はぐれ日本語教師あきぼうの隠れ家

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  朝っぱらから・・・

  今朝・・・テレビをつけてびっくり。『北朝鮮　ミサイル発射』ですか・・・・・・。一応授業の冒頭で「こんなことがあったよ」と学生にも紹介したのですが、「先生、そのニュースは熱いですか？」とマルつけていいのかビミョーな日本語で聞かれ、「なんで？」と聞き返したら「それよりも広島の女の子殺した事件（のほうが熱い）ですよ！！」まー、もちろんそれも「熱い」んだけど、『外国人犯罪』がひとくくりにされて困るのは自分たちだって分かってて「熱い」とか言ってんのか？？と突っ込みたくなりましたが、・・・・・・話が長引きそうなのでやめました。今までぼんやりと「北朝鮮は何を考えてるんや？」くらいにしか思ってなかったんですが、あらためて「このミサイル作るカネはどこから出てるのか？？」と思うとムカついてきました。本日、私は給料日でした。このささやかなお給料から引かれた税金も、ひょっとしてミサイルになって、海を漂うゴミになるのん？？のしつけて返したれ～！！ぽちっとな。→

  2006.07.05

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  積もるものといえば

  文字語彙の授業は結構好き。学生ガンガン指名して関連語を引っ張り出すので、学生も頑張るしコッチもらくちん（＜オイ！！）。その授業の中で、「積もる」という言葉が出てきた。「積もる、は、意味は大丈夫ね？じゃあ、積もるものは何がありますか？何が積もる？」私の問いかけに、しばらくの沈黙があり、そして、、、我がクラスの守ってあげたい男子ナンバーワン（←独断）Ｏさんが、後ろのほうの席から元気一杯に答えてくれた。「ゴミ！！」・・・・・・・。そのあと、他の人から「雪」が出てきましたが、「ゴミ」が一番に上がったのは私の教師生活のなかでも初めてです。もう守ってあげません。ぽちっとな。→

  2006.06.29

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  試験の季節どす

  毎度のことながら、ヤツの季節です。試験。。。作るも地獄、採点も地獄。とりあえず、仕事を抱えているとなんだか落ち着きません。そうは言っても一応作り終えましたぜ。あとは解答用紙と模範解答。ここまで来ると、安心してギリギリまで放っておきそうな予感がします。ギリギリになって出す先生が多いはずなので、「全部に目を通す主任は大変だなあ」と思いますが、・・・ちょっと思うだけで、人のことなど構っていられません。それより明日の準備。ぽちっとな。→

  2006.06.27

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  ちょっとはビビられてる？

  私のカワイイ担任クラスですが・・・・・・結構やんちゃです。ゴンタの好きな男子（ホンマに『男子』ってカンジ）がずらりと教室半分を占めており、いつもうるさく注意してはいるのですが、なかなか。全然勉強しないわけではなく、そこそこやれば出来る学生たちなのですが、他の先生にも「寝てるかしゃべってるか」と言われたし、昨日は真面目に勉強している学生から「アッチがうるさくて先生の話が聞こえません」と直訴。これには仏のあきぼうも黙っちゃいられません。今日さっそく男子に「（教室の）このへんがうるさいと他の先生からも聞いています。他の学生にも迷惑だし、おしゃべりするんだったら後ろの席に行ってもらいます。勉強したいんだったらちゃんと先生の話を聞きなさい」と軽く説教。その結果・・・・・今日は非常に授業がしやすかったです（＾＾）帰り際、昨日直訴してきた学生に「他の先生にもお願いしておくから、ちょっと様子見てね」と言ったら「でも・・・みんな、あきぼう先生の言うことは聞くけど、○○先生の言うことはあまり聞きません」だって！！いや～・・・私のような「小物」からでも担任のオーラが出てるんでしょうか？？ビシビシ行きます。Ｓオンナですから。ぽちっとな。→

  2006.06.22

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  おぬしもワルよのぅ・・・

  上級クラスの読解の時間に「ハンカチ」が出てきた。「意味は分かるよね？Ｓさん、ハンカチ持ってますか？」と聞いたら、Ｓさんは意味が分からないようで、不安げに首をかしげた。「Ｓさんはトイレから出た後、何で手を拭くんですか？」「ああ！」これで意味は分かったようだけど、その後・・・「持っていません。」と、自分の服で手を拭くしぐさをした。さらに隣の席のＫさんから「友達の服で拭きます」という冗談も（冗談だよね？）。「女の人はどうですか？Ｗさんは持ってる？」「いえ、ティッシュで拭きます」・・・この意見、なかなか多いんです。中国の学生。「手にティッシュがつきませんか？」「大丈夫ですよ～」ああ、そうですか・・・。あと、近頃お手洗いにはエアータオル（ハンドドライヤー）もあるので持たなくても大丈夫という声もあった。『エチケット検査』と称してハンカチ・ティッシュ・つめの長さをチェックされた時代（＠小学校）はもう去ったのか？「でもね、ハンカチ持っておくといいこともありますよ。２枚くらい持っておくといいですよ。誰かがジュースをこぼしたときに『ハイ』って渡したら、感じがいいでしょ。男の人もだよ！彼女が泣いているときに貸してあげられるでしょ」と私がハンカチの有効利用を語ると、素直な学生たちは『ナルホド』という顔をして聞いていた。「そうですね。『今度返してもらうから電話番号教えて』って言えますね」「ハンカチに名前と電話番号を書いておけばいいです！」「『恋人を探しています』と書きます！！」そこまでは教えてないんだけど・・・・アンタたち、既に師を越えたわね・・・・・・。そんな私はタオルハンカチ派。ぽちっとな。→おうちにもつけてみる？私は三菱かＴＯＴＯがオススメです。

