漫画の実写化
ボーガスニュースの更新がまた止まってがっかりの、秋葉原愛好家です。 のだめのような例をすっかり忘れて、漫画、アニメの実写化がまた失敗か!とネットが騒がしい今日この頃。「また」と言われる前例にキャシャーンが入れられるのが、納得がいかないんだよなぁ。映画館を出た時、払ったチケット代+駐車場代以上の満足を得た私としては。と言いつつ同時に「こりゃ、一部の人からは嫌われるな」とも感じましたが。元のアニメへのリスペクトがないから?いえいえ、中盤のアクションシーンの「鉄の悪魔を叩いて砕く」シーンひとつとっても、それは充分。原作との違いが大きいから?それを言うなら、魔女の宅急便や紅の豚だってもっと低く評価されてしかるべき。(私の周囲では、意外に紅の豚に原作があることを知らない人が多いけど)話がわかりにくい?攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL やマトリックスと同じくらいか、やや優しいと思うけど。まあ、これらの理由で駄作判定するのもわからないでもないけど、もう一つ大きな理由があると私はふんでいます。あてはまる人の逆鱗に触れる気はないのでぼやかしますが、ある種の人々を結果としてコケにしてしまったからではないかと。その人々が「俺たち正しい、世間はバカ」と信じる根拠となる知識や主義主張を「下らない。それって、あんたたちが自分の矮小さ自覚しないように使っている麻酔だよ」と切って捨てているようなところがありますから。しかも、それをその人々よりはるかにカッコ良くスタイリッシュにスマートにクールにやってのけたのだから、カチンと来る残念な人がいるのも、むべなるかな。頑張って逆上がりができるようになり、そのコツを自慢げに語っていたところ、ひょいと顔を出したイケメンがもっと優れたコツを話し出して皆の注目をかっさらい、あげくに自説の間違いまで思い知らされたら。トキだと信じていた人に「お前はアミバだよ」と指摘するようなもの。そのイケメンの意見が正しくても、心が曲がって捻れて罵詈と雑言をそれぞれ10ダースは並べたくなりますよ。映画のでき云々より、そんな痛いところを突かれたての否定もあった気がしますね。会ったことのある知人の話によると、紀里谷監督イケメンだそうですし。【全品送料無料】CASSHERN/伊勢谷友介【RCP】価格:4,935円(税込、送料込)