時々鬱々日記

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• 本の整理。

  をちょっとした。自分からすすんで、というわけではないが・・まあ、たいした方法ではない。ダンボールを半分に切って、その中にマンガと文庫を７０冊程度放り込んだだけだが・・次男に”このマンガ読んでもええよ”というと、”いいよ、ボクあんまりマンガ好きじゃないから”ときた・・・・・。あれ？この親にして、このこあり、というパターンではないような・・妙にしっかりしたヤツだわい。反面教師おおいからか？？

  2003.05.07

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• 久しぶりの会社ですなーーーー・・・。

  やってしまいました。最近はやりの”ヒカルの碁”、未読だったので、１冊読んでみるか、と手に取ったのが運の尽き、１－１１巻まで一気に読んでしまいました・・・首と腰がずタぼろです。絵が結構いいですね。癖がなくて、清潔感あって。（ＳＡＩのキャラが無邪気で気に入った）連想したのは、六三四の剣。ライバルがサラブレッドなのだが、イヤなやつではなくて、でも天才肌で、容姿は端麗・・・といった部分がにているような・・碁の対決も、剣道の真剣勝負と通じますね。主人公の造形は、一見べイブレードのカイみたいですが・・・（こどもの付き合いで、ベイも結構詳しかったりします）次男は何とか回復しました。でも家に帰ると長男問題が・・・これは精神的なものなので、結構重たくはあります。まあでも、前向きにいかねば、ですな。でもなんか風邪ＯＲ花粉症で調子はいま３くらい。体重も休みで２ＫＧＵＰしたし・・徐々に調子を上げていくぜい！！（カラ元気）

  2003.05.06

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• 休み最後の日。

  ですね。昨日から次男５歳が熱をだして、今日は動けなさそうです。昨日はかぶと虫幼虫を購入。２匹＋プラケースで３８０円。プラケースが２８０円で売っていたので、幼虫は１匹５０円の計算。あと、最近は外国産のかぶと、クワガタも多い。日本のオオクワと大きさの変わらないオオヒラタペアが１９８０円で、買える。小さめのアトラスおおかぶともペアで同じ値段。オオクワガタペアは３９８０円、オオクワ幼虫は１９８０円。自分の子供のころ思い出しても、このあたりの虫は、持っていると自分の眷属（笑）というか、そんな感じがして、どうしてもほしかった記憶があります。あの形から、なんとなく”戦闘用”というカンジもあり、とにかく欲しい、と思ったものです。僕の場合、野生でオオクワ見たことありませんが、最近は養殖しやすくなっているようで、野生でなければまあまあの値段で買えるようになってきましたね。オオクワだと、長いと５年位生きることもあるとか。（冬眠させるのが、難しそうだが）これって、大型犬の短命種くらいではないか？？結構子供なら、小学校時代通してずっと飼う、なんてことも可能かもしれない。とまあ、いろいろ考えるんですが、高くて買えないんですけどね。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー昨日は怒涛のＢＯＯＫ　ＯＦＦ３連発！！スタンプラリーが開催され、３店で５００円以上買うと、５００円券がもらえる、ということで、連休はじめにたまたま”水木しげるのノストラダムスの大予言、上下巻”を各３００円ｘ２で購入（文庫版）したので、”これはもしかしたらいけるかも・・・”ということで、昨日は３軒も爆走したわけである。（→もうこれは、ＢＯＯＫ　ＯＦＦで流れてる清水国明（どんな字だっけ）のＣＭ，”Heavy　User”の仲間入りか（泣））ちょっと無理して買った感じもあるが、なんと、どら、４３巻初版を発見！！！うれしー（←ほんとスケール小さいな）もう一軒では、”有名映画女優の未公開ショット掲載”というムック（ｵｰﾄﾞﾘｰ・ﾍﾌﾟﾊﾞｰﾝに結構弱いんです・・・）定価１０００円を５００円で。まあ、普通なら買わないか、値下げまで待つところだが、まんまとBOOK　OFFに乗せられた、というトコロであろうか・・しかし、ｲﾝｸﾞﾘｯﾄﾞ・ﾊﾞｰｸﾞﾏﾝやｸﾞﾚｰｽ・ｹﾘｰ、往年の大女優の決めショットは、やはり一枚の写真にものすごい吸引力がある。日本でも原節子など、そのあたりの女優（男優でもすごいのありますな。眠狂四郎にははまってしまい、ビデオも買ってしまった）の古いショットは、もう写真しかそれを大衆が見て、自分だけのものとして大事にチェリッシュするメディアがない、最高のものを提供すんで！！という気合が感じられてこころ惹かれる。今はいろんなジャンルで接することができ、それはそれで楽しいが、自分で所有しよう、とすると、ブロマイド的なメディアの頑固さ、集中力には負ける気がする・・←まあ、本を買ってしまったことに対する悪あがき的意味付けですが・・ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー異形のモノたちの苦悩を見たければ、日曜アサ８時だ！！！→ってことで、往年の仮面ライダーをはじめから（正確には一文字ライダーからだが）見ていて、最近の平成ライダーを見ながら感じること、それは、作り手がほとんど僕と同世代であり、作り手の気持ちに近いと思っているのだが、（いやー、昔バンダイに入社したかったんですよ！）僕がライダーのサーガ（？）をいったん見限ったのは、やはりｽﾄｰﾘｰ、造形の陳腐化、子供にこびようとしつつ、実は子供もその媚びが鼻について、視聴率が落ち・・・というスパイラルからだった気がする。これはウルトラマンでも同じだ。多分、そのとき子供だった人の意見は違うのかもしれないが、”ウルトラマン８０”はキツかった。とにかく、８０の顔がいやだった。自分の中でのｳﾙﾄﾗﾏﾝ嗜好への義理立てから、見るだけは見たが、怪獣の造形も、なんとも着ぐるみっぽく見えた。ライダーにしても、ストロンガーやタックルの造形は、嫌いではないが、洗練されている、とは言いにくい気がする。”どうせお約束なのだから、かっこいい造形、かっこいい怪人を見せてくれ”と思っていた。まあ、おかげで２０代は人並みな趣味に生きれたわけだが・・・で、平成ウルトラマン・ライダーと言われる作品。こちらについては、着ぐるみを着ての動きに、立ち居振舞い（笑）にリアル感が出た。これが一番の違いだと思う。８０のあのどてっとしたスーツ、動きを見ているとぜんぜん違う。あと、顔の造形も、旧ウルトラマン、ライダーを見て育った世代の夢がぶつけられているのだろうか、非常に美しい。そして敵役。特にクウガ以降の平成ライダーでは、旧来の悪の組織的な表現は採っていない。今の時代、うそっぽくならずに悪を描くのは、おもいっきり割り切った形でしか無理だろう。古代の部族、旧い神、あるいは悪魔、一人の人間の頭の中の別世界・・・。子供たちは純粋にバトルとギミックにはまり、お母さん方はいわゆる”イケメン（←これって、もう死語なんですか？）”の主人公にはまり、僕のような人間は造形や世界観にはまる。ちゃんと役割分担がある。今回の敵は、まあいわば昔人間だったものの人間への郷愁・執着がテーマだと思う。今までのライダーもそうだが、悪役に感情移入しやすい。クウガでは、怪人それぞれに人間形があり、その人たちへの思い入れも、ひとつの楽しみ方になった。そして、ヒーローはある意味敵と類似の存在（造形）となり（クウガアルティメットＦＯＲＭ、アギトバーニングＦＯＲＭ）、中間的な存在、悪でも善でもない造形（アナザアギト）がまた魅力を放つ。大人になると、素直にヒーローにワーキャー言えないくなってしまう。そんな時、古代の悪や神々の名残を身にまとった、怪人たち、ここがその逃げ場、言い訳しやすい世界として、救済の手を差し伸べてくれる、そんな気がしている。まあ、要は怪人のソフビ買うときの言い訳（→誰に？）なんですけどね・・・（苦笑）。----------------------------------------------------今日は、次男体調不良で、主に家の掃除。ヒータしまって、こたつしまって。で、ひとついいことが・・。昨年キャンプで捕まえたカブトのメスが卵を１０数個生んでいて、プラケースに思い出したように水をふきつけてはいた。だけど僕の部屋は寒くて、ヒータなし、昼でも薄暗い開かずの間（ちょっとオーバーか？）。で、多分幼虫が育つはずがない、と思っていた。で、昨日カブト幼虫を２匹購入したので、見るのが怖かったが、今日古いプラケースをさかさまにして、土のなかをほとんどあきらめて探ってみた、すると！！！！！！１匹いるではないか！！！！！幼虫が！！！昨日の幼虫とは大きさが違いすぎて、ほんとにカブトの幼虫なのか、という感じだが、卵を確認しているので、間違いないだろう。生きている！！！！なんだか妙にうれしかった。ぜひ無事成虫になってもらいたいものである。

