枕木を買う
庭用に一番かっこいい素材はブロックでもなくレンガでもなく,枕木ではないでしょうか。本来は線路用の枕木を指しますが,ニーズの多い昨今は大きなウッドブロックをタール加工して枕木と称して売られていることも多いようです。これはなんちゃって枕木。本物の枕木となんちゃって枕木は,色つやが違います。いい塩梅の劣化具合が異なり,素人が見ても一目瞭然です。本物の方がよい。ただし,よいものは高く,本物の方が50%くらい割高となります。値段は600×200×70mmのなんちゃって枕木で1,000円ちょっと。本物で1,600円くらいでしょうか。(もっと長い枕木の方が一般的。その場合は金額差がもっと大きい)一二本ならばこの金額差が大した差にはならないのですが,枕木は本数が必要な場合が多いため,あっという間に数万円差になります。外構は人目に付くため数万円に目をつぶるのもありかもしれませんし,外観はその家の格を示すので,あまり安っぽいことはしない方がいいのも事実。家を建てたときはここら辺の感覚が欠如していました。内装にお金を使ってしまいました。今なら外観に最もお金を使いたいと思いますw 内面を磨くより外見に気を配れ!さてさて。枕木利用はプロをして賛否あるようです。最大の理由はメンテナンスが必要なことです。木は必ず崩れて(腐って)いきますし,シロアリがつかないとも限らない。長期メンテナンスを問われるエクステリア業者が避けたがるのもわからんではありません。耐久性のある代用のFRPやコンクリートのイミテーション製品の方がよいのでしょう。
ただ「木」とFRPやコンクリートの差に,人間は一目見て気づいてしまいます。これがなんちゃって枕木にも劣るから始末が悪い。しかもイミテーション製品はなんちゃって枕木より高価なことが多く,そこそこいい値段がします。悩みに悩んで「なんちゃって枕木」(600×200×70mm)を10本買ってきました。悩んでなんちゃってかよ?と自問したくなるものの,なんちゃってにも種類がいくつもありまして,数軒のDIYショップを回って一番良さそうなもの(本当にいいかどうかはわからない)をピックアップしたつもりです。これを日当たりの良い場所限定で,通路用に使う予定。日当たりの悪い湿気た場所ではだめでしょうね。