  2006.06.21

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  寝言は止してください

  授業中、「おしゃべりするか寝るか」という問題学生Ｋさん。「センセイ、今日時間ありますか？」「忙しいですけど」理由も言わずに私を誘うなんて、１００年早いわよッ！！・・・という冗談はさておき。「何か相談ですか？」「大学のことで・・・」話は聞くことにしたけれど、そのあとも居眠り。やることもやらんし。そのたびに「勉強しないんだったら話も聞きません」と脅し脅し授業を終えた。んで。彼には大きな夢があるようで。東京の大学に行きたい。さらに大学院まで行きたい、と。でも、勉強したいことはと言えばまだ固まっておらず、まったく分野の違うものを３つほど挙げてきた。まあ、「勉強したい」と思えるものがあるだけでもいいんですが。「まず、日本語の勉強だよ。今のままじゃ大学なんて無理」「（本格的な受験まで）あと～半年ありますから～大丈夫～ですよ～」なんて前向きなんでしょう。「半年あるけど、半年ずっと寝てたらダメでしょ」「明日から頑張ります～」彼の「明日から」はもう何回も聞きました。一日４時間、ちゃんと机に向かえない人が、どうやって大学の授業を受けるんでしょう。ノートすら取れないと思います。それから、東京に行きたいという理由もあいまい。親戚の方が一人いらっしゃるそうだけど、大阪には友達もたくさん出来たんだし、大阪にいる学生が東京の大学を受けても通りにくいのが現状。教師の立場からしても、情報が少ないのでアドバイスがしにくいし。。。そんなこんなで３０分くらい何回も同じ話をしました。中国語が混ざるたびに言い直させた私も悪いんですが、このクセが取れないと進歩もありえないし。こうやって話を聞くのも仕事の一環だけど、もうちょっと現実的に物事を考えてくれないもんでしょうか。疲れました。今日はゆっくり風呂に浸かろう。ぽちっとな。→

  2006.06.19

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  みんな出来たかな？

  今日は日本留学試験でしたね。でもそのことをすっかり忘れていた（朝化粧しながら思い出した）私はセンセイ失格かもしれません。。。今回は試験会場がちょっと離れたところ（堺市の某大学）だったので学生たちはその点でも緊張してしまったのではないかと心配です。もっと分かりやすいところでやってくれればいいのに・・・。そして来週は中検です。なーんにもしてまへん。この間買った成語の本を読んでるくらい。でも、ちょっと過去問を開いてみたら、意外と知っている言葉が増えているような気がしました。なんやかんや言いながらスクール行ったりテキスト見たりしているので少しは進歩しているのでしょうか？？・・・と自分を励ましてみる。ぽちっとな。→

  2006.06.18

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  早いもので

  昨日書いた記述の問題を今日やったのですが、真っ白な原稿用紙を前に、書く前から「センセエェ～・・・これ難しいよおぉ・・・」と情けない声を上げる二十歳の『コドモ』に「だから練習をするんでしょ。コレ書けない人は大学生になれません！！」と冷たい言葉を投げつけておきました。「コレ、『趣味』がない・・・」「『興味』でしょ！！」中級の学生との会話です。ハイ。悲しい。。。この学生は「難しい」とは言っていますが、設問への答えを口頭で引き出す段階ではいろいろ話していたので考えがないわけではないはず。でも、それを論理的にまとめて書くという作業は・・・まだまだ練習が必要なようです。それから、なんでも「興味がないから」と逃げているようでは大学生にはなれないですよね。社会のいろいろな物事について関心を持てる知的好奇心も求められているのだと思います。そろそろ７月の予定を組まねばなりません。さらに７月はテストの季節。また問題作成をしなければなりません。・・・・・・。でも、これさえ乗り越えれば楽しい夏休み♪そろそろ何か予定を考えねば。バイト一色じゃもったいないですよね♪♪でもソレもありかなとも思う。ぽちっとな。→

  2006.06.15

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  作文に出るお国柄

  いよいよ今週末は日本留学試験。就学生たちにとっての「センター試験」です。６月と１１月の２回あるので、まだ中級の学生には１１月が本番ですが。その中に「記述試験」というのがありまして、ある事柄に対する自分の立場を決めて、２０分で４００字書かねばなりません。たとえば昨年度の問題は「都市部の渋滞を減らすためにＡ　車の数を減らすべきだＢ　道路を増やして車が通りやすくするべきだという２つの意見がありますが、あなたはどちらに賛成しますか」てなカンジ。外国語でこれを論述すると考えれば難しさが分かっていただけるかと。しかも２０分ですぜ。日本人が日本語で書くとしても、ある程度の訓練が必要なんではないでしょうか。それはさておき・・・作文を書かせると、中国の学生の誰かが絶対書く文句があります。まとめの段階で「みなさん、○○のために一緒に頑張りましょう」というカンジの啓蒙。留学試験では、こういうの、いらないんですけど・・・・・・。何回言ってもダメみたい。ぽちっとな。→

  2006.06.14

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  そそそそんなに？？

  中級クラスの会話の時間。今回はちょっと簡単かなと思いながら「日本語集中トレーニング」第１課を使用。イラストを見ながら登場人物になりきって会話をする練習をした。でも、実際やってみるともうみんなヒドイ。「お座ってください」とか、大人相手の自己紹介で「私は○○のお母さんです」とか。。。初級教えたの誰じゃ～～！！その中で、家族構成について話す場面があった。「ご両親は何人ですか。」「５人です。」聞くほうも聞くほうだし、答えるほうもねぇ。。。さらに、家族写真を見ながら顔の説明をする場面では「兄は左の顔にほくろがあります」・・・顔いくつあるのん？？まだまだですねぇ。ぽちっとな。→

  2006.06.08

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  先生のお勉強

  大阪ハイテクノロジー専門学校にて開催された「日本語教育サポートセミナー」に行って来ました。教育心理とカウンセリングについてお話を聞いたんですが、なかなか興味深いお話でした。２４歳を過ぎると、人間は覚えることより忘れることのほうが増えるのだそうです。今教えている学生達はギリギリのところですかね。記憶しやすくするためにはグループ分けして覚えることを教えたほうがいいとのこと。これは理屈は分かっているんだけど、授業の中で実践させる時間が取れないのが実情。今度時間が余ったときにクラス全体でノート作りをやらせてみようかな。知り得たことを記憶して、さらに再生する。そこまで出来るようにするのが我々の作業ですが、「再生」の作業が足りないとただの『詰め込み』ということに。うーーん・・・反省するべきところがありそうです。中級以上になると学習項目も増えるし、「再生」のための時間が少なくなるんだよなぁ～。また月曜日が来るよ。ぽちっとな。→

