お産って~♪
小学校の(私の旧姓とイニシャルが同じ)先生が、ついにパパになったおめでとう~この先生は、うちの長男に良く似ている夏祭りのとき、先生と立ち話をしていたら近所の人から「長男はいつ帰ってきたの?」と聞かれ大笑いした 昨日学校で、先生からお産の時のようすを聞いたものすごく良いお産だったようで、安心した午後二時ころから規則的な陣痛が始まり、夜の11時に産まれたそうだ(超安産じゃ~ん♪)今日から毎日病院に泊り込みだそうだ(ごくろうさま~) お産と言えば、私は4回もお産の経験がある上の3人は、超安産だったが3人目から5年たって産んだ長女の時は大変だった 上の3人のときは、つわりもそうひどくなく体調もすこぶる良好で次男の時は6ヶ月のお腹で自転車に乗っていて転んだが無事に生まれた三男のときは、上の2人に手がかかっていたので産む直前まで家事をやっていた。 次男の時には、夕食の支度をしていたら急に破水してそのまま病院に行き産んだ お産の時は、お腹がペコペコでうまくいきめなかった今でも後悔している 三男のときには、やはり夕食の支度をしていて急に破水したが今度はしっかり夕食を食べておじいちゃんに、長男と次男を頼んで、タクシーを呼び一人で病院に行って産んだ 考えてみると、お産のときには夫はいつも不在だった 長男の時は、長期出張で静岡にいた今みたいに携帯などないから、全く連絡が取れず名前も私が一人でつけた 次男のお産の時は、長男と一緒に病室に来てくれたが「お腹が空いたので、何か食べる物を買ってきて」と頼んだのに「売店がもう閉まっていた」と、自動販売機で買った缶ジュース1本を置いて帰って行ったあの時ほど、悲しかったことはない 三男を産んだあと、咳が止まらなくなり「肺炎を起しかけているので、入院が延びるかもしれません」と言われ、どうしても家に帰りたかった私は食事を一生懸命取って、体力を回復し肺炎にならずに済んで、赤ちゃんと一緒に退院できた さて、長女を産んだときには初めて夫に病院に送ってもらい夫は初めて、生まれるまで病院にいてくれた看護師さんが分娩室から出ようとする私に言った「女の子だったから、ご主人は大喜びでしたよ」(でしたよ?)「夫は病室にいますか?」「いいえ、赤ちゃんの顔を見て喜んで帰られましたよ」(やっぱりなあ~) 夫はお産が怖いのだ 立会い出産なんて、とても無理だと言うだから、可哀想で望みもしなかった お産を終えた私の顔は怖くて見ることができないのだろうと勝手に思っている でも、長女の出産のときだけは、そばにいてほしかったなあ陣痛がなかなか進まず(あれ?今までのお産とは違うぞ)と思ったとき、とても不安になったから 破水もしていたし、早く産まなきゃ赤ちゃんが危ないんじゃないかと焦っていたなのに「4回目だから、大丈夫」とお医者さんが言ったので思わず「4回目だって、赤ちゃんにとっては初めてなんだよ~」と言ってしまった 前日の夕方入院して、翌日のお昼前に、やっと娘は生まれた雪をかぶった岩手山が、分娩室の窓から大きく見えたのを覚えている 日中のお産は初めてだったがもうひとつ、初めての経験 看護学生が5,6人実習に来ていた 学生さんたちは、私を取り囲み汗は拭いてくれるし、冷たいお水を持ってきてくれるしいたれりつくせりだったお産が終わったあとの、子宮の収縮状態を見るためにお腹を触られたり 生まれたばかりの娘を囲んで「点眼、点眼!あれ~?目が開かないよ~」と騒いでいた。 自分の学生時代を思い出しながら、看護学生たちにエールを送った 翌日、夫が息子たちを連れて病室に来た娘を見て、小学校1年生の次男がいきなり「お母さん、この赤ちゃんはちんちんがないの?」と聞いた「女の子だから、ないよ」と言ったら「見たい見たい」と言うのでオムツを替えるときに見せてやった「ほんとうだ!ない」お兄ちゃん3人は、目を丸くして驚いていた 女の子の兄妹ができたんだ ということを実感した瞬間かもしれない 私が病院にいた1週間の間 夫は、3人の子どもたちの面倒を、良く見てくれていたと 今でも信じている