全ての根源
またまたアクアリウムネタですが、釣りにも、ちぃっと関係あります。このお魚、「ネオケラトダス・フォルステリ」と言います。オーストラリア固有のハイギョです。現存するハイギョの中でも、最も原始的なお魚といわれ、数年前、人口孵化にも成功し、養殖個体が熱帯魚屋さんで販売されております。で、ですよ。題名が「全ての根源」じゃないですか?「生命の根源を語りたいのかい?」とお思いの方もいらっしゃるでしょう。違うのです。この「ネオケラトダス・フォルステリ」が、おいらの趣味のアクアリウム、半分趣味(釣りの仕事してるし・・・)の釣りの全ての根源なのです。幼少のころ、ウルトラマンが大好きでした。いや、ウルトラマンにでてくる怪獣が大好きでした。で、親戚の叔父さんが、「この怪獣みたいな動物が、むかーし、地球に本当にいたんだぞぉ。ほーら」と、2~3冊の図鑑をプレゼントしてくれました。恐竜図鑑と、古生物全般の図鑑2冊です。でもって、まず恐竜にはまりました。と同時に、古生物図鑑に掲載されていた、ハイギョやポリプテルスというお魚が、とても不思議に思い、こいつらにもはまりました。魚に似つかず、原始的なお魚。「地球上から、こいつらは絶滅してしまったんだ」と、思っていました。それから、数年。オヤジがある新聞記事を持ってきて、「こんな凄いのを、新聞で見つけたぞ!早速、今度のお休みに見に行こう!」と、おいらに記事を見せたのです。新聞なんて・・・つまらないよぉ・・・と、思いながら見た次の瞬間。おいらは、大人になった今でも、忘れないくらいの衝撃を受けたのです。そこには、「生きた化石、原始的な怪魚公開」との見出しがあり、この「ネオケラトダス・フォルステリ」が2匹泳いでいる写真があったのです。「え・・えぇぇ!!滅びたはずの魚が生きている!!」と、頭を打ちのめされた気分でした。で、上野水族館で目の当たりにしたとき、おいらには信じられない光景でした。だって、滅びたと思った魚が目の前で泳いでいる。絶滅した恐竜が、実は生存していて、それを目の当たりにした、衝撃でした。「ネオケラトダス・フォルステリ」だけではなく、他にポリプテルスもいたり、ハイギョもいたり、かわった形の魚がいたり。。。初めての水族館は、おいらにとって「夢の世界」そのものでした。で、水族館の人がいたもんで、「ぼくも、このお魚飼いたい、どうしたら飼えるの?」と聞いて、熱帯魚屋さんというお店の存在をしり、熱帯魚にはまりました。それを切欠に、魚という生物にどっぷりつかり、自然のままの魚を観察しに池等に、連れて行ってもらい、そこで「釣り」という物に、出会いました。その時見ていた釣り師さんの竿がしなり、かなりの時間を経て、上がってきた魚が、1メートル近い鯉。「で。。。でけぇ!日本にもこういう魚がいるんだ!」と、またまた未知なる世界を目の当たりにした衝撃をうけまして、釣りにもどっぷり漬かりました。それ以来、数十年(笑)釣りとアクアリウムにどっぷり漬かるという、魚中心のおいらがスタートしたのです。アクアリウムで体験できる、思いもよらない魚の行動。釣りで体験できる未知なる大物との出会い。両方で体験できる、魚という生物の不思議さに、すっかりはまってしまいましたね(笑)この「ネオケラトダス・フォルステリ」との出会いが無かったら、こんなに魚にはまっていなかっただろうなと、今でも思います。このお魚が、おいらという魚ヲタクを生み出した、全ての根源なのです。おいらのお店、釣り人達の秘密基地、シークレットベースはこちらから!!ポチッとお願いします => こちらもついでにポチッ => こちらもポチッと、いかがでしょう? =>