ぼくの神保町物語 伊野孝行(小説すばる3月号)
小説すばる 2016年3月号ぼくの神保町物語 第一回 憂鬱な珈琲ボーイ 伊野孝行人と人との出会いがあるように、人と街にも出会いがある。バブルがはじけた頃のこと。名もなきひとりの青年は神保町と出会いました・・・。(小説すばるより転載)伊野孝行さんはイラストレーターだそうです。バブルが弾けた時に大学四年生だった伊野さんは、アルバイトで神保町のK珈琲店で働きだします。このK珈琲店、オーナーも従業員も変わっています(笑)ところで・・・、伊野さんは高校生の時、「ガロ」で蛭子能収さんの漫画に憧れたそうです!失礼なれど、蛭子能収さんの漫画に憧れる人がいるのですね(ホントに失礼)・・・。ヘタウマの代名詞のような蛭子能収さんですが、やはり何か引きつけるものがあるのですね・・・。セツ・モードセミナーという、私は聞いたことも無い学校の話も最後に出てきて、興味津々。美術系は私は全く疎いので、楽しみな連載になりそうです。