読書。
西東三鬼全句集より(孫引きですが)。「中年や遠くみのれる夜の桃」「おそるべき君等の乳房夏来る」石田衣良氏のお勧め本から上の句を知った。文章の達人は、良い本、良い文章に、当たり前だが嗅覚がずば抜けているようだ。最近は30代までのフィクション好きがなぜに、というくらいノンフィクションやノウハウ本、情報がつまった本に走っているが、たまにはフィクションも読みたいな、と思った。ル・コルビジェの全住宅(TOTO出版)なんかもぜひ手にしたい。あ、これはフィクションではないな。やっぱり情報本ついている、という傾向はあるようだ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー一週間に見るTVが1.5時間、ライダーに戦隊にウルトラマンで、どうよ?おっさんとして、ということは、前書いたかもしれないが、まあ、我ながらここまで極端だとある意味お見事、というか、そんな気もしてくるのである。TVCMを作りたくて、広告代理店の門を叩いて開かなかった男が、ですよ?となると、わずかな映像に、いろいろ考えてしまうのである。最近は3年の次男の学校生活で、戦隊ものがどうか、という話題になっているらしい。あったなあ。僕の場合はグレンダイザーだったなあ。見ている人はあんまりいず、黙ってみてたっけ。なつかし。