  2003.05.05

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• 夢２＆本音至上主義。

  今日もなさけない夢を見た。最近では絶滅寸前といっていい”携帯不所持族”である僕の心のなかで、相当ストレスがたまっているようだ。会社からヒトの携帯で家に電話する夢だったが、何回押しても自分の家の番号が押せないでいた。（夢の中でも正しい番号を思い出していたのは不思議といえばふしぎだが・・）いいかげんイライラしてきて、ゆっくり押していたら、やっぱり最後の番号で違う数字を押していた。”あーー”といいながら目覚めた気がする。なんかこれも悪夢の一種なのか？？ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーランダムで飛んでいたら、前にいったサイトにアクセス。ＨＰの総数からすると、この割合は高いのか？はたまた珍しいのか？？ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー今日の新聞で、作家の亀和田氏が、政治の世界が”本音至上主義”となりつつある、との指摘をしている。慧眼だ、と思う。いままでは、スキャンダルで失脚。今は、人間の本音の部分、”政治家も同じ人間、おんなじ欲望あるよね”という”本音”を見せる方向に、確かに変わってきているような気がする。それがいいのかわるいのか、はおいておくとして、みんなが生の声を聞きたいし、自分たちの代表なのだから、という感覚を進めると、本音を出すほうが支持される部分は確かにあると感じる。要はバランスなんだとおもうが。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー今日は、３年ぐらい前に、台風の日に１本骨が折れたかさを昨日東急ハンズで買った傘直し金具（＠￥３０）にて修理。骨はちょっと曲がったままだが、何とか使えそうだ。最近はかさも３００円くらいでかえてしまうが、お気に入りのものを修理して使う、というのは悪くない。あと、あらごみですててあった”プランター”に、今日土と卵の殻とふるい紅茶葉を入れて、最近芽吹きはじめたオシロイバナの芽を移植。うーん、とことんセコイんだが、なんか最近はカネを使わないと安心する、という心理がおきている。これはほかの人にもおきているのではないだろうか。まあ、デフレの心理ではありますな。

  2003.05.04

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• 夢。

  今日見た夢。お金拾う夢でした。これがなさけない、小銭。１円とか１００円とか、どぶのなかから拾って・・・。で、５００円をみつけたら、なんかよこから”その５００円はニセ金よ、気をつけて”みたいなことを通り掛かり？の女の人に言われて・・・よく見たら腐乱死体（ＳＯＲＲＹ）みたいに表面がはがれて中身がみえておるぢゃーありませんか！！！？・・・・・・・・・なんともなさけない夢である。まあ、等身大の夢、とはいえなくもないが・・・・・。------------------------------------------閑話休題。（→新八犬伝風に）最近新聞が朝日にかわったことはかいたが、本日日曜版をみて実感したこと。それは僕が新聞に求めているものは、”雑誌的役割”なんだ、ということだ。本来はニュースを伝えるべきものなのだろうが、僕が読みたいのは、雑情報、なんやかんやの感想、随想的な連載、などである。読売で毎日楽しみだったのは、”人生相談”欄だった。ここでは、古本屋で作家の出久根達郎氏をはじめ、毎日グチ（失礼！）のような投書に、まじめに正面から回答する錚々たるメンツの、だけど新聞でもあり、いいすぎることもできぬ、でも救いたい、的な苦闘に満ちた回答が、毎日読めるのである。面白いことに、回答者の職業、プロフィールにあった投書がえらばれるのは、自分でえらぶのか、はたまた新聞社が選ぶのか。そんな毎日が真剣勝負的な欄が一番面白かったのである。（なやんでいるひとが面白いのではなく、回答者の料理の仕方が、という意味ですので、念のため←蛇足ですが）一方、朝日では、読者にアンケートを取ったちょっと砕けた記事が面白い。今日は”連載マンガを読んでいるか”という記事だったが、漫画好きを自認する僕だが、インプットは主にＢＯＯＫ　ＯＦＦ（笑）での立ち読み。昔から、雑誌で追いかける例は少なかった。（まあ、がんばれ元気の最後の方は毎週見てましたが）だから、勢い知っている作家ばかりになる嫌いはある。で、今は懐かしモノ中心だ。記事でも単行本の販売はそんなにかわっていないとあった。ジャンプが６００万から３００万に減っている、というのが象徴的だ。多分、読み手の割合に、僕らの世代が結構増えているような気がする。

  2003.05.03

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• 本屋でトイレ。

  いきなり尾篭な話ですみません。最近気になったニュースで、記憶が正確でなく申し訳ないのですが、朝日新聞の天声人語で、”本屋に行ったらトイレにいきたくなる”というテーマでコラムが書かれたことに対し、確か週刊新潮が、そのアイデアは盗作だ、と訴訟した、というものがあった。（読売で読んだので、あんまり詳しくは書いてなかったが）問題になったコラムを読んだ記憶はある。僕としては、このテーマって、ずーーーと昔から語られ続けているではないか、とすごく違和感を持ったのである。これは週刊新潮の発見だったのか？？なぜ思い出したか、というと、最近とみにＢＯＯＫ　ＯＦＦ（笑）でトイレにいきたくなるのである。それも大きい（失礼）ほうが。店によってはトイレ貸してくれないので、催す（苦笑）と結構脂汗ものである。つい２－３日前も、レジでならびながら、もうもだえまくる感じとなってしまった。個人的には、やはりほしい本があったり、あるかな、とワクワクしてしまうのが、あんまり消化器系の強くない人間によくないのではないか、と推測している。その証拠に、本屋をでるとけっこうそれは速攻でなくなったりする。で、そんな現象がみんなに起きていること、それは昔っつからよく話題になっていた気がする。マスメディアではなかったのかな？？それと、最近自転車に乗りすぎたのか、昔から座りすぎるとでん部におできができて、座るととても痛い、というこまった状態になるのだが、これがまたおきた。とても痛い。これも高校生のころからたまにおきる。これにたいする僕の解釈は、僕は昔から”出っ尻”と呼ばれ、いじめられることがあったくらい、骨盤が発達している。つまり”ケツがでかい”というやつですな。小学校５年くらいのとき、かがんで靴をはいていたら、ほかの生徒に言われて、はじめなんのことかわからなかった。”てっちり？なんでふぐの話をしてんのか？？？”と。ただ、いわれて気がつくと、結構ほかの人とくらべてどうもでかいらしい、ということがわかってきた。それが結構コンプレックスになって、そのあと妙に体を鍛えたりした。（なで肩、ともいわれたんである。これではなで肩、出っ尻、かっちょわるーーー、と悲しくなったのですな）今はその所為で、体を鍛えるきっかけになったと思って感謝しているが、だが、どうも我が臀部の肉厚が、長期間の座りに耐えられず、おできになるようなのだ。とにかく半分浮いたような格好を続けるのだが、悪いことに一方で座りすぎると、もう一方にもできてしまうことがあるから要注意だ（泣）。日出処の天子”を久しぶりに通読（５巻ー７巻（文庫最終巻））。残心、というか、余韻の残る名作ですな。やっぱり。

  2003.05.02

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• 荒俣宏。

  ブックライフ自由自在（集英社文庫、1997年、原本1993年）を読んだ。この本は、1981年から1994年にかけての氏の主に古本蒐集の日々を綴ったものだが、とにかく相変わらずすさまじい。もうだいぶ前の話なのだろうが、前とか最近とかの次元はとおに超越してしまっている。ただ、本に関する記述はそうだとしても、氏の健康に関する部分が気になった。毎日のように徹夜をし（→僕の場合、徹夜というのは1回位しかやったことがない）、１５キロの荷物を抱えて古本屋めぐりをし、インスタントラーメンで活動し、ひそかに”やはり本気で道を追求するにはこうでなければならないのか！！僕は失格だ・・・”とある意味意気阻喪させてくれた偉大な先達なのであるが、昔の無理がたたって糖尿病になったという。（１５年前の記述なんだが・・・（汗））いまだ元気で活躍されているところをみると、その後食生活がだいぶ改善された（ちょうどそのころ、離婚され、非常に精神的につらかった、とのことだが、あとがきを読むと再婚され、落ち着いたのこと。よかった）と思しい。しかし、洋古書をめぐる世界はめまいを誘うようだ。８００万円の本を１年割賦で購入する部分は、正直ドキモを抜かれた。個人で、それも自分の将来の稼ぎで、それを買ってしまう迫力。その際の逡巡はもちろんあるが、とにかくスケールがでかい。水木しげる氏の自伝を読んでも感じたことだが、外からみたらすごい奇人に見えても、その心はしごくまっとう、というか、普通だ。普通だが、やることはすごい。これが真の奇人の偉大さかもしれない、などと思ったのである。----------------------------------------------------評論家の呉智英氏（どうもこの人、僕の勤め先の近くにすんでいるらしい。あと鳥山明は会社の人と同級生だとか）が、今日から再購読（笑）開始の朝日新聞で、まつりの神輿の掛け声が３０年ほど前から”わっしょい”から”そいや”にかわりつつあることについて書いている。これについて氏は近代的メディアに影響されたモノマネ文化と嘆いている。自分が神輿をもしかつぐとしたらどうか。考えてみた。わっしょい”と”そいや”。多分今担いでいる人たちも僕以下の年齢だろう。どちらでもすきなほうでいいぞ、といわれたら、じゃあ、”そいや”で、となりそうだ。伝統行事を自分たちのことばで取り込もう、という心理だろうか。そいや、のでどころはわからないが、思い出すところでは、”一世風靡セピア”だろう。いまの大人世代はこのバンドをリアルタイムで経験しているはずだ。これが多分影響している。で、因習的な祭りに自分達の文化の味付けができる、的な発想がでてきそうだ。これは多分神道とか、そういった面からは好ましくないのだろう。だが、そういった発想を旧因習が”それはちがうから”という形で押さえ込めなくなっている、そんな状況が垣間見える気がする。そう、たとえば僕が社宅の自治会長に（福引ではずれて）なったとき、地域での赤い羽根募金、これには地域でノルマがあることを知った。で、これって自発的なもんではないの？ときいた。こうきけるかきけないかが因習の差だと思う。だが、いわゆる伝統、神道、宗教がからむとき、これは少し複雑な問題となるだろう。今までなら、多分、決まった掛け声を変えるなどもってのほか、ということになっただろう。そのあたりで不快感をもつかどうか、その辺が議論のＰＯＩＮＴになってくる気がする。

