びーぐる邸、年始のご挨拶
多くの百貨店、量販店では1/2から新春のセールが始まりました。ワタシもいそいそと、初ITOCIAに出かけ、アルフレッドバニスターの靴2足とディーゼルでトートバッグを購入しました。靴は恒例だからいいとして、バッグなんて久しぶりです。服飾品にはそれなりのお金をかけているワタシですが、どうも画竜点睛を欠くところがありまして(大げさ?)、ここ数年ちょっとした外出には、とある学会でもらった無料手提げバッグを使っていました(爆 その隙間を埋めるディーゼルのバッグ。6000円くらいなのにねぇ。一事が万事、そんな感じです。だからオーディオでも、全てを突き詰める人を、画竜点睛をすごいと思うわけです。例えばびーぐるさん。あの妥協を知らぬ態度はどこからくるものかと、感心するわけですよ。ご当人としては現状のシステム/環境にふがいない点が多々あるのだと思いますが、そもそもワタシとは「諦める」「我慢できない」範囲が違うようです。もちろんワタシの方が諦めるのが早くて、我慢できない範囲が広い。ま、生きている上では幸せの閾値が広いともいえますが。前も書いたとおり、ワタシが知る中で実家から一番近いヘヴィなマニアがびーぐるさんであり、帰省の際に家族で年始のご挨拶に立ち寄りました。本年もオーディオに限らず、熱帯魚でもお世話になることでしょう。多くの来訪者はここを訪れると、お手持ちのディスクを何枚も聴かせてもらって、自分のディスクを聴かせてもらって、その音を褒め称えると思います。ワタシ達は15時におじゃまして、19時前までの4時間を雑談&小騒動。さすがに聴かず帰りはもったいないと、オルケストラ・ド・コントラバス“ベース,ベース,ベース,ベース,ベース&ベース”と山下達郎“ペイパー・ドール”と寺尾聰“出航(さすらい) ”だけ聴かせていただきました。乳児がいれば、こんなものです。よそにおじゃましても自宅でも。Anat Reference Professionalの陰で授乳する ワタシにとってびーぐるさんの音の最大に良いところは、極微細だとか、レンジが広いとか、低音が締まりきっているとか、立体的だとかいうことではなくて、「記憶に残る」ことで、こういうお宅はほとんどない。その意味で言えば、上記3曲は聴き慣れたソフトでもありますしも、たった3曲であっても脳裏に染みつきました。さぁ、この音をふまえて、家に帰って年末の続きを続きをすることにしましょう。