高校に行きたくても行けない若者たち・・・ 金の卵 教育格差 定時制高校が定員オーバー
定時制高校が定員過剰で2倍以上の受験生で、定時制高校に入学できない若者が増えているそうです。●昭和22年 新制高等学校実施の手引がだされ、これまでない定時制高校の実施され、教育の機会均等で中学を卒業して、いろいろな理由で進学できなかった人が定時制に通えるようにとはじまりました。●1960年代は、高度成長期で人手不足で中学卒業生が金の卵なんていわれていた時代がありました。●1980年、不登校や全日制を中退した人を受け入れ、どんな生徒も受け入れ●1990年 バブル崩壊後、経済的な理由で定時制を選ぶ若者がふえてきたそうです。●2003年 定時制高校を大阪府教育委員会が廃止を発表 定時制高校が29校から15校になった。●2008年 大阪府立高校の授業料の減免率定時制 約25% 全日制 約18%●2008年3月 定時制高校の廃止 卒業をまえに、別の学校へ 大阪財政再建プログラム、私立高校への助成金削減公立高校が少なくなって、私立高校への助成金が削減されて、さらに定時制高校にもいけない。保護されるのは義務教育まで、高校からは自己責任? 16歳を超えると大人と同じ?●2009年 定時制高校の定員オーバー父親が経済的に不安定になり、子供たちが働きながら定時制高校に通うが、貯金もないので、専門学校や大学へ進学できない。中学卒業では、就職も困難・・・賃金格差につづいて、教育格差●大企業の経営悪化で中小企業の倒産で、とくに大阪では、全国平均以上の●高卒の求人倍率は2~3倍●中卒1~1.2で選択肢がない状態で、即戦力がもとめられ、企業で教育しているゆとりがなくなっているようです。●教育基本法第4条 教育は平等にうける権利がある? 現在は教育格差の時代・・・基礎学力がないまま、中学を卒業して社会へでている若者がふえているようです。●江戸時代、士農工商の身分制度がありましたが、現代の日本格差社会も高学歴でお金持ちはいつまでも高学歴でお金持ち低所得の家庭に生まれた子供は、いつまでも低所得で、教育の格差が続いていくのでしょうか?これからの日本はどうなってしまうのでしょうか?