度輸入者　株式会社オーバーシーズVinArteトレンティーノでもっとも古くから存在している協同組合ＳＡＶ。そこで作られるワインのうち、上位のラインに着けられた銘柄がヴィヴァッリスです。ここのワインはお安いのにとても美味しい。今回飲んだワインも、イイ感じでした。濃い紫色。グラスの中心はほとんど黒色。濃密な味と香りが想像されます。栓を抜いて注ぎ、この写真を撮っている端から強く香りが上がっています。ベリー系の香り、茎っぽいニュアンス、土や下草のような香り。まさにカベ・ソー＆メルローの教科書になりそうな香りです。そして樽由来のバニラ香。全ての香りが「ブワァ～」っと広がります。一口目。と言いますより最初の１０分くらい。僅かですが酸味のバランスが崩れます。要するに「ちょっと酸っぱいか？」。十分な果実味があるので飲めるのですが気になりますね。でも大丈夫。１０分を過ぎたあたりから最初に感じた不安はありません。酸味は落ち着きバランスバッチリ。香りはどんどん強くなっていますし、とても良い飲み口になります。よく北部のカベルネにありがちなあの青臭さ。特に低価格のワインですと顕著に出てるのがあります。ヴィヴァッリスはその心配もありません。３０分くらいからは甘みすら出てきます。このワイン、ブラインドで産地を当てる自信全くありません。「トスカーナのカベルネ・メルロー！」って言いそうです。この出来は樽熟成のおかげなんでしょうかね。ヴィンテージは２００２年、トレンティーノにとって試練の年だったはずです。そこでこれだけパワフルなワインを作り出す技術。お安い価格設定も含めまして、素晴らしいワインだと思います。私はサンジョヴェーゼなどのイタリア系葡萄が好み。でも、たまには国際品種も美味しいなと思いました。皆様もいかがですか。つまみタンドリーチキン。以前カミさんに作ってもらって美味しかったので、また作ってもらいました。実はこのお料理、美味しいのですが欠点があります。本来オーブンで焼くと表面のカリカリ具合が最高なのですが、いかんせん部屋中インドにいるような香りが充満してしまいます。おまけになかなか抜けてくれません。その反省を生かし今回はフライパンで焼いたそうです。表面のカリカリ感こそありませんが、これはこれでお手軽に楽しめて良いですね。スパイシーですが辛いわけではありませんのでワインに最高です。カミさん、ゴチでした。ブログランキングに参加しています。応援クリックお待ちしています。

  2007.11.18

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  【晩酌報告】トスカーナ州　カステッロ・デル・トレッビオ　キャンティ

  寒い日が続きます。でも今日は幾分昨日より暖かかったでしょうか。さて本日はノーマルキャンティを晩酌いたしましたので報告いたします。クラッシコ地区でなくてもイケてるのはたくさんあるんですよ。（写真ボケててすいません(>_

  2007.11.16

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  【みんなで晩酌報告】目からウロコ国産ワイン　やっぱりアマは凄い！

  今日も良いお天気の札幌です。さて昨日はブログをおサボりして、トラットリア・テルツィーナさんでワインを飲んで参りました。それも激うまのヤツ。参加メンバーも素敵な皆様です。いつもこのブログに書き込みいただいていますアマさま、ヤックリュさま、キャンティファームさま。キャンティーファーム様はご家族でご参加いただきました。もちろんしゃべり倒してきましたよ。今回は最初に道産ワイン、月浦と十勝のスペシャルキュヴェを飲みました。月浦は怖いもの見たさの試しのみです。１９９７年、２０００年。このほかに２００１年もありました。結論から言いますと、ランシオ香の教科書と言いますか。。。まあ、ワインとしては寿命を向かえていました。９７は全くだめ。００はグラス１杯（ガンバッテ）飲めました。０１はギリギリワインとしての体裁を持っていましたでしょうか。ヤックリュさまが月浦ワインにお詳しく色々お話をお聞きしました。０４くらいになると出来が段違いに良くなっているとのこと。次回ちゃんとしたのを飲んでみようと思います。それで驚きの美味しさだったのはこちらのワイン。シャトー十勝スペシャル１９９１まずもって状態がよいことに驚き！１５年以上前の道産ワインですよ。私の持っていたイメージが変わりました。十勝ワインの事はアマさま。十勝ワインソムリエ（でしたっけ？）の資格をお持ちです。それで飲み方等教えていただきました。本来、抜栓後数時間経ってからが飲み頃とのこと。実際開けてすぐは「うん、（ワインの状態は）いいですね」程度の感想。でも時間が経つにつれ、まさに蕾が花咲くように開いていきました。最後の方は香りと言い味わいと言い、まさに目からウロコ。旨かったです。お食事は相変わらず最高でした。鮭とジャガイモのピッツァ。少し塩をきかせた鮭がアクセントになり、ジャガイモの甘さと相まって丁度良い感じ。う～ん、北海道を感じるピッツァです。パンチェッタのトマトソーススパゲティ。このスパゲティ、パンチェッタの脂で結構しっかりとした味わい。でもしつこさとかくどさとか全くないんです。きっとトマトソースの酸味が全体のバランスを取っているんでしょうね。旨いです。三元豚のスペアリブ煮込み。見るからにアレでしょ～。お肉のトロとろさでほっぺもトロトロ。「おーい、ワインはないのか」状態でした(^_^)そんなところに支配人の宇野さんからお勧めいただきましたのがこれ。カステッロ・ディ・アマ・イル・チウソ　２００１ピノ・ノワール１００％です。流石アマ。ビンテージもここ最近では最高の年。言うことありませんでした。宇野さん曰く、仕入れた当初は「えええっ(-_-;)」な出来だったんですって。やっぱり年を経るというのは素晴らしいことです。総勢５人でやっつけたワイン達です。書きましたほかに国産の白２本と、サン・ジュスト・ア・レンテンナーノ・キャンティ・クラッシコ。これは痛風にもなるってモンですね。とても楽しいひとときでした。実は今回、このブログの初オフ会の「練習」でした。今度は事前にオープンな形でご参加を募りまして、盛大に開催できればと考えています。その際には皆様是非ご参加下さい。あ～、楽しかった！ご参加下さいました皆様のブログです。昨日のこと、書いているかな？アマさま　イタリアと北海道のワイン帳ヤックリュさま　おっさんの食べ飲み日記キャンティファームさま　Ｎ４３の家庭菜園トラットリア・ピッツェリア・テルツィーナ札幌市中央区北2条東4　サッポロファクトリーレンガ館1FTEL　011-221-3314　　　FAX　011-221-3319AM11：30～PM2：30(L,O)　　PM5：00～PM9：30(L,O)ブログランキングに参加しています。応援クリックをお待ちしています。

  2007.11.09

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