  2006.05.28

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  非常勤はつらいよ

  非常勤講師なので、時給計算です。時給といっても、拘束時間で計算するわけではありません。授業をした分だけお金がもらえるのです。今日は４時間授業をした後、学校のゴタゴタのおかげで待たされ、下校したのは６時半ごろでした。それでも、私がもらえるのは授業の分だけです。一応担任やっているのでその手当てはありますが、それとコレとは話が別だし。ほーんと、こういうときは無欲な私でも「　割　に　合　わ　ん　！！」と思います。頭も気も使って、くたびれた一日でした。明日はきっといい一日。ぽちっとな。→

  2006.05.26

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  気をつけましょう

  上級クラスの小テストにて。学生たちがなぜかそろって答えを書かずに飛ばしている問題があった。夕べ　　　　　　　　　　まま寝てしまいました。『そんなに難しい問題じゃないのになあ』と思いつつ巡回していたら、優秀なＴさんが「センセイ、『たべ』は何ですか？」・・・・・・『たべ』？？「どこどこ？」と見せてもらったら、彼女の指差す先にはさっきの例文が。「・・・・・それは、『ゆうべ』！！」あわててクラス全員に言いましたが、「ゆべ」と書き直す学生（長音聞き取れてない）もいて、ガックリ。ついでだからためしに比べてみますか。タ←カタカナ夕←漢字おまけにロ←カタカナ口←漢字・・・・・・。意味を考えて読めとしか言えませんな。『たべ』は辞書にも載ってないでしょ。ぽちっとな。→

  2006.05.24

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  そういうこと言わないの！！

  「～ためにアルバイトをしています」という例文を作らせていたところ、韓国人女性から「整形手術のためにアルバイトをしています」という、例文が飛び出した。さすが韓国。。。恐る恐る、「Ｎさんもしてるんですか？」と聞いてみたら、「・・・・・・」というすごーく長い間のあとに「していません」という返事が返ってきた。それを聞いた同じく韓国人の男性が「しろ！！」わーーん、冗談とはいえ、怖いよ～（Ｔ△Ｔ）でも、この「しろ」っていう命令形が分らなかった学生が多く、反応したのは数名でした。そっちのほうが泣けた・・・。念のために申し添えておきますが、Ｎさんは今のままで十分美しい方です。この話を同僚にしたら「あー、でもＮさんの二重は可能性あるな」という反応が返ってきました。美の追求は万国共通。ぽちっとな。→

  2006.05.22

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  傘を・・・、・・・・・・。

  雨ですねぇ。よく降りますねぇ。急に雨が降ると、授業の後、学生達がパラパラと講師室にやってきます。目的は、傘を借りること。ただし、そこには関門が待っております。正しい日本語で頼まないと、貸さないんです。ウヒヒ。「傘を貸してあげませんか」「傘を借りていただけませんか」・・・・・・。この間、中級クラスの学生が来てダメだしをされ、結局「傘を貸してください」に逃げちゃいました。「傘を貸していただけませんか」は初級の学習項目ですが、やはり難しいようですね。次までに復習してね。ぽちっとな。→

  2006.05.19

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  遠く離れても

  「中級から学ぶ日本語」１９課、使いましょうＤにて。「昨日花火をしました。花火といっても線香花火ですが。」「宝くじが当たりました。当たったといっても１００円だけですが。」てな文型を学習します。そういえばグリーンジャンボを買わねば・・・。さて、今日の名文は・・・「昨日国へ帰りました。国へ帰ったといっても夢の中でですが。」なかなかやるじゃな～い。たまたま今日、コレを書いた学生の面談があったのですが、ご両親が学費を工面してくださるのが恥ずかしいのだそう。「まだ大人じゃないみたいです」と。確かに学費も生活費も（さらに借金の返済も？！）ほとんど自分で稼ぐ学生もいますが、「出してもらえるんだったら幸せじゃない。今しっかり勉強して、あとで恩返ししたらいいんだよ」と言いました。すると今度は、「普通は親にお金を返したりしません」と来た。渡してもご両親が受け取らないってことかな？「じゃあ、とりあえず手紙でも書いてあげたら？」「電話はよくしますけど、手紙は面倒臭いですから・・・」「だけど電話だったら『ありがとう』とか言わないでしょ」「（中国では親に）『ありがとう』も言いませんよ」「それじゃあ伝わらないでしょ～！！『いつもお父さんとお母さんのことを考えています』とか書いたらいいじゃん。泣きながら読むって～！！」「あはは。そうですね。」・・・そういえば昨日は母の日だったな。もしかしてバイト先が忙しかったのはそのせい？？ちなみにこの学生、高校のとき片思いしてた男の子に似てるんです。ぽちっとな。→

  2006.05.15

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  やっぱり食い気

  「日本人の多くは自然や伝統文化を　　　　　に思っている」Ａ　いかり　　Ｂ　なやみ　　Ｃ　ほこり　　Ｄ　のぞみこんな問題をやった後に、学生に聞いてみた。「Ｋさん、中国の誇りはなんですか？」「万里の長城～」まー、それはそう来ると思ってたけどな。ネパールの学生は「山です」。うん、納得。韓国の学生はちょっと考えてから「キムチです」。・・・もうちょっと何かないかね？その続きで、モンゴル出身の学生が「ジンギスカンです」と答えた。私は『ジンギスカンなんて言葉、ちゃんと知ってるんだ』と思いつつ、他の学生に解説を加えるつもりで「あー、羊の肉の料理ね。」と言ったら、教室全体が凍りつき、そしてざわざわし始めた。「人です」「ジンギスカンは」「羊じゃない」・・・・・・そっちかーーーーーーーー！！私は必死でジンギスカン鍋というものがあること、「人」のほうも知っているということを説明しました。ジンギスカン（チンギスハン）は確かに歴史上の偉大な人物でしたわね。失礼いたしました。久々に刺激的だったさ。ぽちっとな。→  