  2003.05.01

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• 新聞＆藤子不二雄。

  もはや慣れっことなった、”ちょっと気合入れて書きすぎると画面フリーズ現象”が又も発生。もうこれはひとつの法則か！！！？今朝は５時過ぎから”藤子・Ｆ・不二雄”について、気合入れて書いていたのですが、だいたい書けたところで、”あ、ちょっと心配、書き込み大丈夫か？？””でも、朝だし大丈夫やろ”と思って、ポチッ・・・あれ？？ぽ・ポチッっとな・・・あれれれ？？！！！！！止まっとる・・・・・・・・・・・・・。で、まあがっかりしてます。まあ、気分を変えて、まめにセーブしつつ、別の話題から・・今住んでいる名古屋地区では、地元紙（全国紙でもあるようだが）の中日新聞を購読しない人間は、名古屋の人間にあらず、といったような雰囲気を感じる点がちょっとイヤなところだ。結果としてそうなっているのはわかるが、とにかく他紙には”チラシがない”。朝日も読売も、近くのスーパーのチラシが入らない。ま、チラシは購買数の多い新聞に金を払って入れるものだから、仕方ない、と頭ではわかるが、現実的にはチラシが入らないから、地元の人ではなくとも中日を購入しているケースがほとんどである。で、新聞勧誘のおっさんがいうには、”この辺の社宅で、中日とってないのはおたくだけでっせ”（注：語尾は作者推定（笑））てな感じで、あたかも中日とらずんば市民にあらず”的なニュアンスに、ひがみ根性の発達した僕なぞは聞こえるではないか。まあ、いっしょうけんめい中日を作っている記者には罪はないが、ちょっとこの売り方にはむかつくのである。で、意地で買わない。たまたま実家では、朝日を買っていたので、慣れもあり朝日を買っていたが、あるとき父親が、”朝日は政治的にムニャムニャ”なんてことを言いながら、何十年（推定３０年）買っていた朝日を読売に変えた。まあ、”自称芸術家（笑）たるもの、利権がらみのお茶の間権力闘争政治には興味なし”で来ていた僕はその理由はそのときはピンとこなかったが、最近の北朝鮮、教科書、歴史教育の絡みで、やっと”そうだったのか”と思うようになった。まあ、小学生の時、”新聞は１面から読むもんだ”と学校でいわれて、自分の時間使ってすきに読んでいるものに指図されてたまるか！”という、まあ、意地っ張りで、来たこともあり、政治欄はいまだに縁遠いが、社会欄はそれから少し気になるようになった。で、明日からは朝日新聞６ヶ月。この６ヶ月は読売だったが、どうも新聞勧誘の人のいうには、６ヶ月交換でいくと一番おまけがもらえて得だとのこと。なんか釈然としないが、もらえるものをＮＯといいたいわけではない。それに、中日じゃないひとは、朝日、読売６ヶ月交代制の人がいちばん多い！とのこと。そんなモンなのか。

  2003.04.30

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• Go to 会社 by bicycle・・・　で・・・。

  昨日は実は休日出勤だったのである。で、朝起きて、弁当を生まれて初めて自ら作ってみた。ごはん。のり。卵２個にツナ缶をひとつドバッとぶちこんで、えんどう豆をすこし、それをぐちゃぐちゃっと混ぜていためる・・以上、とりあえず、なんでもいい、という世界。（出来上がりのあまりのひどさ、なさけなさに、後でいろいろ幼稚園弁当用の具を足してもらった・・）で、いつもはドアｔｏドアで４５分くらいかかるところ（電車）、ためしに愛用のママチャリ改（笑）にて直接会社を目指してみた。なかなか良い天気だったこともあり。で、３５分程度で到着。電車だと大回りなところ、距離的にはまっすぐ会社に向かえるので、時間的には短縮！されてしまった。だが、高校生の通学時間と同じなので、約２回ほどぶつかりそうになった。まあ、今後の実施は要検討、というところか。だが、いい点（？）もあり。財政的にはいいのかどうかだが・・そう、最近自分でも”ちょっと異常ちゃうか？！”と自分で自分が怖くなっているあの場所、ＢＯＯＫ　ＯＦＦへ帰りにいけてしまうのである！！！しかも昨日は普段行かない、初めてのＢＯＯＫ　ＯＦＦなんである。ＮＥＷな店は興奮する（笑）！なんか新しい”初版どら”（・・・。）に出会えるのではないかっ！！！？安くでなつかしマンガにであえるのでは・・・！っと言う気持ちでいっぱいになってしまう。で、結果、結論として、ＮＥＷ　初版どら　にはであえなかったが、ＢＯＯＫ　ＯＦＦでも店によって値付けや品揃えにビミョウな差があることを再認識した一日だった。この店では、文庫が安かった。通常の店では、きれい系の本は定価の半額になっており、古くなると１００円となるのが普通だが、この店にはもうひとカテゴリー（←大げさ・・）”２００円ワールド”があったのだった。これが結構よかった。貧乏な僕は、基本的に”１００円地獄（笑）”を中心に経巡り、”半額界”は羨望かつうらみがましい気持ち（くっそー、早く１００円地獄へおちてこんかいっ、おまえら（←人ではないのに・・・））で横目で見るのがせいぜいで、近くの店では目当ての品が１００円になるまでじっと待っているのだが、この店では他店で、半額界に鎮座ましましているのと同じグレードの商品が、２００円ワールドの住人だったのである！。そして２００円ワールドにてＧＥＴしたものは・・・１．ソロー”森の生活”講談社学術文庫　定価１２００円。　→このシリーズはなかなか人気あるらしく、１００円地獄には　　玉数がすくない。　　ハマトン”知的生活”とならんで、ずっと欲しかったのだが、　　半額＝６００円では手がでなかった。　　内容的には半額でもＯＫのはずだが・・・　　これがＢＯＯＫ　ＯＦＦの魔力なのか・・・（←大袈裟）。２．永井荷風”断腸亭日常（上）”岩波文庫　定価７６０円？。　→記憶で書いているので、題名、価格とも心元なし、すみませ　　　ん。　　荷風は”墨東綺譚 （←墨”の字には正確にはさんずいがはい　　ります）”の映画みて、本読んですっかりその世界にからめと　　られたわけだ。　　で、その日記（あ、これも日記なんだ）である。　　この本も美本で、２００円は安い。そもそもあんまり売ってい　　るのを見かけない。３．荒俣宏”ﾌﾞｯｸﾗｲﾌ自由自在”集英社文庫、定価６００円。　　→ごぞんじ荒俣本。これも２００円は安い。　　古本地獄の楽しさ（？）を垣間見させてくれる本。４．天才バカボン・５（復刻版）講談社２５０円５．おろち１－３、各２５０円、再版、秋田書店６．さるとびえっちゃん、石ノ森章太郎、双葉文庫、１００円　　→またまたなつかし系ばかりとなった。　　他店では通常２００円でもＧＥＴできるものが、この店では　　２５０円である。これもひとつの戦略だろう。　　おろち”はほとんど初見。子供のころは怖くて読めなかった。　　こんご、楳図ワールドに引き込まれそうな予感。　　あと、えっちゃん１００円は安くない？文庫だが。　いじょうのような戦果。なかなかの大量仕入れ（笑）になってしまった。　まあ、ＧＷ中、読む本が手に入った、ということで。

  2003.04.29

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• どうよ？ユニクロ。

  ユニクロにはお世話になっている。ＢＯＯＫ　ＯＦＦにユニクロ。どちらも安いが、そのなかでも安いものしか買わない僕は、なんだか寄生虫のようだ。で、ユニクロの最近の新聞ＣＭはよい。今回はＴシャツ特集。結構好きな俳優である永瀬もでている（濱マイクはよかった！）。僕の場合、かねがない、というすべてに共通するキイワードから、安い黒Ｔシャツを買ってきて、自分で白で模様を描いて、嬉々として着ている。まあ、これも”必要は発明の母”のなさけないＶＥＲＳＩＯＮか、という気がする。まあ、人と同じものはなるべく着たくないし。子供に作った”仮面ﾗｲﾀﾞｰクウガマ－ク入りＴシャツ”は社宅のお母さんには好評だったし（・・・・）。そんなＴシャツ哲学（笑）を持っている僕だが、今回のユニクロの提案？である、いろんな人が自分のＴシャツ持とうぜ、というものには共感を持ったのである。で、買うかどうかは残念ながら別問題だが・・・。

