アポロンの嘲笑 第一回 中山七里(小説すばる5月号)
小説すばる 2013年5月号アポロンの嘲笑 第一回 中山七里東日本大震災後の混乱。その最中に起きた殺人事件が全ての始まりだった・・・。予測不能のサスペンス・ミステリ、開幕!(小説すばるより転載)オオッ!大型連載です!「さようならドビュッシー」の中山七里さんの連載第1回です。あの3.11の東日本大震災後の3月16日、福島県石川郡平田村で殺人事件が発生。容疑者・加瀬邦彦は現場で押さえられていた。石川警察署から、仁科係長が城田刑事を伴って現場に行くが、なんと容疑者に逃げられてしまう・・・。震災後の混乱で人手不足の警察署。別に油断をしていたわけではないですが、容疑者に逃げられたのは失態です。さて、仁科係長はどうする?という話で、所轄と県警本部、仁科係長の家族の話、そして何より事件の起こった金城家の話とてんこ盛りで始まりました。殺人事件ですが、殺害状況はなんか変。被害者の父・金城和明と容疑者・加瀬の会話もあまりにも不自然。謎が沢山です。これは楽しみな連載が始まりましたね~。【送料無料】小説すばる 2013年 05月号 [雑誌]