  2006.05.10

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  一番くたびれていた人は。。。

  毎度のことながら、長い休みの後はダルおますなあ～。「あきぼう先生、旅行はどうでした？」「いやー、楽しかったんですけど・・・・・・」「渋滞とか？？」「いや・・・・・今、この１０分後に授業という状況が耐えられません」というわけの分からない受け答えまでしてしまうほどでした。体調も万全ではなかったので。トホホ。旅行に行ったり、一時帰国でリフレッシュし、元気一杯になってる学生もおりましたが、ほとんどの学生達はもうひとつ気合が入っておらず。今日から進学がらみの面談始める予定だったのに、面談予定者がことごとく欠席とは。。。おかげで早く帰れましたけどねっ。もうお分かりとは思いますが、一番くたびれていた人は私です。ああマル付けしなくちゃ。ぽちっとな。→

  2006.05.08

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  何を書いたらええのん？

  今行ってる中国語講座では毎回宿題として作文を書いて行って、それをスピーチ（というか朗読）するんですが、前回のお題が「お花見｣でした。・・・・・・。「『お花見』について作文書いて」ってい言われたら困りませんか？他の人も同様に悩んだとみえて、日本人の桜好きについて書いた人もいれば、日中の桜にまつわる歴史を紹介した人もあり。ちなみに私は学生時代の花見の思い出を書きました。先輩に言われて隣のサラリーマングループにお酌をしに行った話。。。先生がウケてたので、まあいいか。で、次のお題が「こどもの日」ってどうよ。もっと書けない・・・・・・とりあえず、先日旅先でこいのぼりをたくさん目にしたのでその辺の話にする予定ではいますが、またギリギリまで放っておくと思います。そんなこんながあって、私も学生に作文のテーマ与えるとき気をつけねばと思いましたね。２年ほど前、スピーチをしてもらうときに「私の長所」というテーマを与えたのですが、学生から「難しい」と声が挙がっていました。確かに、自分で自分の長所をみんなの前で発表するってのも、ねえ。謙虚な学生たち（←皮肉です）にはプレッシャーだったかも。「失敗談」とかのほうがよかったよなあ～。さー、明日からがんばろう。ぽちっとな。→

  2006.05.07

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  先生はつらいよ

  たまにはＧＷらしい記事でも書きましょうかね。今日は高校時代の友人と会いました。彼女は中学校教師。某女子大を卒業後、某市の教師採用試験に一発合格。スバラシイです。そんな彼女ですが、一時はストレスで体調を崩して休職したこともあるし、今日は「実は辞めたい」と言っていました。教師になってからずっとそんな気持ちで続けているのだそう。生徒や同僚・先輩との人間関係など、「他の人には平気なことでも私にはプレッシャーだと思うこともある」のだとか。「楽しい一瞬はないの？」とたずねると「ホンマに『一瞬』やからさ・・・」。いろいろと話を聞きましたが、学校教師は本当に大変な仕事ですよね。中学生・高校生は、特に昨今、何かと注目される存在だし、真面目な彼女のことだから、いろいろと気が付きすぎるところもあるんでしょう。畑違いなので、聞いてあげることくらいしかできませんでしたが、あまり無理をせず、彼女なりに楽しいことを見つけて頑張ってくれることを祈ります。私も「あああ明日の授業いやだ～」と思うことはよくありますが、真剣に「辞めたい」と思ったことはないです。確か。前にも書いたと思いますが、結局授業が終わったらモチベーションがむくむくと湧くくらいなので。ＧＷも後半。今日は来週授業で使うプリントを作ってみました。休みなのに～！！かわいい学生のためです。ぽちっとな。→

  2006.05.03

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  出席大サービス！！

  授業の後。なぜか講師室で「出血大サービス」の話題になった。ある先生が「よく考えたらなんかすさまじくない？どっから血が出るんや？？」と言い出した。「どこでしょうねぇ・・・」「うーん・・・」「買う人が『安い！』って興奮して鼻血を出すんじゃないんですか？」と言ったら「あきぼう先生、さすが前向き！！」と言われた。みなさん喀血あたりを想像されたようです。。。「友達と会うたびに『血糖値どう？』とか話してる人と若い人の違いやねぇ」！！まあ、そうおっしゃらずに・・・。よく考えたら売るほうが痛い目に遭うほどサービスするってことですよね。でも、いいか。前向きなほうが！？あなたはどこから？ぽちっとな。→

  2006.04.20

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  長～～～いお付き合い？

  昨夜１１時ごろ、２年前に卒業した学生から突然メールが来た。「聞きたいことがあるんですがいいですか？」とな。・・・前に就職のこと聞かれたし、長電話でもされるんじゃないか思ったのでとりあえず無視しておいて（悪）、今朝「何？」と返信をしたら、「『美しい人』と『美しき人』は何が違うんですか？」だって！！疑うんじゃなかった。てか、最初からメールに質問を書いてくれればいいんだよ。。。なんかね、忍者映画を見てて出てきたらしいですわ。まー、日本文化には親しんでいるよう（？）なのでヨシとするか。２回くらいメールをやり取りして、最後にひとこと「さすが△△先生！よく分かりました」。・・・△△は私の旧姓です。この学生を教えて１年目の途中で私は結婚したんですが、ヤツは最後まで（今も）私を旧姓で呼んでいました。「△△先生」「『あきぼう』です！！」というやり取りを何度したことか。卒業前の遠足でもそんなことを言っていたら、ソレをそばで見ていた先輩が学生に向かって一言、「アンタ、あきぼう先生が結婚したのを認めたくないんやろ」 ！！！これは新解釈。かなりウケました。さて、この学生、大学に編入したので春から４回生。この間は卒業したら帰国すると言っていたけど、どうするのかな。結婚してからどうもモテなくなりました。ぽちっとな。→

  2006.04.18

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  己を知れ～！！

  わが担任クラスのＭくんは、どうやら目覚めたらしい。今日「センセイと話がしたいです」と言い出したので何事かと思ったら、「２ヵ月後に大切な留学試験があるから、そのために補充教材をくれ」とな。・・・こう書くとサーッと話したみたいですが、実際は「センセイ、ニガツあと、留学試験。とても、大切。私、読解、と、・・・耳。悪いですから、・・・・・・」こんなカンジ。一応「中級から学ぶ」中盤をやってるんですけどねぇ。誰が教えたんですかねぇ（私です）なんでも、国にいる友達がすでに大学を卒業し、就職して頑張っているのを聞いて「自分もやらねば」という気持ちになったらしいです。しきりに『焦急（jiao1ji2）（焦っている）』という言葉を使っていました。・・・ええ、日本語じゃなく中国語ですよ。トホホ。やる気を出してくれたのはうれしいことなんですが、まずは教科書をしっかりやるようにと言いました。今まで授業中居眠りばかりしていた彼、基本的なところがスカスカなんです。昨日も聴解担当の先生のところに同じようなことを言ってきて、初級の聴解問題をさせたところ、日本語にない言葉が並んでおり、文法がさっぱり定着していないことも判明。「基本的なことが出来てないのに、他の事まで手を出さないほうがいいよ。家建てるときも、基礎が一番大切でしょ」てなことを、噛み砕いて噛み砕いて話しました。本は好きらしいので、学校にある読みやすそうな本も薦めました。・・・・・・・いつまで続きますかねぇ・・・。次の授業が楽しみだわ。ぽちっとな。→

