グローバル・インベスター
なにかいい言葉の響きですね。ミカオさんもブログのトップにご自身のことをこう呼んでいますが、海外の株もやられているので内容が伴っています。私も一応、日本とアメリカで投資をしているのですが、どちらかというと、どちらも距離は離れていますが、自分にとってはグローバル、というより、ローカル、というところに限定していました。今年に入って、フロリダ、そして今回のテキサス、ということで、自分が住むジョージア州以外にも目を向けだしたところですが、まだ「グローバル」というところまで言っていません。もと居た会社で、スローガン的に「Think Global, Act Local!」という言葉がはやったことがありました。世界的な視野を持って考えよう! そして、それを踏まえて身近なことに取り組もう! と言ったようなニュアンスだったと記憶しています。不動産投資に限らず、投資の世界では特に、この"Think Global"という部分は大切だな、とつくづく感じます。いまや世界は、政治的には国境というものはあっても、経済的にはすでに一体化しており、単に一国の情勢だけを考えていればそれで済む、という時代ではなくなっています。その国、その国によって違う諸条件は、その法律から地勢から含めて、国内で、都心と地方を考える際の違いと規模こそ違え、基本的な考え方は似たり寄ったりのような気がします。そうした時に、ふとあるところから、「米国以外」の投資の話が持ちかけられました。もちろん日本でもありません。株にしてもファンドにしても、日本と米国以外はやったことがないのですが、ふと、この現在の世界を"Think Global"した時に、はたして日本と米国での投資というものがどういう位置づけになるのだろうか、と考えてしまいました。もしかしたら、ジョージア州にいながらフロリダやテキサスに投資をするのも、全く違う国に投資をするのも、基本的な要件は同じなのかもしれません。であれば、なぜ検討もしないうちに初めから腰が引けるのか、ということになります。「難しくてできない、ということはこの世の中にはない。あるのは、始めないから難しい、とい事実があるだけ」という言葉がありますが、始めてしまえば、当然リスク回避の手段も方法も異なるのでしょうが、本質的には同じで、なんだ、こんなものか、ということかもしれません。ひとつ、日本とアメリカでの投資がひと段落したら、「視野を世界に広げる」ということを次の目標としてもいいかも知れません。目指すは、税金逃れのためのPerpetual Traveler(永遠の旅行者:PT:普通、国籍を持たず、どこにも税金を払わない人を指す)ではなく、しっかりと税金も払いながら(当然、節税はしますが・・笑)、ハワイを含めて、世界に活動拠点を持つ、という夢を持ったPT!というのも悪くない考えですね。