  2003.04.28

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• キャンプ？

  土曜日から日曜にかけ、”春日井少年自然の家”で一泊。土曜日も午後からは晴れ、日曜はよい天気となった。約２時間のハイキング、５歳の次男もなんとかクリア。親はへばった。バードコールなる木にネジをぶち込んで、まわすと音がなる、というものを作った。木によって鳴る音が違う点がなかなか面白い。この時期、あんまり汗がでないので、野外活動には悪くない。キャンプかと思ったら、施設の部屋とまりであり、安心した。まあ、ひとつのＧＷ的一日だった。ＰＳ．ライダーの録画を忘れたのが痛恨事だ。どうなったのか、オルフェノク！！！？

  2003.04.27

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• まちがえたー。

  またまたダブル購入。買った本を読んでないケースが多いということか・・・。今回は”おぼっちゃまくん”１６巻。２００円。前は１００円だったのに・・・ああ、せこい日記（とにかく空いた日を埋めようと必死です）。

  2003.04.26

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• 長渕剛・詩画集。

  を買った。まあ、買いすぎですな。イキオイのある筆遣いがなかなかよし。仏系の絵は”大日本仏像連合”自称会員（ウソ）の僕としては気に入った。仏像では、浄瑠璃寺の秘仏吉祥天や、興福寺・阿修羅など、マイナー系がお気に入りである。（阿修羅はマイナーな像とは言えませんな。つまり仏としてはマイナーっというイミです）昔は”見仏記”片手に寺めぐりをしたものだ。タイの寺では、座ってみてたら、ＪＡＬ機内誌に載っていた海外版見仏記をズボンの後ろポケットに入れていたためおとしてしまった。タイの人は、それを拾ってなんと思ったかな？あんまり長渕に関係ない話でした。

  2003.04.25

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• ウイスキー、ベン・ジョンソン、村上春樹。

  しかし、すぐに影響を受けてしまう。今日は村上春樹”もし僕らのことばがウィスキーであったなら”（平凡社、1999年刊、1400円）を読んだ。題を見ていただくとわかるとおり、村上春樹が妻とともに2週間、ｲｷﾞﾘｽ・ｱｲﾗ島、ｱｲﾙﾗﾝﾄﾞをｳｨｽｷｰ、ﾊﾟﾌﾞ中心に経巡った、村上氏の妻、陽子氏の写真も美しい、格別の１冊だ。内容としては、雑誌に2回に分けて掲載されたもので、分量的には1日ですぐ読めてしまう程度だが、その内容と写真は、手元において何回か読んでみたい、と思わせるものだ。気に入った個所を２つほど引用してみる。観光名所もない、過疎の島であるアイラ島の、厳しい冬。”しかしながら、そんな悪い季節にもわざわざこの辺鄙な島に足を運んでくる人々は少なからず存在する。彼らはひとりで島にやってきて、何週間か小さなコテージを借り、誰に邪魔されることもなくしずかに本を読む。暖炉によい香りのする泥炭（ピート）をくべ、ちいさな音でヴィヴァルディーのテープをかける。上等なウィスキーとグラスをひとつテーブルの上に載せ、電話の線を抜いてしまう。文字を追うのに疲れると、ときおり本を閉じて膝に置き、顔をあげて、暗い窓の外の、波や雨や風の音に耳を澄ませる。つまり悪い季節をそのまま受け入れて楽しんでしまう。こういうのはいかにも英国人的な人生の楽しみ方なのかもしれない。”（Ｐ．２０－２１）こうして、文章を書き写していると、書き写す、という行為は、読む、という行為より、より深く内容が頭に入ってくる気がする。絵、でも、模写、をすると、絵全体を見て受ける印象とは別の、画家が一枚の絵を描く際に、どのように感じ、どのように描きたかったかが、よりｽﾄﾚｰﾄに体感できるのと似ている、と思った。で、この文章に書かれているようなスタイル、に強く惹かれた。寒さには滅法弱い僕だが、ただ、寒さは頭を、意識を透明にしてくれる作用がある。独りで、ｳｲｽｷｰ片手に、こんな休日、いいなー。もうひとつ引用する。現地で村上氏を案内してくれた蒸留所のマネージャー、ジム曰く、”「ｳｨｽｷｰ造りを僕が好きなのは、それが本質的にロマンチックな仕事だからだ」　「僕が今こうして作っているｳｨｽｷｰが世の中に出て行くとき、あるいは僕はもうこの世にはいないかもしれない。しかしそれは僕が造ったものなんだ。そういうのって素敵なことだと思わないか？」”（Ｐ．４５）思う。なにかを造りたい、なにかを人に伝えたい、という気持ちはすごくよくわかる。そんなしごとができる人はすばらしい。村上春樹を僕が読んだのは、たぶん大学生の時。宮城教育大学のロビーで、人を待っていたとき、テレビではｵﾘﾝﾋﾟｯｸの１００Ｍ走で、ベン・ジョンソンが世界最速のスピードで勝利を飾っていた。彼がその後ﾄﾞｰﾋﾟﾝｸﾞでメダル剥奪されたとしても、多分今までの人類史上、1番か2番くらいのｽﾋﾟｰﾄﾞで走った事実は事実だ。そんな映像を見ながら、”ﾉﾙｳｪｲの森”を読んでいた。もう大分流行っていたから、いまさら読んでいる、的ななさけなさもちょっと抱きながら。僕と村上春樹の共通点は、出身地が近い、というくらいだが、それだけでも大分違う。そのあたりの生まれ、ということを、誇りに思う、というと大げさだが、悪くないと思っている、そんな感じが彼の文章から感じられる部分が好きだ。　そんな彼のこの1冊（笑）、写真のなかの、羊やら、猫やら、なんやらが、真正面からこっちを見ていて、ドキっとする。で、ウイスキーが飲みたくなるのである。今までは、ほとんどバーボンしか飲まなかったのですが・・こんど、ｼﾝｸﾞﾙﾓﾙﾄ、氷を入れず、水（水道水）を置いて飲んでみよう←ほとほとすぐ影響されるヤツだな（呆れ）。

  2003.04.24

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• 日出処の天子。

  白泉社文庫版、4巻ー7巻（最終巻）を各100円でＧＥＴ．これで全巻100円、計700円でこの名作をすべて入手したことに。マメに見ていてよかった！！ということで、昨日は夜1時から2時にかけ4巻を読んだ。1冊読むのに結構時間がかかる。せつないサイキックストーリーではある。で、眠くて起きれず、今日も・・・。

  2003.04.23

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• 春眠。

  とにかく眠い。朝起きれない・・・・日曜日の図書館と、購入図書について、できれば今日書く予定ですが・・

  2003.04.22

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• 感謝。1000人さま。

  本日ご来客（特に自分も含む（苦笑））1000人となった。サイトによっては1日1000人のところもあるようだが、なーーーーーーーんにもない、日記だけのページで１000人（含む自分←くどいって！！）もの皆さんにきていただき、感謝感謝である。これからは、すこしでも読んでいただきちょっとは面白い日記がかけるよう、がんばりたいと思います。どうもありがとうございました。

  2003.04.21

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• 切り抜き。

  昔は新聞の切り抜きをやっていた。記事ももちろんだが、広告や絵や写真なんかでも気になったらとにかく切って、ノートにベタベタはりつける、はりつける部分でちょっとバランスとかレイアウトとか気にして・・という感じで結構楽しくやっていた。海外出張とかあると、機内誌や現地の新聞、チラシなんかを気にして、気になったものは切って、貼った。これも、後で見ると、そのときの気分なんかが思い出しやすくて、よかった。新聞で写真コンクールの優秀作なんかもあると、結構綺麗にﾚｲｱｳﾄする素材になる。そんな切抜きを止めて、どれくらいになるか。最近又少しずつ切っている。張るのが面倒なので、100円ショップで３２Ｐや４８ＰのクリアーＦＩＬＥを買ってきて入れている。最近は主に新車の広告や時計の広告を中心に切っている。昔は日本車のデザインが好きではなかったのだが（今見ると、ノスタルジーという意味では嫌いではないが、これは本来のデザインに対する嗜好からくるものではないし）、最近はなかなかいいものがあると思っている。また、広告会社の力の入れ方も面白く見れる。（最近まで広告宣伝担当だったので）で、切り取って、挟み込んだものを、あとでパラパラめくるのが、結構楽しい。自分の好きなもの、興味のあるもので構成されているので、当たり前だが。

  2003.04.20

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• 暑いですな。

  いや、寒さからいきなり暑さへきましたね。暑くてＹシャツの下に着ていたＴシャツは昨日はやめました。おとといの晩作ったミルクティ（１Ｌ）を、机の上に置いてガブガブやっていたんですが、昨日の夕方はちょっと酸っぱかった！！！今日の体が心配だったんですが、なんとかもってます。これからは、冷蔵庫に入れないとヤバイですね。