  2006.04.12

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  非常勤らしい非常勤

  今学期はとりあえず「一日４コマ×週３日」でスタートしております。まだ始まっていくらも経っておりませんが、・・・余裕があっていいカンジです。台湾でセンセイ始めてから、「毎日授業」が当たり前だったので、すごく新鮮。「授業の準備がばっちりできるわん♪」と思っていましたが、実際・・・家へ帰ってくると、ほかの事に時間を使ってしまっております。授業終了直後が一番モチベーション上がってる気がするんですが、みなさまいかがでしょう？ちゃんと準備しましょう。ぽちっとな。→

  2006.04.11

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  想定の範囲内でした

  ぼちぼち新学期が始まっております。久々の早起きがつらいよ～新学期早々、頼んでもないのに学生達はネタを提供してくれます。『子供を叱りすぎると、かえって反抗することがある』と板書して「読める～？」と声をかけたら、元気いっぱいに読んでくれました。「子供をロヒりすぎると・・・」     意味が分かりません。   今年もよろしくね。ぽちっとな。→

  2006.04.07

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  間もなく新学期

  気が付いたら・・・来週には授業が始まるじゃないか～！！カレンダー、まともに見ていなかったので、永遠に春休みのような気がしておりました。そうは言っても、着々と新学期の準備が進んでおります。新しいクラスに向けてのミーティングがあったり、まがりなりにも担任なので、スケジュール組んだりしております。ミーティングでは、いろんな先生から授業に関してのアドバイスをいただけるので、とてもためになります。自分のダメっぷりにもがっくりしますが。今度担任するクラスは、正直『（新語やら文法が）入りにくいクラス』なんですが、逆に「一級だ！」「大学だ！！」とぴりぴりせずに、授業を、学校を、楽しんでもらえればなあと思ったりもしています。いいのか担任がこんなんで・・・。ぼちぼちいきまひょ。ぽちっとな。→

  2006.03.30

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  「センセイだって、人間です！」

  前に似たようなタイトルでステキな学生のことを書いたと思うが、今回は真逆でございます。今度担任することになったクラスに、ちょっと苦手な学生を発見。前にも少しだけ私のクラスにいたので、何となくは知ってるけど、わがままというかなんと言うか・・・自己主張が強い人。勉強もそこそこ出来るのだが、出来ない学生を笑ったりする。それも、温かみのない笑い。何度かクラスメートとも揉めている。いきなり憂鬱になってしまいましたが、これも試練ね。平常心で、いいところを見つけるように心がけます。春休み気分、ブッ飛びました。ぽちっとな。→

  2006.03.24

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  「センセイ」休業中

  学校の都合で来期の予定がまだ決まっておらず、ここ２週間ほどすっかり「フリーター」です。ちょっと遅く起きて～、バイト行って～、帰ってきて～、ご飯作って～、ＰＣして～という生活。教科書も広げないし、学生の「ガ」の字も思い出しません。先週、急にこないだの卒業生から「明日クラスのみんなで遊ぶんですけど、先生もどうですか～？」というのん気な電話がありましたが、センセイはフリーターとして大変忙しく、欠席いたしました。こうやってると、もう「日本語学校」がとーっても遠く感じられます。今週中には来期のめどが立つでしょうかね。いい加減に昨年度の書類を片付けますかね。ぽちっとな。→

  2006.03.22

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  今年も終わった～

  本日を持ちまして、今年度の授業が全て終了いたしました。毎度のことながら「先生の中国語、聞きたいです！！」攻撃を受け、歌わされそうになり（今年は歌わずに済んだ）・・・。まあそれもご一興か。そんなわけで、あとは飲み会と会議だけ。思えば「週２日稼動」から始まったんだっけ。結局「週５日」になったけど、他のバイトも入れてたせいで、後半は必要以上にハードだった気も。卒業クラスの担任がなくてよかったよ。４月からはまだ白紙。一校からは「１０月生が入るまで休んで」と干されました。でもまあ、実際あの４月生の入り具合じゃしょうがないですな。。。『お休み』とは言われてますが、復帰するかどうかはビミョー。「非常勤」ゆえのメリットもデメリットもあるけど、毎年毎年「綱渡り」じゃなあという気もする今日この頃。うーん・・・・・・今のうちに子供でも産むかねお疲れ！私。ぽちっとな。→

  2006.03.09

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  おぬし、やるな。

  「もう学生もやる気ないみたいですからテキトーにビデオでも見せたってください」と、授業の前半に入った先生（そのクラスの担任）から言われた。もともと、テキストの会話やら問題をやる予定だったのだが、最後の日だし、やる気のない学生相手に授業するのもなあ～。・・・そうは言っても初級クラス。理解できるビデオにも限度があるし・・・ということで２コマあるうちの後半１コマは『ヤンさん』のビデオを見せることにし、前半は「みんなの日本語」の絵カードを抜粋して持っていった。この絵カードを３・４枚使って、会話文か物語を作ってもらうというもの。例として、『スキー旅行の予約をする』→『地震が起こる』→『足を怪我して旅行をキャンセル』というストーリーを紹介した。最初のグループは母親が子供を起こす場面の一枚の絵だけで「今日は何曜日ですか」「土曜日だったら早く起きなくてもいいです」とうまいこと駄々をこねていた。次のグループはさっきの私の例を発展させて、怪我をした男性がスキー旅行をキャンセルした結果、一緒に行く予定だった女性にフられてしまった。最後のグループではある男女がお互いを紹介されて出会い、最後には結婚するのだが、その出会いの場面がなかなかおもしろかった。仲介役のＫさんが男性を紹介するときに「こちらはＢさんです。ライブドアの新しい社長です」。私は思わず大笑いしてしまったのだけど、他の学生は『社長』がおもしろかったとしか思っていないかもしれません。さらに「じゃ、あとは若い二人で」どこで覚えたんだろう・・・。ちなみにライブドアは中国語で「活力門」と言います。ぽちっとな。→

