日東紡音響エンジニアリング(NOE)に測ってもらう(その2)
じゃじゃんこれがリスニングポイント(地上1.1m)にマイクを立て測定していただいた、我が家のノーマルなLR特性です。Pass labs Rushmore正面までは3.5mといったところ。リボンツィーターの指向性を考えて、耳やや後で焦点を結ぶようなセッティングになっていました。Rushmoreは天板が表現しにくい形なので、横後壁からの距離は示しにくいのですが(予めメモはした)、左サイドはフロントバッフル左端から左壁までは0.89m、リアバッフル右端から後壁までは0.66mというところでしょうか。同様に右サイドは0.85m、0.66m。その他の条件(床上にQRD Skylineがあるとか、センターに反射板を置いているとか、背面のアッテネータとか)もいつも通りです。 そうそう、レーザー距離計を買ったので、部屋の広さもきちんとわかるようになりました。5.37×5.98×3.48mがこの部屋の大体の広さ。レーザー距離計で測って尚大体なのは、半地下部分がやや内側にせり出しているのと、室内階段があるからです。容積的には111.75立方mくらいなので、オーディオするには理想的? 上記写真はその空間でのLR特性(1ch)です。Accuphase DG-28と違って、えらく短時間に計れるのね。さすが業務用騒音計^^この特性、山下さん@日東紡曰く、「とてもよござんす」だそう。確かに大荒れもなく、20Hzまで良く伸びています。今までDG-28やDG-48でも測ってきたけど、なんつうか業務用は信頼感が違うなぁ(爆 実はDG-28やDG-48のマイク位置とは10cmくらい後ろ、高さを10cm上にしているので、微妙に違うんですけどね。 具体的に低域特性を書けば、 12.5Hz, 12.7dB16.0Hz, 28.0dB20.0Hz, 43.1dB25.0Hz, 55.5dB31.5Hz, 54.8dB40.0Hz, 48.6dB50.0Hz, 54.3dB63.0Hz, 51.7dB80.0Hz, 52.6dB100.0Hz, 52.3dB125.0Hz, 49.4dB160.0Hz, 54.0dB200.0Hz, 53.1dB なので、自分の耳の感度はさておくとして、低域に破綻がないのはマニアとして気分は悪くないですね。せっかく作った部屋<Audio Barn>だもの。もっとも感度を考えれば、もう少し山があり、右下がりの方がフラットに聞こえるとは思います。(続く)