  2003.04.19

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• おいおい、またかよ（怒）。　聖アントニウスの誘惑。

  また、どっとつかれた。前にアンドレ・ブルトン作”魔術的芸術”の感想を書いたとき、書けた、さあ書き込もう、というところでフリーズしたことを書いたが、又おんなじことが起きた。ひさし振りに”聖アントニウス”に関し、結構長い文章が書けて、さあ、いくぜ、というところで、またフリーズ。ほんと疲れた。気をとりなおして、内容を思い出しながら、再度書いてみます。でも、もういやだ、ちょっとずつ書き込んでいくど！今日気になった絵は”聖アントニウスの誘惑”。聖人の意思をくじき惑わそうと、悪魔が群がり、じゃまする主題だ。詳しくはよくわからない。本書には2枚の”聖アン”が掲載されているが、イサーク・ヴァン・メヘレン作がケッサクだ。本書によれば、”古生物的”な悪魔たちが、アントニウスのひげをひっぱる、服をひっぱる、顔を押す。その中で、聖アントニウスは、あたかもそのことをたのしんででもいるかのような風情で、楽しげな表情で引っ張りまわされている。魚のような無表情な悪魔が、棍棒を振り上げている。10人もの悪魔がアンちゃんのまわりにまとわりついている。非人間的な存在が好きな僕としては、悪魔たちの造形具合が気になる。それはたとえば、デビルマンで、鬼太郎で、そして犬夜叉で、妖怪や悪魔の群れが描かれたときと同じ気になり方である。また、数多くの人間を描かなければならないとき、昔のアニメでおんなじ人間が何回もリピートされて使用されているのに気がついたときと同じ気になり方である。この絵の登場人物たちは合格だ。あー、やっぱり楽しく絵を見ました、という文章を、がっかりしながら書くと、乗りませんな（悲）。今日はここまでにします・・・・

  2003.04.18

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• 妖怪馬鹿。

  自分の中でもマイブーム（（ＢＹみうらじゅん）←自分の？マイ？重なってますな）で、最近結構続いているのが、妖怪だ。巷では、京極夏彦氏の著作もあり、妖怪が結構ブームだと思う。もちろん御大、水木しげる氏の名はあげるまでもない。もうだんだんいうのがいやになってきたＢＯＯＫ　ＯＦＦで、新潮ＯＨ！文庫　”妖怪馬鹿”ＢＹ京極夏彦ほか著を100円で手に入れた。氏がクリエーターであることは知っていたが、いろいろな漫画家の作風を真似したパロディが数多く入っており、その描写力・絵心・パロディ力には改めて感服した。氏の膨大な蔵書を収納した部屋の構成力にも、かねがね圧倒されているが。

  2003.04.17

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• 今日も今日とて・・Ｂｏｏｋ　Ｏｆｆ

  ここまでＢｏｏｋ　Ｏｆｆのことばかり書いていると、いいかげん、アンタ、Ｂｏｏｋ　Ｏｆｆのまわしモンか！！？といわれるのではないか、と心配なくらい、また今日行ってしまった。だが、今日は月曜に河出文庫”少年西遊記2巻”ＢＹ杉浦茂、を買ってしまったおかげで、かねがまったくない。で、見るだけであった（涙）。バキ16巻。あとは文庫本、映画関係を中心に。大貫妙子の文庫本、あぶない刑事のシナリオ写真集などが気になる。今日は私の至福の出会い（笑）、こと”ドラえもん初版本”とは出会えず。というか、1冊もドラえもんがなかった。周囲の皆さん、どらをよろしく！！！どらを見ていて、晩年の藤子・Ｆ・不二雄の筆のさえは、見ていて怖くなるほどだ。特に1985年以降はいい。どらしかり、ＴＰぼんしかり。抑制の効いた線がすばらしい。氏の死去後、アイデアノートあり、ということで、大長編ドラえもんが1冊刊行されたが、線の違いは目を覆いたくなるほどだった。栗田貫一のルパンは結構本家と遜色ない、というのが僕の私見だが。

  2003.04.16

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• あー、また寝不足・・・。

  最近眠い。冬場は5時とかに起きて、なんだかんだやってたのだが・・ぜんぜん起きれない。ちょっとＰＣやりすぎかな会社でも画面とにらめっこばかりだし・・ということで、おやすみなさい。昨日の日記もこれで書けたし！

  2003.04.15

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• 魔術的芸術。

  フランスの詩人であるアンドレ・ブルトンの著作。1957年に限定版で刊行され、市場に流通されなかった本ということだ。2002年6月30日、普及版として河出書房新社より発行された。この本を図書館で借りた。印象的な記述を拾ってみる。Ｐ．２３。ノヴアーリス（小さなアを出すのが苦手です。アは小さくして読んでください（汗））「魅力的な娘というものは、人が思う以上に本物の魔法使いである。・・・すべての精神的な接触は、魔法の杖との接触に似ている」Ｐ．３４．エリフェス・レヴィ。「ある農夫が、毎朝2時か3時に起きて、日の昇る前に家からずっと遠いところへ行き、おなじ草を毎日１本ずつ摘むことをしたとすれば、彼はこの草を身につけることによって、数多くの奇跡をおこなうことが可能だろう。この草は彼の意思のしるしとなり、その意思に応じて、彼がそうなってほしいと欲望のままに命じるすべてのものになりさえするだろう」　　　　　　　　　　　　　「高等魔術の教義と儀礼」　→当然ながら、僕の好きなモローを始め、ボッシュ、ゴヤ、ヒュースリなど、絢爛たる画家の作品が並ぶ。　Ｐ．２０４のウィリアム・ブレイクのインクと水彩で描かれた作品「大きな赤い竜と海の獣」も印象深い。　まるで11面観音のように、2本の角を頂く人間の顔を数多く持った”赤い竜”。　これは、サタンなのか。　足元から”海の獣”が同じく数多くの人間の顔で竜を見上げて海面から剣と松明のようなものを突き上げている。　2人（なのか？）の関係はなんなのか、同格の存在なのか、あるいは僕と王なのか。　かのトマス・ハリス「レッド・ドラゴン」は、ブレイクのこの絵の「赤い竜」をモチーフとしていたような記憶がある。　　読み始めなので、まだまだ面白い絵が隠れていそうである。　ＰＳ．さっきこのような文章をＩ／Ｐして、さあ、”日記にかきこむ”をクリックだ！ということで、押したあと、ほっとしていたところ、画面フリーズした。　ということで、上の文章は2回目です。　おんなじ文章2回かくのはめっちゃ疲れる・・・・・・・・・・・・・・・・。　で、今日の気分は”涙君”としました。

  2003.04.14

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• 恒例Ｂｏｏｋ　Ｏｆｆ　＆　図書館。

  につき本日記載予定。あったかくなりましたね。時間作ってあとでかきます！BOOK OFF.ドラえもん、39，40巻。各250円。初版。星界物語。1巻。山田章博。4版。100円（これは1冊持っているが、余りに安く、つい・・）映画スター40年ＰＡＲＴ３、近代映画社、文庫、1986年、100円。図書館。魔術的芸術。アンドレ・ブルドン。詳細は明日（笑）の日記参照。構図の源泉２０、視覚デザイン研究所、2580円。だれでもかんたんスケッチ、船本清司、1400円、マール社。宇宙の起源。魔女狩り。以上2点、知の再発見双書、創元社、1300円＆1400円。急いで内容のみ入れました、やっと。

  2003.04.13

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• リヴィエラを撃て。

  今、読了した。最後の方は、早く続きが読みたくて、うずうずした。朝晩の電車通勤（実質15分くらいしか読めない）と、昼のエルゴメーター（20分）では、この大作を読み終えるには時間がかかった。初版発行は1992年。結構古い作品だが、まったく色あせていない。まあ、骨太な作品ですな。健康診断。66.2キロ（服１．５キロ引き）。体脂肪率が前回（半年前と比べ０．５％上がり。15.3％。体重はまったく同じだったので、筋肉が落ちたか。いかんいかん。昨日は10時ころから飲み会。焼き鳥チェーン店”美濃屋”へゆく。サービスの低下具合に愕然。何回たのんでも注文がとおっていない。ﾉﾝｱﾙｺｰﾙﾋﾞｰﾙが品切れ。前の時と比べ、差があるな、と店員に聞くと、開店時の店員がいなくなったから、とか。客を定着させるため、集中してサービスをよくする戦略か？それはそれでいいが、続けないとだめだよな！？皆んなで怒って帰りました。

  2003.04.12

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• 忘れること。

  孫引きですが・・作家・内田百閒が昭和17年、東北帝国大学（！）で行った公演で、身になると云うことは忘れないと云うことではなくて、覚えたことを忘れる、その忘れた後に、身になる、身についたと云う大切なものが残る。忘れた後から、学問の本筋は始まるのではないかと自分は思う。と言っている。そして、覚えた以上は決して忘れない様にすると云うのは随分けちな話である。と言ってくださっている！！（轡田隆史　「考える力」をつける本３、P60，三笠書房より）これを子供の時に言ってほしかったよなー。小学生の時、学力試験の結果を親と聞きにいって、”この子は記憶力がありません”といわれたのが、いまだにこころのどこかで引っかかっていて、なにかあると、どうせ僕は記憶力ないし・・・とすねてきて何十年、なわけだが、やっぱり大作家は感覚がちがうな！と感心しました。久しぶりに体重が68キロを切った！！最近あたたかいから、昼間のエアロバイク、効果大なのかもしれん！！今日も”リヴィエラ”を読んでいる。だいぶ大詰めに近づいてきた感じだ！さすがに噛み応えのある大作！という印象。しかし、世間的には古い作品なんだろーなー・・ああーーーー！800番！！自分で踏んだ・・・。がく・・・