  2006.03.07

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  人間ドラマです

  本日、担任クラス最後の授業でした。私は卒業式も欠席するので、しばらく顔を合わせない人がほとんど。・・・とはいっても、また４月からも彼らには会うので、特に思い入れも何もありませんがでもまあ、卒業式にはクラスそろって写真撮ったりもすると思うし、一応言っておかないとと思って「申し訳ないんだけど、卒業式の日、私来られないんだよ。ゴメンね」と言ったところ、学生、何て言ったと思います？「先生！大丈夫です！！僕たちも行きませんから！！」オマエらは行け～！！本性を表してしまいましたが、やはり１年ないし２年間頑張って卒業する先輩達の晴れの姿を見ることは、彼らにとってもプラスになると思うんですよ。今日、他の先生と学生同士が書いた色紙を見ながら話していて、「Ｌさんやっと卒業ですねぇ～。なんか成長しなかった気がしますけど」と言ったら、「いや、でも、彼が卒業できるとは思ってなかったから・・・」と担任の先生がしんみりおっしゃって、ハッとしました。彼はもともと勉強が嫌いな人で、去年の今頃「どっかの専門学校に送り込んで卒業させたほうがいい」なんて話も出たくらい。その後もあまり授業態度は変わらず、初夏のころにはかなり学校も休んでいた。私もたびたびＬさんとは話をしたけど、『卒業できるのかな？』というカンジでいた。そんな中、この担任の先生は「絵が好きみたい」「日本語も歌の歌詞ならたくさん丸暗記してるのよ」と彼のいいところを一生懸命探してらっしゃった。そういえば態度はよくないけどコミュニケーション能力はあるようで、こんなこともありました。彼女も日本人だし。結局専門学校に合格し、めでたく卒業今日のこの先生の言葉を聴いて、先生の愛が通じた結果じゃないかなあと思いました。私も毒ばっかり吐いてないで、学生を愛さなくてはね。さー、もうちょっと。ぽちっとな。→

  2006.03.06

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  もうひと踏ん張り

  いよいよ今学期も最終週です。私にとって、月曜が一番キツい日です。スケジュール的に。実際は授業が始まっちゃえばなんてことないんですが、こうして今のように『準備しなきゃ』『アレもやらなきゃ』と思っているときが一番苦痛。それに・・・・・・学生達もまー、やる気５割あればいいほうかな。特に卒業クラスの学生なんて「もう勉強したくありませ～ん」の大合唱。「先生、歌って～」って、教師を芸人扱いでっせ。ホンマに。あああ今から連中のヤジが聞こえてくるようです。。。もう歌も飽きた。ぽちっとな。→

  2006.03.05

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  宴会シーズン

  世間が「歓送迎会」にわく季節が近づいておりますが、我々にもまたそんな季節がやってきております。年度末ということで、学生との飲み会。卒業生だけならまだしも、便乗した在校生も飲み会やりたがります。・・・・・・・・。こういうとき、いつも「ビールが飲めたらどんなに楽しいことだろう」と思います。乾杯乾杯でガーッと飲んでね。私は甘いお酒専門なので。学生には「ジュースじゃないですか」と言われますが、いや、だからおいしいんじゃないですか。そんなわけで来週は外食が多くなりそうです。今日も外食でしたけど。梅酒万歳。ぽちっとな。→

  2006.03.03

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  日本語教師の醍醐味？

  「クウェート人に会ったことがある」という方はそう多くないと思います。私はありますよ♪♪就学生対象の学校では中国・韓国の学生がかなりの割合を占めていますが、たまに違ったところからの学生もやってきます。モンゴル・ネパール・スリランカ・フランス・スペイン・チェコ。それぞれ数は少ないですが、同じ部屋の空気を吸った仲です（笑）。やはり、違う国の学生が混じっていると刺激になっていいんですよ。同じ国の学生ばかり固まっているよりも、多国籍クラスのほうが日本語を使うチャンスも増えますしね。「○○さんの国では・・・」という話題も盛りあがる。ちょっと目新しい国の学生が来ると、その国の言葉が知りたくなるワタシ。「旅の指差し会話帳」がどんどんほしくなります。この本、絵もかわいいし、各国の情報もいろいろと参考になるし、持っているだけで楽しくなる本です。今のところ、自分が行った台湾・香港・フィンランドの３冊が自宅にありますが、出会った学生の国のものをそろえていったら楽しいだろうなあと思ってるんです。でも・・・予算が組めません（Ｔ Ｔ）とりあえず「韓国」はほしいかも。ぽちっとな。→情報センター出版局旅の指差し会話帳

  2006.03.01

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  ゴール目前

  いよいよ今年度も終わりが見えてきました。４月の授業開始予定が聞こえ始め、手帳もいよいよ残り少なくなってまいりました。今年は卒業クラスの担任じゃないので、試験の採点、成績表のコメント記入も終わった今、結構ヒマ。今日なんて、授業の空き時間本当にすることがなかったくらい。することがなかったので、手帳の中身を整理してました。去年の今頃、担任クラスの学生達と茶話会の席で撮った写真が出てきました。あれから一年か～。「また会おうね」なんて言って別れたけど、実際会えるのはほんの一握り。写真に写っている１２名の中で、一回でも会えたのは３人。これでも多いほうなのかもしれません。ふと『どうしてるかな』と彼らのことを思い出すけど、そんなふうに懐かしく思い出せる人がいるっていうのも、幸せなことかもしれません。みんな、笑顔でいてくれますように。さて、あと何回会ったら卒業式？ぽちっとな。→

