ゼニアのベルトを買っちまったぜ!
ラシックの地下一階のカレルチャペックで紅茶を買った秋葉原愛好家でございます。私はベルトに縁がない男です。子供の頃にライダーベルトを持っていなかったことにはじまり(笑)、バーゲンで気に入ったベルトがあると、ことごとくサイズが無い。あるときなど、ピックアップした3本すべて、売り切れていたことさえあります。スーツやら靴やらカフリンクスやら揃えたけれど、だからベルトはいまだ10年前に買った安物だったりします。「今日こそは!ってやつさ」とばかりに初売りに出かけたものの、某店で「○○さん(←私の本名)タッチの差で売れちゃった」と言われ、がっかり至極。割引価格での購入はあきらめ、エルメネジルドゼニアの名古屋は栄店へなぜか足を向けました。もう半分やけですね。そこで購入したのが、茶色と黒の2色の革を貼り合せたリバーシブルのベルト。バックルは、スタンダードなデザインですが、光沢が安物とは違うようです。すごくピカピカなのに嫌味がないのは、部分的に黒をあしらっているからでしょうか?茶色の面は、私の持っている靴によく似た柄だったのも、選択理由のひとつ。ベルトの色や柄は、靴に合わせるのが定番らしいですし。だから、ベルトを買いに行く時は、それに合わせる予定の靴はもちろん、できればスーツも着ていったほうがいいかもしれませんね。柄や色が靴に合うかどうか、その場で確かめられますし。そういえば、王様の仕立て屋8巻でも「ベルトと靴を同じコードバンで揃える」なんてセリフがありましたね。さて購入したお高い(量販店の数倍はする!!)ベルト、確かに着け心地はいいように感じます。考えられる理由は・・・1.革が柔らかいため、腰の曲面に接する面積が安物より多い。 そのため、単位面積あたりの圧力が低くなり、圧迫が少ない。 (同じ体重の人に足を踏まれても、スニーカーよりハイヒールの 踵のほうが痛いのと同じ)2.長さを店員さんに確認してもらって合わせたので、サイズがぴったり。3.高いものは着け心地がいいはず、という私の思い込みによる錯覚。3番が正解ではないことを祈ります・・・王様の仕立て屋(8)