  2003.04.10

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• 引き続き松本零士。

  で、松本零士といえば、僕らの世代には多分特別な思い入れのある作家であろう。多分今の”ガンダム”に相当するような位置にヤマトはあった。その流れで９９９は”無理やり”人気でたような（語弊ありますが）感じでとらえてました。人気あったマジンガー系列３部作のあと、日曜7時アニメでダンガードAがあったのもその流れだと思う。そんな引き続きの流れのなかで、個人的に25年近くﾌｧﾝｸﾗﾌﾞに入っている、一般にはマイナーなアニメ”ｽﾀｰｼﾞﾝｶﾞｰ”に出会えたのである（活動は最近あんまりですが・・すいません）。そんな意味では松本零士氏にもなにかと思い入れある。だけどあんまりマンガ読んでなかったんですな。９９９の2巻も未読に近かったし。まあ、25年目の出会っってやつでしょうか（笑）。

  2003.04.09

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• 今日は松本零士。

  ７日の夜は、会社終了後、長距離ＷＡＬＫ実施した。よく運動不足には、最寄り駅の一つ前の駅で降りて歩け、というのがあるが、それの延長版。これがかなりセコイ。名古屋駅から栄という名古屋地区で一番の繁華街まで歩くのだ。これが遠い。片道３５分、往復７０分、早足で。なぜそんなにあるくのか。恥ずかしながら、経費節減！地下鉄代節減と、”栄まで歩いたら、浮いた地下鉄代くらいまでマンガ買ってヨシ！！”という自分への条件付けのためである。勿論、からだのためにヨイ、というのもある。だが、どっちかというと、カネの無い自分がカネを使うためのいいわけの部分が強い。とまあ、せこいいいわけは措いておいて、名古屋のまんだらけ。本店は東京にある古本マンガ専門店である。ここが結構安いのだ。Ｂｏｏｋ　Ｏｆｆより安いくらい。かつ、マニアックな本が集まっている。で、今回の釣果。銀河鉄道９９９　第二巻（少年画報社ＨＩＴ　ＣＯＭＩＣＳ）Ｓ５２印刷初版を２５０円で。これで全１８巻中、１－１３、１５、と揃った。ただ、長編の場合、終わりのほうの巻のほうが入手困難なので、残りを揃えるには相当長期戦となる覚悟が必要だ。いずれにせよ、なんかないかな・・と思って本屋にいくのって、けっこう楽しいものですな。

  2003.04.08

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• 祝、誕生→アトム。

  今日はアトムの誕生日。各地でさまざまなイベント等あったようだが。個人的な感想でも書かせて頂くことにしたい。同世代のなかで、僕は特にアトムに造詣（笑）深かったと思う。小学校時代は手塚治虫は、超流行作家ではなかった。もちろん、ブラックジャックや三つ目がとおるなど、話題作はあった。だが、アトムが子供の中での話題になることはあまりなかった。そのころ、朝日ソノラマで新装版としてアトムが刊行開始され、僕は毎月購入した。友達で、アトムの話題に乗ってくるヤツはだれもいなかった。一人で読んだ。よんでよんで、よみまくり。毎日読んだ。これは、小遣い600円、まんが、320円（だったか？）位で、これを買ったら、もうほかになにも買えなかったことと関係している。もう、買ったらそれを読むしか、読むものがないのである。弟は”ドカベン”だ。毎日読んでいると、いろいろなことが見えてくる。手塚氏の後書きや、いろいろなコメントから、アトムという漫画の周り、ブーム、ブームが去った今（そのときの”今”ですが）、作品に対する思い、などなど。もちろんアトムの絵ばかり描いた。そのあとでた、新書の”漫画の描き方”という手塚氏の本も買った。子供だった僕にとって、初めての新書購入だった。中学生になって、手塚治虫漫画全集が刊行されだした。小遣い3000円にUPしていた（！！）僕は、毎月400円ｘ4冊、都合1600円もの出費で毎月買った。だが、高校生になるころ、手塚氏の”おとなまんが”称する部分にどうしてもなじめない自分がいた。”劇画”に対抗して氏が大人雑誌に発表した作品群、ﾋｭｰﾏﾆｽﾞﾑ、などと称される作品群にだ。とにかくアトム、リボンの騎士、Ｏマン等、子供向けのマンガが好きだったのである。”ファンタジー”好き、といってもいいかもしれない。リアルな現実を描いた作品は、娯楽とはならなかった。こういうのが、ホントの作品なんだろうな、と思いつつ、心から楽しめない自分がいたのである。自分の中で、なんだか氏を裏切ってしまったような、気持ちがした。－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－アトム誕生、2003年4月7日。1952年に約50年後と設定したもので、その約25年後にテレビ放映されたﾘﾒｲｸ版である”ｼﾞｪｯﾀｰﾏﾙｽ”では、マルスは2015年生まれとなっている。どれくらいでロボットが生まれるかのニュアンスを調整したもので、今の状況からすると、2015年にはある程度のロボットが出てきている可能性があるとおもう。いろいろ思うわけだが、アトム、祝誕生。

  2003.04.07

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• 恒例、ＢＯＯＫ　ＯＦＦ。

  もはや定番となった土曜のBook　Off詣で。行っている店は同じなので、行きながら自分でも今日は買うものないかも・・とおもいながら行っている。でも今日も収穫あり。2001年発行、私のＭｏｓｔ　Favorite　漫画家、山田章博画伯のﾛｰﾄﾞｽ島戦記、ファリスの聖女　Vol.2、定価980円を100円でGET.いや、先生にはなんだか申し訳ないが（ファンなら定価で買えよ！）、安かった。思ったとおりのすばらしい絵満載で、これなら1枚の絵で100円の値打ちあり（って、それなら定価でかえよ！！）。かずかずの自分への突っ込みを行いつつ、残業ないし、仕方ない、と自分に言い聞かせる私であった。しかし、山田画伯はドラゴン描かせたら、今世界で絶対5本の指に入るのではないか。本書でもすばらしい古代龍を現出させてくれた。流石、の一言。中表紙にもｹﾙﾄの動物模様の系譜とおぼしきかっちょいいデザインが。日本人で最も妖精心を感じさせる氏ならではの1冊である。・・歩いていたら、よくいくおもちゃやで”店内全品七割引き”の張り紙が。そのときは入れなかったが、このあとどうも廃業するらしい。仮面ライダースナックのカード欠番をそろえたカードショップのある店でもあり、なんだかとてもさみしい。やはり小売業は厳しいのだな、と実感する事件だ。ありがとうポニーランド。

  2003.04.06

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• あーつかれた。

  いや、初心者は大変だ。昨日の晩からいろいろページを見てたら、いきなり画面がダウン。っこりゃーなんかやばいページでも見てウイルスとかなんとかで機械がぶっこわれたのかもしれん！！！？とびびっていろいろさわりまくり。けっきょくわからずがっかりして寝てしまう。今朝起きて、見たらやっぱりだめ。がっかりして再び触りまくること約1時間。だめだめだめだめ・・・んんーーーと、最後に接続を見たら、そこでした。あーやっとつながった。なんやったんやこの数時間（怒→自分に）ワシのあほ！！！そうか、4月7日はアトムの誕生日か。じゃあ、今日くらいは天馬博士、がんばってますね。飛雄！もうすぐ復活だぞ！という感じでしょうか。

  2003.04.05

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• 

  今日飲み会。

  　　　　　　　　　　　　　 　　　　添付の絵はよっぱらった気分を表現したものだ！！って、単に酔って線が引けず、色でごちゃごちゃしただけなんだけど。後輩に第一子誕生。男子。おめでとう。いまさらながら、高村薫　”リヴィエラを撃て”を読み始めた。今まで読んだことのなかった作家だが、アイルランド、ダブリンの雰囲気が今読んでいるケルト文化とたまたまジャストミートしてしまい、妙に感情移入して読み進め中。昔いっしょに仕事をした、商社の男がアイルランド出身といっていたのを思い出した。　　　　　　