  2006.02.28

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  前科二犯

  授業中、ラッシュの話になった。自転車通学の学生も多いけれど、まー大体何回かは混んでいる電車に乗ったことがあるみたい。「混んでるだけだったらいいんだけどね～。チカンもいるしねえ～」チカンは頻出単語（？）だし、まーみんな分かるだろうと思って特に板書もせず、ふと目が合った優等生のＣさん（男性）に「Ｃさん、チカンしたことないよね？」と聞いたところ、「２回だけですよ」という答えが返ってきた。私はてっきり冗談を言っているのだとばかり思っていたが、どうもそのあとのトーク内容がおかしい。「Ｃさん、チカンだよ？チカン。」そこでＣさんはやっと自分の間違いに気付き、「したことないですよ！！」と完全否定。『時間』と聞き間違えていたようです。まー、確かに紛らわしいわな。「影響」と「営業」なんかも試験で引っかかる問題ベストテンに入りますがさすがに「痴漢」はテストに出さないな・・・。あーおもしろかった。ぽちっとな。→

  2006.02.23

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  今日買った本たち

  久々にまとめ買いしました。日本語生中継（中～上級編）会話と聴解をリンクさせたテキスト。来期からの会話の授業で使えるかな？・・・最初はね、これだけ買うつもりだったんですよ。だったんですけど、外国人力士はなぜ日本語がうまいのか（新装版）中国語翻訳作法上記２冊も衝動買い。まー、５０００円以上お買い上げでドリンクチケットがもらえるので・・・。（＠ブックファースト）今、「外国人力士」のほうを読んでいますが、やっぱり語学は『愛』ですね。何かと。「２７点」でカリカリ言ってられないわ。外国人力士曰く、『ハングリー精神』でもあるらしい。。。外国語学習中の方にもオススメの一冊です。「翻訳作法」は講義形式で書かれていて、読みやすそう。積読の山に埋もれる前にちゃんと読みまーす。これでやる気に火をつけて、５月のHSK受けようかな～？？ちなみに『問題な日本語』は今も埋もれたままです。ぽちっとな。→

  2006.02.22

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  何のための試験？

  期末試験シーズン真っ盛り。問題作りはとっくに終わりましたが、今度は採点です。赤ボールペンが大活躍中。それにしても・・・・・・我が勤務先は試験の点数をきっちり成績表に反映させます。大学や専門学校に出す成績表もソレです。まー、それはいいとして、そのために我々も非常に親切に（＝易しく）問題を作り、さらに「ここから出すよ！！」と教えてあげるんです。・・・教えてあげたんですよ？？それなのに２７点ってなんじゃーーーい！！この２７点のおかげでクラスの平均点が３点も下がりました。もう、ガックリ。救済する気もおきません。勝手にして。ぽちっとな。→

  2006.02.22

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  「はる」！！

  中級から学ぶ日本語１８課。「山の上がこんなに寒いとは思いませんでした。せめて・・・・・・」ハイ。『せめて』の後ろ、作ってください。せめて、セーターを持ってくればよかったです。せめて、厚い服を着てくるんでした。こんなところでしょうか。私のかわいい学生は口々に「はる！」「はる！！」と連呼。・・・。・・・・・・。それって、桐灰『はる』？？確認すると、やっぱりそうでした。カイロなんて単語、知りやしない。その後、もう一つ上のクラスでもカイロ握って授業受けている学生がいたので「それ、何か知ってる？」と聞いてみたところ、やはりクラス中から口々に「はる！！」という返事が返ってきたのでした。ところで、『はる』は、やっぱり『貼る』なんだろうけど、もしかして『春』とも掛けてる？？ＣＭ、恐るべし。ぽちっとな。→きりばい・はるミニ 10個入

  2006.02.21

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  「先生、久しぶり～！！」

  冒頭の言葉、卒業生でもなんでもなく、フツーに毎週会う学生に言われました。このクラスに入るのは毎週月・火。確かに毎回ほぼ一週間ぶりに会うことになるんです。でも学生が笑顔でこう言ってくれると『少しは歓迎されてるのかな～』とうれしくなります。・・・思いあがりでないことを祈ります。気が付いたら、あるクラスの授業がすでに終了してました！！行事続きで授業がない！！卒業しちゃうクラスなのに、説教ひとつせずじまいでした。。。忘れずお一つ、ぽちっとな。→

  2006.02.20

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  今年の卒業式

  ２校掛け持ちしているワタクシですが、A校の卒業式の日はB校の授業。B校の卒業式の日はA校の会議。・・・・・・。そんなわけで、公平に、どちらの卒業式も行かないことにしました。まー、今年は卒業生の担任持ってないしね。そうは言っても、やっぱりちょっぴり残念。今まで、うまい具合にズレてくれてたほうがラッキーだったのよね。飲み会には呼んでください。ぽちっとな。→

  2006.02.17

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  サルでもカッパでも

  はあぁ～お久しぶりです。なんかバタバタしてました。全ては試験作成・・・・・・。そろそろめどが立ったので、一安心しております。さて。どんなにバタバタしても、授業は待ってくれません。今日、疲れ果てていた（←言い訳）私は、板書のときに漢字を書き間違えました。「孤独」の「孤」を「狐」と書いてしまったんです。「みんなもあんまり先生のこと信用したらアカンよ」とこれまた寝ぼけたコメントをして逃げましたが。そんなこんなのあと、Ｃさんが一言、「サルの川流れですね」・・・・・・。サルって泳げるの？？どっちでもいいけどさ。ぽちっとな。→

  2006.02.16

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  かわいい顔して・・・

  「みんなの日本語」４２課。「やかんはお湯を沸かすのに使います。」てな文型の練習。実物や絵を学生に見せながら、私　：「これは何ですか？」学生：「はさみです」「紙を切るのに使います」私　：「これは何ですか？」学生：「栓抜きです。」「ビールを開けるのに使います」そうそう。いい調子で練習してたんですよ。ところが・・・私　：「これは何ですか？」とパンチを取り出したところ、このクラスのキレイどころＬさんが「パチンコです！！」がっくり。私が男性だったらちょっぴりハートブレイク。ぽちっとな。→

  2006.02.13

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  テスト地獄・再び。

  もう、この時期逃れられないことは分かっているのですが、またこうやってブログなんか書いちゃっております。そんなことやってる場合じゃないのは分かっているのですが、私って意外と（？）Ｓなもんで、自分を追い詰めるのがすきなんです。ウフッ。あんまりバカ話してる場合でもないので、今日はこれにて失礼いたします。おひとつ励まし、ぽちっとな。→

