英国メイドの世界
シャッツキステのブログに書かれていた皆様へのお願いは、別の店のファンも心にとめるべきだと思う、秋葉原愛好家です。(お店によって、マナーやルールに若干の違いはあるでしょうけど)注文していた「英国メイドの世界」が届きました。3000円近い値段も納得の、600ページに及ぶ大作です。メイドだけでなく、男性使用人についても同じくらい(よりは少な目か?)の分量を割いています。メイドの解説本というよりは、ヴィクトリア朝における貴族の使用人全般の解説書といったところ。全編モノクロで、文章の量が圧倒的で、いわゆる萌え系の本とは一線も二線も違います。(萌え系の本が格下という意味ではありませんので、念のため。そもそも異なる表現に格付けすること自体、無理です)本当のメイドがどんなものか知りたいのなら、参考にすべき一冊でしょう。ただ、分量が分量ですので、初心者(?)には、荷が重いかも?そういう方にはエマ ヴィクトリアンガイドを読んだあと、こちらに進むことをお勧めします。私は、これからゆっくり読みすすめるつもりですが、一点だけ不満点が。帯の、「ごっこ」はもう卒業でしょう、には断じてNon!「ごっこ」をより楽しむために、私はこの本を利用します。「ごっこ」をなめちゃいけません。本物を知ってこそ、より深く楽しめるのです。その道を究めるのは、本物を追求するのに負けず劣らず、技量と探求がいるのです。だって、「ごっこ」を、芸術として発展させれば演技に、技術としてつきつめればシミュレーションになるのですから。【入荷予約】英国メイドの世界価格:2,940円(税込、送料別)