  2003.04.04

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• 聖なる創造、聖なる戦い。

  トールキン小品集、読了。一般にハイ・ファンタジーと呼ばれる”指輪物語”のような現実とは違った世界の創作、芸術活動を、神によって作られた現実の世界の創造になぞらえ、トールキンは”準創造”と呼んでいる。本小品集には、彼が自らの芸術観、自ら行っている創作活動をどう捉えているかを、避けられない旅（死）との関係で吐露した作品も含まれている。その作品の中で、主人公は自ら”準創造”した自らの王国へ死した後行き着く、という芸術家としての報いを得る。現実世界ではその作品はあくまで”準”であり、どれほど希求しても現実にはなりえない。しかし、厳しい現実の中で、時間を見つけ、雑事に追いかけられながら行った”準創造”は、死後自らその中で、自ら創造したものに出会える、という形で報いられる、というのが、トールキンが自らの活動に対して持っていた意義付けだったのであり、そしてその意義付けは、すべての表現者にとって非常に勇気付けられるものである。女性は子供を文字通りの意味で創造できるが、男は文字通りの意味で子供を創造できず、それはすごくつらいことだ、だからなにかを造りたい、表現したい、という気持ちは、僕の中で昔からずっとあった。トールキンのこの考え方に、約２０年前に接して、自らのささやかな表現活動のどこかよすがとしてきたのだった。そのことをひさしぶりに思い出した一日であった。そのような意義付けと、根っこの部分でいっしょだなと思ったのが、2日付け読売新聞の俳人森澄雄氏の一文だ。”俳句もまた生命を運ぶ営み、今の一瞬に永遠を言いとめる大きな遊びです”と氏はいう。ちっぽけで、過ぎ去る存在である人間であることを強烈に意識しつつ、だからよけいに俳句という創造に永遠を織り込もうとする、これは死後自らの創造したものと出会うことを報い（目標）としたトールキンの考え方と、同じではないか。我おもう故に我ありところてん　（本日気に入った俳句。作者名がどうしても入力できず。すみません）

  2003.04.03

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• 

  立ち読み。

  約２H。疲れた。白洲正子の生い立ち本、赤瀬川原平のルーブル美術館ちょっとかわったところ探すぞ本、北斎本など、いわゆるムックといわれる本を読む。すぐ影響されるので、日本の伝統美に惹かれ、ルーブル美術館に行きたくなり、北斎みたいな絵が描きたい、などと夢想する。→単純バカなんだけど、幸せな時間かもしれない。引き続きトールキンを車中で読む。すばらしい。額に妖精女王の星を付け、自由に妖精境に出入りできるかじやの話。帰って今週のガンダム、新日本プロレス（名古屋大会）のビデオ。AKIRAの頑張り光る。エンセン結構馬力ある。小原のしゃべりは聞いていてハラハラする。っさすが初代タイガーの動きはいつ見ても華麗。・・・といったような感想を持つ。ガンダムもじっくりみると面白いね。

  2003.04.02

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• ペンタブレット。

  というものがあるらしいですね。マウスではなく、いろいろペン感覚で描けるとか。ぜひほしい、と思っていますが、なかなか財政事情が許しません。なにしろ残業０（仕事は∞）ですので・・・。

  2003.04.01

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• J.R.R.トールキン。

  の小品集（農夫ジャイルズ（？＝読んでると云いながら、現物がないので、自信ない・・）の冒険）を読んでいる。存在はしっていたが、なかなか読めなかった本だ。さすがトールキン、ぐいぐいと独自の世界に引き込まれる。挿絵が又いい。英国伝統っぽい物語説明絵、という雰囲気がいい。僕の好みの竜が出てくる話なのも嬉しい。確かに小品だが、久しぶりになんだか豊かな気持ちになりました。やっぱり物語には、いい挿絵があると楽しいですな。あと、名古屋は桜場所によっては満開です。今週末が花見ピークかな・・。

  2003.03.31

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• 

  またBOOK　OFF。

  またまたいっちゃいました。BOOK　OFF.またまたマンガ。キテレツ大百科①．２００円、藤子不二雄。今は多分絶版なので、うれしい。モロ子供向けだが・・１９７７年初版のものを１９９５年印刷で。あと、幸田露伴、”幻談・観画談、他三篇”岩波文庫。定価４６０円を２５０円で。この値段はBook　Offでの買い物としてはかなり思い切った値段（笑）だ。ふつう文庫は１００円と決めている。ただ、岩波はBOOK　OFFではあまり安くならないし、余り置いてない。「このくらい洗練された日本語はない」という惹句と、その他三篇の中の”魔法修行者”という題名に惹かれて、購入。最近露伴とか、古い日本語に興味があるのである。

  2003.03.30

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• 桜ちらほら。

  咲き出しましたねー。花の散っていない今が一番ういういしくっていいような気がします。今日は次男（５歳）がはじめて補助輪なしで自転車に乗れました。腰いたかったけど、うれしいものですな。ふらふらしている横で、三分咲き位の桜の列（並木ってかんじではないけど）があって、まあなんとなくよかったな、という。いやほんとほっとしました。

  2003.03.29

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• ランキング好き。

  自分の中でランキングつけたりするのが好きだ。いまなら、車。僕の勤める会社は某自動車会社と関係がある都合上、これまでは通勤にも、社宅の駐車場へおくのもその自動車会社製でなきゃだめ、という規則があり、それ以外のﾒｰｶｰの車は、単なる別世界の乗り物だったのだが、この４月から、その規制が解除になる。だから、というわけでもないが、まあもし次に買うのなら、どの車がいいかな、とランキングつけるわけだ。これをやると、新聞広告や折込広告でけっこう楽しめる。最近のスモールカーブームで、安くて結構デザインの面白い車があるところもいい。で、今の自分ランキング。１位は、NEW　Mini。色は悩むが、Body黒がｸﾞﾘｰﾝ。天井白。値段は２００万超か？→値段はあんまり気にしない。実際に買うかどうかがあまり関係ないからか・・・２位は悩むが、マーチの日産内ガレージ版みたいなやつ。雑誌で見たが、名前覚えられなかった。これもフロントグリルの処理がNEW　Miniっぽい。１５０万円くらい？？３位は・・・IST・・かな？色はやはり黒。この車のタイヤの大きいデザインはすばらしいと思う。番外で、アルト（軽）。OLD　MiNIを大きくしたようななんちゃってMiniがありますよね。OptionもなんちゃってMiniであるために意識したものが多い。これをFull　Optionで、色はBody：赤、天井、やはり白でしょう。これは、Full　Optionだと１５０万くらいか？？色を別注すると結構高くなるかも。その他、New　Beetleも結構すきである。僕の場合、車はそりゃパワーとかあったほうがいいが、まあ動けばいいか、という面も強い。だから、上記ランキングは、機能より、所有の楽しさ、みたいなもの＋実際に手の届きそうなモノが無意識に選ばれたようだ。しかし、Miniの呪縛＋黒い車好きの特徴が顕著である。昔から、大きくなったら絶対白い車を買うのはやめよう、と固く決心してきた。そしてそれを実行し、今までの車はすべて黒。香港人の客を乗せたとき、”なぜ黒なんだ？？”と聞かれたけど。子供のときは、ほんとみんなが強制的に白い色を選んでいる気がして、ホント嫌だった。それは、現在の”ｶｯﾀｰシャツはできるだけ白を着ない”という勝手なこだわりと、根っこは同じなような気がする。なんか、制服、強制、とかがいやなんだよな。　

  2003.03.27

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• 仮面ライダー５５５．

  平成ライダーは全部見ている。クウガが始まったとき、違和感があった。見ているうちにのめり込んだ。怪人の造形が、物語が、アクションが、映像が、すべて進化していた。アギトでは、複数ライダーに出会った。ライダー物語の王道ではあるが。バンダイさんはじめ、おもちゃも乗っている。ﾗｲﾀﾞｰの物語が、神話に変化していた。龍騎ではおもちゃ代がかさんだ。ﾃﾚﾋﾞﾏｶﾞｼﾞﾝとテレビくん、2つのテレビ誌とのコラボレ、読者限定どでかフィギアもすばらしい。怪人の影は薄かったが、その分13人のﾗｲﾀﾞｰで楽しめた。怪人好きの僕はその部分ちょっと物足りなかったが。そして５５５．ベルトをつけるとまあだいたいの男性がﾗｲﾀﾞｰになれてしまう、という部分は、考えてみると今までにない設定なのである。ライダーの道具化。一見ﾗｲﾀﾞｰであることが、軽く扱われているが、それをどうゆり戻していくのか、また怪人の正義の味方化、こういった部分が新しいライダー物語を形作っていきそうな感じだ。なかなか期待できる。なんだか最近漫画とかのことがおおいな。疲れているのかも？？

  2003.03.26

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• 未来少年コナン。

  宮崎駿監督、祝アカデミー。宮崎監督といえば、ハイジとコナン、あとルパンかな、僕の中では。まあ、古いということですな。あと白蛇伝はちがったかな？赤毛のアンにも少し噛んでたような。（場面設定だっけ？）その中で、コナンには思い入れがある。ＮＨＫで30分フルに楽しめたのもよかった。そのころのアニメが、個人的には一番楽しめていた。ﾍﾟﾘｰﾇ物語。ＳＦ西遊記・ｽﾀｰｼﾞﾝｶﾞｰ。どちらかといえばマイナーだが、大好きな作品ばかりだ。そのあたりから、アニメ好き、マンガ好きとなったような気がする。そんなことを思い出した受賞だった。

