スキーはサディスティック
ズタズタに荒らしてやった新雪斜面。まんぞく♪スキーをしない人でもまっさらな新雪を見ると大の字に飛び込みたくなる。ふわふわで気持ち良さそうだから。それがパウダースキーの原点でもある。柔らか~い雪に包まれたい♪そして、底なしの雪に落ち,、浮き上がる無重力のような感覚を味わいたい。そんな、体で感じる快楽を求めて深雪へと飛び込んで行く。また、それとは別に視覚的な欲望もある。まっさらな新雪のキャンバスに自分のシュプールを刻みたいという欲求だ。斜面に描かれた自分のシュプールを振り返って見たときのあの満足感は堪らない。その嬉しい感情って上手に滑れたという達成感から来るものだろうか?いや、シュプールがきれいだろうが乱れていようが満足感に変わりはない。これは、達成感というよりきれいな斜面に俺の爪痕を残してやったぜ、という征服感ではないだろうか。無垢で清らかなものを汚したいという破壊欲求。波打ち際のまっさらな砂浜に、足跡を付けたいとか。塗りたてのコンクリートに跡を付けたい、みたいな。(だめでしょ!)まっさらだった新雪斜面をグザグザになるまで荒らすと確かに征服感を得られる。そう言った意味でパウダースキーヤーはサディスティックな人種なのかもしれない。笑私なんか普段はとっても穏やかで優しいのにねぇ。サドな人も、マゾな人もこんな記事書いて、暑さで脳みそ溶けてんじゃないの?と思った人もクリックしてチョーダイませ。にほんブログ村スキーランキング