アンカー 第三回 今野敏(小説すばる6月号)
小説すばる 2016年6月号アンカー 「スクープ」シリーズ 第三回 今野敏町田大学生刺殺事件から十年。世間では事件は風化していく。だが、遺族たちは忘れることはできないのだ。(小説すばるより転載)黒田と谷口が遺族の福原一彦、翔子に会いに行く。ついでに布施が何を聞いたかを聞く黒田。これ逆ですよね・・・。テレビの記者の布施が、遺族に警察の動きを聞くのが普通。記者の布施の動きが気になって仕方ない黒田。我慢できずに布施に電話する黒田(笑)まあ、それほど布施ちゃんが鋭い嗅覚を持っていると言うことなんでしょうけど、非常に可笑しいです。それにしても事件は全く「見え」ませんね。布施ちゃんは何が気になったのでしょうか?もっとたくさん読みたいなあ。もう少し書いてほしいです。