  2003.03.25

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• 100円SHOPの誘惑。

  昨日、100円SHOP2軒ハシゴ。感動した。えらいことになっている。今回行ったのは、オレンジとダイソー。前に日記で書いた100円ｼｮｯﾌﾟとは別の店だ。多分立地条件により、微妙に品揃えが違う。今回はまず”井村屋の肉まん”4個入り（冷凍食品）。これが100円。安くないですか？？？因みに別のスーパーで見たら、アンマンだったが、198円（特価）。多分普通なら228円くらいなのでは！？その他、食品、パン、お菓子等の品揃えが充実。これで野菜があれば普通のスーパーとあまり変わらない。文房具の充実もすごい。今回はまんがや文庫本のビニールカバーを発見。各10枚程度はいっており、コンビニのおにぎりのようなスタイルで本がカバーされる。古本マンガを購入しているので、ありがたい。早速ドラえもんに装着。以上2点が今回の白眉（笑）であったが、ほかにもカップヌードル等、いつも100円なのはありがたい。って、Ｂｏｏｋ　Ｏｆｆや100円ＳＨＯＰ等、系統の似た話ばかりしているな・・・・まあ、根が”おばはん”なのかもしれません・・・

  2003.03.24

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• 感謝、５００HITS。

  こんなページに皆さんご来駕賜り、なんと５００HITS。→半分くらいは自分かな、という気はしますが（笑）。本当に皆さんありがとうござりました。ただただ感謝、です。昨日はBOOK　OFF　Day.惑星ロボ　ダンガードA(笑）　2巻　200円（定価400円）。萩尾望都　半神　小学館漫画文庫　100円（定価580円）。浦出善文　英語屋さん　ソニー創業者・井深大に仕えた四年半 　100円（定価660円）。： 集英社 新書割引券50円使用、計362円。まあ、マンガ一冊の値段で3冊ですから。英語屋さん”はちょっと気になっていた本だが、100円だったので。 　以上の本を購入。ﾊﾘｰﾎﾟｯﾀｰは定価3800円が3050円だった。

  2003.03.23

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  ぱるけえすぱーにゃ。（絵付き（笑））

  　　　　　　　　　　 ・・・と称する、三重県志摩にある遊興施設をご存知だろうか？昨日いった。ＪＡＦ会員は入場料4割引、ということで行ったのはいいが、行きは高速が事故で閉鎖、都合4時間半も名古屋からかかりふらふら。行ったらいったで、ＪＡＦの会員章が去年ので、必死で説明して入るし（一応年会員）、で、けっこう大変。まあしかし、南欧の雰囲気はよいですな。行ったことはないが、行った気にはなる。まだ冬だからか、客は比較的少なく、頭の中で、日本人観光客がいっぱいきているな、スペイン、とｼｭﾐﾚｰｼｮﾝチェンジして（苦笑）、楽しみました。個人的には暑くて、待つのが嫌いなので、デズニー（笑）、とかはいやなんですが、昨日は待ちも少なく、涼しくて晴れていて、風なし、という理想的な条件だったので、それほど疲れず。しかし、これだけの客で、大丈夫なのかな・・あ、一番はじめは今日作成の”鹿”です。いきなりですみません。

  2003.03.22

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• ヘレンケラー。＆犬夜叉。

  ちょっと堅苦しい、偉そうなこと書いてしまいますが・・・読んでいたホンで、ヘレンケラーがもし3日間目が見えるようになったら何が見たいか、ということを書いていて、1日目は、彼女の人生を価値あるものにしてくれた親切で献身的な人々を見たい、と思った。友人たちを訪れ、長い間じっとその顔を見つめていたかった。赤ん坊の顔も見たい。人から読んでもらった多くの本を自分の目で確かめたり、愛犬たちの忠実な目を見つめたかった。森の中を長い間散歩もしてみたかった。2日目は、朝早く起きて、夜明けの景色を眺める。それから、いろんなものを作り出した人間の進歩を見るために博物館へ行く。美術館へ行って、絵画や彫刻について研究し、人間の魂を探る。夕方になったら、偉大なプリマ、パブロワの優雅さを見るために劇場へバレエを見に行く。3日め、再び夜明けに挨拶を贈り、自然が発する美の新しい黙示を発見しようと努力する。最後の日、彼女は人間たちが働いている、人間の溜まり場で過ごす。人々が忙しく行き交う街角に立って、さまざまな顔を見つめ、そこのどんな表情があるかを見て、彼らの日常の生活を理解しようと努力する。苦悩や哀れみを誘う原因を理解するため。スラムや、工場や、公園であそぶ子供を見ながら、ニューヨーク市中を廻りたい。そして最後の夜は、人間の中の喜劇的要素の意味を探るために陽気でおかしなコメディを見にいきたい。そして、明日自分の目が見えなくなるかもしれない、と思って自分の目を使え、といっています。（人生を楽しむ、創元社、Ｗ．Ｃ．アルバレス、初版１９７１）自分の中で、大切にしたいものや、重要なモノはなにか、それを大切なものとしてキチンとつかんで、すごさねばならんな、と柄にもなくちょっと考えさせられました。固くてスンマセン。あまりに固かったので、犬夜叉に関してちょっと。個人的にはうる星（初心者にこれは”うるぼし”ではなく”うるせい”なんだ、と説明したのが懐かしい）スタート時（正確にはコミック２巻からだからちょっとあと）からのファンなのですが、まずあの線が好きですな。一瞬しろうとっぽいが、実は魅力にあふれた線。これがデビュー当時から途切れることなく続いている。それに対し、鳥山明は、絵が少し変わった。が、それも魅力的だが。らんまはちょっと途中で疲れたが、犬夜叉はコミックス出るたび買っている。やはりキャラクター造型が絶品だ。犬夜叉でイイのは、やはりサブキャラ、敵キャラの充実だ。妖怪好きの僕に、ジャストミート（笑）なモノたち。特に気持ちわる系の妖怪は好きである。うまく処理してある。よく、昔はアシスタントの描いた絵があまりに作者と違って、気が散ってしかたなかったが（注：別の漫画）、犬夜叉はあまり気にならない。妖怪が大量におそいかかる場面等、やはり日本のマンガ力はたいしたもんだ、とおもうのである。

  2003.03.21

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  薔薇の木に。

  薔薇ノ木ニ薔薇ノ花サク。ナニゴトノ不思議ナケレド。　　　　　－北原白秋当たり前のこと、平凡なことをしっかり見つめて、感じる。それが、日々を生きるコツかもしれませんな。 今日のパソ画。女魔法使い、ということで。

  2003.03.20

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• 超節約。

  しかし、金がない。のっけからこんな書き出しで恐縮だが、しかしとにかくない。で、仕事中は家から持ってきたペットボトルの紅茶（350ＭＬ）とウーロン茶（３５０ＭＬ）を飲む。昨日はこもり仕事をし、途中で飲み物不足になってしまったので、今日は５００ｍｌのボトルにウーロン茶をいれ、いつもの３５０ｍｌにはコーヒーと紅茶、という”いろんなドリンクがぶがぶ体制”で臨んだ。それから、あまりに寒かったので、ユニクロで買ったフリースひざ掛けを持参。また、長期戦を覚悟、金がない、の定番フレーズとはうらはらに、コンビニにて、”シスコ・ココナッツ・サブレー”までも購入、まさに”ドンとこんかい、仕事！”という感じである。しかし、つい行きの駅で見かけた”犬夜叉”29巻も買ってしまう。やはり、ＡＢ型、金あると我慢できない。・・・で、今日はＨａｐｐｙなことに、10時には終了した。さすがに５００ｍｌのペットボトルはのみ応えがある。すこし余った。→金がないのは、会社関係の飲み会が多いからなのだが、なんとなくそれが理由で楽しくないのは考えモンだ。そう思って、使う金を減らすようにしている。気がつくと口に2粒放り込んでいた、フリスク　あるいは　フリスク　ガムも我慢している。はじめはつらいけど（笑）なんとかなるね。

  2003.03.18

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• うーん、仕事した。

  今日は仕事した。昼13時から夜1時まで、こもりっぱなし。今いる事務所はプレハブ！なので、寒いサムい。今日やったしごとは、年に2回、定期的にくる仕事で、毎回夜の2時や3時になって、ふらふらになる。今回は日曜にすこし下準備したので、気分的に少しだけ楽だった。いやなことには、意識してぶつかることが必要ですな。しかし、寒かった。

  2003.03.17

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• 文具道楽。

  文房具にはちょっと贅沢している。もともと僕は形から入るタイプで、なにかやるんだったら、道具からそろえてしまえ、ずーーーっと前からやっている人間みたいな格好してしまえ、そのうち中身もついてくるワイ、と思っている。そういった意味では、昔バイクをスタイルだけで、購入、納入されてはじめて２スト車と知ったり、スクーターでレーサータイプのヘルメットをかぶったり、ということもあった。で、文房具なのだが、一番はじめは、モンブランマイシュターシュテックというシリーズで一番太いタイプ。これを雑誌で読んで、文豪達の支持率が一番高い、などと書いてあったため、そうか、文章書きたかったら、この万年筆を持っていなければナランワイ、というコンコロモチになってしまった。冷静に考えれば、そんなもの筆記具が変わったとて、書く内容が変わるわけがない、という理性の声が聞こえる。だが、とにかくデザインが良い。モンブランの山の雪をかたどったというﾓﾝﾌﾞﾗﾝ製品の象徴、白い星印が、漆黒のBODYに映えて、なにやらタダモノではない雰囲気があるではないか。もっただけで、過去の大作家の霊が指先に乗り移りそうではないか。（以下つづく）

  2003.03.15

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