  2006.02.12

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  タケシと言えば？

  先日、初級さんの授業で。「ニュースを聞いて、びっくりしました」のような、「～て、びっくりしました」の例文を作らせていたところ、台湾の学生Ｌさんが「タケシの映画がもうすぐ始まると聞いて、びっくりしました。」とな。タケシ。台湾の人々にとって、「タケシの映画」といえば金城武をおいて他にない。でも、我々ジャパニーズが「タケシの映画」と聞けば北野武でしょ。そんな説明をすると、おもしろそうに聞いていました。北野武が誰だかさっぱり分からない人もいましたけどね・・・。でも、その「タケシの映画」ってなんのこと？『如果・愛』はまだ先だし・・・もしかしてテレビでやってた『ＬＯＶＥＲＳ』？？どっちでもいいけどね。ぽちっとな。→

  2006.02.10

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  ワンパターンなヤツ

  中級後半の授業で、体の部分を使った慣用句を大量に提示。２コマ丸々、例を挙げて説明ってのをやってました。このクラス、正直出来は悪いが仲はいい。みんなでワイワイ言いながら進んでいきました。そんななか、一番頑張ってくれたのがＣさん。ササッと電子辞書で意味を調べて、例を挙げてくれます。んがっ。「あー、これ、先生、たとえばー、私が宿題を忘れたときにー、先生がー、・・・」「たとえばー、先生がー、ジェイに会ってー・・・」・・・とにかく全部私が例文なんです。そんなに私が好きなんか！！（←キレ気味）とうとうＣさん「あー、これはー、たとえばー」私　　「『先生がー』」（←しゃべり方もＣさんのマネ）と言ってやったら、クラス一堂爆笑。Ｃさんもさすがに自分がやっていることに気が付いたらしい。考えた挙句出て来たのは「・・・Ｇさんがー」・・・・・・隣に座っているクラスメートでした。結局誰でもよかったのね。笑いあれば全てよし。ぽちっとな。→

  2006.02.09

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  東西「油」事情

  授業中、食生活の話になった。「日本の料理はやっぱり体にいいと思います。野菜と魚が多くて」というのはほとんどの学生共通の意見。「私は油がいっぱいの料理じゃないと食べる気がしません」とはかわいい未成年Ｎさん（中国）。「（一リットルの）油、２週間で１本使いますよ」えーーーーっっ！！・・・とビックリしたのは私だけで、後方で他の学生も『そうそう』とうなづいている。「みんなもそうなの？」「２・３週間です」そうなんだ・・・。「私、結婚して数年になるけど、あんまり料理しないし、まだ２本目だよ」「賞味期限が切れた油２・３本ウチにあるよ」（注：実家が歳暮やらでもらったのをくれるんです）てな話をすると逆にビックリされました。スペインの学生はオリーブオイルがメインだとか。「安いですから」とのことですが、なんかオシャレだなあ。そういえば、前に韓国の学生がチヂミを焼いてくれたときもすごく油を使うのにびっくりしました。お好み焼きみたいに一回油ひいて終わりじゃないんです。焼いてる途中で横から油を追加して、さらに焼くんです。１５枚くらい焼いたら油１本終わってましたねぇ。でも、おいしかったしなあ・・・。「油」って言うとなんかそれだけで『悪』かと思っちゃうんですけど、そういうわけでもないのかな。料理もまだまだ修業が足りん。ぽちっとな。→

  2006.02.02

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  風邪をひいた理由

  １月ももう終わりか～～。「１月はいぬ（行く）」とはよく言ったもので、このままじゃ２月も「逃げ」、３月は「去る」のでしょうな。昨日からちょいとのどが痛いんです。さらに、鼻もなんか気持ち悪いんです。理由は思い当たります。某クラスのＬさんです。風邪ひいて、ゴッホゴホ咳してましたから。そんな彼女のいるクラスにこの２日で４コマ入りました。アイツからうつったに違いない。。。「お大事に」とか言いながら私も咳してました。まー、これ以上は悪くならないと思います（←根拠のない自信）が、うつしたらゴメンね。＞Magnolia_さんそして明日も授業。ぽちっとな。→

  2006.01.31

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  テスト地獄再び

  再びどころじゃないんですけどね。ただでさえ期末テスト作成があるのに、さらに今月２回も小テスト作成が当たってしまいました（Ｔ Ｔ）同じく２回小テストが当たった同僚と二人で（つまり、我々二人で今月の４回分を作ることになっちまいました）ブーブー言おうかと思ったのですが、「でも、私、今まであんまり当たってなかったんですよね」という彼女の言葉に納得。確かにここ数ヶ月全然小テスト作ってませんでした。。。でも、でもね、今はなんせプライベートも忙しいのよ！！所詮「為了周杰倫」ですけどね。そんなわけで、あっさり日記で失礼します。ぽちっとな。→

  2006.01.30

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  失礼なヤツ・・・

  先日、野暮用で卒業生に連絡を取っていたら、Ｃさんが遊びに来てくれました。彼は前に通っていた学校が倒産→閉口に追い込まれたため、途中からうちの学校にやってきた学生。校長の生活の様子や成績の厳しいチェックを受けて入ってきただけあって、直接大学に入れるくらいの学生でした。ですが、彼なりにいろいろ考えがあるらしく、今は専門学校で勉強中。さらにもう一年専門学校で粘るつもりらしい。Ｃさんと話していたら、ちょうどＣさんが通っている学校を受験するＨさんが登場。「せっかくだから話聞かせてもらいなよ」と紹介した。一通り学校の様子やら奨学金の話を聞いた後、Ｈさんが言い出した。「実はさー・・・ホントに行きたくないけど、仕方ないんだよね」それが今から行こうかとしている学校の先輩を目の前にして言う言葉か～！！オトナのＣさんは「でも、もう一年頑張って行きたい大学に入るのもいいじゃない」とやさしくアドバイスしていました。Ｃさん、ムカついてないのかな。中国文化ではこのくらいどうってことないのでしょうか。ちなみにＣさんの手土産は『御座候』でした。渋い。ぽちっとな。→

  2006.01.29

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